2025  last update 2 Feb.  
              

4月6日 高体連地区別記録会(姫路陸上競技場)
3月31日 4月13・14日 兵庫春季記録会(ユニバー競技場)
4月20・21日 兵庫リレーカーニバル(ユニバー競技場)
4月28日   豊岡オリンピック(豊岡スポーツセンター)
5月3日 兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(三木防災)
5月11日・12日 全但春季総合体育大会(豊岡スポーツセンター)
5月31日~6月2日 兵庫IH(ユニバー競技場)
6月8日   第一回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)
6月13日~16日   近畿IH(大阪・長居)
6月22日    第二回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)
7月6日・7日   兵庫選手権(ユニバー競技場)
7月20日・21日 県ユース但馬地区予選会(豊岡スポーツセンター)
 7月28日~8月1日  全国高校総体(福岡・博多の森)
8月20日~22日 兵庫高校ユース大会ユニバー競技場)
9月13日~15日 近畿高校ユース選手権(滋賀・彦根)
9月22日・23日   全但ジュニア大会(豊岡スポーツセンター)
10月5日   県高校記録会(ユニバー競技場)
10月12日・13日   兵庫陸協秋季記録会(ユニバー競技場
  10月18日~20日   U18,U16陸上競技大会(伊勢・三重)
10月19日 但馬高校駅伝(出石)
10月27日   豊岡市陸協記録会(豊岡スポーツセンター)
11月2日   県高校駅伝(篠山)
11月10日  但馬選手権(豊岡スポーツセンター)
2月2日 兵庫県郡市区対抗駅伝(加古川河川敷)
3月8日   県フィールド長距離記録会(ユニバー競技場 
3月16日   丹有記録会(三木防災陸上競技場)


日本室内選手権
(2/1.2 大阪城ホール)
 今年初めての競技会は大阪室内陸上。参加標準記録を突破し、記録的に上位32番までに出場資格が与えられる。
今西②が60mHに参加。冬に屋外で練習できない但馬人が、どれだけ気候条件に恵まれている学校の選手と戦えるか?
これからの練習の指針にもなる。U20、アンダー20という20歳未満の高校生、大学生の部門。
予選は8.01秒。記録上位8名が決勝へ、9位~16位がB決勝へ進出できる。今西はB決勝へ進出。
決勝は8.00秒の7着。4着の7.978秒から7着今西の7.999秒までその差は0.021秒。
雪国のハンデを感じさせないレースだった。この時期の割には良く健闘した。
他の部員にも順調な冬季練習に自信を持ってもらいたい。

  
  


但馬選手権
(11/10 豊岡スポーツセンター)
シーズンの最後を飾る但馬選手権。11月3日の「文化の日」が基準日なのだが今年は県高校駅伝とバッティング。
1週間遅れの開催となった。長期の天気予報では、「土曜から気温が下がり雨。3日ほど続く」が1週間前には「気温は高く
晴れ」競技開始の9時半、気温10℃と寒く最初の競技のリレーは故障を起こさないよう入念なW-upが必要だった。
12時には、21℃、湿度43%と快適、しかし残念ながら終始1m前後の向かい風は好記録の誕生を阻むこととなった。
男子4×100m予選、但馬高校記録を狙ってた。だが予選は42秒28、豊高記録ににも0.08秒及ばず。
決勝は三走に400m、400mHに優勝した澤野①が入り今度こそ・・・ 強烈メンバーを揃えた100mPBの平均が10.75秒の
「但馬人」、10秒台3人揃えた「TAC」がいる。号砲とともに飛び出したのは沖野②と但馬人のK君。K君とほぼ同時に
二走の西村①へ。100mでは6位に沈んだ西村だったがぶっちぎった。二走の区間賞的な走りで澤野に。澤野もよく走り
、アンカーの坂本③のスタートはほぼ同時だった。が早いスタートで澤野は追いつかず坂本は急ブレーキでバトンが渡ったが、
大きく後れを取り3着、予選の記録を下回る42秒59。3着。
女子は体調不良の谷口②に代わり一走に澤野③が入った。目標は大会新記録。
澤野→谷垣②→吉岡①→塚原①とつなぎ1着、50秒20。1984年なんとちょうど40年前の大会記録を更新した。
3年ながら走ってくれた澤野、男子リレーのアンカー坂本に感謝。
100m。男子は社会人、大学生とともにA決勝へ進出した西村①、200mでも22秒66(向かい風2.2m)で4着は良く頑張った。
女子は谷垣②、澤野③のワンツーに4着吉岡①、7着塚原①。来年のヨンケイに夢が広がる。
200mは澤野③が受験勉強による練習不足を克服して2着。まだ進化している。
男子400mは澤野①が50秒89。300m通過が369秒だから49秒台前半のラップタイムだ。
一人で走った400mHは58秒台。1台目の歩数の狂いが後半に響いてしまった。
1500mは森②が社会人で兵庫県でもトップクラスのH君、K高のN君の3人がハイペースでレースを引っ張る。
400m:1’02”、800m:2'09"、1200m:3'14"のハイペースで通過。1000mでH君が先頭へ出るが、ラスト200mで
再び森が先頭へ出て懸命なラストスパート。が地力に大きな差があるH君がラスト120mで再度のスパートでトップに。
森は懸命に追いかけたが僅差の2着。3分台を狙ったが惜しくも届かない4分01秒03のPB。
豊高記録は4分00秒68。藤田君が県IHの決勝で惜しくも7着で近畿へ行けなかった時の記録だ。
素晴らしいレースで先頭集団の3人が注目されたが4着の伊田②は中学校1年生以来の1500m挑戦だったそうだ。
4分10秒87も素晴らしい記録だ。PBを45秒短縮。
5000mは橋本③とK高のN君、社会人のK君の三つ巴の争い。5月の但馬総体では4800mまで先頭で引っ張った橋本がラスト
300mでN君の後塵を浴びた。今日は全く逆の展開。4800mまで橋本は我慢のレース。武田は橋本の勝ちを予想した。
結果はその通り。ラスト300mからのスパートにN君はついて行けず。橋本が15分47秒94で優勝。駅伝を走れなかった鬱憤を
見事晴らした。N君との差は4秒。先頭争いに目が行きがちだが7着松島①、8着古田①はともに16分台でフィニッシュ。
駅伝ではこの力を発揮できなかった。自分でレースを組み立てられる事ができれば豊高は駅伝でも強い・・・はず。
女子100mHは清水①が2着。
跳躍では女子の走り幅跳び塚原①、清水①でワンツー。男子走り幅跳びは沖野②、小谷②でツー・スリー。沖野は有効試技
4回すべて6m50台と安定しているが飛び抜けた記録がないのが課題。走り高跳びは古橋①が豊高勢でトップの跳躍。
1m65を跳躍。女子のやり投げは赤木②が2番。
今シーズンの競技会はすべて終わった。駅伝シーズンは続くが・・・ 
高校に入学して4月に陸上競技部に入部、そして3年の5月末に引退。部活をしてる期間はたった2年と1か月。
全国IHへ出場できれば2年と3か月、2年生はあと7か月ほどしか部活ができない。その間に結果を残そう。
練習で体力や精神力、集中力や社会性などを養ってることは秒やセンチで現れない。が生活していく上で大切なことを
学んでいると常々思っている。
「目標の大学に合格するために部活をやめなさい」と言われ続けた自分自身を思い出す。



県高校駅伝
(11/3 篠山)
 台風21号が秋雨前線を刺激し、近畿地方に昨日は大雨警報が発令された。駅伝の開会式も警報のため中止となった。
日高では、河川氾濫の恐れが出たため高齢者に避難指示が出るほどだった。
が翌3日の駅伝当日は一変、青空の駅伝日和。武田は家でipadにradikoをインストールしてラジオ関西のLIVE中継を聴いてます。
テレビでは全日本大学駅伝。昨年の県駅伝1区で10番、32分26秒で走った岡山大1年の坂田君が走ったかどうかはわからなかった。
 豊高のオーダーは4区と7区が但馬大会と入れ替わり古田①→森②→松嶋①→小畑②→伊田②→野村②→荒川①。
男子はスタートから西脇工業の新妻選手②がハイペースで進める。なんと2Km通過は5分25秒。
豊高の通過順位もわからない。10位くらいまでの通過順位しかラジオでは放送しない。
世代日本人最強の新妻選手の6Kmでは2位の須磨学園に300mの差を付けている。
もう興味は西脇工業がどれくらいの時間でフィニッシュするか? 豊岡高校の結果は競技終了後、ネットにアップされたものを見るだけ。
結果:予選の記録を1分縮めたが40位。1区古田の39位から2区森が区間10位で37番まで上げたが8km区間で最下位へ。
伊田は区間16位と健闘したが順位は上げられず。昨年は10分44秒だったが、今年は9分36秒。1分以上の成長を見せた。
6,7区の野村、荒川は区間38位、32位と前との差を縮めたが、屈辱の40番でフィニッシュ。
 女子のオーダーは谷口倖②→岩本②→清水①→田中①→大石①。
女子はスタート直後から須磨学園のスーパースター池野②が独走。1分30秒の差を付けて2区へ。そのまま独走でフィニッシュ。
豊高は1区谷口が19位の滑り出し。昨年も19位でタスキをつないでいる。良く頑張った。2~4区は短距離選手。持久力の差が出て
30番でフィニッシュ。但馬大会の記録を1分ほど縮めたのだが・・・
次は1週間後の但馬選手権。長距離陣も個人種目で駅伝の鬱憤を晴らして欲しい。
駅伝のため練習できなかった短距離、跳躍陣はこの1週間で、調整をしなければならない。
一年の総仕上げ、来シーズンに向けて課題を見つける競技会となる。この大会の優勝者にはメダルが与えられますよ。

豊岡市陸協記録会(10/27 豊岡スポーツセンター)
10月も末になり陸上競技のシーズンは終わりに近い。アメリカではワールドシリーズが始まり、日本では日本シリーズが始まった。
陸上競技も一年の総仕上げ。今シーズンのまとめの記録会、せめて自己記録を更新したい。
週間天気予報では雨、この2週間は中間考査、駅伝とか模試とかがあり殆ど練習できてなかった。
今日は午前中は記録会に参加、午後は篠山に県駅伝の試走と生徒は大変だ。女子は長距離が2人だけのため短距離も全員が
選手と補欠。グランドコンディションは22℃、弱い追い風。記録を狙うには最高のコンディション。
最初の400mは1着西谷②54.01秒。53秒台にあと一歩。ラスト100mで15秒もかかってしまった。
男子200mは西村①2着22.39秒、21秒台への期待は但馬選手権へ。坂本③は22.70秒のPB。
100mは坂本2着11.02秒、西村3着11.11秒。但馬選手権では10秒台がほしい。
記録会とはいえ、とりあえず1位は走り幅跳びの沖野②、やり投げの中村翼①。
5000mは午後篠山で試走を実施する松嶋①、古田①が3年の橋本の独走を許したものの、17分前半でフィニッシュ。
この走りができていたら駅伝は確実に優勝できた。
 女子は澤野③が受験勉強で練習不足だったが100m1着12.97秒、200m2着と頑張った。記録も悪くない。
走り幅跳びは沖野②が6m50で1位、2位に澤野①が入った。女子は塚原①が4m68で1位。未熟ながらスピードに乗った跳躍ができつつある。
県駅伝が11月3日、その1週間後10日に今シーズン最後の競技会「但馬選手権」がある。駅伝の練習と個人練習をうまく調整できる能力
を身につけることも大切である。


