2023  last update 13 Nov.  
              

4月9日 高体連地区別記録会(姫路陸上競技場)
4月15・16日 兵庫春季記録会(加古川競技場)
4月22・23日 兵庫リレーカーニバル(ユニバー競技場)
  5月3日   豊岡オリンピック(豊岡スポーツセンター)
5月6日 兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(ユニバー競技場
5月13日・14日 全但春季総合体育大会(豊岡スポーツセンター)
5月26日~28日 兵庫IH(ユニバー競技場)
  6月3日   第一回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)
  6月17日    第二回土曜記録会(豊岡スポーツセンター)
6月15日~18日 近畿IH(和歌山・紀三井寺
  7月8・9日   兵庫選手権(ユニバー競技場)
7月22日・23日 県ユース但馬地区予選会(豊岡スポーツセンター)
8月22日~24日 兵庫高校ユース大会(三木防災
9月9日・10日 全但ジュニア大会(豊岡スポーツセンター)
9月15~17日 近畿高校ユース選手権(奈良・鴻ノ池)
  9月30日・10月1日   兵庫陸協秋季記録会(姫路)
10月21日 但馬高校駅伝(出石)
  11月3日(祝)  但馬選手権(豊岡スポーツセンター)
11月5日(日)  県高校駅伝(篠山)
  11月12日(日)   豊岡市陸協記録会(豊岡スポーツセンター)
2月4日 兵庫県郡市区対抗駅伝(加古川河川敷)
  3月3日   県フィールド長距離記録会(ユニバー競技場 
  3月19日   丹有記録会(三木防災陸上競技場)




豊岡市陸協記録会(11/12 豊岡スポーツセンター)
競技中の気温は12℃、曇り。一週間前の但馬選手権の時の気温27.4℃と比べれば夏と冬が一週間の間に・・・。
11月3日は豊高生は模擬試験があった。その日受験できなかった者は県駅伝の後の今週、毎日1教科ずつ放課後に。
だから殆どの者が練習を満足にできず、しかも寒くなり、雨の日もあったりでコンディションは最悪だった。
せっかくの今年最後の記録を作るチャンスだったのに。
そんな中でも、県駅伝で頑張った長距離陣の走りが良かった。5000mの橋本②はPBを30秒ほど短縮。15分ランナーに。
PBにわずかに及ばなかった1500mの辻田②は、自信を持ってレースを運べれるようになってきたら殻を破れる。
小畑➀も再び但馬選手権の記録を6秒短縮のPB.女子の谷口①の1500mもPB。駅伝1区で頑張った走りが維持できた。
レース展開がもったいなかった。渡辺②も上がってきている。この冬が勝負。
短距離の実施種目は100mと400mだけ。持ちタイムの速い者順に組み分けされる。その1組で坂本②は3着。2着の11.0秒台の
U君と同タイムの11.25秒のPB。10秒台がさらに見えてきた。西谷➀、小谷➀は組で1着。気持ちよく先頭でフィニッシュ。
女子100m1組は澤野②、久保田②、谷口①で1,2,4着。来シーズンのリレーに期待をつなげる。まずはリレーカーニバル入賞を。
2023年度の競技会は終わった。これから長い冬季トレーニングに入る。

この先、5か月間地味な、しかし非常に大切な練習。
 日本の木材は東南アジアのものと比べて強く良質だと言われている。木の年輪は冬があるからできる。南国の木材は暑い日
ばかりだから成長は早い、しかし弱い。一方日本の木には年輪があり、その固い部分があるから強い。年輪はなぜできるのか?
冬は成長が遅いけど強く固い部分ができる。暖かい季節に成長する。毎年この繰り返しで木は太く大きくなる。
だから年輪の数を数えることにより樹齢がわかる(寒い国カナダや北欧では民家は、太い年輪であろう木材が主流である)。知らんけど。
人間の成長も同じではないか。寒い時期にしっかり土台を作ることが春先の成長に欠かせない。
だから目先に競技会のない、ある意味刺激のない冬季の練習だが、大きく羽ばたくために凄く大切だなと思う。


県高校駅伝
(11/5 篠山)
 今日も但馬選手権と同じように暑い。駅伝と言えばウォーマーを羽織ってジョグする姿を思い浮かべるが、競技中の気温は
27℃に達している。
豊岡高校は男女とも但馬を制したが、県大会になるとレベルの違いを痛感する。
男子:1区坂田③は3年連続の最長区間10Kmを担う。各校エースの集うい区を3年間で最も良い10位。32分26秒と頑張った。
    2区伊田①はまだ完調ではなく順位を16位に落とす。 3区8Kmはタスキを受けて500mほどで国道を右折したらずっと山道。
    このハードな3区を橋本②は区間10位の走りで13位に引き上げる。
    4区は、3区の逆、坂道を下る難コース。調子に乗って走ったら最後は膝がガクガクになる。辻田②は昨年のリベンジ。
    昨年の記録を1分20秒ほど上回ったが、順位は16位に下げる。5区毛戸②は昨年も同区間を走った経験で18位にとどめる。
    最後の2区間10Kmは1年生。6区小畑は但馬大会より1分ほど縮めたが順位は23位でアンカーへ。
    アンカーを走る予定だった森①は但馬選手権で足を故障したため、急遽野村①に交代。野村はよく頑張ったが3人に抜かれて
    26位でフィニッシュ。記録は2時間26分37秒。昨年の県大会よりちょうど10秒上回ったが、但馬大会を3分近く下回った。
女子:但馬大会と1区と5区が入れ替わったオーダー。
    1区谷口①は19位の滑り出し。夜のテレビ放送ではアップで映り「1年生ながらよく頑張りました」と解説者から言われてました。
   2区渡辺②で26位に順位を落とす。3区大石①順位は変わらず26位。4区久保田②は25位に順位を上げる。
   5区アンカーの舩田③は1人に抜かれて26位でフィニッシュ。 1時間27分52秒。
男子優勝の須磨学園の2時間4分29秒は、夏日の駅伝としては驚異的な記録だ。1区の折田選手は今の日本人高校生の中では断トツ。
他のメンバーも揃っている。年末の全国大会では昨年西脇工業の長嶋君が独走したように今年も兵庫県が先行する姿を観るのが楽しみ。
11月まで後輩たちと一緒に走ってくれた3年の坂田くん、舩田さん、ありがとう。次のステージでの成功をみんなで強く祈ってます。

