2023 last update5 Jan.
年始めから新型コロナウィルスのオミクロン株が全国的に猛威を振るい但馬地区でも感染者が急激に増加しました。
2月より「蔓延防止措置」の対象府県に指定され、部活動にも制限が設けられました。
3月21日に「蔓延防止措置」は解除されましたが、兵庫県では3月25日には2,600人の感染者があり、また豊岡市内
でも毎日30人前後の感染者があり、いつ「蔓延防止措置」が発令されてもおかしくない状況が続いています。
9月16日現在、豊岡市の累積患者数は9,200人を超えました。市民7.5人に一人が感染したことになります。
そんな中で競技会が保護者OKで昔実施されること、感謝に堪えません。
11月3日の但馬選手権は今年初めて有観客での競技会となりました。中旬になって第8波の兆し。
インフルエンザの季節とも重なりまだまだ予断は許されません。
12/8 コロナの第8波が押し寄せてきている。昨日の兵庫県の感染者数が数ヶ月ぶりに5,000人を突破。
来春の県郡市区駅伝が中止にならなければ良いのだが・・・
丹有記録会(3/19 三木防災陸上競技場)
新しいシーズンを目前にして、冬季トレーニングの成果を確認するための記録会。
武田は残念ながら、兵庫陸協の会議で明石行き。マネージャーさんからのLINEでの報告に一喜一憂。
会議が終わる頃には競技会も終わっていた。記録とともに動画の報告は動きの確認ができてありがたい。
3月のこの時期に記録を期待してもしょうがない。シーズン前にどれくらい走れるか?
自己記録更新者は
男子では400mの田井。0.4秒更新で51秒前半へ、そのスピードで初挑戦の400mHでは58秒台で走れた。
2時間ほどの間に400m、ヨンケイ、マイルをこなした精神力が凄い。けがしなくて良かった の方が強い。
100mでは池内が追い参ながら0秒1の更新。浪華も100m、200mともに自己記録に迫った。
女子では澤野、100mでは13秒02とシーズン前にしては好記録。200mでは自己新、マイルの一走のラップも自己新。
久保田は400mで1秒短縮。4×100mでは1→2で止まるほどのミスをしたにもかかわらずチーム新。
チーム目標は、リレーカーニバル準決勝進出。決勝進出も視野に入る。
冬季練習の後半になってシンスプリント発生者が続出した。日頃のセルフケアができているか?
強い選手は痛くならないために毎日セルフケアができる。凡人は痛くなってからセルフケアを始める。
まもなく春休み。新入生も入学してくる。うかうかしてたらえらいこっちゃでぇ。
京都陸協第9回記録会(11/23 西京極補助競技場)
年間のスケジュールに入ってなかった見出しの記録会に急遽参戦。長距離選手のための記録会。
但馬選手権、県駅伝、豊岡市陸協記録会に続き11月4戦目。長距離陣2名が参加。
坂田②はPBに8秒及ばず、伸び盛りの橋本①は8月の県ユースからなんと2分以上の更新。16分07秒84PB。
15分が見えてきた。大収穫!
豊岡市陸協記録会(11/13 豊岡スポーツセンター)
ここ一週間は連日の小春日和。スポーツをするには最高の天気が続いていた。しかし日曜日からは低気圧が張り出し「大雨」の予報。
今朝起きてみたら、どんよりとした曇り空。競技は10時から始まった。雨を予想して競技と競技の間をできるだけ詰めて・・・
気温22℃、南から2m前後の風が吹く中、競技は始まった。
最初のトラック競技は400m、来年のマイルの主力であろう浪華②と田井②の激突。向かい風の強いバックストレートを浪華がとばす。
それに八鹿のスピードランナーK君がつく展開。300m通過は浪華、K君が並び5m遅れて田井。
ここから田井が追い風に乗ってのスパート。あと50mで2人を捉え51秒74のPBでフィニッシュ。
次の自己記録更新者は女子の澤野①、100mは追い風参考(吹き流しの様子で風速のわかる武田には1.7mだった)+2.7mながら
PBを0.1秒短縮の12秒86(残念)。今年初出場の走り幅跳びは4m88(+2.3m)公認の記録は4m83。
「強くなった」と実感したのは坂田②の5000m。一週間前、篠山で10Kmを走ったばかり、風の強い中、社会人でサブゼロ所属のH君と
デッドヒート。最後は競り勝ち強い風の中15分37秒00。いよいよ15分切りの但馬高校記録も夢ではない。
1000mごとのラップは2:59-3:03-3:06-3:16-3:11。3000m以降の落ち込みは風の影響?