但馬高校駅伝
(10/19 出石) 大苦戦! でも県大会へ!
 天気予報は午前中の降水確率60%、午後90%。午前中はなんとかなるかな?
7時頃から雷がなり土砂降りとなったが、スタートする頃には小降り、そして曇りとなった。気温は22℃。
 豊高は、今日が模試のため3年が出場できない大ピンチ!
現在の但馬の高校は、短距離のレベルは高いが、長距離をする部員は各校とも少ない。駅伝となると部員の数も必要だ。
全校生の多い豊高でも同様である。 
 女子は長距離部員は2人のみ。それに普段は短距離、跳躍の練習をしている3人が急遽朝練習でjogを始めた。完全な「泥縄」。
1区谷口倖②は昨年アンカーで優勝テープを切った。今シーズンは但馬では負けなし。スタート直後から八鹿のKさんと抜け出し、併走。
Kさんは昨年も1区を走り、区間賞を取った豊高の舩田さんと同タイム、着差で2位だった。谷口は折り返してから時々両手で腹を押さえている。
あと2Km地点でも併走。ポテンシャルの高い谷口は腹痛を我慢し、力を振り絞り5秒差の区間賞で2区にタスキをパス。
八鹿のKさんは昨年の記録を1分ほど短縮したが今年も区間2位だった。
2区は4km区間、ここからの3区間は短距離選手。清水①は1km地点までは八鹿と競り合うが短距離選手、オーバーペース?
残り2km地点ではすでに苦痛の顔。持久力に勝る八鹿に3分離される。が苦しさを乗り越えよく3区にタスキをつないでくれた。
3区田中①はさらに1分離される。2校の争いからいつの間にか村岡が割って入ってきて、豊高は7秒差の3位に後退。
4区岩本②は区間2位の走りで村岡を抜き返す。初めて駅伝らしい抜きつ抜かれつが見れた。
2番でアンカー大石①にタスキをつなぐ。八鹿との差6分。後ろの村岡とは38秒差。大石は長距離ランナー。危なげなく2位を堅持しフィニッシュ。
1時間38分45秒 優勝の八鹿は1時間31分56秒。ちなみに昨年優勝の豊高の記録は1時間27分46秒、2着の八鹿1時間30分49秒。
県大会に向けてもう一段階のレベルアップを!

     
  































3年男子橋本、女子の渡辺はチームの事情を理解し、今年の異常な高温の中でも駅伝のために練習してきた。
が模擬試験が当日あるため出場を断念せざるを得なくなった。
昨年は超エースの坂田がいて1区から先頭を譲ることなく独走できた。今年はその役を橋本に託されていたのだが・・・
武田の予想は1区で近大に出られるが2区で並び3区で、4区で2分のビハインド。5区で射程圏内、6区で先頭へ30秒のリード。
アンカー勝負でなんとか逃げ切る。だったのだが・・・
1区古田①は慎重な立ち上がり、近大、豊総が予想通り飛び出す。1km地点で3番手集団の先頭古田との差50m。
ここから下坂峠を越えてかつてのコースひぼこホールで折り返し、残り2kmでは近大西岡②の独走。古田は落ちてきた豊総多田②
とほぼ併走。タスキリレーは近大に2分、豊総に4秒遅れの3番でタスキを森②へつなぐ。想定通りの展開。
豊高の3kmを任されている2区の森、5区の伊田は今年800mの但馬高校記録を破る、ともに1分54秒台で走っている。
駅伝の強豪校でも3km区間のスペシャリストとして貴重な存在となる。豊高はそんな選手を惜しげも無く3kmで使う。
凄いチームかもしれない。
森は予想通りの区間賞で、1分差にまで縮める。ここから勝負のポイント1年生が走る8km区間が続く。
中距離が得意の松島①、荒川①が長い区間でどれだけ粘れるか? 3区松島はやはり後半近大に離され3分差に開いた。
4区荒川①は腰高の美しいフォームでスピードはあるが・・・ やはり後半に失速。差はさらに1分開き4分差。
5区伊田②は区間賞。近大に2分縮めて、2分差で6区野村②へ。ここから大逆転だ。
野村は近大との差を13秒までに縮めアンカーの小畑にすべてを託す。野村、小畑はこの1年で大きく伸びた。
2週間前の記録会ではPBを大きく更新している。「この2人で逆転」は狂った。トラックレースで17分台に入った小畑は
19分15秒もかかり近大に1分10秒遅れてフィニッシュ。2着、2時間33分01秒。昨年は2時間23分25秒。
敗因?長い距離10km、8km、8km、5kmで区間賞の近大豊岡、短い距離3km、3km、5kmの豊高。
男女とも県大会出場はおめでとう。でも県のレベルは高いぞ。

     
     
   


U18,U16陸上競技大会
(10/18~20 伊勢・三重) 今西 但馬高校新記録!
アンダー18歳(高2以下)が出場資格のこの大会。110mjHの出場資格はハードル15秒0、100m11秒30。
今西②は県ユース準決勝で14秒27、100mも昨年のPBが11秒87から今年は11秒23。
出場資格を大きく上回っての出場。県ユースの決勝を棄権し、この大会にピークを合わせてきた。
前日の練習の動画を送ってきてくれたが良い状態に仕上がっている。
明日は但馬高校駅伝が出石である。武田は出石に行くが、YouTubeのLIVE配信でこちらもチェックしながら応援だ。
出石に来てます。駅伝は男女とも2着。県大会出場を決めました。
駅伝豊岡高校がフィニッシュした後、車に戻りました。
今西の出場する110mjHは12時50分から。ipadでYouTubeのLIVE配信を観る。1組に出場。
近畿から京都3人、大阪1人、兵庫1人。来年はこの人達と近畿で争うことになる。
スタート:号砲とともに順調に飛び出す。3台目まではほぼ一線。7台目から洛南がとびだし、後は横一線。
フィニッシュは4着。記録14秒10(+0.6m)但馬記録の14秒17を更新。5組が終わり全体の11番目の記録。
B決勝へ出場が決まった。決勝は16時30分。
その間に駅伝の閉会式が終わり、ミーティングで予選の結果、決勝の時間を部員に伝えた。
B決勝:残念ながら予選の記録を下回る14秒29。
続くA決勝:1着は古賀ジェレミー13秒41。洛南は13秒69、2着と13秒95、7着。
狙ってた13秒台は遠ざかった。近畿IHの頃と比較したらハードル間のピッチが遅い。
その結果スピードに乗れず持ち味の後半の伸びが・・・
原因はわかっている。練習をしたい気持ちを抑えてよくここまで我慢ができたと思う。精神的にも成長した。
こっからは上ることしかない。  遠路お疲れ様。気をつけて帰ってきてください。14秒10は凄い記録だ。



県高校記録会
10/5 ユニバー競技場)
 異常な猛暑から一気に秋めいてきた。今週は連日の雨。テスト前ということで練習は禁止というきついおふれ。
但し駅伝練習はOK。えぇ~ 記録会に練習せずに出るんか?急激に寒くなり、しかも練習してはいけない。
短距離のような速い動きをする競技、普段でも肉離れ等の故障と隣り合わせなのに・・・ 
生徒はそれぞれ工夫していることを期待しながら今日も朝からネットの結果を待っている。
最初の種目は5000m。駅伝大会を2週間後に控え、5人が出場。
全員が自己ベスト(PB)。短縮幅大きい順に小畑②なんと3分、古田①20秒、野村②、松島①3秒、荒川①は初レース。
800m、1500mのスピードを生かしあと3秒で16分台という所まで上がってきた。
駅伝では3年生が走れないので苦戦が予想されたが結構行けるぞ。まだ800mのスピードランナーが2人いるし。
その伊田②は今日、奈良のディスタンスチャレンジに参加している。
話は変わるが今春豊高卒業の坂田君は岡山の国立大学へ進学。競技を継続し、出雲駅伝、伊勢路を走る大学駅伝への
出場を決めた。中国・四国大会で駅伝に特化している大学にも勝って優勝。文武両道を継続。ただ箱根は関東の大学
じゃないので出場できない。他にも同志社大学3年のT君も昨年はアンカーとして関西大学駅伝大会を走っている。
 12時58分に奈良から連絡が入りました。伊田②が800m1分54秒89! PBを3秒近く縮める好走。
練習パートナーの森②の但馬記録にもあと0.23秒に迫った。近畿ユースを走った自信がレースに現れている。
男子100mは、追い風に恵まれたが、西村①がPBタイ。2週間後にU18日本選手権を控える今西②は黄信号の11.57秒。
テスト週間を挟んで取り戻しを図る。
2人が出場した300mは西村①が澤野①を0.2秒の差で勝利。だが狙った但馬高校新に0.15秒及ばなかった。
女子100mが始まる頃には向かい風が強くなってきた。最強の選手が走る1組に谷垣②が登場。隣のレーンには11秒台の仲埜
選手、向かい風2.6mで12秒72。仲埜選手に0.65秒も離された。それにしても向かい風ばっかりなのはかわいそうだ。
力不足も感じたと思う。来年に向けて一層の奮起を・・・。吉岡①、塚原①は同じくらいの記録の者同士で走り、組で2着。
順調に伸びている。但馬記録に迫っている吉岡の三段跳びは今回も突破はできなかった。
次は2週間後の但馬高校駅伝。全員が自己記録更新の男子はなんとかなりそうだ。
女子は長距離2人と後は短距離で補う。厳しいレースだがこれも試練。
チーム力(体力、精神力、団結力)でなんとかつなげて欲しい。



但馬高校新記録樹立賞授与
(9/23)
 全但ジュニア大会の2日目に今年但馬高校新記録を樹立したアスリートに記念の盾が贈られた。
例年は一人あるかないかというところだが今年は凄い年。個人4種目、チーム1種目で樹立。
しかも全員豊岡高校。
 写真左から 左から
澤野琴音 3年 7種競技 
3,823点  4×100m 48秒54
谷垣友理 2年  100m  12秒33   4×100m 48秒54
久保田彩女3年 4×100m 48秒54
谷口愛華 2年  4×100m 48秒54
森 蒼大  2年  800m1分54秒66
今西瑛大 2年 110mH  14秒36