   
サンテレビ より



但馬選手権(11/3 豊岡スポーツセンター)
 今年の異常気象を再認識させるような、11月にして夏日、最高気温27.5℃。こんな陽指しの但馬選手権はあり得ない。
運営側として「但馬のチャンピオンを決定する大会が11月の寒い時期で良いのか?」の意見もあるが、今日は絶好の陸上日和。
 コロナの5類移行に伴い出場者を但馬出身の「兵庫陸協登録者」を「日本陸連登録者」としたため、参加者も増加、観客席も例年以上の
賑わいで盛り上がった。
最初の決勝種目は1500m。森①は1200mまでは2人の社会人ランナーにピッタリ付きラップタイムは3分17秒。自己ベスト時を2秒上回っていた。
4分切りか?と期待したが、いつものラストの切れがなく4分03秒21。自己ベストにわずかに及ばなかったが、県のトップのランナーにあと300m
まで食らいつけたのは大きな収穫。女子400mは久保田②、インから中学2年生のWさんに200mで抜かれ山場を作れず2着に終わる。
Wさんは59秒18の大会新。中二でこの記録は、全国でも800m同様トップクラス。凄い中学生が但馬にいる。
女子100mA決勝には谷垣①、谷口①が進出。総合高校のSさんとはいつも良い勝負をしている。県ユースの決勝では、0.01秒差で先着。
今日は?予選は組が違い、風力も違い0.02秒差。決勝は号砲で飛び出したのはSさん。60m地点ではSさんが1m先行。ここから谷垣の猛烈
な追い上げ、ほぼ同時にフィニッシュ。思い切り上体を突き出し、転倒までした結果は?12秒70、同タイムで谷垣の優勝。
写真を拡大し1000分の6秒差の「着差あり」だった。
社会人、大学生など但馬出身者、地元のアスリート74人が集結した男子100mm。A決勝に2月に入部してきた坂本②が進出。
ベスト記録10秒台の選手たちと走る経験は凄い勉強になる。号砲の瞬間、突っ込みすぎてよろけて出遅れたがよく立て直しPBの11秒28。
来シーズンの10秒台も現実的になってきた。走り幅跳びは沖野➀が自己ベストを大きく更新の6m79。6m60台を2本とハイレベルの
跳躍だった。踏切のタイミングが良くなった。100mの走力をより高めて7mを目指したい。
15cm及ばなかった大会記録保持者は、後に西日本インカレで優勝などの経験を持つ豊高のレジェンド。
 2人だけの出走となった400mハードル。高校時代全国決勝経験者の豊高OBの塚原くん、今シーズンPBを更新しているが大学院の入試
のため最近は練習不足。200mまでは浜田②が頑張って併走したが6台目から力の差が出て2秒遅れながらPB。まだまだ伸びしろを感じる。
 女子800mの谷口倖➀は、昨年末の富士山大学女子駅伝の大学選抜チームのアンカーFさん、中1兵庫県チャンピオンのTさんに積極的
に付いたが300mで離された。レースは大学生が69秒で通過、ピッタリと中学生。あと300mで中学生が前に出るがすぐに大学生が抜き返す。
ラスト80m、再度中学生が追いつき30mほど併走したが、大学生が力尽きた。ラスト300m殻のデッドヒートは見応えがあった。
中1生の記録は2分17秒64と立派。谷口は3着ながらPB。2日後の11月5日、県駅伝1区の重責を担う。
女子やり投げは、今のところ敵なしの澤田②の優勝、1m差の2位は初やり投げの澤野。9歩の下手なクロスながらパワーで投げた。
7歩or5歩クロスを覚えれば7種競技で大きな得点源になる。

 今回の大会は豊高OBが声を掛け合って8人も参加してくれた。400mで2020東京オリンピックの日本代表になった選手の大会記録を更新した
水田くんはじめ「さすがに先輩」と大きな存在感を示してくれた。身近な先輩の活躍は現役生にとって大きな励みだ。
彼らが言ってくれた「来年も必ず出ます」、「帰省したら練習にも参加します」。来年は、憧れではなく「先輩と勝負する」でないと先輩に失礼だ。
今年のWBCの決勝前に大谷翔平選手がナインに呼びかけた言葉に似てるけど・・・
 いよいよ今シーズン最後の記録会が来週ある。これには明日県駅伝を終える長距離陣も参加する。
一年を締めくくる意義ある大会になるよう、この1週間頑張りましょう。武田
明日は朝からラジオ放送でレベルの高い兵庫県高校駅伝を楽しみます。「
豊高、頑張れ!!!


但馬高校駅伝(10/21 出石) 男子 連覇! 女子14年ぶりの頂点!
先日までの季節外れの猛暑はどこへやら。急に寒くなり、しかも雨。山陰地方の初冬の特有の気象現象「ウラニシ」。
スタートの10時には雨が止んだ。がすぐに降り出し、競技終了まで冷たい雨に選手は悩まされた。
神戸新聞の戦前予想では男子:「エース坂田ら実力者が揃う豊岡の連覇が濃厚・・・」
女子:連覇を目指す八鹿と昨年2位の豊岡の一騎打ち・・・」
出発時の気温は16.9℃。終始冷たい雨が降り続ける中、男子がスタート、5分後に女子がスタートをした。
今年の豊高は坂田③が1年次に樹立した区間賞の更新を目指し3年連続の1区、8kmには橋本②、辻田②そして中距離では
県レベルの森①、伊田➀が。そして伸び盛りの毛戸②、小幡➀と隙のないオーダーを組むことができた。
女子は舩田③が受験勉強の合間に練習をするなど、2年次のリベンジを果たすために戻ってきてくれた。それにキャプテンの渡辺②
にポテンシャル十分の1年生の大石、谷口。短距離からの助っ人、400mでは但馬に敵なしの久保田②で優勝を目指す。
{結 果}

    男   子  女  子
 1位  豊 岡  2時間23分25秒 豊  岡 1時間:27分46秒  
 2位  八 鹿   2時間32分28秒 八  鹿   1時間30分49秒
 3位  生 野   2時間:35分51秒 近大豊岡 1時間:35分28秒

豊高の区間の順位  
   男子:1区:坂田 1位、2区:伊田 2位、3区:橋本 1位、4区:辻田 1位、5区:毛戸 1位、6区:小畑 3位、7区:森 1位。
   女子:1区:舩田 1位、2区:渡辺 1位、3区:大石 1位、4区:久保田 2位、5区:谷口 1位。

今年の異常な暑さの中、真面目に練習してきた成果が発揮できた。21日(土)豊岡では豊岡市の表彰「こうのとり賞」が元阪神の
能見選手に贈られた。彼が母校での記念講演で「努力すれば運もついてくる・・・」と話したそうだ。(神戸新聞)
その通りだ。努力しない者には、礼節のない者には運もついてこない。

     
     女子
1区:舩田は3年生、昨年の走りに悔いを残し、
リベンジのためこの場に戻ってきてくれた。
熱い思いは、同タイムながら「着差あり」の区間賞
で報われた。1km地点の通過は6人集団の後方
で通過、あと2km地点から八鹿と競り合いを展開。
昨年の苦しそうな走りとは違い顔には余裕があった。

