コハクチョウと初日の出

−平成19年元旦の草津市志那浜−

山本毅也

 平成19年元旦早朝草津市志那浜をNさんと初日の出とコハクチョウの飛来を撮りに訪れた。天気は晴天、気温マイナス1.5度。

(6:48写真1)

(7:01写真2)

(7:11写真3)

 昨年秋の湖南地域へのコハクチョウの訪れは去年と同様、通常より1ヶ月以上遅れ12月下旬になってやっと定着し、年末には40〜50羽に達した。

 この日朝6時48分に現地に到着したが、既に4羽のコハクチョウが薄暗い湖面に浮かんでいた。昨夕は3時半に全て飛び去って志那浜泊まりのコハクチョウはいないはずなので、第一群は早朝にどこからか飛来したようだ。(6:48写真1)

 日の出予定時刻は7時4分なので湖岸道路を横切って東側の平湖近くに移動し、
赤く染まった東の空からの初日の出を待った。(7:01写真2)

 7時10分ついに近江富士(三上山)よりやや東南方向に太陽が姿を現した。去年に続き今年の元旦も晴天に恵まれた。今年もついてるぞ!!  (7:11写真3)

 太陽の上空に鳥のシルエットを捕らえた。拡大してみるとダイサギかアオサギで今年最初の飛行であった。(7:11写真4)

(7:11写真4)

(7:14写真5)

(写真6)

(写真7)

(写真8)

(写真9)

(写真10)

 初日の出を撮り終えて志那浜に戻ると、すでに第二群(7:02)、三群(7:12)が飛来し湖面には30羽が浮かんでいた。(7:14写真5) なかなか二兎は追えないものである。

 7時15分第四群6羽が突如西正面から現れた。少しもやっているせいか相当近づかないと飛来に気がつかない。発見直後の写真6から着水の写真10までたったの5秒間であった。今朝は無風なので、コハクチョウは旋回せずに直接着水するのでもったいない。しかし朝陽に映えた比良山をバックにコハクチョウが撮れたのは幸いであった。

(写真11)

(写真12)

 お馴染みのユリカモメも活動を開始した。(7:25 写真11、12)

(写真13)

(写真14)

(写真15)

コハクチョウの第五群4羽がやってきた。(7:32 写真13〜15)

(写真16)

(写真17)

(写真18)

 湖面のカモ類はオナガガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ等で大半がオナガガモであった。(7:39 写真16〜18) 

 8時過ぎまでに40羽のコハクチョウを確認して帰路についた。今年も慌しい一年になりそうである。

*写真の番号でクリック文字の所は別画面で拡大写真が見られます。戻る時は別画面を閉じて下さい。


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