全但ジュニア大会(9/22.23 豊岡スポーツセンター)
 9月になっても豊岡は連日の猛暑日。昨日はこの競技場で小学生の陸上競技大会があった。快晴でしかも1m前後の追い風。
絶好のコンディションで好記録が誕生した。「実りの秋」暑い夏を頑張ってきた成果が発揮され、好記録が出るのが秋。
但馬ジュニア大会の初日、朝から大雨、そして強い向かい風。嵐並みの荒天で期待された好記録の誕生が阻まれた。
気温は23℃、昨日まで暑かったので「寒い」。
競技開始は1時間遅らせてのスタート。
最初の決勝種目は400m。女子は初レースの谷口②、後半もよく粘って3着。続いて男子。県ユースチャンピオンの澤野①はスタートから
とばす。近畿ユースマイルで自信をつけた伊田②はバックストレートの追い風に乗って大きなストライドでその差をやや縮める。
300m通過では澤野が3mほど先行。ここから澤野は得意の大きく頭を振ってのラストスパート。伊田も近畿ユースで見せた後半の粘りを
再現。高レベルのレースを制したのは澤野50.69秒、伊田は51.22秒,、悪天候の中1年ぶりのPB。この天気を考慮すれば好記録。
続いて女子100m、5月に但馬記録を48年ぶりに更新した谷垣②。が雨と3mを超える向かい風、13.07秒。2着に吉岡①、3着に谷口②、
4着田中①と独占。男子100mは西村①が3秒/1000 差で豊岡総合のW君に負ける。但馬大会では3連敗。
続いてハードル種目女子は清水①が1着。男子は14.36秒の但馬記録を持つ今西②、当然1秒近く下回る大会記録の更新は確実だと
思われていた。しかし雨と強い向かい風、今西とて人間だった。3台目でハードルにぶつけ、9台目で大きくよろけえてフィニッシュ、
16秒近くかかってしまった。
三段跳び。女子は吉岡①が10.31m(追い参)で優勝。公認記録は10.19m。この大会女子唯一の大会新。優秀選手に選ばれた。
男子は小谷②やっと13mジャンパーになったが、追い風参考。公認記録は12m93。
1500m女子は谷口倖②のほぼ独走で優勝したが、一周につきあと5秒の短縮が必要。
男子は森②、大会記録に0.3秒ほど足りなかったが悪コンディションを考慮すればその価値はある。スタートから積極的にトップに立ち
近大豊岡のN君がピッタリと付く展開。400通過は1分07秒、800m2分15秒、1000m2分48秒、1200m3分20秒と大会新濃厚。ここでN君が
スパートしトップに、森は2mほど離されたが、ラスト100mでスパート。100mをほぼ併走でフィニッシュ。その差0.01秒の僅差で森が1着。
3着松島①、6着小畑②はPB。駅伝シーズンに期待が膨らむ。
初日最後は4×100m 女子は1走の谷口②でトップに、2走谷垣②、3走吉岡①、アンカー塚原①とつなぎ1着50秒89、
今年但馬記録を樹立したメンバーが昨年樹立した大会記録は50.20秒。新たなメンバーも力をつけてきている。
男子は一走に新鋭谷口①を据え、西村①、今西②、澤野①とつないだが豊岡総合の自力に0.3秒及ばない43.36秒。予想通りだったが。
1日目は雨と向かい風に記録を阻まれた。明日は天気が回復する見込み。強い豊高を見せつけよう。


2日目:天気予報は晴れ時々曇り。だが、今日も大荒れの天気。東南アジア並のスコールに冷たい北風。時々晴れても直ぐに急変。
殆ど嵐状態で出るであろう好記録も荒天に阻まれた。
最初の決勝種目は5000m、昨日の1500mで最後まで森と競り合った近畿大のN君、圧倒的なスピードで独走。2着に同じく近大のH君。
松島①が3着、古田①が4着。今年の駅伝は近大が強いぞ。豊高の駅伝はピンチ。
女子3000mは谷口倖②と八鹿Kさんの一騎打ち。2700mまで谷口にピッタリつけていたKさんだったがラスト300mのスパーで振り切って
二連覇。400mHは近畿ユース4位の澤野①の独走、この悪コンディションの中で55秒24の大会新。全国入賞者のレジェンド塚原君の
記録を6年ぶりに更新。男子個人種目唯一の大会記録更新で男子の優秀選手に選ばれた。
200mは近畿ユース5位の西村①、こんな土砂降りの中スタートするんか? そんな中での競技。コーナー出たときには後続を3m差、
ラスト30mで少し縮められたが22秒96、向かい風2.5m。コンディションさえ普通なら大会記録の更新ができただろう。
女子は総合のSさんと谷垣②の2人だけの出場。200mには弱気の谷垣はコーナー出るときには5m差、ここからやや追い上げたが
2着に甘んじた。
800mはスピードのある走りができるようになった伊田②。県ユース、近畿ユースの1600mリレーでハイレベルの選手達と競り合って
しなやかなフォームが身についてきている。昨年樹立した森②の大会記録が目標。号砲とともに飛び出したのは近大1年のS君。
彼も1分57秒台の記録を持っている。伊田は1m差でピッタリとマーク。400m通過は57秒5。
フラットレースで51秒の伊田と53秒のS君とは乳酸の蓄積が違う。武田は勝利を確信。あと300m地点でスパートだ と見ていたが、
まだ我慢。あと250mで先頭へ。そのままスパートを維持してフィニッシュ。最後の粘りがようやく身についてきた。
1分57秒78。残念ながら大会記録にわずか0.03秒。がグランドコンディションを考慮すれば価値ある記録だ。4着の荒川①2分03秒01。
今日の跳躍競技は走り幅跳びだけ。女子はスピードの付いてきた塚原①がPBで1位、助走がまだ不安定なところあり。
男子は沖野②5回連続のファウル。6回目にようやく踏み切りが合った。6m46。出場者が9人以上だったら3回のファウルで失格だった。
2番には小谷②が入った。やり投げは瀧本①、中村①で3,4位。助走の改善で大きく飛躍できるだろう。
競技会の最後を飾るのは男女とも大会新記録を目指したマイルリレー。
女子の出場は豊高と豊岡総合も2チーム。1走の谷口愛②は長い距離にも才能を発揮している。50mの差をつけてトップでバトンを2走へ
谷垣②は、やや差を詰められたが30m差。3走谷口倖②、4走吉岡①は夫々がさらに30m以上の差をつけフィニッシュ。
目標の大会記録に1秒足りなかった。
男子のマイルは近畿ユースで兵庫県で2番目の成績だった。近畿と同じオーダーで臨んだ。
1走の伊田②はラップ51秒6、2走森②50秒8、3走西村①50秒5、4走澤野①51秒0。競り合う相手もなく独走のレースになったが、
レジェンド塚原、中嶋先輩達の記録を6年ぶりに2秒も更新した。
2日間の健闘の結果、得点対校では下表のように男女とも圧勝することができた。
次の競技会は10月5日の高体連の記録会(ユニバー競技場)。

2日間の努力の結果        
最優秀選手    男子:澤野凱音(豊岡)     女子:吉岡優衣(豊岡)                    
 男子の部  1 位   2 位  3 位       女子の部  1 位  2 位 3 位  
 総合の部 豊岡126点  近大 68点  豊総47.5  総合の部  豊岡 96点  豊総 67点 近大 34点
 トラックの部 豊岡 77  近大 36点  豊総 33.5点  トラックの部  豊岡 62点  豊総 39点  八鹿19点
 フィールドの部 豊岡 49点  近大 31点  香住 20点  フィールドの部  豊岡 34点  豊総 28点  近大18点


近畿高校ユース選手権(9/13~15 滋賀・彦根)
 9月も中旬というのに、連日の猛暑日。この時期になっても練習は暑さとの勝負。
いよいよ今日から近畿ユースが始まる。
一昨日の読売新聞に近畿ユースに出場の記事が掲載された。先ほど新聞販売店に行って買ってきた。

 

 近畿大会にリレーをはじめ個人種目でも4種目に出場するのは豊高にとっても快挙である。
2年前に武田が取材を受けた読売新聞の記者のMさんに連絡したところ快諾。上の記事を配信して頂いた。
1日目:10時40分から澤野の400mH予選、11時50分西村の200m予選、13時10分森の800m予選と続く。
出発前の練習では調子よかったので結果の連絡を楽しみに待ってます。
滋賀県の高体連のHPへのアップが遅すぎる。付き添いから最初のLINE。澤野1着で予選通過、余裕を持っての通過のようだ。
400m以上の競技は決勝に如何に力を残して進めるか。が大切。PBより▼1秒。決勝は14:50。
滋賀県の高体連のHPへのアップ、リザルト(結果)ブックにはアップされてないけど、「スタートリスト結果速報」にリアルタイムでアップされてました。
まさにリアルタイムでフィールド種目では試技ごとにアップされてました。兵庫県より早い。滋賀県の高体連さん。失礼。
200m予、西村は3着、PBで予選通過、決勝は15:15。
800m予選、森②、400mをlap56秒で8人が団子状態で通過。ここから激しい競り合いが始まる。バックストレートで弱気になったのか一旦
7番目まで下がる。ラスト200mでスパート。最後のカーブで一人かわし団子状態でフィニッシュ。1着:1分56秒44、森は6着1分57秒02。
残念ながら全体の10番目で予選の通過はならなかった。
400mH決勝。澤野①は200m地点では2番手、コーナーも快調に走り先頭争いかと思われたが8台目、あと100mの地点で抜き足をハードル
にぶつけて大きくよろけ失速。得意のラストを頑張ったがPBに1秒及ばず4着。明日の400mでリベンジを・・・
西村①の200m決勝は7着。予選の記録を0.06秒下げる22秒33。
 近畿の短距離のレベルの高さは普通ではない。今日の決勝で21秒台が1年4人、2年8人全員。2年の予選では21秒78で予選落ちしている。
前任校で200m全国IHで5位に入賞した選手の記録が21秒63。ユース大会とは思えない。
残された豊高の個人競技は、明日の澤野の400m、兵庫県のチャンピオンとして自信を持って臨んでもらいたい。
そしてマイルリレー。最低チームベストを。
14日(土):朝8時からの部活。近畿出場の6人以外は全員出席。全但ジュニアの出場種目に重点を置いた練習メニュー。10時15分に終了。
       居残り組も順調に仕上がっている。

2日目:滋賀も暑い。競技開始時の気温はすでに35℃。12時で少し下がって33℃。とても9月中旬のコンディションではない。
ちなみに豊岡は37℃! 400m予選は10:55。市民グランドからの帰途、LINEに澤野の400m予選の結果と動画が入る。3着50秒03。
PBに0.13秒及ばないものの少し余裕を持ってフィニッシュ。決勝は2時間後。回復力に優れる澤野には十分な時間だ。ただ気温が・・・
12:58決勝の結果が入る。5着50秒66.9レーンからのスタート。200mの通過はほぼトップ。そして第三コーナーで3~4番手に。
ラスト100mでは4~5番手。ここからは澤野の得意な区間。だが前半を飛ばし過ぎたか、頭を大きく振ってのスパートも伸びず5着。
記録は50秒66。400mは県総体でも1日で予選・準決・決勝と3本走らなければならない。3本目にピークを持って行く。これができるのが高校生だ。
4時間後にはマイルリレーの予選が始まる。個人のレースはみんな終わり、ここからはチームの戦い。ここで各自のベストパフォーマンスを。
「チーム豊高」の底力を見せてもらいたい。予選は16:45から。
予選組2着で明日の準決勝へ進出。3分20秒56。チーム新記録。  動画が送られてきた。
一走の伊田②は前半を抑え気味で入り、あと100mから素晴らしい粘りを見せてトップとの差5mほど、4番手で二走の森②へ。
エースの揃う二走で厳しい競り合いで4番を維持、ラスト100mで5番に下がるが、トップとの差5mを維持、団子状態で三走の西村①へ。
西村はバックストレートで一旦6番に落ちたが、ラスト200mから驚異のスパート。ラスト100mでトップに立ち2m差をつけアンカーの澤野①へ。
今日すでに400mを2本走っている澤野は一旦4番に下がるがラスト100mが彼の真骨頂。頭を大きく振ってスパート。3,4番手を
大きく離しての2番手フィニッシュ。個別のラップタイムは当然全員が自己ベスト(PB)だった。
明日の準決勝へは各組4着までと記録上位4チームが進出できる。豊高は2組。比較的恵まれた組に入っている。
だが予選は4着までの着取りのため多くのチームは流している。準決勝は明日の10:55から。