2区:渡辺②はタスキを受けてから1kmは併走、
峠で折り返すと八鹿を徐々に引き離し54秒差を
つけての区間賞。

3区:大石➀はさらに8秒差を広げる。地道に努力
してきた結果は区間賞に結びついた。

4区:久保田②はチーム唯一の短距離選手。
日頃長い距離の練習はしてなかったにもかかわらず
八鹿の中距離のエースのHさんに次いで区間2位
の頑張り。

5区:谷口①今の但馬では無敵のランナー。
前半は押さえて1km過ぎからペースアップ。
八鹿との差25秒で受け取ったタスキはあと2km地点
で1分20秒に開く。ここからさらにペースアップ、
3分03秒の差をつけて歓喜のフィニッシュ。
 
     
     
   
1区:10kmの最長距離。各校エースが集まる。坂田③は5000m、但馬歴代2位の15分02秒の坂田に対し、生野のS君は1500mで但馬新記録を樹立している。
    この2人の争いになると予想されていたが、坂田の力が勝っていた。1km地点では坂田が引っ張り20m遅れて3位グループが団子状態。あと2km地点では
    2位との差は40秒に開いた。昨年と全く同じレース展開で1分25秒差、3位八鹿との差は2分03秒で2区へ。坂田は3年連続の1区で区間賞に輝いた。
2区:伊田➀は800m得意のスピードランナー。当然区間賞を取る力があるのにペース配分のミスか?区間賞に4秒及ばず区間2位。
3区:橋本②は昨年も走った3区。素晴らしいスピードで走り抜け、2位に上がった八鹿に7分08秒の差で4区へ。区間記録には及ばなかったが、25分58秒は
   豊高長距離のレジェンド(神戸大大学院時代に近畿選手権、3000m障害で優勝)藤田君の高校時代の記録を2秒上回る好記録。
4区:辻田②はスピードもある。腰高の軽快な走りで八鹿をさらに43秒引き離す区間賞。
5区:毛戸②も八鹿をさらに1分15秒引き離し区間賞。
6区:小畑➀はまだレースが少なく未知数。秋になって努力が実り、5Kmの出場を勝ち取った。軽やかな走りで良い調子だと思ったが八鹿に33秒詰められて区間3位。
7区:森①は800m県ユースの優勝者。秋になり専門外の1500mでも4分03秒で走ったスピードランナー。差をさらに2分28秒広げて八鹿に9分03秒先行のフィニッシュ。
   もちろん区間賞。   


兵庫陸協秋季記録会(9/30.10/1 姫路)
 収穫の秋、暑い夏に耐えた者が実を結ぶ。この夏は異常な暑さだった。35℃以上の日が32日。うち38℃超えの日が8日。
ようやく陸上競技に適した季節がやってきたはず。2日間の最高気温は初日30.5℃、2日目29.5℃。まだ夏だ。
姫路競技場は秋になれば追い風が吹くはずなのに、夏の気温ではやっぱり向かい風。戦意がそがれる。
 現在ユニバー競技場は来年開催予定の世界パラ陸上のため大改修中。本来ならこの記録会は2会場で行われる。
但馬などは加古川競技場、そして神戸地区などがユニバー競技場で。それが全県まとめて姫路競技場で。
そのため実施種目も半減。男子100mに573人、61組もある。1組3分としても3時間もかかる。
また例年なら1週間後に予定されてる高体連の記録会は会場の確保ができず中止。せっかくの収穫の秋に競技会がない。
豊岡にもオールウェザートラックがせっかくあるのに、なぜこちらでできないのか、向かい風が終始吹く姫路まで行かないで
豊岡の良いコンディションの下で(睡眠時間も含めて)できないものか?選手目線に立っての検討も必要では?と強く思う。
愚痴は尽きないが、豊高はほぼPB(パーソナルベスト、自己記録)を更新。
 記録会の番組編成は自己記録で組を分ける。ほぼ同じ力の者同士で競う。その組での順位はその後の伸び率に比例する。
100m:終始2m以上の向かい風、練習の加速走で10秒11の坂本②、西谷➀はともに組の1着。
2人とも陸上を始めてまだ4か月。2組を走った400mHの浜田②自己セカンド記録で全体の6番。
2日目最初の種目は男子1500m。駅伝シーズンに向けて5000mがあれば良かったけど実施最長距離種目が1500m。
豊高得意の800mも実施されない。小畑➀がPBを20秒近く短縮で組1番。毛戸②、橋本②も組でそれぞれ3,4番でPB。
800mを得意とする森①はPBを10秒更新の4分03秒83。最後は独走状態で・・・ もっと競り合える組だったら・・・
スピードに持久力もついてきている。長距離陣は駅伝へ向けて好発進。
110mHは今西➀、体調不良の中、高校生の中で6番目。もっと気楽に臨めば変わってくる。
400mの伊田①は51秒81。体力はかなり回復してきている。高レベル800には、もう一段のスピードアップが不可欠。
LJの沖野➀は1,2回目ファウル、3回目合わせに行ってPW。(パーソナルワースト)
女子は本校からの出場者は4名。100mの澤野②、久保田②はともに組の真ん中あたりの順位。今一歩。
400mHの加藤②は組1着でPBを0.31秒更新、稲津②のHJは練習では良くなってきていたけどPB-5cm。

次の競技会は但馬高校駅伝、そして11月3日の但馬選手権、12日の豊岡記録会が最後の競技会になる。
その前に2学期の中間試験がある。今シーズン最後の競技会を見据えてどう自主練をこなせるか。
収穫の秋、1年のまとめとなる競技会を無駄にしないように・・・。



近畿高校ユース選手権
(9/15~17 奈良・鴻ノ池)
 9月も中旬、でも相変わらず暑い。競技場の気温は33℃。秋の競技会とは思えない気温だ。
この大会、今年は1年生の2人が参加。800mの森、110mJHの今西。エントリーランキングでは森が2番、今西は10番目。
1日目:800mの予選・決勝がある。予選は楽に走って1分59秒台で余裕を持って2着で決勝へ。優勝候補の洛南のW君は
自己ベストから8秒ほど遅い余裕の2着通過。同日に決勝まである400m、800mは予選でどれだけ力を温存できるか、が
順位に大きく影響する。決勝、1周目西脇工業のS君先頭、59秒とスローペース。8人が集団で通過。森は終始6、7番手。
7人が団子状態であと100m。ここから一斉にスパート。森は一人抜き、2人抜き、3人目を抜いたところでフィニッシュ。
4着。1着との差0.45秒、3着との差0.01秒の接戦で負けた。 敗因はあえて言うなら「無駄な走り」。
先の世界選手権で田中希実選手は1500mでは練習してきたラストスパートが効かなかった。
「位置取り」の問題。田中選手は1500mを殆ど3レーンを走っていた。距離にして30mほど余分に走っている。
これはボクシングのボディーブローのように後半に効いてくる。1500mで決勝へ行けなかった原因はそこにあると武田は見た。
その反省からか、5000mでは素晴らしいラストスパートで日本新で入賞を果たした。5000mでは終始インレーンを走っていたので
ラストスパート60秒を実現できた。
森の場合、常に2レーン。800mなら11m余分に走っていたことになる。
2日目:11時の気温は36℃。今西の110mJH、予選は優勝候補の社高校のM君に次いで2着で通過。動画を見てタッチダウン記録を計測。
自己ベストを0.3秒更新し悪くない。でも最近の日本の110mHハードルレベルアップはめざましく中・高校生も強い。
「110mハードルはアジア人に向いている」と中国上海体育学院の熊教授に15年ほど前に聴いたことが現実になりつつある。
決勝:1台目は8番目、フライングがあったのかなと思うような出だし。でもそこから後半よく追い上げて5着。14”75。
1着から3着までは14”50の大会記録を更新するというハイレベルだった。1,2年とも兵庫代表の3人は入賞。
レベルの高い兵庫県でしのぎを削っていかなければならない。
2人とも近畿大会を経験し、勉強することが多かったと思う。