3着で入った橋本①は社会人サブゼロのK君に引っ張られ健闘。自己記録をなんと1分近く短縮。来季のエース候補に名乗りをあげた。
投てきでは中村①円盤投げで31m54のPB。県ユースの3位に匹敵する好記録だった。
今シーズンの競技会は駅伝を除いて終了した。練習は地味でハードな冬季練習に移行する。
12月上旬には定期考査も控えている。来週は変則混成競技で気分転換、新たな適性発見を実施したい。
県高校駅伝(11/6 篠山)
男子のスタート時の気温は14.5℃。ラジオの解説者は「駅伝を走るには気温が高い」とのこと。
スタート地点は、大正ロマン館。今年の兵庫県長距離界の活躍は目を見張るものがあった。昨年1区区間賞の報徳前田君は
全国インターハイ日本人1位、西脇工業の長嶋君は同2位。国体では長嶋君が日本人1位。日本の高校生を代表する2人は
図抜けている。優勝争いはこの2校に、大砲はいないが個々の力は安定している須磨学園の「三つ巴の戦い」というのが大方
の予想だった。
号砲とともに飛び出したのは予想通り報徳と西脇工業の2チーム。1kmの通過は2分37秒、前田君の後ろにぴったりとつき、
5kmの通過はなんと13分57秒。意気込んだ前田にはハイペース過ぎたようだ。7kmで長嶋が先頭に立ちペースを上げると
前田君はついて行くことができず、みるみる差は開き中継時間は西脇工業が先制パンチの28分31秒の区間新。
2位報徳に1分11秒、3位の須磨学園に2分06秒のリード。
高校駅伝の鉄則「先手必勝」。ビハインドチームはオーバーペースで後半失速するパターン、優位チームは自分のペースを刻ん
で走ることができる。以後は西脇工業の独走。フィニッシュタイムは昨年の大会記録を4秒上回る2時間03分31秒の大会新記録!
昨年の西脇工業は、予選会記録は全国一だった。今年も今日までの予選記録では全国一位!
都大路でもこの調子で頑張ってもらいたい。
40校出場した男子の豊岡高校は? 1区坂田は区間19位とまずまずの出だし。夜のサンテレビの放送で、坂田が浜田に中継したとき
「坂田君も力があります」と解説者に言ってもらえた。解説者が知っているのにびっくり!
以降徐々に順位を下げ、36位のフィニッシュ。記録は2時間26分47秒。但馬大会を7秒下回った。八鹿にも1つ遅れをとった。
各区間順位は1区坂田⑲、2区浜田㊲、3区橋本㉝、4区辻田㊵、5区毛戸㉞、6区永瀬㊲、7区清水㉗
女子のレースはフィニッシュ直前にアクシデント!先頭を行く須磨学園のアンカーが篠山鳳鳴高校のグランドに入ってきたとき足下が
ふらついていた。フィニッシュ50m程手前で倒れ込み、なかなか立てない。その間に西脇工業が逆転優勝。記録は1時間12分01秒。
30校出場した女子の豊岡高校の各区間の順位は舩田㉘、岸本㉘、渡辺㉚、村上㉙、小森㉙
29位、1時間29分26秒。2区にはバスケ部から岸本さんが助っ人として走ってくれた。
但馬予選会を1分30秒近く短縮。みんな力を出し切った!
但馬選手権(11/3 豊岡スポーツセンター)充実した競技会!
但馬の11月は、例年肌寒く北風の吹く(向かい風)中、記録へ期待の薄い競技会になるのが普通だが、今日は一日中快晴、
しかも風は弱い向かい風にとどまって好記録が続出した。
まずは後輩たちに素晴らしいパフォーマンスを見せ、刺激を与えてくれた豊高OBに感謝をしたい。
3人の10秒台の出た100mは、2着水田君(同志社大)10”91、3着塚原君(神戸大)10”99、
200mでは2着の水田君21”93の大会新記録、3着の中嶋君(大阪体育大)、400mでは49”84で優勝の中嶋君、
400mH優勝の塚原君は52”65の大会新記録、豊高OB2人が走った4×100m優勝の大阪屋ACは42”20、
走り幅跳びでは西田君(京都産業大)が2位。女子では原田さん(豊岡市役所)が円盤投げで優勝。
以上のように圧倒的な存在感を示してくれた。また武田個人的には過去100mの優勝者で実業団でも活躍した岡野君、渡辺君
は50歳目前ながら、なお若者と勝負をしに、そしてお世話になった方々に挨拶をしに但馬に帰ってきてくれる。
このようなアスリートの鏡ともいうべき姿勢は高校生には、見習ってもらいたい。
さて豊高の活躍だが、この2か月で大きな成長を感じた。長距離陣は3日後の県駅伝のため、出場を見合わせ補助に当たってくれた。
1500mでは坂田が自身のレースを捨て、橋本のペースメーカーに徹し橋本は7秒ほど自己記録を短縮。
100mでは田井、池内が自己ベスト、400mでは3着の田井は53秒台だった自己記録を51秒台まで引き上げた。
110mHは大石が大幅アップのところ後半つまずき、わずかなアップにとどまった。4×100mは0”4の短縮。
三段跳び優勝の藤澤は荒削りながら70cmもの更新。
女子の優勝は澤野の100mHと4×100mの2種目。4×100mの優勝チームには走者全員に賞状とメダルがもらえる。
大変お得な優勝だった。
やり投げの澤田はようやく30mを突破できた。まだまだ課題があり、克服できれば凄い記録が出そうな予感。
あと今シーズンは10日後の豊岡記録会だけになった。
寒い時期ではあるが、今シーズンを締めくくると同時に冬季練習のポイントを発見するチャンス。
但馬高校駅伝(10/22 出石) 男子優勝!女子2位! ともに県大会出場!!