3日目:今日も暑い。10時現在のグランドコンディションは気温気温32.5℃風は東北東1.4m。
準決勝の報告がLINEに入ってきた。は残念ながら4着。予選のチームベストを0.4秒短縮したものの全体の11番目で落選。3分20秒16。
でも兵庫県6位のチームが優勝した滝川」第二に次いで兵庫県で2番目の記録だったことは大いに評価できる。
強いチームにもまれて良く頑張った。熾烈な競り合いの経験は近畿ならでは・・・ 
自分の力以上のものを発揮させてもらえた経験は今後に必ず繋がる。
一走の伊田がよくつないでくれた。ラスト100mは見事。ラップは森、西村が49秒台、澤野はなんと48秒台。
公約の「来年につながるレース」が十分にできた。殺人的な暑さの中、ご苦労様。
一週間後には但馬ジュニアが控えている。疲れてるけどもうひと踏ん張り。兵庫代表の力を見せつけてもらいたい。
居残り組も力がついてきている。一丸となった「チーム豊高」の力を見せてもらいたい。
 


兵庫高校ユース大会
8/20~22 ユニバー競技場)
 今年の夏も暑かった。最近のニュースでは定番の熊谷、多治見、四万十、豊岡が日本の最高気温になることが少なくなり、栃木県や
愛知県などが熱波に襲われている。ありがたいと言えばありがたい。ちなみに8月ここまでの豊岡の猛暑日は2日のみ。
8月の名古屋は一昨日までで18日連続の猛暑日。38℃以上が12日もあった。今や兵庫県でも豊岡より西脇の方が暑い地区になっている。
例年より低かった豊岡の気温は、パフォーマンスに有利に働いてもらいたいと念願しながらネットへのアップを待っている。
1日目:10時現在のコンディションは29.0℃、西南西0.3
m/s。気温もそんなに高くない。直走路ではやや向かい風だが好コンディション。
最初の競技は400m澤野①は50秒61のPBで全体のトップ通過。決勝は午後3時30分。
1500m予選の松島①は4着までが決勝進出のところ5着で惜しい予選落ち。
ヨンケイ予選が始まった。女子は但馬予選からアンカーを塚原①に代えて臨んだ。組2着50秒81。決勝の8チームへは0.22秒足らず。
男子は西谷②→西村①→澤野①→中村①のメンバーで43秒82。アンカー中村は初レース。よく逃げ切り組で1着だったが、決勝へは進めず。
すべての競技で苦戦が続いている。
残っている競技は、女子三段跳びと男子400m決勝のみ。
午後3時40分にマネージャーからLINE。「澤野優勝です」、続いて動画も送られてきた。
300m通過は3位、それからの100m思い切り腕を振り、頭を振ってフィニッシュ。49秒90のPB!2着と0.17秒差。

女子1年三段跳びは吉岡①が6位入賞。10m60はPB。但馬記録更新は次回に。スケールの大きな跳躍に期待したい。

2日目:競技開始は8時30分。だが9時50分になっても結果がアップされない。グランドコンディションもわからない。
マネさんから1年100mで西村①の予選通過の知らせあり。まだ風の状況も不明。100mには男女4人が出てるのに・・・ 
 ipadもPCでもまだ見られない。9時55分、ようやくネットにアップされた。西村①は全体3番目で予選通過。
9時の段階で、すでに31℃。今日も暑さとも勝負。谷垣②は全体2位タイで準決勝へ。蜂須賀①走り高跳び1m69のPB。
400mのスピードを生かした400mHの澤野①、56.60秒のPBで決勝進出。 ここまで11時現在までの報告。
決勝のレーンが判明。全体で4番目の記録。決勝は8レーン!昨日の400m決勝と同一レーン。良いことが重なってほしい。
100mで西村①、谷垣②が決勝進出を決める。ともに全体4番目の記録。決勝では最後まで粘れば近畿が見えてくる。
800mでは松島①が2秒ほど短縮のPB。伊田②は1着でフィニッシュしながらタイムレースの落とし穴、競り合えば記録も
付いてくるのに。。十分決勝へ行く力はあるのに、ラップ59秒は遅すぎた。57+59秒で行けただろうに・・・
森②は危なげなく1着フィニッシュ。1分55秒44、全体のトップで明日の決勝へ。400m通過は55秒。
ネットへのアップが1時間以上遅れているのでマネージャーさんからのLINEで早く知ることができている。
100m決勝、1年男子西村①は残念ながら5着。1着11.15、2着11.20~5着11.22の大接戦で負けた。
2年走り高跳びは西谷②が1m73の圧倒的PBで15番。真面目に取り組んできた成果が出た。
2年女子は谷垣②、これも大接戦、残念ながら4着。3着12.571秒、4着12.580 ともに12秒58の同タイムながら着差ありで近畿を逃した。
今日の残りの種目はマイルリレーのみ。みんなフル出場で疲れているけどたくましい精神力で乗り切ってもらいたい。
男子のマイル予選、6組1着3分23秒87とここまで3番目の記録。タイムレースで8チームが明日の決勝へ。
7番目の記録で明日の決勝進出が決まった。明日は200mの西村、800mの森の決勝があるけど気力の勝負だ。
幸いにも澤野、伊田はリレーに専念できる。リレーは6チームが近畿大会へ行くことができる。
女子のマイルは、11組中10組。レースが終わったのが6時20分。早朝からこの時間まで選手も、応援で居残った人も
遅くまでご苦労様でした。女子は1走の谷口愛②でトップに立ち谷垣②→谷口倖→吉岡①と独走。4分20秒。
タイムレースの8番以内に入れなかった。暑い中、疲れも相当なものだと思う。あと一日気力で・・・

3日目:10時で、すでに33.5℃。豊岡の予想最高気温は38℃との予報が出ていた。今日も暑さとの勝負や。
2日間PC、iPadを操作してるだけなのに非常に疲れる。エクセルで入学以来の競技会記録や練習の記録とのチェックなど。
マネージャーさんは周回記録、ハードルのタッチダウン記録、動画などをほぼリアルタイムで送ってきてくれている。
選手に対してはアイシング用の氷の準備などで走り回っている。豊高の歴代マネージャーさんは素晴らしいといつも思う。
女子100mH予選、塚原①、清水①が出場。準決勝進出は各組2着までと記録上位者6名。塚原が7番目、清水は9番目で
惜しくも進出ならず。でもPBを大きく更新。2年男子110mjHの競技が終わって1時間経つのにまだアップされない。
でも今西②は14秒38(+0.2)で余裕の通過。本人から「準決はもっと行けます」の連絡あり。大会記録は14秒28。
11時48分アップされた。全体のトップだ。
女子200m谷垣②は9番目。惜しくも決勝進出ならず。3日目ともなれば、自宅から通えない豊高にとって厳しくなる。
正午の競技場の気温は34℃。豊岡は38.1℃。暑い、でもこの夏豊岡で練習してきた価値はここにある かも?
今西の準決勝、14秒27 の大会新記録!  次の2組の1着が14秒20 3分間の大会記録。
今西は故障が完治していないので決勝は棄権をする。長い目で見たら「好判断」と思えるようになると信じて・・・
今大会でU18への出場資格はゲットできたので今シーズンのピークはそこに合わせて。
足の故障が長引いた小谷②は三段跳びでセカンドベスト。ようやく戻ってきた。
次の決勝は森②の800m、西村①の200mそしてマイルリレー。緊張が続く。 
800m、森は3着。1分56秒05 近畿を決めた。積極的なレースを今シーズンできるようになってきた。
400m通過は2位に2mほどリードしてラップは55秒。ラストの直線に入って2人にかわされた。近畿でリベンジを。
200m西村は2着。22秒38 まだネットにアップされてないので風速等詳細はわからないが近畿を決めた。3人目。
14:35 ネットにアップされた。風はマイナス0.7m
さぁ次はいよいよ4×400m。今日競技のなかった伊田②、澤野①に近畿を決めて自信をつけた森②、西村①。
予選の結果では7番目だが、日頃の頑張りを見ている神様は4人に力を与えてくれるだろう。
マイル、近畿決定! 6着、予選の記録を2秒ほど短縮の3分21秒60。伊田→森→西村→澤野と大きくオーダー変更。
まだ動画を見てないが、先手必勝型からラスト勝負のオーダーで挑んだ。
森、西村は個人の決勝終了後1時間ほどしかなかったのに頑張った。凄い! 昨夜から「近畿へ行きたい」という
思いが伝わってきていたのでこの快挙は心から嬉しい。
3日間が終わりました。猛烈に暑い中、本当にご苦労様。保護者の方の多くも応援に行かれてたと思います。
武田はエアコンの効いた部屋でPCとにらめっこ。それでも疲れました。ゆっくり休みましょう。
近畿大会へリレーで出場するのは20年ぶりになる。個人種目で4種目で近畿も記憶にない。
あと千分の何秒で近畿を逃した悔しいレースもあったけど、日頃の練習の成果は確実に現れてきている。
「実りの秋」、「収穫の秋」。涼しくなって陸上競技に最高の気候の中で頑張ってきた成果を発揮しよう。
1年の男子の総合得点で8位という連絡が今入りました。


全国高校総体(7/28~8/1 福岡・博多の森)
連日の猛暑日!豊岡だけでなくインターハイの会場、博多も連日の猛暑日。
短距離種目は猛暑の中で予選・準決・決勝と1日3本走らなければならない。そこで勝ち残っていく難しさを何度も経験した。
今回男子400mには兵庫県から2名の46秒台の選手がいた。準決勝では兵庫県の2人にあと3人が46秒台、レベルの高い
決勝が予想されたが、決勝では優勝者だけが46秒台で兵庫県は47秒59の4位、48秒84の7位。全国で勝ち抜くのは難しい。
本校から3年ぶりに今西②が110mHに参加。近畿IH後、腰の痛みで練習を控え、治療に専念してきた。
2年生での全国大会の経験は、これからの競技生活に大きな財産となる。前日「明日走ります」と連絡があり、練習不足が
気になったが、リザルトで15秒05(-0.4)を確認。YouTubeでレースを確認。ほぼ万全なレースができていた。
県ユース、近畿ユース、U18全国大会とまだ全国デビュー大会も残っている。そこへ向けて頑張ってもらいたい。
 昨日からオリンピックの陸上競技も始まった。昔、日本陸連の視察団としてドイツで開催された世界選手権を視察した。
その帰路フランス料理を食するためパリへ行き、エッフェル塔の近くの高級ホテルに宿泊。セーヌ川やコンコルド広場、凱旋門、
修復途上のノートルダム寺院、シャンゼリゼ通りなど競技も楽しみだが、町並みを見るのも懐かしく二重の楽しみを満喫している。
話題がずれ過ぎたが、昨日から猛暑の中但馬の高校の合同練習会が始まった。熱中症予防のため、午前中だけの練習に短縮。
指導者も水分補給、休息などの配慮され充実した練習ができている。
明日の日曜には「KAGOTANI」(カゴタニ)という高砂を拠点とした日本選手権で入賞者多数のエリートアスリート6人が指導に来られる。
一流選手のパフォーマンスを見る、指導をしてもらう体験、そして一流選手の態度や礼儀を見て学んでもらいたい。



