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大台ケ原 東大台 2002.5.5-6
初めて大台ケ原に一泊二日の予定で行く。車でどのくらいの時間がかかるか、予想出来なくて、また連休中でもあったので、なるべく早めに家をでた。朝6時過ぎに家をでた。途中、川上村の辺りでダムが建設中だった。この建設が終わると今見えている谷底は、水の中に沈むんだ、などと考える。伯母谷を越えると益々山は深くなり、大台ケ原ドライブウェイに入ると、急にすばらしい山の展望が開けた。雲が道の下に見えた。途中少し休憩をとったりもしたが、9時15分くらいにうまい具合に大台ケ原の山頂に着くことができた。ところが山頂の駐車場はもう満車状態。どこも置けるところがなかった。今日は山頂の大台荘に宿泊予定なので、慌てて大台荘の駐車場を探す。昨日の宿泊の方の車を移動してもらったりして、なんとか駐車させてもらえた。よかった。後で聞くと、1.5キロぐらい離れたところに駐車しなければならなかった車もあったそう。やっぱり連休中は、どこも混雑してる・・。大台ケ原は日本一降水量の多いところで、以前行ったことのある人から、雨が止んでいると思っていても、降ってくることもあるので、カッパと傘の用意は忘れないように言われていた。山頂で買った地図を見て、山頂の東大台の周遊コース(約8。4キロ)を選び、まず日出ヶ岳をめざす。駐車場から少し入った所で、しっぽのふんわりした小さい生き物が動いたな、と思ったら、りすだった。素早く、木を登っていった。途中に、水の流れているところがあって、泉のようなところから管が出て、水がでていた。飲んでいる人がいたので、私達も飲んでみると、不思議な「味のない味」がした。その後、少し登り坂になっていて、海の見えるらしい展望台があった。日出ヶ岳の山頂にも登ってみたが、車に乗っていた時は晴れていたのに、この時は辺り一面ガスに覆われていて、せっかく山頂の1695mに来たというのに、何も見えなかった。すこし待って見たが、かろうじて海と半島らしきものが見えたが、また消えてしまう。お天気が悪いとこんなものか、とがっかりする。仕方がないので、次のポイント正木ヶ原をめざす。このあたりは、大台ケ原の風景で有名な、トウヒがあるところ。このトウヒは枯れた木のようで、なんとも不気味だが、この時はガスがかかっていて、さらに不気味な感じ。
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暫くこのような風景が続いたと思うと、鹿に出会った。結構人にも慣れているのか、逃げずに一生懸命に草を食べている。
しばらくすると、お天気も段々良くなってきた。中道には、苔の沢山生えているところがあった。苔は山には大切だそうだが、最近環境が変わり、笹が生えてきて良くないらしい。沢のところでプラナリアという生き物をみつけた。この生き物は、水がきれいなところにしか、いないらしい。
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牛石ヶ原に着くと、また何匹か鹿がいた。
ここには、神武天皇の像があった。その昔神武天皇が東征の折、熊野から大台ヶ原を越えて大和へ入られ、ここで休まれた、という伝説があるとか。
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今日一番楽しみにしていた、大蛇ー(だいじゃぐら-ーとは、大岩壁のこと)に着く。この頃には、視界もよくなっていた。大蛇ーから遠くに、中の滝と、西の滝が見えた。滝の落ちるらしき水の音も、聞こえてくる。ただ、この大蛇ーの先は、本当に崖っぷちになっていて、鉄の棒とチェーンがあるだけ。若い女の子で 先まで行かずに待機している子もいた。近くのおじさんも、「こわかったら止めとき」と、一緒にきている女の人に話していた。
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その後、周遊コースでまだ、行っていないシオカラ谷方向に行く。途中しゃくなげの道があった。5月中旬から6月初め頃が見ごろ、ということでこの時は、まだ蕾だった。シオカラ谷に着く。水がきれい。蛙の卵の大きいもののようなものを見つける。魚もいた。周りの苔を見ていると、今日は全然雨なんか降っていないのに、苔の先からぽたぽた水が落ちていた。
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目的のところがだいたいまわれて、駐車場を目指すが、最後はずっとのぼり続きで疲れた
二日目
昨日景色が全然見れなかった日出ヶ岳からの、日の出を見るため、朝5時におきて、40分くらいかけて山にのぼる。ところが着いてみるともうすでに太陽が上っていた。後でわかったが、今日の日の出は5時05分とかだった。すると、4時には起きてなければならなかったかな・・・。昨日みれなかった山々が360度見渡せる。今日は朝日はきれいだっただろうな・・。
帰りは、鳥の鳴き声を聞きながら帰る。探してみると、喋より少し大きいかなと思うぐらいの鳥がいた。双眼鏡を持ってくればよかった、と思う。途中の泉のところで、持ってきたペットボトルの空に、泉の水を入れて帰る。駐車場がもう少しというところで、また、りすをみつける。
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帰りの大台ケ原ドライブウェイは、お天気がよく、峰にある道路からの眺めもよかった。登りでは、気がつかなかったけど、伯母峠から伯母谷までは、かなりの高低差があるようだった。伯母峠には、”一本足たたら”という伝説もあるそう。”一本足たたら”とは、一本足、一つ目の妖怪。年に一度伯母峰峠で通行人を襲うので、鉄砲の名人が退治したところ、本性は背に笹をはやした大イノシシ。退治後は峠に祀られ交通安全の守り神に。また、郷土玩具にもなって登山者のお土産に。(←宿の説明文より)このような、話が生まれるのも、納得出来るような峠だった。
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お天気にも恵まれ、東大台は整備されていたので私達でも歩けたと思うが、西大台のほうは、霧が出ると道がわかりにくくなったり、雨が降ると注意が必要だそう。また、この大台ケ原から三重側の大杉谷へのコースもあるようだったが(こっちのほうは、本格的な登山って感じ)、ここの転落事故は恐いよう。死亡事故もあるそうな。雨の後の下りが特に危険ということだった。大台ケ原ドライブウェイの坂もきつそうだったし、うちの車は中古なので、大丈夫かと心配したが、無事に帰れてよかった。