初秋の出石郊外、昨年よりひぼこホールから小野小学校を発着点とするコースに変更になっている。
スタートから800m程離れた歴史資料館前の交差点では、すべてのランナーの走りを確認できる。
スタートの10時には、すでに資料館の駐車場は満車。今年は久しぶりに観客の制限がなかったからなのだろう。
ここには選手の保護者、学校関係者も多く、お互いに戦況を語り合う姿がある。武田は写真撮影に必死。
気温はスタート時:21.9℃、終了時29.1℃。駅伝には高過ぎる。
神戸新聞の戦前予想では男女とも「八鹿と豊岡の争い」と掲載されている。
対して武田の予想は、「1区は坂田が八鹿に1分30秒の差をつけれるが、2つの8kmで並ばれるか逆転され、1分差で八鹿の勝ち」、
女子は「八鹿がスーパーエースの太田垣が1区で4分の差をつけ、そのまま逃げ切る」豊岡は2位になれればいいな」 だった。
男子のスタートは10時:1km地点で坂田②はすでに八鹿を20m引き離し、八鹿の後ろは100m以上遅れ、早くも八鹿との一騎打ちの様相。
3km地点では八鹿と一気に150mの差がついている。快調に飛ばす坂田に対し八鹿のエースK君②は坂田に付こうと明らかにオーバーペース
だった。たすきを2区につないだときには、豊高と八鹿との差は2分13秒も開いていた。
2区浜田①は短距離選手ながらオールラウンドな能力でなんと区間賞を獲得。八鹿との差はさらに8秒広げる大殊勲。
1.2区の先制パンチは効いた。3区の橋本①は八鹿にやや詰められたのも想定内。冷静に自分の走りに徹し、区間2位。差はまだ1分10秒もある。
4区清水②はスピードランナー、八鹿のO君は3年ながら15分台ランナー、ここで逆転されるか?と思いきや逆に8秒広げる大殊勲の走りで5区へ。
5区上田②は無難に走り1秒縮められた。6区永瀬②は800mランナー、5Kmをよく頑張り首位を維持。2位との差は27秒でアンカーへ。
沿道の八鹿の応援団もヒートアップしている。7区辻田①は軽やかな足取りで1km地点を通過、25秒遅れで通過した八鹿I君①はすでに首が揺れ、
すでにオーバーペースが明らか。武田はここで豊高の優勝を確信。辻田は兄の声援も受けて軽やかな足取りで歓喜のフィニッシュ。
豊高の区間の順位 1区:坂田 1位、2区:濱田 1位、3区:橋本 2位、4区:清水 2位、5区:上田 3位、6区:永瀬 2位、7区:辻田 1位。
男子:1着 豊岡 2時間26分40秒、2着 八鹿2時間27分55秒、3着 村岡 2時間:38分20秒。
女子:1区から八鹿の独走、区間賞もすべて八鹿高校と八鹿の完全優勝。
豊高1区は舩田②は冷静なレース運びで、豊総、近大と接戦の4番。無理せず後のランナーを信頼して2区渡辺①へ、渡辺は3位を行く近大をすぐ捉え、
豊岡総合高校に迫る。あと1km地点では一時並んだが最後へばったか?40秒差で3区谷垣②へ。
谷垣はバレー部からの補強選手。昨年区間賞の谷垣は1km地点で豊総に追いつき、逆に36秒差をつけて4区村上③へ。
村上は受験勉強の気分転換として、軽く練習をしていたそうだ。無難にアンカーにつないでくれた。その間に3位に近大が上がってきていた。
アンカー小森②は近大を突き放し無難に2位を守り切り、5年ぶりの県大会出場を果たした。
豊高の区間の順位 1区:舩田 4位、2区:渡辺 2位、3区:谷垣 2位、4区:村上 3位、5区:小森 2位。
女子:1着 八鹿 1時間:24分35秒、2着 豊岡 1時間31分04秒、3着 近大 1時間31分35秒。
今日の結果、記録では県大会での苦戦は必至。これからどれだけかさ上げができるか?そのチャンスを与えられた環境を最大限に生かそう。
兵庫陸協秋季記録会(10/8.9 ユニバー競技場)
HP管理人の武田は栃木国体での秩父宮章受賞のため、国体会場で豊高の健闘をチェック。国体会場では兵庫県選手団の
活躍が目立つ。ディーン元気君の雨中の80mスロー、少年男子ハンマー投げでは山口君が68m99の日本高校新での優勝
など天皇杯獲得の勢いを目のあたりにして元気をもらってきた。