県ユース但馬地区予選会(7/20.21 豊岡スポーツセンター)
関東、東海、九州は梅雨があけたが、近畿地区はまだ梅雨明け宣言がない。しかし3日前には38.5℃と日本で3番目の暑さ。
今日の12時のグランドコンディションは、33℃、湿度67%、東の風0.4m/S。蒸し暑く終日向かい風。
 男子は各種目4人、女子は3人が8月20~22日、神戸ユニバー記念競技場で開催される県ユース大会の出場権を得る。
この夏の頑張りの動機付けには重要な競技会である。
1日目:まず最初の決勝競技は3000m障害。豊岡には水壕の設備がないため障害物だけを設置して実施される。
    荒川①は1.2年合同のレースを1年ながら独走。フィニッシュ前には2位の選手をとらえる400m差で優勝。
    男子400mでは澤野①50秒84で2年との合同レースを制した。300mの通過は36秒台と良いレースができた。
    女子100mは谷垣②が1着。男子は西村①が後半の精彩を欠き2着に甘んじた。2年100mは沖野②
    1年女子100mHは清水、塚原でワンツー。1.2年合同レースとなった女子1500mは谷口倖が独走。ラスト1周は
    やや苦しかったが楽々逃げ切った。
   4×100mは男子43秒18、女子51秒36と好記録でともに
一着。
   三段跳びは但馬記録に10cmほどに迫っている1年女子吉岡が1位、2位清水。清水はPBを50cmほど更新。
   男子2年の小谷は故障あけながら良いリズムが戻ってきて1位。1年男子走り高跳びは、蜂須賀、古橋でワンツー。
   1年やり投げは瀧本、中村翼でワンツー。女子やり投げ赤木②が1位。
 1日目はほぼ順調に終わった。明日は梅雨明け宣言がありそう。37℃の予想気温。「10年に一度の暑い夏」とNHK
 のニュースで言っている。

残念ながら武田は明日、所用で行けないけど、ネットで結果をチェックします。
2日目:競技開始の10時ですでに気温は33℃。暑くなる予報は的中、正午には37℃にまで上がった。
    今日はネットとマネージャーの送ってくれるレースの動画により結果を知る。
    最初の種目は5000m。1年の古田、2年の野村はともに2着。400mHは1着澤野①がPBの57秒27。
    近畿ユースの出場にはあと1秒の短縮で安全圏に入ることができる。800m2年女子は谷口倖が制したが、
    近大豊岡の1年生に記録的に大差で負けている。今まで勝ってた相手。この夏に挽回しなければ・・・
    男子2年の800mは高いレベルでの豊高の争い。400mのラップがなんと森が54秒。0.5秒差で伊田。
    1分53秒を狙うには必要な入りだ。ラスト100mでさすがにスピードダウンしたが、次に繋がる積極的なレース、
    猛暑の中での1分55秒34は、県ユース二連覇も見えている。伊田も暑い中で2分を切る好タイム。
    200m1年女子は吉岡、1年男子は西村が制覇。向かい風2.4mで22秒86は県でも優勝を狙える。
    2年女子は谷垣2着、谷口愛3着。ここは奮起が必要だ。
    マイルリレーは男女とも2チームしか出場がなく勝ったとは言え寂しいレースだった。
    豊高の男子は2人の800m1分台ランナーの森②と伊田②それに400m、400mH優勝の澤野①、
    そして200m優勝の西村①。豪華メンバーは近畿が狙えるレベルにある。
    女子も谷口愛②・谷垣②・谷口倖②・吉岡①で1分02秒~05秒でカバー。昨年の豪華メンバーで出した記録
    を3秒ほど上回る好記録だった。
    フィールドでは1年女子走り幅跳びの塚原、田中で1,2位。1年男子は中村が1位。
    2年男子は、故障上がりの沖野が1位。県では7mの大ジャンプが期待される。2位は小谷。
    1年男子の円盤投げは西田が1位、2年女子は赤木が1位。
2日間暑い中、殆どの者が県大会への出場を決めた。当然ながら県大会のレベルは但馬大会の比ではない。
昨年は近畿へ2名が歩を進めた。今年はリレーを含め大量の近畿出場が可能な状況にある。
但馬の異常な高温で練習してきた者にとって神戸へ行ったら、快適なコンディション。他地域より有利だ。
この夏、仲間は全国で戦ってくる。来年は複数人で行くことができるよう足場を固めよう。
出場選手達が競技に専念できる裏には、3年生が補助員としてよく協力してくれた。
マネージャーもラップタイム等きちんと計測してくれている・これは練習計画の大きな目安となっている。
「チームトヨオカ」は素晴らしい。3年生は今まで鍛えてきた体力を勉強に発揮してもらいたい。
これから陸上競技を頑張ってきた意味がわかってくる。
夜のニュースで今日の豊岡の最高気温は38.2℃。梅雨明け宣言。


      

1日目の競技会終了後、豊高AC(陸上競技部のOB組織)の富森会長、岡田理事長、玉脇事業部長が
激励と母校援助金をキャプテンの伊田君に、そして全国出場の今西君に激励金を手渡しされました。



兵庫選手権7/6.7 ユニバー競技場) 女子ヨンケイ但馬新記録! 予選で48秒54
 学期末テストの真っ最中。兵庫選手権にエントリーしたのは、男子800mの森②、110mHの今西②そして女子の4×100m。
大会初日:但馬高校記録の48秒87にあと0.1秒に迫っている女子のヨンケイ。テスト中ではあるが、新記録樹立に最後のチャンス。
  猛暑の中、自主練をしてきた。昨日は37.9℃と国内でも3番目くらいな猛暑。今日のユニバー競技場は12時で33℃、
  豊岡の37℃と比べたらまだましだ。武田は今日もエアコン快適な室内でネットチェック。12時40分結果が出た。組2着48秒54!
  悲願の但馬新記録!2001年の記録を23年ぶりに更新した。
  それにしても今年の豊高は凄い。但馬高校新記録は但馬の高校生が頑張って、年に1つ更新されるかどうかと言うのが普通。
  今年なんと6種目目だ。男子森②の800m、今西②の110mH。女子谷垣②の100m、久保田③の300m、澤野③の七種競技。
  そして今日の4×100m(澤野・谷垣・久保田・谷口)。  5時からの決勝でさらに更新を期待している。
  5時10分決勝の結果がアップされた。5着49秒08。残念ながらさらなる更新はできなかった。暑い中、5時間も緊張を維持する
  ことは難しかった。でも県IHからの1か月。進学のための補習を受講しながら練習に取り組む姿勢は素晴らしかった。
  予選で樹立した「但馬新」はその努力に対しての褒美だ。
2日目:今日の11時の競技場のコンディションは33.0℃。豊岡はすでに37.1℃に達している。今日も豊岡は殺人的な暑さ。
  今日の豊高の出場者は森②の800mのみ。ネットにアップされました。 組2着 1分57秒17。
  タイムレースで全体の10番目のタイムで8名の決勝進出者に入れなかった。
まだ2日テストが残っている。今日を含めてあと3日。勉強に全力を。 テストが終わったら県ユース但馬予選会。
全員出場を目指して暑さに負けず頑張ろう。



第二回土曜記録会(6/22 豊岡スポーツセンター)森800m、谷垣100mに但馬高校新記録!
近畿地方は昨日梅雨入り。兵庫県の南部は強い雨が降ったようだ。豊岡は晴れて蒸し暑い31.2℃。
今日は雨の予報だったが、競技開始時の気温は26.0℃。風は南西の風1.0m/S。短距離種目には最高の風だ。
豊高は今日も記録ラッシュ。まずは女子100m。この種目但馬高校記録は手動12秒4、なんと1978年!今から46年前の記録だ。
そして電気計時では12秒54、27年前の記録だ。谷垣②は今シーズン追い風参考ながら12秒30、12秒44で走っている。
力はあるのに強い向かい風か強い追い風、風には恵まれてなかったが、向かい風の中でもコンスタントに12秒台で走っている。
条件が揃えば但馬記録の更新は確実だと思ってた。豊岡のグランドは晴れれば南風。今日は朝から軽い追い風が吹いていた。
が11時頃から南風が強くなり、2m/Sを超える時もあった。公認の2.0m以内であることを祈りながら・・・
1組、谷垣はスタートからぐんぐん加速し50mでは澤野③に2mのリード。3番手は谷口②。後半もスピードを維持しフィニッシュ。
ランニングタイマーの表示は12秒33。風は? 風速掲示板に皆の注目が集まる。+1.9m!。本部席では拍手が沸き起こった。
武田は周りを気にせず大声を上げてガッツポーズ。最も古い但馬高校記録を更新した瞬間だ。
2着には澤野が12秒67、13秒08で谷口が続いた。この記録も悪くない。
高校記録の更新は男子800mでも。号砲とともに飛び出したのは森②、130mで但馬ACの平田選手が前に出て、ピッタリと
森②がつく展開。速いペースでレースが進む。1周目平田選手、森のlapは56秒、その直ぐ後ろに伊田②と柴崎(近大高①)が
57秒で続く。好記録の予感。バックストレートは強い向かい風。平田選手が風よけになってくれている。森はピッタリとつく。
3番手の争いも熾烈で伊田、柴崎のデッドヒート。最終コーナーのカーブでは2人が競り合う形となり併走。
最後の直線にさしかかったところで平田選手はレースからリタイア。ラスト80m、森が再度の加速。スピードを維持したまま
但馬高校新を確信してガッツポーズのフィニッシュ。ランニングタイマーは1分54秒66を表示した。
従来の記録は5年前に豊高中嶋君の樹立した1分55秒06。3着に入ったの伊田も1年ぶりにPBを1秒短縮の1分57秒13。
努力してきた短距離的なスピードある走りが身につきつつある。
女子の800mは谷口倖②。スタートから独走。400mlapは1分11秒。良いlapだ。そのまま一人旅かと思いきや、ラスト100mで
スピードダウン。近大の1年生の猛追を受けたが前半の貯金で勝利。自己ベストを2秒ほど縮めたが、そんなもんではないはずだ。
男子100mでは坂本③が念願の10秒台突入!10秒92。以前にも述べたが昨年の冬にバスケから転部。
先シーズンの最初の競技会では3000m障害に出場している。その後短距離の練習を始めてわずか1年余りで10秒台。
女子の吉岡①の三段跳び、10m61だった。但馬高校記録10m74にあと少し。春の総体、出る種目がなかったので三段跳びに出場。
そこで優勝し3度目の挑戦で、人間どこに適性があるかわからない。色々と挑戦してみることも・・・・。
 次は1か月後の県ユース但馬予選。益々暑くなってくる。記録への挑戦とともに自分への挑戦です。
第二定も近い。勉強の合間には、しっかり自主練をして、体力、技術を落とさないように。故障者は今のうちに回復を・・・