 今日の豊岡の陸上競技場には中学校2校、高校3校、社会人も何人かが集まり活況だった。
女子100m、200mの但馬高校記録保持者、K中学校のO先生。「このHPを楽しみに見ています」とのこと。
うかつなことを書けない!このページは、ただ記録の連絡くらいの思いだったけど・・・ もうちょっと頑張らないと・・・
そしてこのHP、累積アクセス数が9月11日に19万人に達しました。1999年、豊高に転勤してきたときに立ち上げて24年。
当時は顧問として、現在は豊高陸上競部を応援する一人として発信しています。


全但ジュニア大会(9/9.10 豊岡スポーツセンター)
 歴史的な高温の夏がようやく終わり、朝夕には秋の気配が少し感じられる気候になっけど、今週は殆ど雨。
満足な練習ができなかった。条件はどこの学校も同じ。「実りの秋」今までの練習が結実する競技会でもある。
1日目:競技場の気温は30℃、やっぱり暑い。
    今日あったトラック種目10種目中9種目に1位を獲得。フィールド種目は3/8。男子の1位はゼロ。
  男子:接戦となった100mでは沖野➀が0.01秒坂本②を押さえて優勝。400mは浜田②がフィニッシュ前10mで
     先行する伊田①をとらえ辛勝。毛戸②が4位、初レースの西谷➀はPBを大幅に短縮。
     1500mは辻田②が和田山との接戦を制した。110mHは今西➀の独壇場。次週は近畿ジュニアを控え、今回は
    7cm高いハードル。5台目までは大会新記録ペースだったが7台目で足をぶつけて失速、大会記録に0.15秒及ばなかった。
    三段跳びは小谷➀、藤澤②、中村②で2,3,5位。円盤投げは中村②が2位。
    4×100m:沖野・坂本・池内・今西で43秒47で一走から他を圧倒、独走で優勝、バトンパスのレベルは高くなった。
 女子:100mは谷垣①が2位、澤野②が4位、400mは久保田②が独走した。
    100mHは澤野②、加藤②がワンツー・フィニッシュ、1500mは谷口倖菜➀が八鹿との接戦を制した。
    走り高跳びは山田②が2位、稲津②は4位。三段跳びは山田②が10m超えで優勝、大会記録にあと8cm届かず。
    円盤投げは井上➀、澤田②、赤木➀で1~3位を独占。ハンマー投げは井上➀がV。
   4×100m:谷口・澤野・久保田・谷垣で組んだリレーはバトンパスが完璧で今日唯一の大会新50秒20。
            従来の記録を1秒ほど縮めた。
明日もこの調子で頑張ろう!
2日目:天気予報では「午後から激しい雨」。なんとか持ってほしいと願いながら・・・ 競技中は快晴、競技中の最高気温33℃。
 男子:400mHは浜田②が追いかける今西①を7台目から振り切り57”01で快勝。今西は58"86と好記録で2着。
     200mは1着から3着までが0.03秒以内の大接戦。初レースの坂本②が後半頑張って2着。長田①は5着、PBを大幅更新。
     800mは県ユース優勝の森①と6着の伊田①の高レベルの対決。1周目の通過は59秒の森に伊田がピッタリつける。
    ラスト300mからの森のスパートで森が離しそのままフィニッシュ。1'57"75の大会新。2着伊田2’00”02、
    3着辻田②2'02"69はPB。走り幅跳びは県ユース4位の沖野①が6m47で制した。小谷①も6m10のPBで4位。
    砲丸投げは中村②が2位に入った。
    大会新記録を狙った4×400mは2秒ほど届かなかった。初400mの坂本②は53秒台。ここは課題の残ったレースだった。
 女子:200mは谷垣①、久保田②が2,3着。向かい風2.9mのハンデで27"04、27"53は力をつけてきている。
    800mは谷口①が1500mに続き2冠。まだポテンシャルを出し切っていない。駅伝のエースの自覚が芽生えてくれば・・・
    400mHは加藤②が危なげなく優勝。でもPBから2秒ほど悪い。学級閉鎖による練習不足?
    やり投げは澤田②。PBを2mほど更新してのV。地道な努力が実を結びつつある。日本の女子やり投げは世界の注目。
    豊高も同様であってほしい。
   最終種目の4×400m澤野②→久保田②→谷垣①→谷口倖①で、狙ってた従来の記録を3秒ほど更新の大会新記録。
   みんながランニングタイマーを見ながらの懸命の声援。その声がしっかり届いていた。
マイルリレーはチームを一つにする素晴らしい力を持っている。あの歓喜はみんなで次の努力の約束を宣誓したような気がする。
   2日間暑すぎる天候だったにもかかわらずPBが続出した。好結果が出る、これは競技する者にとって嬉しいことだ。
  日々の練習を通して人間力を高めていることがそれに繋がっている。礼節を大切にし友達や先生たちからも信頼される人間性。
  競技会で「拍手をお願いします」で実力以上の好記録が出るけど、日頃から多くの人から応援されてる人は、いつも目に見えない、
 聞こえない大きな拍手を受けている。それが競技会では大きな力を発揮させてくれる。それに当日の観客席からの拍手がプラスになれば
 「鬼に金棒」だ。と武田はいつも思っている。だから口うるさくなることを許してもらいたい。

2日間の努力の跡        
 男子の部  1 位   2 位  3 位       女子の部  1 位  2 位 3 位  
 総合の部 豊岡123点  豊総 65点  八鹿 61点  総合の部  豊岡119.5点  八鹿 92点 豊総25.5点
 トラックの部 豊岡 90点  豊総 36点  八鹿 30点  トラックの部  八鹿 69点  豊岡 68点 豊総 19点
 フィールドの部 豊岡 33点  八鹿 31点  豊総27点  フィールドの部  豊岡 51.5点  八鹿 23点 豊総 6.5点

 

   
     
