2001/09/23(SUN)

私がその人に出会ったのは、Ver.2が発売されて間も無い頃でした。

その日、私は自分で作成した部屋で、人の乱入を待ちつつラグオルに降りていました。 最初に入ってきたのはツンツン頭のハニュエール。挨拶をするものの、返事はいまいち返ってこず、 シンボルチャットを頻繁に出してきます…その人は香港の方で、日本語はわからないらしく、 私はこの空間に若干の不安を感じました。それでも、適当に片言の英語を使いつつ進みましたが、 当然会話は成立せず、徐々に無言に………途中でヒューマの方が入って来ましたが、やはり会話は出来ません。 そうして、しばらく無言で進む中、最後に入ってきたのがその人でした。

シアン一色のレイキャシール、それが私の第一印象。

特に英語力があったわけでは無い…それでも、その人は香港の方に何度も語りかけていました。 おかげで、先ほどまで無言だった空間が一気に明るくなったのを、私は明確に覚えています。 こんな人と遊べたら、きっととても楽しいだろう…そう思って次の日、迷うことなく私はメールを出しました。 これが、私とその人が頻繁に遊ぶようになった馴れ初め…

どちらかというと、冒険よりもチャットの方が長かったと思います。お互いに仕事を持っていましたし、 休日の日もなかなか合わないため、一日に長時間遊ぶ日はほとんどありませんでした。 取り止めの無い話、PSOの話、生活の話、家族の話…いろんなことを話したと思います。 私が、すぐ話を肥大化させたり、突拍子も無い発言をすることから、 私を「はったりフォース」と呼んだのもこの人でした…今までPSOで遊んだ中で、最も充実した時間でした…

季節は移って、夏。「仕事と私用で、あまり来られなくなる」…そう言ってあの人はラグオルから去りました。 「ADSLに変えて、ルータの設定をしている」とも言っていたと思います。 いつ来るかわからない…だから、私は毎日11時にはONLINEに繋いでいました… が、その人が戻る気配はありませんでした…

時はどんどん過ぎて、私をPSOの世界に引きずり込んだ友人も、ONLINEへは来なくなりました。 徐々に、私の周りの人が少なくなるのを感じていた時期…。 「あの人は、本当に帰ってくるだろうか…?」そんな思いをねじ伏せながら、 しかしどこかであきらめていました。出会いもあれば、別れもある…当然の話です。 あの人が、あのときを境にPSOから引退を考えていたとしても、それはしかたの無いことだな…と…

以前知り合ったアナを介して、Quuさんたちと出会ったのはちょうどこの頃。 恐らく、この出会いが無ければ私はPSOから去っていたかもしれません… とても楽しく、そしていい人達だと…私の自慢です。

彼女らと遊ぶようになって、PSO日記をつけようと思いました。Quuさんに触発されたのも事実ですが、 この空間を、時間を、どこかに残しておきたいと考えたのが、本当の理由だと思います。

時は流れます…彼女らと一緒に居て、寂しい気持ちは薄れていきましたが、時折、あの人を思い出します。 仕事帰りの電車で…風呂の浴槽で…どうやら一人でじっとしているのがいけない様ですね…ははw。 ちょっと鬱な時期も重なって、周りの人に迷惑をかけたかもしれません… もっと前向きに…うじうじするのは性にあいません… いろんなことがありますが、今日も私は元気です。

 
 
 
そして、9月23日…お帰りなさい…
 
 
 


言うことで、Maryさん復活記念!ちょっとアレで恥ずかしい文章です!! あ、Maryさんって言っても、Quuさんの「メアリ」じゃないですよ。文中の「あの人」です… え?良い雰囲気がぶち壊し?…ちっちっち(指を振る)…

こんなこっぱずかしい文書いて、そのまま終われるか!!
まったく、後書きぐらいぶっ壊れた文章書いてはぐらかさないと、次にMaryさんに会うとき、 どんな顔していいかわからないじゃないですか!!ねえ!?(誰にきいてんねん…しかもPSOじゃ顔はわからん…)

ま、まあそんな感じでMaryさん復活おめでとう!!でした。

明日もよい日でありますように…