近畿IH(6/13~16 大阪・長居) 今西、全国切符獲得!
14日:昨日から近畿IHが始まっている。会場は大阪長居競技場(ヤンマースタジアム)。ここは記録が出ることでも知られている。
    1日目、兵庫県の2人が400mでワンツー。しかも2人とも46秒台!全国IH決勝レベルだ。女子の400mでも54秒前半で
    北摂三田の選手が走っている。11:40分から400mHの予選が始まる。浜田は5組、4着ながら54秒50の自己新で、
    準決勝進出。準決勝のメンバーを見ると、予選の記録で組3番目。決勝進出は3組2着+2。可能性はある。
    浜田は、ラウンドが進むにつれてテンションが上がる。その性格に期待をしたい。準決は午後2時25分から。
    準決勝、近畿は甘くなかった。57秒57で落選。54秒04以内が決勝進出。今から市民グランドへ練習に行きます。
    今西は沖縄への修学旅行。大雨警報がずっと発令されている。沖縄の平年の梅雨入りは5月10日、梅雨明けは6月21日。
    今は梅雨末期。梅雨末期に向けて行く沖縄は正解か? しかも近畿大会が毎年この時期にあるというのに・・・
16日:修学旅行から金曜日に帰ってきた。修学旅行前の練習では今までにない好調さだった。
    昨日、近畿へ向けて大阪へ行く前に8時からの豊高の練習に立ち寄って「今から行きます」の挨拶と沖縄の土産「紅芋タルト」
    を持ってきてくれた。
     今日はいよいよ110mHの日。競技開始前の本会場を使用した練習の様子を3本、動画で送ってきてくれた。
    落ち着いた練習ができている。そして一度もハードルにぶつけてない。そして心強いのは、5年前、この競技場で全国を決めた
    レジェンド神戸大大学院の塚原君がウォーミングアップに付き添ってくれている。「30分後に招集が始まります」とLINEが入る。
    今西は、競技開始10時半からの1組目。結果の連絡が来ない。落ち着くために沖縄土産の紅芋タルトを・・・
    辛抱できずに大阪高体連のHPにアクセス。おぉー2着、向かい風0.6mで14秒50。但馬新記録をいきなり出してしまった。
    絶好調!10時55分動画が送られてきた。今まで大差で負けている社高校のA君に食らいつき0.1秒差の2着。
    「まだ予選なので上げていきます」のLINE。準決は13時10分。
    13時25分、塚原君から「圧勝です」とまず連絡が入った。なんとまた向かい風の中、予選の記録をさらに上回る14.36秒。
    兵庫高校2年生歴代トップの記録らしい。昨年の自己記録をなんと1.02秒も短縮。同組で走ったA君は3着でプラスで拾われた。
    ハードルはぶつけたら大きく減速する恐ろしい種目でもある。慎重にしかし大胆に決勝に臨んでもらいたい。決勝は14時35分。
      動画から計測したタッチダウンの記録をエクセルに入力、8台目までは予選より準決勝は0.29秒も速い。
    最後の2台は1着を確信し、少し力を抜いたようだ。絶好調。
    決勝の時間が近づいてきた。あと3分で号砲だ。決勝は兵庫4人、京都4人。
    14:40 「おそらくいってます」の塚原くんからの第一報。続いてレースの動画、そして電光掲示の写真。6着で全国を決めた。
    おめでとう。
    2年生で全国大会に出場できると言うことは来年に向けて大きな事だ。先輩が来てくれて、競技場内に入りW-upに付き添ってくれ
    心理的な不安を吹き払ってくれた。そして十分な練習ができてないという不安も解消してくれて、素晴らしく大きな力を発揮させてくれた。
    全国は福岡。挑戦する意識で頑張ってもらいたい。彼は大きく伸びた。練習に対する姿勢が素晴らしい。競技場へは必ず1番に来る。
    そして一人でストレッチ、ハードルの基本運動を黙々とこなしている。こんな姿を見たら神様は勝たせてあげたいと思うだろう。
    多くの「勝たせてあげたい」という気持ちを集めた者が必ず勝つ。今まで長いこと多くの選手を見てきた武田はそう思う。
    
 
第一回土曜記録会(6/8 豊岡スポーツセンター)
県IHから1週間、その間には体育祭等もあり、十分な練習すらできずに迎えた。豊岡での開催は、朝ゆっくりがありがたい。
競技開始時のコンディションは晴れ、27℃。風向は追い風がやや強く参考記録になる可能性があり、気になる。
100mは組によって公認の記録もあった。100mはフィニッシュしたらまず記録よりも、公認の記録か参考記録かの方が
みんなの関心は高く許容範囲の風だったら本部席では拍手が湧いた。女子1組には谷垣②が走る。今シーズンは
風に泣かされている。今日こそは・・・ スタートから加速し、2着の谷口②に7mほど先着。ランニングタイマーの表示は
12秒44。但馬記録は12秒54。が風は、追い風2.6m。あぁ、またもや幻の但馬高校新記録。
男子100mでは今西②昨年のPBが11秒87。10月に開催の「U-18大会」の標準記録が110mjHが15秒3以内、100mが
11秒30以内が出場資格だ。ハードルは楽勝だが、100mの突破がネックだった。今日は11秒24。追い風1.2mの公認記録!
10月18~20日に三重県で開催の大会の出場資格を得た。U18を狙えそうな者は他にもいる。
今日は1年生も全員出場し、自分の但馬内での順位を確認できた。次回は6月22日(土)の記録会。この2週間でどれだけ
練習が積めるか?そして7月20、21日の県ユース但馬予選。次週は近畿IH。
記録が出やすいと言われる大阪ヤンマースタジアム。でも今西は明後日から3泊4日の修学旅行。
コンディション維持ができるか?



兵庫IH5/31~6/2 ユニバー競技場今西110mH、浜田400mHで近畿決定!
 1日目:競技開始時のコンディションは気温20℃、雨、南東の風1.0m前後、直線競技にとっては軽い追い風となる。
このコンディションは昼過ぎから雨は止んで曇り。コンディション的には絶好のコンディションと言える。
最初の競技は1500m、女子の谷口倖②は但馬大会の記録を3秒短縮。男子の辻田③はPBを11秒、橋本③は3秒短縮する
ともに4分8秒台のPB。
400mは女子の久保田③が予選で1分を大きく切る58秒97で1着、大幅なPB。郡市区の300mでは但馬新記録で走ったが、
ようやくそれに見合う記録で400mを走りきった。だが準決勝はいつものレースに戻ってしまい1分2秒もかかり落選。
スタミナがある方では無いので後に控えるヨンケイの準決のために良かったかも?
男子400mは澤野①。51秒前半は今季3回目。安定してるが、あと1秒の短縮がユースでの優勝には必須。
110mHの今西②はスピードがついてきた。予選から14秒91、準決14秒77で決勝進出を決める。決勝前には
ヨンケイの予選がある。ハードル選手には思い切りスピードアップできるリレーは疲労はあれど筋肉に刺激を与えられる
ので好都合。決勝はバテバテと言いながら14秒74の圧倒的自己ベスト。5着で近畿出場を決めた。3本とも14秒台!
決勝に進出した2年生は今西1人だけ。中学時代一度も勝てなかったM君にも準決で0.26秒先着した。
女子のヨンケイは準決勝で2着。着取りで明日の決勝へ駒を進めた。48秒96とようやく初の48秒台!。
男子ヨンケイは一走の沖野②の故障で急遽澤野①が担い準決で42秒30。42秒14までが決勝進出。少し足りなかった。
気温も高すぎず、風も適度に・・・ 好コンディションで競技ができた。順調な滑り出し


 2日目競技開始時のコンディションは晴れ、19℃南の風1.0m。向かい風の中での競技になりそうだ。
200m予選女子久保田③、谷垣②、男子坂本③、西村①は予選で落選。向かい風にやられたようだ。
但馬大会で暴れまくった勢いが、完全に止まった。もう少し抵抗してくれないと。ユースに向けて練習の再構築。
400mH澤野①はPBを2秒縮める57秒69。が同じ1年生に準決勝へ進んだ者がいる。今西②も昨日110mHを3本、
ヨンケイを2本走り疲労も激しい中でPBを少し更新。浜田③は余裕を持って組1着。準決へ
800m予選、女子の谷口倖は2分30秒を切るPB。男子はまず1組の伊田②スランプ脱出の1分58秒35、1年ぶりのPB。
吹っ切れた。森②も昨年の総体で出したPBを更新。余裕を持って組1着で明日の準決勝へ。
男子走り幅跳びの沖野②は痛い足をかばいながらの跳躍。PBに20cm及ばず予選落選。ユースでリベンジを。
マネさんからLINEで「浜田③決勝を決めました」の連絡が入った。ネットにはまだアップされてない。タイムが気になる。
55秒06。組4着。2~4着が0.06秒以内。全体の5番目。マイペースだがスタミナ男。決勝では本領発揮するでしょう。
決勝は午後2時から。その後女子ヨンケイの決勝がある。
 マネさんからLINE。「やばいです。めっちゃ嬉しいです」    その後に「浜田近畿決めました」
まず「やばいです」が目に入った。「やばいです」は、自分の年齢層には否定的な意味の方が強い。見た瞬間残念!
と思ったが、次に近畿を決めましたでホッとした。勝負強さを発揮し4着。55秒18で2人目の近畿行きを決めた。
次の種目は女子ヨンケイ決勝。準決で出したチーム記録をさらに短縮する48秒94ながら8着で残念。
女子三段跳びには吉岡①と山田③が出場。吉岡は10m45を跳んだが予選落ち。但馬記録は10m74が視界に。
7種競技の澤野③は1日目、最終種目のヨンケイ直後の200m。向かい風1.9mながら26秒06で走り、HJの失敗を
少しだけ回復させた。残りの3種目を大きな失敗がなければ但馬記録を100点ほど上回ることができる。
みんなの声援が追い風になる。是非達成してもらいたい。
男子800m予選、森②は昨年の1分56秒69PBを少し更新の1着で予選通過、伊田②はPBながら落選。
女子マイルリレーはエース澤野を外し、久保田③→谷垣②→谷口愛②→谷口倖②で挑み、組で園田に次ぎ2着。
4分10秒04。初レースの谷口愛のラップは61秒と意外な才能発掘。多分、記録上位24チームに入れると思う。
 今日のレースは男子マイルと中村の8種競技最終種目の1500mの2種目を残すのみとなった。
男子のマイルは15組中14組目と夕方6時前出走。3分24秒で明日の準決勝へ。二走の伊田②は50秒62、
アンカーの浜田③は400mHを3本走った後でも50秒21という好ラップをたたき出した。走力だけの勝負ではない。
みんな疲れている。底力を引き出してくれるのは、精神力と応援の力だ。
あと一日チーム豊高は総力戦で挑もう。