 男子最優秀選手:森 蒼大





兵庫高校ユース大会(8/22~24 三木防災森800m優勝 今西110mJH2着 近畿へ!! 
 例年なら神戸のユニバー記念競技場での開催のこの大会。来年開催の世界パラリンピックのための競技場改修。
一年生には初めての三木防災陸上競技場での開催、宿泊も初めてのところ。慣れない環境で大変だ。
 それにしても今夏の気温は異常だった。但馬予選以降、36℃以上の日が実に22日。7月下旬から38℃以上が7日。
「運動するのは危険」という日が続き、思うような練習ができなかった。
今日の会場の気象状況は最高気温は12時の35℃、午後からは曇り空で30℃まで下がっていた。
あの暑さの中で練習を積んできた豊高生にとっては35℃でも快適な気温のはず。3日間の活躍が期待できる。
武田はハンガリーで開催されている世界選手権、今日から始まった全日中陸上のYouTubeのライブ配信、
そして県ユースの検索、マネージャーからの連絡、動画チェックと忙しい。
今回の豊高はエントリー記録8番以内の種目が実に11種目もあり、近畿も複数で行けるはず。
1日目
    最初の決勝種目は1年男子走り幅跳び、決勝に残った沖野は6m28で近畿へあと一歩の4位。
   女子2年やり投げの澤田は8位。トラック種目は200m以上は準決勝がなく予選の結果で8人のみが決勝へ進出できる。
    4×100mは男女とも、あと0.5秒ほど決勝進出に足らず。例年なら楽々準決勝進出だったのに・・・。
    個人種目でも準決勝があれば進出できた者も・・・。      もう一回走るチャンスがほしかったなぁ。
    全中では豊岡市の中学生男子200m、女子800mは明日のB決勝へ歩を進めた。愛媛でも豊岡市は頑張っている。

2日目
     競技開始時刻には、すでに34℃、今日も暑い中での競技会となる。昨夜の世界陸上、女子100m優勝のリチャードソンは
     準決3位、プラス2で決勝進出。9レーンのスタートで優勝した。しかも大会新の10秒69で・・・ こんなことも起こる。ゾ

   気象状況を見ると最高気温が35℃。豊岡は今日も37℃近い。会場は豊岡より2℃ほど低い。今日も豊岡高校に追い風が・・・
    全日中のライブ配信:200mTRに進出した西村君は3位!女子800mの脇坂さんは1位。豊岡っ子は愛媛でも頑張っている。 
    今日の入賞者は1年女子100mで谷垣:6位。2年男子円盤投げ中村:5位 400mH浜田:8位。
    1年男子800mの予選の結果、森が全体2位、伊田が6位で明日の決勝に歩を進めた。
    マイルリレーは決勝進出が目標だったが、今年はレベルが高い。3分26秒もかかってしまっては・・・、トップ8に入れなかった。
    しかし明日の800mを控える1年生の2人はラップで50秒台でカバー。スピードを生かして頑張ってもらいたい。
    女子のマイルでも2走の久保田が念願の1分切り。体感したスピードを次に生かしてもらいたい。

3日目
    昨夜2時過ぎから始まった世界陸上女子5000m予選では、田中希実選手が日本記録を実に20秒近くも更新。
    スタートから3連覇をねらうオランダのハッサンにピッタリつけて中盤からはケニア、エチオピア2人ずつの6人でデッドヒート。
    あと一周で離されたものの力を出し切った健闘が光った。1500m予選では殆ど3レーンを走った結果、最後に力尽きた。
    参考までに・・・ 1レーンと2レーンを走る距離の差は一周で7mほど。これが400m競走の階段状のスタートの差。
    それが3レーンだと14m。4周走ったらその差は40m!解説者のK氏は「いつでも対応できる位置取り」と解説したが、
    これはボディーブローのように後半に効いてくる。5000mではずっと1レーンを走っていたのが好結果に繋がった。
    5時からはエンゼルスのライブ。大谷は腕の疲労でピッチャー交代。ホームランも観れたし、ここで就寝。
    今日の競技開始時の気温28.0℃。豊岡は相変わらず猛暑日が続いているが、競技場は豊岡人にとってはしのぎやすい?のでは・・・
   1年男子800mは2人が決勝進出。ワンツーフィニッシュも・・・。ランキングトップの森は実力通り余裕の優勝。伊田は6位。
   1年男子110mjHの今西は2着。1年男子三段跳び小谷は7位入賞。
   9月15日から始まる近畿ユース(奈良)を800mの森、110mJHの今西が決めた。複数種目で行くのは久しぶり。
   大会前は、酷暑で思い通りの練習ができなかったが、入賞者は9人。みんなよく頑張ってくれました。
   次は但馬ジュニア。気候も良くなり、好記録を出すチャンスです。 武田
   

   
 1年 800m優勝 森 1’57”72  1年 110mJH 2着 今西 15”17



県ユース但馬地区予選会(7/22.23 豊岡スポーツセンター)
梅雨が明け連日猛暑が続いている。初日は武田は神戸へ。日本スポーツ協会の公認コーチの研修会。スポーツ指導者競技会の
理事をしてるため、研修会の世話をしなければならず、大切な部員の競技会を犠牲にして行ってきた。
その代わりに研修会の一端を・・・。講義は2つあった。指導者は競技だけを教えていてはダメ。
「スポーツを通した人間形成 Life Skill」というのが一つ。生活していく上で必要な技術とでも言える。
アスリートに求められる10のLife Skill  ・コミュニケーション能力 ・礼儀マナー ・謙虚な心 ・ストレスマネジメント
・感謝する心・責任ある行動 ・体調を管理するスキル 
目指すゴールは「逆境に立ち向かい、自ら考えて行動できる人、組織」 。 スポーツをしている人はライフスキルが高い! 
部活を通して、人間が社会で生きていく上で大切なことを学んでいるんだ。  2時間の講義を4行でまとめてみた。

もう一つは発育について。だれでも「発育スパート」急に身長が伸びるときがあり、運動能力が一気に高くなる。
睡眠の大切さ。「寝る子は育つ」。成長ホルモンは睡眠時に分泌される。プロの運動選手は10時間寝るそうだ。大谷選手は12時間。
 高校生は勉強も大切だ。ならばスマホやゲームは、今は無駄な時間である。
成人になって発育が止まってからなら・・・   これも2時間を4行で。
 さて講義を聴きながら予選会が気になりIpadを活躍させていた。殆どの者が自己記録を更新している。
マネさんから送ってきた動画でも確認していた。   頑張ってきた練習効果が現れている。
2日間で全員が県大会の出場権を獲得。今までにない成果だ。

女子 ○数字は学年と順位
 澤野②:100m➀100mH➀ 久保田②:200m➀400m➀ 加藤②:100mH②400mH➀ 渡辺②:800m③ 
 山田②:走高跳②、三段跳➀ 稲津②走幅跳③ 澤田②:円盤投➀やり投➀ 谷垣①:100m②200m② 
 谷口愛➀:100m③200m③ 谷口佐➀800m➀1500m② 岩本➀:走高跳➀走幅跳② 金子➀:走幅跳③三段跳➀ 
 井上➀:円盤投➀ハンマー投➀ 赤木➀:円盤投②やり投➀

