王玉才
藤永田157 〔王友安(孫)の証言、2006年11月、民権県で聞き取り(張忠杰)〕
・1944年のある日、民権県で息子の王孝書が日本人に拉致されようとしたところを、その父である王玉才がかばって、身代わりになって連行された。
・1945年から数年経っても、祖父の消息はまったく分からなかった。私の父はずいぶん後になって、祖父は日本で死んだかもしれないと、戻ってきた人から聞かされた。父は絶望した。日本政府と企業が祖父を日本でむごたらしく死に至らしめたのだ。
・1944年のある日、民権県で息子の王孝書が日本人に拉致されようとしたところを、その父である王玉才がかばって、身代わりになって連行された。
・1945年から数年経っても、祖父の消息はまったく分からなかった。私の父はずいぶん後になって、祖父は日本で死んだかもしれないと、戻ってきた人から聞かされた。父は絶望した。日本政府と企業が祖父を日本でむごたらしく死に至らしめたのだ。