ユニバー競技場の天気は8日:終日曇り空、20度前後の気温は走りやすい。しかも追い風、9日:曇り、昼過ぎから雨軽い追い風。
先週は向かい風に短距離陣は苦労したが、今回は追い風。
短距離陣200mは全員自己新。浪華②は22秒台、藤澤①、池内①は23秒台に入った。1500m出場の清水②、辻田①、橋本①
全員が自己記録を更新。5000mでは一番強い組の1組を走った坂田は3着。自己記録を0.04秒更新の15分12秒51。
女子では200mの澤野①は大幅に自己新。久保田①は追い風参考記録ながら初レースを組1着。
ハードルの加藤①も自己記録を大きく更新。先週に続き意義ある記録会となった。
次は2週間後の但馬高校駅伝大会。男女とも県大会出場が必須条件だ。そして但馬選手権。
今シーズンの最後を気持ちよく締めくくりたい。その前に立ちはだかる三定も頑張る。
そこが豊高陸上競技部だ。
県高校秋季記録会(10/1 ユニバー競技場)
秋晴れの陸上競技には最適のコンディション。がここユニバー競技場は晴れると向かい風になる。
今日も終日向かい風の中、日頃の練習成果を出したと言える。
記録会の組み合わせは自己記録がほぼ同じ記録の者で編成される。豊高は各組でほぼ上位を占めることができた。
以下○数字は組の中での順位
最初の競技は300mH、特殊種目で全員初レース。ここでは大石③、女子澤野②が48”82男女とも豊高記録となる。
100mでは浪華①藤澤②田井③池内② 5000mでは清水①辻井③橋本③
300mでは浪華②、藤澤③、女子久保田①、澤野② 澤野の記録43”59が豊高記録となった。
この記録会では殆どの者が自己記録を更新できた。次は一週間後の県陸協記録会。
公認範囲の追い風を期待します。
近畿高校ユース選手権(9/16~18 兵庫・ユニバー競技場)
超大型台風14号が九州に接近している中、坂田の出場する最終日は日程の大幅な変更を余儀なくされた。
予選のある種目はタイムレース決勝に変更。午前中に競技会を終え、和歌山へも無事に帰ることのできる日程に変更。
最初の種目は100m。1年男子の1位から8位までは2組の1着から8着、9位から18位が1組の1着から8着となった。
これは追い風の強さの差、2組の時の風は+2.9m、1組は+0.9m。タイムレースの不公平さは否めない。
坂田の出場する5000mは午前中に変更になった。一週間前の但馬ジュニアでは大会新記録&MVP、好調を維持していた。
近畿のトップのレベルを肌で感じることが今後に生きてくる。スタート。先頭集団は一団となって1,000mを通過、
坂田は10番目あたり、先頭と2秒差、ラップは2分51秒。県ユースの時は3分05秒。10秒以上速い!
予想以上の速いペースにどこまでつけるか? が、ここから遅れ始めた。
先頭集団はこのペースを維持して1位は14分22秒。1位のスプリットタイムは2’49ー2’52ー2’55-2’56-2’52。
坂田は13着でフィニッシュ。記録も県ユースよりおよそ1分遅れた。でも豊高生は学習できる。「足るを知る」良い経験となった。
近畿の景色を見ることができたことは大きな収穫だ。これからの駅伝シーズンに生かしてもらいたい。
全但ジュニア大会(9/10・11 豊岡スポーツセンター)坂田MVP!!
大型台風12号の影響で、この週は雨が降り続き十分な練習ができないまま大会を迎えた。
コンディションは初日は終日曇り、気温25.0℃~27.0℃、向かい風2m前後。
2日目:終日晴れ、気温28.0℃~33.0℃、向かい風2m前後、真夏並みの暑さ。
昨年はCOVID19感染拡大のため中止。そのため一昨年男子優勝校豊高主将の大石君の選手宣誓で競技は始まった。
初日の圧巻は男子400m、1着から4着までを浪華、田井、永瀬、上田の豊高勢で独占。
1日目の対校抗得点で男子は八鹿に次いで2位、女子は1位で2日目を迎えた。最終結果は下表の通り。
2日目:圧巻は坂田の5000m。昨日の1500mでは八鹿のK君に最後の直線で逆転された悔しさを爆発させた。
レースは1500mと同じように坂田にぴったりと八鹿のK君がつく展開。各1000mのラップは超正確な3分08秒!