男子
 池内②:100m②200m② 坂本②:100m③200m④ 浜田②:400m➀400mH➀ 辻田②:800m➀3000mSC② 
 中村秀②:110mH➀三段跳③ 橋本②:1500m➀5000m➀ 毛戸②:400m③800m② 藤澤②:三段跳② 
 中村幸②:砲丸投➀円盤投➀ 沖野➀:100m➀走幅跳➀ 長田➀:100m②400m③ 森①:800m➀ 伊田➀:800m②
 小畑➀:1500m④ 野村➀5000m④ 今西➀:110mH➀400mH➀  西谷➀:走高跳③ 小谷➀:走幅跳②三段跳➀

県大会では各種目3位、リレーは6位までが近畿大会へ歩を進めることができる。
近畿へ歩を進める可能性のある者は例年になく多くいる。過去には 「えっ」と思う者が行ったこともある。
気温も今日よりは低くなってくる。 伸び盛りのこの世代、これからの一ヶ月で、県での順位も大きく変化させる事ができる。
無駄な時間をスリム化し、日々を豊高生として大切に過ごしていこう。


兵庫選手権7/8・9ユニバー競技場)
梅雨末期の大雨の予報。「警報級の大雨」だったが両日とも曇り空、時々雨。気温は26℃前後。豊岡では34.8℃だったから
予報に反して好条件のグランドコンディション。
期末のテスト終了直後、テスト前、テスト中の自主練がどれだけできていたのか不安だらけの兵庫選手権。
出場者は3名のみ。今西①は110mJHで転倒失格。この大会を目指して人のいない日曜にも練習してきただけに悔しかっただろう。
「転んでもタダでは起きない」このアクシデントで何かをつかんで立ち上がってくれることを期待したい。
800m予選の森①は大学生、西脇工業の3年生に次いで予選3着、自己セカンド記録でフィニッシュ。県ユース優勝に向けて順調。
女子では一人だけの出場だった走るたびにPBの久保田②はここに来て足踏み。練習の積み重ねの大切さを知ったことだろう。
豊高の陸上競技部を卒業した先輩たち、6月に教育実習に来てくれていた先輩たちも頑張ってる姿を見せてくれた。
400m2位の水田君(同志社大2年)、400mH4位の塚原君(神戸大4年)、7位の中嶋君(大体大4年)、
三段跳び6位の小林君(関学大4年)、800mの久保田君(関西大1年)、女子では円盤投げの原田さんが元気な姿を見せてくれた。
夏休みには後輩たちへの指導にも是非来てもらいたい。
さぁ、テストも終わって次は県ユース但馬予選。7/22・23。男子は4番、女子は3番以内の全員出場権獲得を目指して・・・


第2回土曜記録会(6/17 豊岡スポーツセンター)意義あった記録会!
  30度を超える気温の中での競技会。真昼の100mのスタート地点のウレタン走路は灼熱。暑さに耐えられずバケツに水を準備し、
各自で手の位置に水をまき、気分的に冷やしながらのスタートをするというような競技環境。
第1回記録会から2週間。この間梅雨時期の降雨で十分に練習できたとは言えないが、そんな中でも殆どの者が自己記録を更新、
順調な成長を確認できた意義ある記録会になった。
男子:沖野①が100mでPB、走り幅跳びでは6mの壁を越える跳躍でPB。坂本②も11秒前半でリレーメンバーに名乗りを。
400mでは池内②が52秒台、マイルメンバーに名乗りを上げた。800mは森①が400mの入りが59秒台と少し遅かったが、
1分57秒台の自己セカンド記録。小畑①は8秒も自己記録を更新。辻田②は5秒更新。三段跳びは小谷①がPB。
女子では谷垣①、谷口①が総体の記録をそれぞれ0.3秒の更新、リレーでの県ユース入賞の視界が広がってきた。
久保田②は400mを独走でPBを1秒更新。走り幅跳びでは澤野②が4m95のPB。岩本①が20cmの更新。
三段跳びでは金子①が県ユース出場の標準記録まであと17cm。
 次の競技会は国体の選考会でもある7月8.9日の兵庫選手権。そして22.23の県ユース予選会。
豊高の陸上競技部の顧問の一人であるジュリウス・チャプマンには「部員との会話はすべて英語で」とお願いしてある。
今日のミーティングでの話。「みんなの頑張ってる姿を誇りに思う・・・」。武田もいつもそう思ってる。 I think so too.
その前に立ち塞がる期末試験、先輩たちも実践してきた「文武両道」。大谷選手の「二刀流」のように輝いてもらいたい。


第1回土曜記録会(6/3 豊岡スポーツセンター)
このHP管理者の武田は、朝から兵庫陸上競技協会の会議のため明石行き。梅雨入り後、続いた雨のため、県IH後一度
だけしか練習を見れてない。それだけにいつもより結果が気になる。
台風の影響で前日は全国的に大雨。豊岡にも大雨警報が発令され、学校は臨時休校。
当日は台風が去って快晴21℃。だが南の低気圧に吹き込む風のせい?北からの風は、ホームストレートは強い向かい風となり、
400mはラスト100mが厳しい。周回種目は記録の期待が薄くなる。最終の100mだけはバックストレートで実施された。
PB(パーソナル・ベスト:自己記録)更新者は、100m:坂本②、中村②、400m:伊田①、浜田②、走高跳:西谷①、走幅跳:小谷①。
女子では100m:谷垣①、谷口①、1500m:大石①、走高跳:山田②、砲丸投:赤木①、やり投:澤田②。
風に恵まれれば・・・という者も多くいて、県IHを経て一回りたくましくなっていることは確か。
2週間後、17日には第2回土曜記録会が実施される。その次の競技会は7月下旬の県ユース但馬予選会。
その予選会は、豊高から1種目2人しか出られないので、その種目での自分の立ち位置を知る上でも大切な記録会になる。
一部の者は国体選考会でもある兵庫選手権を目指して一日一日を大切に過ごしてもらいたい。。


兵庫IH5/26~28 ユニバー競技場)
全但総体が終わって2週間。その間に定期考査があったりして練習不足が否めない。むしろ休養になったかも?
その答えが明らかになってくる。
初日、競技開始のグランドコンディションは曇り、気温21度、南の風0.4m/秒。軽い追い風は最高のコンディションだ。
PCの前で、2022年度の記録集を開きながらネットのアップデートを待っている。

