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鹿の角切り 2002.10.13

「奈良の鹿愛護会」のHP  http://www.naradeer.com/index.htm
「愛護会」の鹿の角きりのお知らせのHP  http://www.naradeer.com/event01.htm
私の奈良公園の鹿についてのページ  http://www.eonet.ne.jp/~ttmmatsu/sika.htm

時々テレビなどで紹介されている鹿の角きり。闘牛の日本版というか(鹿は人に向かってこないけど)、カーボーイがロープを投げる代わりに、勢子さんががロープを投げてるのような、そんな感じ。鹿を捕まえるところが、面白い。

 
1.鹿は決まった方向に追いかけられる



  


2.ロープで鹿を捕まえる。(左)ロープ以外に、十字(割り竹を組んで縄を巻きつけたもの)や、だんぴ(竹を輪に組み縄を編んだもの)というう、捕獲具もあるよう。 角切り場には、柱があって、捕まった鹿は柱にたぐり寄せられる。(真ん中) 鹿が柱のすぐ近くまでたぐり寄せられると勢子さんが、まず角を捕まえ、他の勢子さんは、足を捕まえに行く。勢子さんが、角を捕まえるところは、スリリング。


  



3.捕まった鹿にまず神官が水を飲ませてから、のこぎりで角を切る。ここには、ござと鹿用の枕みたいなものがある(左)
 (真ん中)角を切られた鹿が離されるところ。鹿の角は神前に供えられるらしい。(右)

鹿の角切りの行事は、江戸時代に始められてものだそう。鹿は角をきらなくても、春前に自然に落ちるらしく、又生えてきて夏前まで伸びるらしいが、夏にははそれほど硬くなく、夏を過ぎた頃から、段々硬くなってくるらしい。秋には、角が硬くなってくることと、オスの発情期で気が荒くなっていてけんかも多いので、この時期に角が切られるようになったらしい。角を切られえたオス鹿は、カッコウがつけられなくて、少しかわいそうな感じも。早春には、切られた角の先の部分がはがれおちるので、探してみるのも面白いと、アナウンスのおじさんが話していた。鹿が角をこすりそうな、木の根元とかにありそうだから、春先に探してみようと、主人は言っていた。

鹿の角切り場の後に、鹿の資料館があったので、いってみた。入場は無料。鹿の鳴き声についても書かれていた。
 奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき”
と百人一首にあったような気がするのだけれど、確かに秋は鹿が鳴いているのを、よく聞くような・・。
資料館に鹿の鳴き声の区別が書かれていた。(大阪市立大学理学部南正人氏の研究成果を図式化したものと書かれていた。)
 フィヨー : なわばりをもったオスが出す大きな声
 チュイーン : えさをもらう時
 ミィー : 近づかれた時、近づく時
 ゲゲゲ・・・ : 攻撃的な気分
今度ちゃんと、聞いてみよう。鹿の気持ちがわかるかも・・。