昔の遊び  空き地での遊びT

遊び目次へ ホームへ

タイトルべったん

メンコと呼ぶ所の方が多いかもしれません。大きく分けると西日本でべったん、東日本でメンコ といったところでしょう。

縦10p、横5pぐらいの長方形、または数種類の大きさの丸形の厚紙に、キャラクターなどの 絵が描いてあるもの。どこにでもあった駄菓子屋さんなどで売られていた。

遊び方

地域によって若干の違いがあるようですが、基本的には同じようなものだと思われます。

三人以上で遊ぶ。「べったん」を地面に置き、一人の子が自分の「べったん」を持ち、 他の子のべったんに向けて、または直接ぶつけるように叩きつける。そして その「べったん」を裏返しにすると、それがその子のモノになります。 失敗したら次の子が自分の置いた「べったん」を持って同じように挑戦します。 取られた者は自分の番になった時、新たな「べったん」を出して続行します。

裏返すコツは、べったんと地面の隙間があいている所を狙って叩きつけることです。

小さいべったんで、大きな丸いべったん(値段が高い) をひっくり返すのが快感でした。
笑ったり、くやしがったり、しまいにはケンカになったりもしました。 遊びというより博打に近いですね。(笑)

タイトルラムネ

ほとんどの所でビー玉と呼ばれていたが、ラムネ (飲むラムネの瓶の中に入っていたので) とも呼んでいました。(?)
大きさは三種類あり、たまの中に赤や黄色、青などの模様が入っています。

遊び方

ビー玉ゲーム 遊び方は何種類かあるようです。
地面に直径5p〜10p、深さ数pの穴を、少し距離をおいて数カ所掘ります。 片方の手の親指を地面に付け、小指をもう片方の手の小指と絡ませるようにして、 空いた親指と中指または人差し指で玉を挟み、はじくように前へ押し出します。 穴の中へ順に玉を入れていき早くゴールしたほうが勝ちです。途中、相手の玉を はじき飛ばしてもよい。ゲートボールに似ていますね。

地面に三角形の枠を書き、その中に十個前後の玉を置き、少し離れたところから 立ったまま玉を投げ、枠の中の玉をはじき出します。あと細かいルールは忘れました。
※この遊びもラムネ(ビー玉)を取り合っていたような気がします。

その他にも遊び方があったようにも思いますが、思い出せません。

タイトル陣取り

数メートル四方の場所があればできます。人数は数名。道具もいりません。

遊び方

陣取りゲーム まず地面に四角い枠を描きます。角から手のひらを伸ばして半円を描いて、 そこが初めの陣地となりスタート地点となります。
適当な大きさで、なるべく平べったい石を拾ってきて、それをそれぞれ自分の陣地に置きます。 順番を決めたら、自陣に置いた石を指ではじきます。軌跡に線を引き、続けて石をはじいて 線を引き、さらにもう一回はじきますがその時に最初の自分の陣地に石が戻らねばなりません。 届かなかったり行き過ぎたり、他の陣地に入ったりすると、線は取り消されます。 うまく戻ると陣地が広がっていきます。それを交代しながら繰り返していき、 最後に広い陣地を取った方が勝ちです。

※欲張って石を遠くへはじきすぎると三回目に戻れなくなってしまいます。 陣地が狭い間は小さく刻んでいき、広くなってくると戻りやすくなるのでおもいきって 遠くへはじきます。
子供なりに考えながら遊んでいたようです。

タイトル釘刺し

軟らかい地面のうえで遊びます。(釘を上から投げて刺さる程度) 道具は12〜3pの釘だけ。短い釘はやりにくい。 人数は2人〜5人ぐらい。

遊び方

釘刺しゲーム 最初に10p程度の三角、又は四角なりを描く。
順番を決めたら、初めに描いた図の中に 釘を刺し、そしてそれを囲う様に刺していきます。刺さったところから、次に刺さった所へ直線を 引いていきます。失敗して刺さらなかったら交代です。次の者は線の間を縫うようにして刺してい き、なお且つ相手の行き先をじゃまをするように狙って刺します。線は必ず直線でなければならない ので、釘が刺さっても他の線と交差するのはアウトです。
勝敗は互いに相手の行く手を塞ぎ、 どんどん囲ってしまってギブアップさせれば勝ちとなります。

あまり固いところや、小石が転がっているような所は、釘がはねて危険ですが、 やわらか過ぎても失敗しないので順番が回らずおもしろくありません。 今頃はそういう場所はほとんどないですね。

上へ戻る