1年生ながら今西は110mH。予選を15秒54、準決勝は向かい風2.1mの中15秒39で6着。
2着と6着までの差0.08秒という大接戦で全体の9番目で落選。こんな厳しいレースの経験は今後に生きてくる。
女子の4×100mも準決勝進出。女子の準決進出は久しぶりのこと。1.2年のチーム。目標はユース大会での入賞。
自己記録更新者は男子では1500m橋本②、3000mSC辻田②、砲丸投げ中村②
女子では1500m舩田③、やり投げ澤田②。今日はゆっくり休んで、明日に備えてもらいたい。
2日目:400mHで浜田②がPBで準決勝へ進出。スタミナのある選手なので、さらに記録の更新を期待したが、5着で落選。
田井③も予選でPBを1.5秒更新したが惜しくも落選。
男子800mの森①は1分56秒69とPBを大きく更新し明日の順決へ。伊田もPBを1秒更新したが落選。400mHの浜田
とともに県ユース大会では、近畿が射程に入る。7種競技の澤野は4種目を終わって風に恵まれず但馬大会を55点上回る
にとどまり、明日の3種目次第では・・・。
女子のマイルリレーは組の2着、男子は組の1着で明日の順決へ歩を進めた。
3日目:5000mはタイムレース決勝。坂田②は1組の記録の悪い組だった。4000mでトップに立ち2着を17秒離す独走で
1着でフィニッシュ。2組の結果次第だったが、ハイレベルの兵庫県の高校長距離界。惜しくも8番目。
坂田の上位には駅伝の名門校の須磨学園2人、西脇工業1人、報徳2人、神港学園2人の7人。日頃、競技場に早く来てジョグ、
ストレッチなどをしている姿を見てきただけに、近畿へ行ってもらいたかった。
マイルの準決勝は個人種目と重なるので各チームとも頭を悩ます。マイル直後の女子3000mに出場する予定の谷口①、
七種競技の澤野には無理かな?と思ったが、本人たちの「頑張りますという強い心」で予選の記録を6秒短縮。
個人種目に影響はあったと思うが、「チームのために走る」その強い精神力は今後に必ず生きてくると思う。
男子のマイルは組で3着。決勝進出の3組2着+3着以下記録上位2チームに入ることができなかった。
800mで準決勝へ進出した選手の中で唯一の1年生、森は予選の記録を下回り落選。
「速さ」も必要だが3本走れる「強さ」が必要だ。
3日間を通して近畿への出場者は出なかった、しかし今後に繋がる意義ある3日間となったと思う。
夏のユース大会では、いよいよ主役は1.2年生。これからどれだけ上積みできるか?
ライバルのアスリートたちにも同じ時間が与えられている。

全但春季総合体育大会(5/13.14 豊岡スポーツセンター)男女とも総合優勝!
全国IHへ繋がる最初の関門。1年生にとっては高校デビュー戦。
1日目は曇り空、競技終了近くになり雨が降り出したが、なんとかもったという感じ。
最初の決勝種目は女子円盤投げ。1年の井上が1位、2位に澤田②が続き幸先の良いスタート。
これを引き金に豊高は大暴れ。女子400mでは久保田②、男子400mでは田井③、浪華③のワン・ツー・フィニッシュ。
110mHでは中学より27cmほど高くなったハードルを違和感なく、初レースを今西①が他を圧倒して優勝。
女子1500mでは谷口①、舩田③のワン・ツー、近頃レベルの上がってきた但馬の女子100m。澤野②が接戦を制する。
男子円盤投げは中村②が35m越えの圧勝。
女子4×100mはリレーカーニバルでは52秒台で準決進出した豊高。51秒台を飛び越え50秒64の記録で2位。
一走谷口、アンカー谷垣はともに1年生、その間を務める2年の澤野、久保田のチームは県ユースでの入賞が狙える。
男子は100m2位の池内②→浪華③→田井③→沖野①とつないで43秒65で逃げ切った。
 みんな頑張った初日だが、最も大変だったのは女子の澤野だと思う。7種競技の前半の4種目に加え100mH決勝、
100mの予選・決勝。それに7種競技の200mの直後の4×100mの第二走者とフル回転の活躍だった。
明日は7種競技最後の種目の800mの直後にマイルリレーがある。みんなでカバーしよう。
総合得点は、武田の計算では男子は59点、女子は70点でともに1位。明日の雨中での競技、どれだけ上積みできるか。

2日目:雨の予報、「3時には、激しい雷」も天は豊高に味方してくれて、終日陸上日和。今日も順調に得点を重ねていった。

最初のトラック種目は400mH。男子は浜田②と走力で勝る田井③の一騎打ち、56秒50で浜田の勝利。
男子800mは圧巻だった。1年の森、伊田、上田③でワンツースリー。スタートから1年の2人が飛び出し400mの通過は
ほぼ併走して59秒。1分台狙うには、やや遅いラップ。600mで伊田が前に出るが、直線に入って森が抜き返しフィニッシュ。
2分00秒38、2着の伊田も2分01秒54と好記録で続いた。200m男子は池内②が100mに続き2着。22秒台に入った。
昨日女子400mで、また自己新を更新して優勝した久保田②。200mは2着ながら26秒台に。
昨年の記録が31秒台だから著しい伸びを見せている。
男子三段跳の小谷も1年生ながら優勝し、2位の藤澤②とワンツー。
女子3000m優勝の谷口①は前日の1500mに続いて2冠。3000m直後のマイルリレーでも3走で頑張った。
男子5000mの坂田③は気温の高い中で独走、15分44秒。競り合う相手がいれば、レース感も養えるのだけど。
 以上決勝競技の順に振り返ってみた。
 
 7種競技の澤野は2日間よく頑張った。今日は最終種目800mを走り終えてから20分後のマイルリレーをほぼベストのラップ
で走りきった。弱音も吐かず、むしろ楽しそうに次の種目に向かう姿には、感動さえおぼえる。
その褒美として7種競技では大会新記録。そして最優秀選手賞を受賞した。
2、3年生の殆どは高校から陸上競技を始めて大きく伸びた。今回の
1年生のデビュー戦。
5人で6種目の但馬のチャンピオンになった(3年は2種目)。私の長い指導歴の中で、初めてのことであり、楽しみでもある。

 ミーティングで「高体連のマーク」の意味を伝えた。大会のプログラムに必ず入っているマーク。
「3つのK」ドイツ語で
「力」 「技」 「明朗な精神」 
の頭文字で表されている。「KRAFT」 「KUNST」 「KLARHEIT」
 記録の向上のためには、体力、技術の練習だけでは達成できない。それに「心」 が備えられて初めて達成できる。
大リーグで活躍している大谷選手。誰もファンになってしまう。ホームランを打つ、三振を取るから、だけではない。
グランドのゴミをさりげなく拾う姿、一生懸命な姿、いわゆる大谷選手の人間的な魅力が、多くのファンを集めているのだと思う。
そのファンの多さが短距離選手がレースの時、気にする「追い風」になる。「人間力」も磨いていこう

 この大会武田は審判もなく、観戦とトレーナーにに専念できた。95m付近の観客席には、多くの保護者が集まっておられた。
皆さん、お互いに顔なじみで情報の交換をされている。私にとっても勉強になることも多々あった。
二週間後には、県大会。その間、定期考査もある。1年生にとっては初めての考査、良いスタートを切らねばならない。
練習との両立のため無駄な時間をなくする努力も必要だ。
2日間頑張った結果

