Lady Harkenだ、連続となるがよろしく頼む。
さて、日曜日だな。今日は朝から雨だ…あの馬鹿は、雨の中出かけるのがとことん嫌いでな、
当然の様にどこにも出かける気は無かったらしい。もっとも晴れていたとしても、
どこかに出かける用事など、無かったのだがな…成人病の一歩手前か(ボソ)…
IZAYA殿の憔悴ぶりが、あからさまに見て取れるということは、
恐らく昼間はひたすらマグ育てだったのだろう…2体の「バーナ」がLV200になった様だ。
私の赤いマグはFoster殿に預けているのだが、これはどうも後回しにされているらしい…
まあ、今はAisha殿より譲り受けた「バイラヴァ」を、私が「アプサラス」に変化させ背負っておるゆえ、
とりあえずはよしとしよう…まずは「大鎌アズラエル」を手に入れることが先決だ…
11時、いわゆるテレホタイムとやらになり、私はかの地に降り立った。未だ顔見知りの到着せぬロビーで、
宇宙空間の向こうに座する青い星を見上げてなどいたが、いささか退屈であったので噂の新クエストを試してみた。
あれだ、ヴァーチャルエネミーをどれだけ倒せるかという奴だが…なにも考えずに入ったのがまずかった。
まず、昨日のヒューキャストに主な武器を殆ど譲っていたので、
手元にあるのは「ショックギガッシュ(無属性)」と「ブランド(無属性)」だけだった。
つまり、銃が無い。結果、ヒルデベアには特攻せざるを得なかった。
次に、ルールがよくわからん。とりあえず倒せばいいのだが、洞窟への道を見つけても、全ての敵を殲滅するまで
森に居座ってしまった…恐らく、あの馬鹿の完璧主義(しかも中途半端な)とやらが伝染したのだろう…迷惑な話だ。
最後に、リタイアしない限り、30分間は拘束されるということだ。
もともと、人が来るまでということで始めたのに、結局こちらが人を待たせてしまった…
すまんな、今後は気をつけるとしよう。最終的に倒したエネミーの数は「283体」…いいのか悪いのかすらわからん…
さて、クエストの途中でMinaduki(アナのことだ)からメールが入っていたので、そちらに向かう。
こやつは最近どうも「変」でな。いや、人のことを「変」等といっては失礼だが…他に表現のしようが無い。
「変」だ。具体的には言わんが少々調子が狂う…、どうも私は人に合わせるのが苦手でな、黙りこくってしまうのだ…
馬鹿が言うには「無理に喋ると"地"が出ていかん」らしいのだが、何を言っているかさっぱりわからん…
やはり馬鹿なのか…?恐らくSara Fならあのマイペースっぷりで、のらりくらりとかわすだろうし、
Aishaなんかは、一緒になって「変」になるだろう…学ぶべきなのだろうか…
「コミュニケーション」とやらを…?どうも、止めておいた方が無難な気もするな…ふむ…この件は保留だ…。
で水無月(Minadukiだな)とでは、いささかレベルがつりあわないということで、
水無月の変わりにpureが出てきた。一見純真無垢な子供だがその実、
深い業を背負っているのかもしれん…いや、独り言だ…気にしないでくれ…
少なくとも水無月ほど「変」で無いことだけは確かだ。
さて、私が部屋を作ったので、森にしか行けなかった。もっともpureのレベルが「2」だったから、
どの道森にしか行けなかっただろうが…とにかく森だ。私のレベルは既に19になっていてな(クエストで上がった)、
補助中心で進むのだが、pureはブーマによく殴られていた。
今思い出してみると、pureがテクを使ったのを、殆ど見ていないような気がする。
フォニュエールに見えるのだがな(本人は男だと言い張るが)、私の気のせいなのか?
まあ、殴り殴られつつドラゴンの前まできたときにはレベル4になっていたpure。
ドラゴンの一撃で即死か?とも思われたが、どうやら耐え抜いた様で何とか撃破するに至った。
途中「王子」と名乗る水無月(皆は「玉子」と呼んでいる)から、わけのわからぬ伝言も入ったが、
おおよそ問題ではなくpureとはそこでわかれた。
そうそう、pureとの会話の最中、私が軽く笑ったのだが、どうもそれが珍しかったらしい…
pureによると、明日は雨だそうだ…
 
 
ん、終わりだぞ…ふむ…淡々としすぎていたかな?すまんな、性分だ…
--by Lady Harken--
ちなみに、次の日は本当に雨だった…予言道理だなpure…
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