スカート

大阪文化服装学院指定「創作スカート」課題。1999年11月制作。

学校指定のテーマは「リニュー・モダン」(近代的な新しさ)
前右スカートがマイクロミニのボックスプリーツ。左はロングタイト。
後スカートは、前左スカートと共生地で、右はマイクロミニタイト、左はロングタイト。
素材はダークブルー部分が「ウールギャバジン」グレー部分が「ウールジョーゼット」
左スカートの裏が「ポリエステル・サテン」裏地は「ベンベルグ」。
「近代的な新しさ」から、「制服(ソシアル)」「仕事着(オフィシャル)」「普段着(カジュアル)」の融合。
そこから「現代社会」を、一つの服で表現できうるようなモノを考えた。
1960年以降、日本のファッションはどんどん近代化し、人々は「独自のファッション」を持つようになった。
特に「制服」「仕事着」「普段着」の3つは大きな変貌を遂げたように思う。
その3つに、僕の持つ「他には無い感覚」を織り混ぜるとこの形になった。




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