県ユースと比べたら2秒~3秒遅いが、大会記録は大幅に上回るペース。このペースについていたK君は3000mで急激にペースダウン。
ここから坂田の一人旅、周回遅れの選手を次々に抜き去りラスト1000mを3分01秒でカバー。15分32秒82の大会新!
独走でこの記録。競る相手のいる一週間後の近畿ユース大会では但馬高校新記録を視野に入れて頑張ってもらいたい。
400mHの濱田は日頃の努力が報われた予想外の優勝を果たした。
マイルの但馬の大会ではいつも大接戦を演じる豊岡と八鹿。今回は男女とも第一走者でトップを走りながら抜きつ抜かれつの大接戦。
今回は女子が0.4秒、男子は0.72秒八鹿に遅れをとった。これが現在の総合力の差だなぁと武田は思った。
今回で現在の自身の力はわかった。学年の上がった来春はほぼ同じメンバーとの戦いになる。ここからどれだけかさ上げできるか。
今シーズンの競技会は少なくなってきた。スポーツに最高の季節。PBをあげて来シーズンを迎えることが大切だ。
3位まで
男子:200m③浪華 400m①浪華②田井③永瀬 800m①清水②永瀬 1500m②坂田③清水 5000m①坂田 110mH③大石
400mH①濱田 4×100m②藤澤・浪華・池内・田井 4×400m②田井・池内・浪華・藤澤 走幅跳③向 三段跳②藤澤
砲丸投③中村 円盤投②中村
女子:100m②澤野 1500m①船田 3000m①船田 100mH①澤野③加藤 4×100m②澤野・久保田・加藤・山田
4×400m②澤野・久保田・山田・船田 走高跳③稲津 三段跳①山田②久保田 円盤投②澤田 やり投②澤田
男子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | 女子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | |
総合の部 | 八鹿121点 | 豊岡109点 | 豊総 41点 | 総合の部 | 八鹿108点 | 豊岡 74.5点 | 豊総 57.5点 | |
トラックの部 | 豊岡 88点 | 八鹿 74点 | 豊総 26点 | トラックの部 | 八鹿 79点 | 豊岡 45点 | 豊総 36点 | |
フィールドの部 | 八鹿 47点 | 和田山 26点 | 豊岡 21点 | フィールドの部 | 豊岡 29.5点 | 八鹿 29点 | 豊総 21.5点 |
兵庫高校ユース大会(8/20~22 ユニバー競技場) 坂田、5000mで近畿へ!!
夏休み期間中の豊岡は連日35度を超える猛暑日が続き、練習も比較的涼しい8時から2時間と熱中症、疲労の蓄積にも気をつけながら
重ねてきた。この夏頑張った努力の成果を発揮するチャンス。幸いに時々雨が降るコンディションながら気温は30度前後の好条件。
高体連主催の競技会は保護者限定の有観客での開催。親の応援は、拍手だけではあっても励みになる。
初日:男子2年男子1500mで坂田が4’08”62の自己新でフィニッシュ。決勝進出のプラスαに0”31届かず。スピードもついてきている
ことを確認できた。
400m陣は前半は好調に飛ばしたが後半失速。200m通過が設定よりはるかに速いペースだった。平常心の大切さを実感。
1年女子やり投げの澤田は4位入賞。最終の6投目に29m66を投げ3位に上がり近畿が見えたが、その直後に逆転されてしまった。
練習では31mを投げていたのに・・・。1年男子砲丸投げでは中村が10m16で7位入賞。
2日目:女子1年100mで澤野が準決勝進出。大会直前の、練習できない状況が響いた。課題も多くある。
1年男子400mHの池内は但馬の予選会の記録を7秒も短縮、濱田も3秒短縮したが予選落ち。でもこれからに繋がるレースをした。
1年男子円盤投げでは中村が5位入賞。
男子マイルは二走の浪華がちゃんとブレークラインからインに入れた。「二度あることは三度ある」を覆す「三度目の正直」。
女子マイルは短の澤野に中・長距離全員が走った。男女ともトップ8に遠く及ばず敗退。
3日目:2年男子5000m、兵庫県の長距離種目は西脇工業、須磨学園、報徳学園が常に上位を占める。そんな中で坂田がよく粘り
3位入賞を果たし近畿大会への出場を決めた。長距離種目で近畿出場は61期生の峰高君以来14年ぶりのこと。
各1000mを3分5秒前後で走り、ラスト1000mは2分54秒でカバー。この理想的なペースで15分12秒55。1周ちょうど1秒ずつの