 男子の部  1 位   2 位  3 位       女子の部  1 位  2 位 3 位  
 総合の部 豊岡134点   八鹿107点  豊総 58点  総合の部  豊岡 133点  八鹿117点 豊総 44点
 トラックの部 豊岡 97点  八鹿 61点  豊総 36点  トラックの部  八鹿 78点  豊岡 68点 豊総 32点
 フィールドの部 八鹿  45点  香住 26点  豊岡 25点  フィールドの部  豊岡 59点  八鹿 39点 日高 14点
267点を獲得したメンバー 
        
         左:女子最優秀選手の澤野
    7種競技:3417点、大会新記録 
    100m:優勝


兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(ユニバー競技場)
 天気予報は、全国的に雨。が朝起きてみると降ってない。豊岡では居残り組は普通の練習をすることができた。
神戸の様子は午前中は曇りのようだ。午後3時から雨。4時開始の田井③の300mH、4時40分開始の坂田③の5000mは
雨中のレースになる模様。
出場者は田井、坂田、澤野②、久保田②の4人。早朝からの出発で豊高最初の競技は9時半からの女子300m、最後は
坂田の5000mは午後4時40分。坂田は到着してから10時間後の出走、その間の過ごし方が難しい。
300m、300mHは普段は実施されない競技。日本陸連が400m、400mHのスピード化を目指して推奨している種目。
結果は、久保田が300mで昨年秋の記録を1秒6の更新。田井は初レースで37秒切りだったが、300mHはハードリングに
6秒もかかって課題の多いレースとなった。坂田は照準を県IHに合わせたら良い。
ちょうど一週間後、但馬総体、県IH予選が始まる。
今日の練習を見る限り、1年生の調子も上がってきている。

豊岡オリンピック5/3 豊岡スポーツセンター)
 今シーズン始めての豊岡での競技会。普段は豊岡から2時間以上かかって会場に到着という過酷な日程であるが、豊岡が会場の
競技会は日程的に楽である。殆どの者が自己記録更新意義ある一日になった。
男子では、今シーズン走るたびに自己記録を更新している池内②が追い風参考記録(+2.9m)ながら11”18。(ベストは11”52)
400mでも走るたびに記録更新をしている田井③が50”66で優勝、自己記録を0.8秒の更新。
マイルメンバーからも外れていた浜田②はベスト記録を4秒ほど更新、52”24で2着。初レースの伊田①は52”55の3着、
4着浪華③で上位を独占。強力なマイルチームができるあがる はず。
1500mでは1年の森は4’12”44で4着に食い込み自己記録を更新。9着辻田②が8秒の短縮。
投てきでは中村②が円盤投げで40cmの更新。
女子では100mは5着までが12秒台という但馬では初めてのレベルの高いレースになった。
2着澤野②が12”83。5着久保田②も大幅に更新の12”96。
400mでは初レースの澤野②が2着、久保田②も0.13秒差で続く。、6着舩田③も大幅に更新、長距離の記録短縮に期待が持てる。。
渡辺②は1500mで自己ベストを20秒の更新。日頃の真面目な取り組みが奏功している。後半の粘りが出てきた。

 気温27℃、ほぼ無風状態の好コンディション、気温が上がり筋肉にとっても動きやすい条件にも恵まれ、満足の競技ができた。
 感染予防のため無観客、声出し応援禁止など応援にも制限があったが、今シーズンは3年前のコロナ前の雰囲気が戻ってくる。
応援の力には絶大なものがある。チーム一丸となっての応援は、その人の100パーセント以上の力を引き出すことができる。
練習で競い合い、試合ではみんなで応援!

 いよいよ全国IHの第一関門の但馬総体が10日後に迫っている。今日は補助員として支えてくれた1年生も大暴れする時が来た。

兵庫リレーカーニバル(4/22 ユニバー競技場)
 日本陸連の春季サーキット。いよいよ本格的なシーズンインを告げる兵庫リレーカーニバル。
1日目の22日は予選がある。コンディションは最悪。前日の金曜日は2.3年は遠足。3年は早朝からUSJ行き。
翌日のレースを想定した行動ができたかどうか。
23日の2日目の競技会には
、前日東京で1マイルで日本記録を樹立した兵庫出身の田中希実選手は、今日もトップでフィニッシュ。
フィジカル面だけでなくメンタル面でもっしっかりしているところは見習わなければならない。。
ちょうど先日、ニューヨークヤンキース戦でホームランを打った大谷選手のインタビューで「ミューヨークでどこがお気に入りですか」
の質問に「外出したことがないのでわかりません」という返事。これが競技に集中する答えだと思う。
結果は
「男子は予選通過するだろう」、が圧倒的な予選落選。
女子は「テレビに映ろう」が実現。チーム記録を更新して準決勝進出。
県総体の但馬予選会は5月13.14日。一年生もいよいよデビューする。うかうかできない  ぞ。


兵庫春季記録会(加古川競技場)
 先週の地区別記録会に続き、今季2回目の記録会。初日は終日雨、気温も15℃前後、風は殆ど向かい風。
2日目は晴れ、気温は20℃前後だったが、肝心の風は終日向かい風。短距離にとっては厳しい。特に昼過ぎからは2m以上の
向かい風に悩まされた。
大幅な自己記録更新者は400mの池内、1秒以上短縮。濱田の400mHは3秒の短縮。女子では加藤が100Hで1.3秒。
先週不調だった男子中長距離陣が奮闘。上田、毛戸が800mで6秒、2秒の更新。今季初レースのエース坂田は15分半ばで
走りきり、復調を印象づけた。
明日からは、多くの実績のある新入生も本格的に部活動に参加してくる。上級生もうかうかしてられない。
互いに切磋琢磨し、強力な「チーム・トヨオカ」を作り上げよう。


高体連地区別記録会
(4/8 姫路ウィンク陸上競技場)
いよいよ2023年のシーズンイン。早朝5時半の豊岡出発は厳しい。せっかく豊岡にもオールウェザー競技場があるのになんで?
という思いもあるが、今日の正午の豊岡の気温は10℃、雨と肌寒い。に対し姫路は17℃、晴れ。
姫路での競技会はありがたい。
長らく続いたコロナによる観客制限もこの大会では、なくなった。今シーズンは4年ぶりくらいに普通の競技会が戻ってきそう。
今日自己記録を更新した者は
男子では濱田が400mHで2秒の更新、田井も0.5秒の更新。池内は100m、200mともに更新、特に200mは
向かい風2.6mの中での更新。中村は円盤投げで1m更新。
女子では久保田が200mを独走して自己記録を大幅更新の27秒台、加藤も3秒の更新で28秒台へ。
女子マイルはアンカーの舩田が3000mを走り終えて20分もないのにアンカーを走りほぼチームベスト。
男子マイルでは初レースのアンカー濱田は52秒台でカバー。新たな適性を見つけつつある。 みんなご苦労様でした。
次週は加古川で県陸協記録会。リレーカーニバル決勝進出目指して、一日一日を大切に過ごしていこう。