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奈良三名椿
(白毫寺五色椿、東大寺開山堂糊こぼし椿、伝香寺武士椿) 2002.3.19
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白毫寺 五色椿
白毫寺の五色椿を見にいった。樹齢400年の天然記念物に指定されている椿と知ると、見たくなった。車で行ったが奈良公園からここまでは歴史街道のルートにもなっていて、お天気もよかったので、歩いてくれば良かったなと思った。歩いてやって来る人たちが沢山いた。 山門をあがってお寺に着くと、奈良盆地が見渡せた。
同じ木にいろいろな種類の花が咲いていた。
ある部分に紅、白、ピンクの花が固まっているのならわかるが、結構ばらばらにいろいろな種類の花がついているので不思議だった。
東大寺開山堂 糊こぼし椿
東大寺開山堂の糊こぼし椿を探しに行った。
二月堂のあたりは、お水取りのときとは違ってすっかり春らしくなっていた。大仏殿の裏の道をあがると、もくれんのつぼみがあり、馬酔木が咲いていた。開山堂がどれだかわからなかったので、四月堂の人に聞いてみた。するとその人は、私が糊こぼし椿を探しているのを知っていたかのように、外に出て位置まで教えてくれた。
開山堂の中には入れないので、遠くから見るしか仕方なかった。たしかに紅色に白色のまだらが見えた。お水取りの紙で作った椿と、どうやら関係があるようで、この椿は別名良弁椿とも言われるようだった。奈良の和菓子屋さんではこの時期、この椿の和菓子をおいているお店もあるようだった。
伝香寺 武士椿(モノノフツバキ) 2002.3.20
伝香寺は率川神社の並びにあった。
このお寺は筒井順慶が36歳で郡山城で没した際に、母の芳秀尼が菩提を弔うために、当時景勝の率川にあった実円寺の後を復興し、筒井家の総菩提寺としたらしい。この椿は色まだ盛んな時に、花の花弁のごとく一枚一枚と散り、この散りぎわのよさが若くして没した順慶法印を弔う意味を込め、いつしか武士椿の名になったと伝えられているそうだった。