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奈良燈花会 お盆

燈花会 公式サイト http://www.toukae.jp/

     

  
*写真はクリックすると拡大します

2003年の写真 東大寺鏡池付近 お盆の東大寺大仏殿 国立博物館
  
8月、お盆に思う
実家では、8月は特にお盆月(つき)と言って、用事をはずしたりしていることがよくあった。私の田舎ほうでは、法事の行事がすごく丁寧で、特に8月には今年亡くなった人がいる家では、初盆といって親戚やご近所が集まって初盆の法事みたいなのをするところもある。ニュータウンなどで暮らす人には、考えられないことだと思うが、今までこのような習慣が続いているところではこちらが普通みたいで、どちらが、一般的なのかは、私にはわからない。

今年の冬、私の母方の祖母が97歳で亡くなり、今年は初盆にあたった。私の母の実家のほうに、8月10日に初施餓鬼、14日には初盆におよばれした。母親の実家での初盆は、おじさん、おばさん、いとこ達も集まり、なんだか子供のころの夏休みを思い出すお盆だった。

初盆に参加していた時、気づいたこと。私の母親はもう15年くらい前に亡くなっていて、その後、家もばたばたしていて、手元には写真らしい写真がほとんど残っていないので、最近では母親の記憶も、限定されてきていたように思う。久しぶりに母親の兄弟姉妹に会うと、なんだか母親の面影を思い出すことが出来た。母親は6人兄弟(姉妹?)で、皆なんとなくどこかが母親に似ている。そして、おじさん達のちょっとしたしぐさも、母親のしぐさと似ていることに驚いたりしていた。女のいとこたちが左手で包丁を使うところなども。
お盆ということもあってか、もう会えないと思っていた母親がそこにいるような感じがした。そして、今まで何度か過ごしてきた、お盆のことが思い出された。子供の頃には、今年亡くなった祖母が、とうもろこしをゆでて、私にくれたこと。16.7年前には祖父の初盆があって、その時私の母親が皆の写真を撮っていたこと。皆が集まることはそうないからって、結構うるさく、集まるように言われて、めんどくさいなあなんて、思って写真を撮ってもらったりしたこと、などなど。

「人は死んでも、魂は生きている」というようなことを聞いたことがあるけれど、そういうことってあるんじゃないか、という気がしている。ある人がしてきたことって、亡くなってからでも残っているような気がしてきた。いいことも、悪いことも。近い人にとか、仕事とかに。お盆は特にそういうことを感じやすい季節に出来ているのかもしれない。