不器用な私


つまんないことで拗ねてしまう

いつまでも子供みたいだね

本当は平気だよって言いたいのに

心の中は涙で溢れている

一人ぼっちで取り残される恐怖に

いつだって怯えている

助けてっていいたいけど

どうしても言えない

不器用な私



いつのまにか上手く甘えることを忘れていたね

静かな町の中を独りで歩くより

賑やかな町の中を独りで歩く方が

寂しい気持ちがするのは何故だろう

いつか私が好きになった人達に

切り離されることが恐くてたまらない

だから私は求めてしまう

一時の安らぎを

私の心が満たされることはないのだろうか

不安が心を縛っていく

何もできないもどかしさ

不器用な私

でもいまここで

心を解き放たなければ

満たされることがないのだから

鎖をはずそう

心を自由に

いまここで

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