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平成24年3月

(No2)

3月16日 40年来の蝶友Y氏が11年前に東京から石垣に移住して以来、当地は数回訪れている。氏は昨年バンナ岳の麓のバンナ公園内に沖縄県立「世界の昆虫館」を立ち上げ、 無給で館長として奉仕活動を続けている。今回の石垣訪問の主たる目的はこの博物館の見学と数年前に小生が西表島で偶然採集した迷蝶「ヒイロシジミ」を同館に寄贈することであった。

バンナ公園

 バンナ公園にあるツツジ科の貴重種で西表・石垣島の固有種「セイシカ」の花が丁度 満開だった。

同アップ

3月17日 最終日は市街地から近郊の平田原の田んぼでシギチ・クイナ類の観察と北部海岸 沿いの米原でカンムリワシの狩の現場に出くわした。

シロハラクイナ、沖縄では普通種

嘴がやや太くまっすぐ、脚が黄色いことから迷鳥のカラフトアオアシシギと思われる個体を発見。

米原付近の県道79号線を車で北上中、小型トラクターで田起しをしている畑の脇の木 に止まっているカンムリワシを発見、観察開始。


突然飛び立ち掘り起こされた畑に突進した。

土から出てきた1m余の蛇の頭を嘴で銜え、胴体を右脚の鋭い爪で押さえた。

1分20秒後、頭部から飲み込み始めた。


1分35秒後、しっぽを残しほぼ飲み込み終えた。


その後40秒後に現場を離れ近くの樹木に飛び再び監視を始めた。後日Y氏に確 認したところ、八重山諸島の固有種のナミヘビ科ガラスヒバァ(毒蛇)と分かった。

                                                以上。



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