 3日目:グランドコンディションは 晴れ、20.5℃ 南東の風1.5m。今日も向かい風が少し吹いている。
まず準決勝へ進出した男女のマイルリレー。オーダーをどうするか?個人種目との兼ね合いが難しい。
男子は予選3走を走った坂本③が今西②と交代。女子は思いも寄らなかった100mを走る谷垣に代わり澤野③。
澤野は今日、100m予選、7種競技の残り3種目にマイルの400m。大丈夫だろうか? それにしても凄いチームだ。
個も頑張り、谷垣には100mを頑張ってもらいたいというその配慮と心意気。
チームは準決をよく頑張った。第一走者澤野③は59秒51と初の1分突破、第二走者久保田③はなんと58秒71!
素晴らしい走りだ。第三走者谷口愛②は予選のラップを1.5秒下回る。アンカー谷口倖②は足の故障をおして
63秒のラップでフィニッシュ。4分05秒13。なんと昨日の予選の記録を5秒も短縮。全体で9番目の記録だった。
この3日間で走力、そして精神的にも大きく成長したと思う。
男子も今西が50秒台、浜田が49秒台で走り、昨日の記録を3秒ほど短縮したが、組5着で落選。
個人種目に話を戻します。100m予選に坂本③、西村①が出場。県の厳しさを痛感。
坂本は11秒10で5着、記録的には悪くないのだけれど。1年の冬に長距離希望で入部。研究熱心でよくここまで
進化した。は西村11秒32で6着。兵庫県のレベルは高い。準決勝進出には10秒台で走らなければ。
欠点もわかっている。そこを修正していけば夏には・・・
 女子は谷垣が向かい風1.4mで12秒71。記録で準決勝へ進出したが準決落選。
男子800m準決勝の森は予選の記録を2秒ほど下げて落選。1年次の総体の結果、予選・準決とほぼ同じ記録。
長い故障から回復。夏に向けて順調な練習ができれば本来の力が戻ってくるだろう。
男子円盤投げは中村幸詩③、予選を32m29で通過。だが決勝は30m32で11番。トップ8に進めず。
いよいよ澤野の最終種目800mのスタートが近づいてきた。
6種目のやり投げで自己ベストの29mを投げて但馬記録が大きく近づいてきた。2分40秒以内で但馬新記録。
強烈に疲れてるだろう。LINEで部員達に「2分40秒以内で但馬新!しっかり応援してください」と送った。
但馬大会では一人で走って2分35秒だった。ライバル達と一緒に走るから頑張れる。
今ネットにアップされた。2分32秒でフィニッシュ。
3823点  但馬新記録! 
やりました。おめでとう。きっとみんなの声援が澤野の背中を押したと思う。従来の記録を142点上回った。


みんなお疲れ様でした。武田は自宅で監禁状態でした。マンージャーさんからの連絡を待ち、アドバイスを送り
結構忙しく、そして楽しくPCとipadを操作してました。
この3日間、殆どの者がさらに自己記録を更新できた。まで強くなるためのヒントを得たと思う。
また学校へ戻って地道な練習を頑張りましょう。
次週は、豊岡記録会。家から通える。記録を狙う大会だ。

   高体連のマークの意味
  高体連の大会では全国大会だけでなく但馬大会、兵庫県大会のプログラムには
必ず3つのKのマークが掲載されている。
ドイツ語で
力・技・明朗な精神を表しています。
強くなるためには体力を鍛え、その種目の技術を習得する事はもちろんですが、
心の進歩がなければ到達することはできない。
3つをバランス良く鍛えていこう




全但春季総合体育大会(5/11.12 豊岡スポーツセンター)男女とも総合優勝! 澤野女子MVP!
雨降りで練習計画が大きく狂い、やや心配の中で総体を迎えた。その上、このHP管理者の武田は所用で東京行き。
一日目はマネージャーからの動画と写メでほぼリアルタイムで結果を知り、一喜一憂。
とはいっても「憂」は追い風参考でのがっかりだけ。みんな予想以上の結果を出してくれて、喜ばっかりだった。
県大会出場権は男子4位、女子3位以内。
1日目:
正午のグランドコンディションは快晴、28℃、風向南西の風3.2m。真夏に近い。
100mは男女ともワンツー。男子は1年の西村が10秒92、2着坂本③は11秒00 が追い風2.5mのため参考記録。
参考記録ではあるが、西村は10秒台で予選、決勝の2本を走れたことは、力は本物の証明だ。
女子は谷垣②が12秒30!!、澤野➂は12秒58。但馬記録が12秒54だから大きく更新なんだけど追い風3.0mで参考記録に・・・。
予選の12秒56(+1.5m)は但馬記録12秒54に肉薄する記録。大会記録は手動計時の時代の12
秒5。
 この件の私見は後述したい。
400m男子は1年生澤野が伊田②に先着。300mまでは併走したがラスト100mでスプリント力の差が出た。
女子は久保田➂の独走で連覇。300m41秒台の走力から考えると1分を楽に切れるはずなんだが。
1500mは橋本➂が進境著しい近大付属のN君②とのデッドヒートを制した。3着に辻田➂が入った。
女子は長距離3種目エントリーの谷口倖②がまず制覇。力的には圧倒的に優れているのに積極的なレースができていない。
男子110mHは、今シーズン向かい風に悩まされている今西②。14秒台を・・・  14秒84、が逆に2.7mの追い風に泣かされた。
力的には近畿圏内にいる。2着に中村➂が入った。
女子100mHは加藤➂が3着。 非公認で実施される3000mSCは1年生の荒川、松島が2,4着で県大会の出場権獲得。
女子走り高跳びは山田➂、稲津➂が2、3位。
男子走り幅跳びは沖野②が6m70台で安定した跳躍で貫禄の優勝。6回目はファウルながらかなりの距離が出ていたそうだ。
2日目の三段跳びを併せて2冠。
円盤投げは中村幸詩➂の圧勝。36mを超えたPB。38mが近畿圏内。砲丸投げも制した。
女子円盤は地道に努力を重ねている赤木➁、澤田➂で2,3位

1日目の最終種目はヨンケイ。
女子:49秒72の大会新記録ではあるが、チームベストの49秒15に及ばず。近畿へは、これでは行けない。
男子:42秒24の大会新記録。1→2の詰まり、2→3の間延びを修正できれば41秒69の但馬記録の更新が可能。
男女とも走力的には近畿圏内にある。
 混成競技のチャンピオンはキング・オブ・アスリートと呼ばれ、欧米では凄い人気がある種目だ。
澤野③はクイーン・オブ・アスリートを目指して初日4種目で自己の持つ大会記録を200点以上上回っている。
ざっと一日目を振り返った。東京タワー前の中華料理店のフルコースを食べながらiPadで動画チェック。
好記録の連続で満腹した。羽田夕方5時発の飛行機で帰路に。よく晴れてて往復とも富士山が綺麗だった。
夜10時過ぎに帰宅。明日は、競技場へ顔を出すことができる。

2日目:22℃、終日雨、追い風が今日もきつい。
最初の決勝種目男子400mHは走力に勝る浜田③が55秒21で連覇。2着は今西➁、3着には初レースの澤野①が入った。
澤野の父はヨンパーの元兵庫チャンピオン。まだハードリングは酷いものだが50秒台の走力は魅力だ。
 女子は加藤➂がほぼ独走でチャンピオンに。
男子200mは西村①が100mに続き、危なげなく2冠目。22秒47(+2.7m)、3着坂本③。入学して間もなく、まだ満足な練習が
できていない1年生の二冠は但馬の高校では初めての快挙だ。
 女子は久保田➂が先行する谷垣②をフィニッシュ前に逆転、0.01秒先着した、26秒23。4着の谷口②も力がついてきている。
800mは、近大のS君①が58秒で400m通過、ピッタリと森②、伊田②がつく。今季初レース、故障明けの森のスタミナが
心配されたが、ラスト80mでスパート、逆転するかに見えたがS君も譲らずデッドヒート。フィニッシュで胸を突き出した森が
0.01秒の差で勝利。スピード練習が殆どできてなかったのに勝負勘だけで勝ったのはさすがだ。1分59秒22。
3着は伊田、2分00秒23。度重なる練習できないアクシデントを乗り越え強さが復活してきた。中学時代に全国を経験した力が
よみがえりつつある。
 女子は800mは谷口倖②。今日は800m、3000m、マイルリレーと過酷な日、根性が試される日なので省エネ勝利、
2種目目の優勝。3種目目は45分後の3000mは谷口の一人旅、2着の渡辺➂に20秒ほど先行してフィニッシュ。
2着に入った渡辺は苦労人。日頃の真面目な努力ぶりを3年間見てきた。なかなか結果に結びつかなかったが、
この日800mを走った45分後に3000mを自己ベストで県大会出場を決めたことは、この上なく嬉しかった。
男子5000mはスタートから橋本➂が飛び出し4600mまで近大のN君②がピッタリとつく展開。バックストレートの強い向かい風に
橋本は盾となりN君はエネルギーを温存。あと一周の鐘が鳴りN君がスパート。橋本は全くついて行けず6秒ほどの差で勝負あり。
レース展開を見ていて、スパートが怖いと予測した通りの展開になってしまった。
 女子7種競技は最終種目の800mを2分35秒で走り、但馬記録を94点上回ったが、短距離種目で追い風による参考記録が
あるため残念ながら公認記録にはならなかった。100mH、走り幅跳びでは単独種目の優勝記録を上回り、200m、800mでも
県大会に出られる好記録をマーク。クイーン・オブ・アスリートにふさわしいパフォーマンスを見せたそして、最優秀選手賞に輝いた。
キング・オブ・アスリートには中村秀太➂が就いた。
三段跳びは沖野②が幅跳びに次いで2冠目、小谷②が故障を克服して3位に食い込んだ。
女子は吉岡①が優勝。三段跳びをしたところを武田は見たことがない。砂場で練習していてもバウンディングくらい。
ホップ・ステップ・ジャンプは今日が初めてではないか?それが優勝?最大のミステリアス。スピードがあるので大爆発の予感!
2位には山田③が。10m以上という条件を満たした2人が県大会出場権を得た。
女子やり投げは澤田②の圧勝。赤木が3位に入った。
競技会の最終種目はマイルリレー。ヨンケイに続き大会新記録を目指したが・・・
女子は一走澤野③800mを走りきった後、20分ながら62秒、トップで久保田③へ、久保田も62秒でカバー。ここまで大会新記録ペース。
3走谷垣②、距離に対する不安からか、守りに入ってしまって69秒。ここで大会新は諦めた。アンカー谷口倖②は今日3レース目。
疲労の極地であろう体を動かして2着八鹿に13秒差でフィニッシュ。
男子は一走の澤野①は50秒台で走ったが二走の伊田②との間でバトンを落とし万事休す。2着八鹿には15秒の差をつけて優勝。
大会記録には5秒足りなかった。落としてなかっても? 男女とも土のトラック時代の記録を敗れなかった。
 総合得点は下表の通り

 男子の部  1 位   2 位  3 位       女子の部  1 位  2 位 3 位  
 総合の部 豊岡158点  豊総 66点 八鹿 54点  総合の部 豊岡146点 八鹿 85点 豊総40点
 トラックの部 豊岡109点 豊総 36点 八鹿 22点  トラックの部 豊岡 89点 八鹿 64点 豊総20点
 フィールドの部 豊岡 36点 八鹿 31点 豊総 28点  フィールドの部 豊岡 51点 八鹿 21点 豊総20点

日々の練習では個が出過ぎて苦言を呈したけど、競技会になれば皆が同じ方向を見ることができた。
日頃の生活、練習でも同じ方向が向けるようになれば素晴らしい集団になる。
但馬大会は通過点。目標は近畿であり全国であることを忘れてはいけない。