短縮で14分台が見えてくる。この夏、練習に早く来てジョグを入念にしていた。こんな姿を見たとき神様は「勝たせてやりたい」と思うだろう。
「勝たせてやりたい」とみんなから思われる日頃の姿勢が、最後には「勝つ」選手になると武田は信じています。
次の競技会は「但馬ジュニア。目標は「総合優勝!」
県ユース但馬地区予選会(7/21・22 豊岡スポーツセンター)
6月末に観測史上最速の「梅雨明け宣言」。9日連続の猛暑日が続き、その後の異常高温が心配されたが定期考査が終わる頃より
梅雨に逆戻り。地区予選会前も不安定な天気が続き、十分な練習ができてないまま競技会を迎えた。
コロナの第7波は但馬でも猛威を振るっているが、保護者に限り入場可という神対応の競技会。
武田は初日の午後から競技の観戦をした。
男子は4位、女子は3位までが県大会への出場権を得る。この夏のモチベーションを高めるためにも出場権の獲得は大切なことだ。
2日目の2年男子5000mでは坂田が土砂降りの上、ホームストレートは強烈な向かい風の中、15分38秒の好記録で制した。
14分台も見えてきた。1年女子100mでは澤野が自己記録を大きく更新する12”96。
2日間で最も盛り上がったのは男子4×400m。一走の田井が10mのリードで200,400m優勝者のエース浪華へ。
浪華はバックストレートを快調に飛ばし八鹿に15mの差をつけ、第3コーナーへ。ここから異変が起こった。
八鹿がどんどん豊高に迫ってきた。あれ?
テント内の豊高応援団は「5レーンを走ってる!」マイルリレーは二走の第二コーナーまではセパレートレーン。ここからオープンになる。
が、そのままセパレートレーンを走ってる。「オープン」「インに入れ」と皆が大声で叫んでようやく気づいたが、もう最後の直線にかかっていた。
3走上田、4走毛戸も頑張ったが接戦で勝利を逃した。でも豊高が一丸となった瞬間だった。こんなことで・・・
単純計算で17m程のロスを考慮すれば結構行けるなと思える。
2日間の結果、全員が出場権を獲得することができた。
男子1年
100m④池内 400m①藤沢 800m①毛戸 1500m①橋本 ③辻田 5000m①橋本②辻田 400mH①濱田②池内
砲丸投げ①中村 円盤投げ①中村
女子1年
100m②澤野 100mJH①澤野 走り高跳び②稲津 走り幅跳び②久保田③稲津 三段跳び①山田
砲丸投げ①澤田 やり投げ①澤田
男子2年
100m④永瀬 200m①浪華③田井 400m①浪華②田井 800m②永瀬③上田 1500m①坂田③清水 5000m①坂田
110mH②大石④向 400mH③大石 走り幅跳び②向
初日終了後豊高陸上競技部のOB組織「豊高AC」から激励金が
大石キャプテンに渡された。感謝!
近畿IH(6/16~19 奈良・鴻ノ池)前田近畿 報告
梅雨の合間、わりと好天に恵まれた。豊岡は32.8℃と7真夏日だったが、奈良の競技場は26℃前後、曇りと陸上競技日和。
200mに出場した前田は予選4着21”97!(向かい風0.2m)初めての22秒切り、プラスで準決勝へ進出。
準決勝ではさらに記録を伸ばし21”63!(+0.2m)4着で残念ながら決勝進出を逃した。
それにしても近畿のレベルは高い。決勝進出のプラス2人は追い風1.4mと恵まれた3組の3着と4着の21”31と21”32。
全国でも入賞レベルだ。
前任校で200mで全国IHで5位入賞したO君がちょうど前田と同じ21”63だった。
高校から陸上競技と取り組み、ここまで到達したのは練習内容や練習仲間の存在もあるが、本人の意識が大きかったと思う。
私は日曜日に競技場で自主トレに励む姿を幾度となく見ていた。
同じく近畿大会で400mH決勝で無念の7着となったY高のA君。中学時代から電車に乗って豊岡まで自主トレに来る姿を見ていた。
「強くなりたい」は誰でも思う。それを具現化できることは大切な才能だと思う。
次は1.2年の時代になる。県ユースの予選まで1か月!でもその間に期末のテストがある。実質練習できる日は15日。
そんな中、何が自分には必要なのか?何ができるのか? 考えて日々過ごすことが大切ではないか・・・
兵庫IH(5/27~29 ユニバー競技場)前田近畿へ!200m
コロナ禍、一昨年は中止、昨年は無観客そして今年は有観客(保護者に限る)での競技会。保護者の入場解禁は選手のモチベーションも上がる。
