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 10月24〜31日に20年ぶりにニューヨークを訪れました。
1980年代の半ば仕事で3年半滞在し、現地生活を体験したので、退職後もう一度ゆっくり訪れてみたいと考えていましたが、4年前のあの9月11日テロが勃発し延び延びになって、今回ようやく所謂”センチメンタル・・・・・”が実現しました

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10月28日 セントラルパーク

写真9 マンハッタン北部中央に位置する長方形(南北4km、東西800m)の巨大な公園。 公園の一部には博物館、美術館等が建ち、周囲はビルやマンションで囲まれている。園内は池あり、広場あり、鬱蒼とした森がありで、多くの種類の野鳥が観察される。

写真10 Red-tailed Hawk(アカオノスリ)  公園中央西側の入口をすぐ入ったところにジョンレノンのimagine の文字のモニュメントがあり訪れたが、その横の木になんとタカが止まった。慌ててカメラを取り出し、かろうじて撮ることが出来た。同公園内には本種は多く、他にハヤブサの仲間も時々見られるとのことであった。

写真11 Eastern Screech-Owl(コノハズクの仲間・アメリカオオコノハズク) 公園中央にRamble(散策)と呼ばれる自然林(元は人工林)に近い丘の一画があり、双眼鏡や望遠レンズ付カメラを持った鳥好きの愛好者がウロウロしていた。枯木の洞(うろ)にスッポリ収まっていて、近くの人から指さされるまで全く気がつかなかった。

写真12 Common Grackle(オオクロムクドリモドキ) 日本にはこの種はいない。 落葉に潜むむしを食べているようだ。

写真13 European Starling(ホシムクドリ)


10月30日 コネチカット州 オデュボーンセンター

写真14 ニューヨークに在住している友人M氏の案内で、隣のコネチカット州グリニッチの Audubon Center を訪れた。ここは全米最大のの野鳥保護団体である Audubon協会が初めて創設したサンクチュアリで南北
1.5km、東西1kmの広大な土地を寄付により入手し、1942年に開設された。丁度タカの渡りのシーズンで日本と同様熱心な愛好者が次から次へ現れるタカを種類別にカウントしていた。このようにして全米各地のデータが集められてネット上で共有されるのである。

写真15 Red-tailed Hawk(アカオノスリ)  尾端が赤色なのが特徴

写真16 Red-sholdered Hawk(ノスリの仲間・カタアカノスリ) 肩部分が赤色


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