現在、陸上競技の記録は電気計時しか公認記録にならない。
かつては手動計時と電気計時を比較するのに手動計時の場合は人間の反応時間等を考慮して0.24秒プラスされていた。
スタート時のリアクションタイムが0.1秒未満だと不正スタートで失格になる。これは人間が音に反応する時間は0.1秒以上かかる
という実験から証明された値だ。
昔の競技会は、計時審判がピストルの光を見てストップウォッチを押し、フィニッシュを見てSWを止める。この2回の反応に
0.24秒という数値を換算している。つまり手動の12秒5は電気計時換算12秒74!
県大会への参加資格は男子4位、女子3位までとそれに入れなかった各地区大会の記録上位者男子8名、女子6名が推薦される。
 但馬にオールウエザーがなく手動計時だった時代、土の不利なトラックで記録が出にくい上に0.24秒上積みされて、圧倒的に
不利な時代があった。その後、土のトラックのハンデを考え但馬、淡路地区に対してのこの0.24秒は廃止された。
現在は淡路地区だけが手動計時で、どんな扱いになっているのか知らないが、
谷垣が予選で走った12秒56は大会新記録になるべきだ。
大会のプログラムを見ると、男子の大会記録は10秒5。なんと25年前の白箸選手の記録だ。確かに彼は速かったが、
この大会記録を更新するためには、電気計時の10秒49以内!。
県内の高校生でこれまでにこの記録を上回ったのは
現兵庫高校記録保持者の年綱君、レジェンド朝原宣之、エドモントン世界選手権代表の藤本俊之選手しかいない。
但馬大会で大会記録を出したら日本代表だ。そこで提案、「大会記録は電気計時の記録にする。」
手動計時は参考記録として掲載。投てき種目の「旧規格」扱いのように・・・


兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(5/3 三木防災)
ゴールデンウィーク後半の初日。武田は姫路に続いて競技場へ駆けつけた。仕上がり具合を確認し、次週への課題
解決のために。三木防災へ行くのはなんと10年ぶりである。女子300mの始まる10時半には余裕の10時10分に
着いたが駐車場は満杯。近くの駐車場も探したが、ない。最終手段は路上駐車。袋小路の奥に駐車。違反を取られても
覚悟の上。300mの開始ギリに到着。すでに気温23℃、快晴初夏の気候で汗が噴き出す。
予選1組澤野③前半抑えすぎでラスト100mだけ真剣に走って42秒46。但馬新!PBを1秒更新。
3組は久保田③は前半から攻めて3着でフィニッシュ。記録は41秒98但馬新!決勝では6着ながら41秒60とさらに更新。
今までの記録は八鹿・太田垣楓華さんの42秒52だった。
次の種目は男子300m、ここでは浜田③が36秒00とPB。澤野①の県大会デビューは36秒76。伊田②は37秒65、
スピード持久力、耐乳酸不足を露呈している。得意の800mのために例えば「300mレペ2本」くらいな練習も必要だ。と思う。
中村③の円盤投げ、Top8に入って6回の投てきをすることができたが、PBに72cm足らず。あとひと踏ん張りで近畿も見えてくる。
5000mの橋本③は今シーズン初の15分台へ。調子は上向きだ。110mHの今西②はいつも風に恵まれない。
今日は風が回っているがスタート直前に追い風に。レース前の練習では良かったので14秒台の期待をしたが、レースでは
第一ハードルで派手にぶつけてそのまま引きずって今回は良いとこなし。のPBタイ。100mのスピードは0.4秒も速くなっている。
ハードルの成功、失敗は1台目の出来次第。はまったら凄い。 はず。 
100m予選の坂本③はマイナス2.4mの中、11秒43で2着。ダッシュ、加速も悪くなかった。
女子100m予選は澤野③13秒03(-1.0m)で2着。谷垣②は12秒86(-2.3m)で4着。決勝へは12秒81までだったが、
谷垣の組は向かい風が最も強かった組、風さえ他の組と同じ条件だったら残っていただろう。

 次週はいよいよ但馬総体。男子は各種目4位まで、女子は2位までが県大会出場の資格を得る。
一年生もようやくデビュー。まだ十分ではないけど自分の適性を見つけるチャンスでもある。本番までの4日間の練習が大切。




豊岡オリンピック(4/28 豊岡スポーツセンター)
 今年初めて地元豊岡で開催される競技会。良いコンディションで競技会に臨めるので期待が高まる。
競技中の気温は29℃という夏日。まだ体が暑さに慣れてないのが心配。1年生は3人がクラブチームから出場。
まずは澤野①400mで上級生を抑え51秒21で優勝。2着は伊田②が51秒88で続く。
100mではPBが10秒台の西村➀が予選を11秒28で走った。決勝は強い向かい風でに記録は低下。
でもデビュー戦で11秒2台はまずまず。が決勝は5着に沈んだ。
5000mの橋本③は暑さにやられたか?社会人の実力者Hさんに先行していたが、4000mで逆転され20秒ほど
先行された。
今西②の100m、今シーズン走るたびにPBを0.1秒ずつ更新。昨年のPBを0.4秒短縮。11.42まで引き上げた。
このスプリント能力の向上は本命の110mHの好結果に結びつく はず。
5月3日の兵庫郡市区対抗陸上で自分のポジションの確認ができる。
男子で他の優勝は走り幅跳びの沖野②、ファウルの少ない跳躍は安心だけど、もうひと頑張りが必要。
リレーカーニバルで悔しい思いをした女子4×100mは49秒67の大会新記録。但馬高校新は次に・・・
女子100m、決勝は向かい風2.9mを突き谷垣②が12秒台で優勝。予選では谷垣②、澤野③、谷口愛②がPB。

女子の優勝者は、400mの久保田③はセカンドベスト、2着の加藤③はPB。
1500mの谷口倖②は消極的なレースではあったが、力の違いを示しラスト80mでトップに。
一日中好天に恵まれ、午前中は公認ギリギリの追い風で予選では好記録が生まれた。午後は向かい風が強く短距離
は記録の楽しみがなくなった。
2週間後には県へと繋がる全但総体。男子は4番まで、女子は3番までが出場資格を得る。1年生も活躍のチャンス。
次は4日後の「県郡市区対抗」。ここでは記録への挑戦だ。



兵庫リレーカーニバル(4/20.21  ユニバー競技場)
 今シーズンのリレーの仕上がり具合、県内での他校とのポジションを確認するのに大切な競技会だと武田は位置づけている。
毎年そうなんだけど、前日が遠足。朝早く出発し、夕方7時前に豊岡に帰ってくる。そして翌朝6時の出発は若い高校生にとっても
過酷な日程だと思う。もし予選を通過したら1日目の競技会が終了してから2時間かけて豊岡に帰り、翌朝再び6時出発で神戸へ。
 学校行事とは言えなんとかならないものか?1年生のオリエンテーションとの関係もあろうが、木曜に遠足なら少しはましだ。
最大限に筋肉を作動させる短距離選手にとって、「早く動かせ」という脳からの指令に対し、「疲労した筋肉が命令通りに動かせない」
この状態が肉離れを発生させる。男女とも準決勝で落選したけど今日は怪我をしなかったことにホッとした。
まずは女子、23年前に但馬記録を樹立したメンバーと比べようやく走力では上回るチームになってきた。
予選:一走(谷口②)からトップに立ちなめらかなバトンパスでアンカー谷垣②が2着に2.7秒の差をつけてフィニッシュ。49秒15!

全体の5番目で準決勝へ。
男子の4×400m、浜田③→伊田②→今西②→坂本③とつなぐマイルは苦戦が予想された。2走までは、400mの経験者。
一走、二走は安定の浜田、伊田、2人とも50秒台では走れるが、50秒突破が待たれる。3、4走は400mの経験は浅く、
2週間前のマイルリレーのラップはともに54秒台。それが今日は2人とも51秒台でカバー。
2週間前の記録会でのチーム記録を6秒も上回り予選通過! 男女とも2日目につないだ。
2日目:終日雨。3日続けての往復4時間の乗車は疲労の極地。女子は大きなバトンミスがあり、組2着だったが、50秒34と
1秒以上記録を落とし全体の9番目で惜しくも落選。久しぶりの決勝進出はならなかった。
男子は3秒ほど下げて落選。1日だけならアドレナリンの分泌でなんとかなるけど・・・ 
メインの大会ではない。怪我なく終えて良かった。
特に男子は苦手な400mを51秒台でカバー。着実に進化している今西、坂本。個人種目で大きな自信に繋がってくる。
伊田はマイルでのスピードが800mで生きてくる。次は豊岡オリンピック。地元での競技会。最高のコンディションで臨める競技会だ。


兵庫春季記録会(3/31,4/13・14 ユニバー競技場)
今回は所用でネットでの結果確認。
二週続けての記録会。20℃を超えるコンディション。気温の高いおかげで肉離れ等の故障の発症は起きにくいのは
ありがたい。がユニバー競技場は晴れた日は11時頃から向かい風になる。先週の姫路と一緒だ。
例年だとこの一週間で大幅な自己記録更新者が続出するのだが・・・・。
まずは新入生の澤野凱音。まだ正式な登録ができないのでクラブチームから出場。デビュー戦でほぼPBの51秒21は立派。
先週不調だった坂本③は向かい風1.9mながら200mでPB。100mも同じく向かい風1.9m
今西②は100mで後半の伸びを見せ先週のPBを更新、110mHでは向かい風3.0mの中、15秒35。全体6位と健闘。
14秒台の力がついてきた。400mHの浜田は先週の記録には及ばなかったが高校生で5番。近畿も見えている。
女子では200mで澤野③が先週に続きPBを更新。久保田③の200mもPB。

次週はリレーカーニバル。部会、遠足と忙しい一週間が始まる。いかにチームとして意識を高く保てるか?
自主トレの効果を期待する。メンタルの強さが求められる一週間。


高体連地区別記録会(4/6 姫路陸上競技場)
 長距離のシーズンインは1週間前。兵庫陸協記録会の長距離の一部が変則的に3月31日に実施された。
今日は部としての本格的なシーズンイン。高体連主催の地区別記録会は、但馬にオールウェザートラックがない時代、
西播地区と合同でさせてもらっていた。だが豊岡にオールウェザートラックが完成した今、朝5時半の出発は負担が大きい。
姫路競技場は晴れたら10時過ぎから必ず向かい風が吹き、記録への楽しみも無くなる。
今日は20℃を超える5月の陽気ながら2m未満の向かい風にとどまったのがせめてもの救いだ。
最初のトラック種目は女子4×100m、谷口→澤野→久保田→谷垣と綺麗に繋がり49秒54といきなりのチームベスト。
23年前の但馬記録48秒87も見えてきた。続く男子4×100mは但馬・西播のチームを押さえて一着でフィニッシュ。
幸先の良いシーズンインとなった。
PBは400mの西谷。前半から積極的にレースを進めラスト10mで失速したが粘りを見せた。110mHの今西、ハードリング
で空中にいるとき向かい風に失速させられるがPBを少し更新。6台目以降の失速を修正できれば大きく短縮できる。
100mでも向かい風1.9mのなかPB。ヨンケイの3走でも走れてた。
400mHの浜田も0.1秒更新。まだレース不足。レースを経験するたびに伸びていくはず。
女子では澤野の200m向かい風1.8mを突いてPB。谷口もPB。谷垣の100m12.81秒も風が無ければPBだった。
400mHの加藤はラスト100mのスパートはめざましかくPB。
次週は兵庫陸協記録会。この一週間でさらに飛躍ができる。
一日一日を大切に過ごそう。

最近ビックリしたことがある。
それは練習に関することで、「自主練」という言葉の生徒と自分との乖離。テスト前とかよく「自主練」と言われる。
 普段は「練習」 これはみんなが揃って練習する。 
「自主練」 自分の時間に、例えば勉強の合間に自分で主体的に練習する。これが「自主練」。
「フリー」 これは文字通り練習してもしなくてもあなたの自由。
そして「オフ」 これが練習は休み。
残念ながらこの冬、計画的に練習してきたけどテスト前、テスト中の2週間の「自主練習」、だが実質「オフ」は
冬季練習で積み上げてきたことが崩壊してしまっている。