私がその人に出会ったのは、Ver.2が発売されて間も無い頃でした。
その日、私は自分で作成した部屋で、人の乱入を待ちつつラグオルに降りていました。
最初に入ってきたのはツンツン頭のハニュエール。挨拶をするものの、返事はいまいち返ってこず、
シンボルチャットを頻繁に出してきます…その人は香港の方で、日本語はわからないらしく、
私はこの空間に若干の不安を感じました。それでも、適当に片言の英語を使いつつ進みましたが、
当然会話は成立せず、徐々に無言に………途中でヒューマの方が入って来ましたが、やはり会話は出来ません。
そうして、しばらく無言で進む中、最後に入ってきたのがその人でした。
シアン一色のレイキャシール、それが私の第一印象。
特に英語力があったわけでは無い…それでも、その人は香港の方に何度も語りかけていました。
おかげで、先ほどまで無言だった空間が一気に明るくなったのを、私は明確に覚えています。
こんな人と遊べたら、きっととても楽しいだろう…そう思って次の日、迷うことなく私はメールを出しました。
これが、私とその人が頻繁に遊ぶようになった馴れ初め…
どちらかというと、冒険よりもチャットの方が長かったと思います。お互いに仕事を持っていましたし、
休日の日もなかなか合わないため、一日に長時間遊ぶ日はほとんどありませんでした。
取り止めの無い話、PSOの話、生活の話、家族の話…いろんなことを話したと思います。
私が、すぐ話を肥大化させたり、突拍子も無い発言をすることから、
私を「はったりフォース」と呼んだのもこの人でした…今までPSOで遊んだ中で、最も充実した時間でした…
季節は移って、夏。「仕事と私用で、あまり来られなくなる」…そう言ってあの人はラグオルから去りました。
「ADSLに変えて、ルータの設定をしている」とも言っていたと思います。
いつ来るかわからない…だから、私は毎日11時にはONLINEに繋いでいました…
が、その人が戻る気配はありませんでした…
時はどんどん過ぎて、私をPSOの世界に引きずり込んだ友人も、ONLINEへは来なくなりました。
徐々に、私の周りの人が少なくなるのを感じていた時期…。
「あの人は、本当に帰ってくるだろうか…?」そんな思いをねじ伏せながら、
しかしどこかであきらめていました。出会いもあれば、別れもある…当然の話です。
あの人が、あのときを境にPSOから引退を考えていたとしても、それはしかたの無いことだな…と…
以前知り合ったアナを介して、Quuさんたちと出会ったのはちょうどこの頃。
恐らく、この出会いが無ければ私はPSOから去っていたかもしれません…
とても楽しく、そしていい人達だと…私の自慢です。
彼女らと遊ぶようになって、PSO日記をつけようと思いました。Quuさんに触発されたのも事実ですが、
この空間を、時間を、どこかに残しておきたいと考えたのが、本当の理由だと思います。
時は流れます…彼女らと一緒に居て、寂しい気持ちは薄れていきましたが、時折、あの人を思い出します。
仕事帰りの電車で…風呂の浴槽で…どうやら一人でじっとしているのがいけない様ですね…ははw。
ちょっと鬱な時期も重なって、周りの人に迷惑をかけたかもしれません…
もっと前向きに…うじうじするのは性にあいません…
いろんなことがありますが、今日も私は元気です。
 
 
 
そして、9月23日…お帰りなさい…
 
 
 
と言うことで、Maryさん復活記念!ちょっとアレで恥ずかしい文章です!!
あ、Maryさんって言っても、Quuさんの「メアリ」じゃないですよ。文中の「あの人」です…
え?良い雰囲気がぶち壊し?…ちっちっち(指を振る)…
こんなこっぱずかしい文書いて、そのまま終われるか!!
まったく、後書きぐらいぶっ壊れた文章書いてはぐらかさないと、次にMaryさんに会うとき、
どんな顔していいかわからないじゃないですか!!ねえ!?(誰にきいてんねん…しかもPSOじゃ顔はわからん…)
ま、まあそんな感じでMaryさん復活おめでとう!!でした。
明日もよい日でありますように…
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