3日間とも好天(快晴 25℃~28℃)に恵まれたなか開催された。武田は自宅でLINEとPCで戦況を把握。
兵庫県のレベルは全国的にも高い。ここで6位以内に入らないと近畿へ行けない。また近畿も全国一のハイレベルな地区である。
2日目:前田が男子200mで21”78(+0.4m)5位。近畿第一号。
さぁこれに続け! が続けなかった。でも投てきの西田③が砲丸投げで自己記録を大幅に更新。やり投げの谷村③もPBだったが決勝へ残れず。
800m予選では久保田③が自己記録を大幅に更新の1分56秒63のPBで明日の準決へ。男子マイルは予選を無事通過。明日へ希望を残す。
3日目:久保田は残念ながら準決で力尽きた。マイルの準決勝はその1時間後。800mのあとの400mは常識的にほぼ無理。
回復が気になったが、レースは始まる。
第一走者黒崎は50秒の好走県西宮との差3mの2番手で第二走者前田へ。
昨年は一走の前田で2番手、二走の水田でトップに出るパターンで近畿出場を果たした。今年も・・・。
前田は200m地点でトップに。ラストの直線も良く伸びて48秒台のラップで田中へ。2位との差3m。
三走田中は順位を7番に落とすも52秒台のPBでアンカー久保田へ。
久保田は800mの疲れか なかなか順位を上げられない。ラスト100mまだ7位。
ここから意地の強烈スパート。 4着でフィニッシュ。ラップも49秒台。
3分21秒10 全体の9番目で決勝を逃したが優勝した姫路、滝川第二とよく競り合ったと思う。
各人の力以上のものを「チーム豊高」が引き出した。
昨年は絶対的なエースがいた。今年は予選通過すら危ぶまれた。それがこの予想外の健闘。
部員に感動とともに勇気を与えてくれた と思う。
5000mでは坂田が復活の15分台。全体の23番目ではあるが、故障からの復活は頼もしい。
ちょうど同じ日に、関西インカレが京都で開催され、豊高OBも頑張っていた。
塚原(神戸大3)が400mHで2部優勝。小林(関学大3)が念願の15m突破。
良い伝統は確実に次代に繋がっている。
練習も3年がいなくなるが、良いものは引き継ぎ、悪いものは捨てて新たなスタートを・・・
全但春季総合体育大会(5/7・8 豊岡スポーツセンター)
2日間とも快晴に恵まれ豊岡高校としては完全に力を出し切った大会だった。
5連覇のかかった男子は昨年優勝の120点より25点上乗せしたが八鹿高校の強さに屈服。
女子も少ない人数、陸上競技の経験の浅いメンバーで85点も獲得したのは凄い!
男子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | 女子の部 | 1 位 | 2 位 | 3 位 | |
総合の部 | 八鹿151点 | 豊岡145点 | 豊総 41点 | 総合の部 | 八鹿112点 | 豊岡 85点 | 日高 51点 | |
トラックの部 | 八鹿 106点 | 豊岡 75点 | 豊総 26点 | トラックの部 | 八鹿 79点 | 豊岡 50点 | 豊総 33点 | |
フィールドの部 | 豊岡 55点 | 八鹿 45点 | 香住 16点 | フィールドの部 | 豊岡 35点 | 八鹿 33点 | 日高 27点 |
最後のマイルリレーは圧巻だった。
短距離陣が充実している八鹿が圧倒的な力を持っている。豊高の不利は明らかだった。が勝負は走ってみなければわからない。
一走の黒崎が51秒9の好走で200m22秒台の八鹿T君に2m差をつけてトップで二走のエース前田へ。八鹿は800mチャンピオンのH君。
前田は51秒5のラップで八鹿に7mの差をつけて三走の田中へ。八鹿H君に追いつかれ1mのビハインド、ラップはフラットレースベストを2秒
上回ってアンカー久保田へ。八鹿は400mHで近畿を狙うエースH君。800mでエネルギーを使い果たしていたので勝負はついたと思われた。
が久保田は懸命に追いかけ、150m地点で並ぶかに思われたが、ここで接触、よろけてまた後ろにつく。
ラスト100mでアウトから横に並び90mをともに激走。あと5mで50cm久保田が前に出てそのまま歓喜のフィニッシュ。
マイルの伝統を堅持した。死力を尽くして戦うマイルはいつも感動的だ。自分の力以上のものをチームが発揮させてくれる。
こんな体験は普通の生活では得られない。走ったメンバー、ハラハラしながら必死の応援の部員にとっても大きな財産になると思う。
3年前新入部員の殆どが陸上競技未経験者だった。中学時代から活躍してた新入部員が多数の八鹿と対等に戦えることは想像できなかった。
