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唐招提寺 蓮
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 奈良蓮  半八重 戒段前の池に伝わるもの・花弁数が独特
 

本坊と売店横の鉢植えの蓮




 

売店横の池の白い蓮(2004.7)

くせなのか、唐招提寺に行くのに、尼辻で電車を降りてしまった。垂仁天皇陵の辺りを歩いていて、前は西の京の方ばかり見ていたから気づかなかったけれど、西と東を見ると、西に生駒山、東に若草山が見えて、視界の広いことに気づいた。東のほうには、ほるか向こうに東大寺の大仏殿や二月堂、また興福寺の五重塔まで見えた。
唐招提寺の戒壇の前の蓮池に向かった。咲いている花もあったけど、時間がたつと、段々お花が閉じていってしまった。
戒壇を後にして、御廟のほうに行ってから帰ることにした。今日は中国人の団体さんがいた。中国人に唐招提寺の印象とか聞いてみたい気がしたけど、言葉が通じないだろうな思って諦めた。御廟から帰ろうとすると、途中の苔のはえたところで、お坊さんがお掃除をしていて、団体客のバスガイドさんがお坊さんに質問しているのがみえた。そのまま通り過ぎようとしたけど、気になって、私もその輪に加わってしまった。お坊さんは昔のお坊さんのこと、自分の理想のお坊さん像みたいなことを少し話された。まだ若そうなお坊さんなのに、また若いからかもしれないけれど、いろんなことを考えているのだなと感心した。この前から、井上靖の文学全集を図書館で借りてきて、
「天平の甍(天平の甍 ←クリックするとアマゾンのページにとびます) 」を読んでいた。「唐招提寺は好きなので、頑張ってくださいね」とそのお坊さんに、少し無責任なことを言ってしまった。
その後また、戒壇のほうに行ってみた。今は建物がなくなった、戒壇の後を見ていると、なぜか東大寺の戒壇院の四天王のことを思い出してしまった。戒壇の建物はないけど、鑑真和上や留学僧が持ち帰ったといわれる、蓮池の蓮はこれから綺麗な花を次々咲かせていきそうだった。(文 2002.7.11)

*蓮の説明は唐招提寺、本坊に貼られていた蓮の説明を参考にさせて頂きました。