豊高のマイルメンバーの中学時代の部活は、野球部3人、剣道部1人。
県総体へは
男子 200m:前田③ 400m:前田③、田中③ 800m:久保田③、大谷③ 1500m:坂田② 5000m:坂田②
110mH:岸田③、岡林③、大石② 400mH:上田② 3000mSC:辻田① 棒高跳び:岸田③ 走り高跳び岸田③、岡林3
走り幅跳び:西村③、砲丸投げ:西田③、中村① 円盤投げ:西田③、中村① やり投げ:谷村③、田中③ 8種競技:岡本③
4×100m 4×400m
女子 800m:小森② 1500m:舩田 3000m:舩田② 100mH:杉立③ 400mH:杉立 棒高跳び:小畑 走り幅跳び:澤野①、裏戸③
4×100m 4×400m
県総体まで3週間を切っている。今週末からは定期考査が始まる。学習の合間に時間をひねり出し、パフォーマンスを落とさないための
工夫も大切なことだ。
兵庫県郡市区陸上競技対抗選手権大会(5/3 ユニバー競技場)
昨年は大会直前の「非常事態宣言」により中止になった本大会。今年は無事開催された。
先日の豊岡オリンピックでは土砂降りの中での競技会とは真逆の快晴。しかし向かい風。
本校から6名が出場。
珍しい種目の300mで前田が決勝進出はならなかったが35秒49の予選9番目の記録。
県総体の200m、400mに向けて順調に仕上がってきている。
走り高跳びでは最初の高さの1m75を岸田は2回目にクリア。岡林は超えられず。
やり投げの田中は土砂降りの中で45mを投げたのに今回は届かずNM。
県記録会で好走した女子100mHの杉立は強い向かい風で自己記録に遠く及ばず。条件に関係なく突っ走る強さが必要だ。
さあ次は但馬総体。男子4位、女子3位以内の者が県大会の出場権を得ることができる。
ボディ・バッテリーをしっかりチャージして最高のパフォーマンスを!
豊岡オリンピック(4/29 豊岡スポーツセンター)
朝から雨。降水確率100パーセントという天気予報の中、3年ぶりに無観客で開催された。
競技は9時半から小雨の中開始。小学生の部は午前中に殆どの種目が終了。高校生以上のトラック種目は午前中は予選。
午後に決勝だった。11時頃から雨足は強くなり、風も吹き出した。気温も一気に低下し、10℃に。役員が集まって協議。
選手の故障の心配やコロナ禍、医療体制の脆弱さを考慮し、やむなく途中中止となった。
雨の中、本校選手の実施できた競技はトラック種目:女子400m決勝、男子100m予選、400m予選。
フィールドは男子走り高跳び、走り幅跳び、砲丸投げ、やり投げは実施できた。
走り高跳び 1位:岸田 2位:岡林 やり投げ 1位:谷村 砲丸投げ 3位:西田
本来ならこの大会で課題を見つけ、ゴールデンウィーク中に課題の克服。そして県総体但馬地区予選を迎えるところ、
一発本番となってしまった。
5月3日の兵庫県郡市区対抗陸上競技選手権には6名が出場。あとは猛練習。
高体連地区別記録会(4/9 姫路陸上競技場)
いよいよシーズンイン。冬季練習、そして春休みの練習の成果を確認、試す大切な記録会。
が残念ながら出場を見合わせることとなった。
兵庫春季記録会(4/16・17 加古川競技場)
兵庫陸上競技協会主催の記録会はユニバー競技場と加古川陸上競技場の2か所で開催される。
兵庫県の北部、西部、内陸部の競技者は加古川。高校生の競技会では使用されることは希だが、「好記録が出る」と言われている
競技場である。2日間とも追い風の中での記録会となったが、豊岡高校にとっては険しいシーズンインであった。
100mで吉谷、大石が大幅な自己新ながら追い参、杉立は公認で自己新、その勢いで100mHも自己新だったが追い参。
長距離陣は今一歩の結果。チームとして幸先良いスタートとは言えない厳しいシーズンインである。
兵庫リレーカーニバル(ユニバー競技場)
昨年は華々しい活躍で3位。但馬高校記録を更新したメンバーのうち2人が残っているので、少しの期待もあった。
が惨敗。予選で3分31秒22 34番目、記録は最悪。昨年の予選通過記録は3分29秒26(32位)今年のレベルの低さがわかる。
でも残れなかった。日頃の取り組み方など大いに反省しなければならない。厳しい現実がある。
県総体まで、29日の豊岡オリンピックと但馬地区予選しかない。一部の人は5月3日の郡市区対抗もあるが。
3年生はあと10日。男子は4位以内、女子は3位以内に入らないと引退だ。