2005年3月 日記

 


2005/03/26(土)


 先日、倉庫に埋もれていたゲームミュージックのCDを再び引っ張り出して、全部MDに録音して整理するという作業をやっていた。出したCDの枚数は、実に100枚を超える。私、こんなに持ってたのか、と改めて驚いた。
  今のCDは、パソコンで演奏させるとネットから曲のタイトルやアーティストなどの情報が受けられるようになっていて、MDに録音する時も自動的にタイトルが付けられるようになっているし、USBから直接データを送るので、録音時間もCD1枚で10分もかからない。何とも便利になったもんだ。
  それで、最近のお気に入りは、DECOのデスブレイド。やはりこのメーカーの曲は熱い。

 まあそんなわけで、退院してから約1週間たつわけだが、入院していて出来なかった事を色々やるとともに、ネットで自分のかかった病気であるクローン病について調べたりしていた。
  調べていくと、同じくこの病気にかかった人もいろいろいて、そういう人が掲示板を作って同志が集まっている所もあり、色々見つけることができた。

 まあ正直、「退院後も食事制限を受ける」「一生治らない」ということで、最初この病気のことを知ったときは相当落ち込んだりもしたのだが、同じ人たちもこれだけいるものだということを知り、かなり元気付けられた。

 この病気はあまり知られていないものだけに、ネットが無かったら、病気に関する情報も、こういうこともなかなか見る事ができない。インターネットのすごさを改めて思い知らされた気がする。


2005/03/22(火)


 ようやく今日、退院することができた。それで、入院の事を詳しく書いてみたいと思う。

 入院後約1週間、体の検査を行ったところ、私は「クローン病」と呼ばれる消化器系の病気であることが判明した。詳しくはリンクを張ったので見てもらえればわかると思うし、検索でもいろいろ出てくる。
 これというのは、胃や腸などの消化器系が荒れたりする症状が起こり、それに伴い腹痛なども起こる。今まで私が腹痛が続いていたのは、これのせいである可能性が高い。しかも、さらに悪化すれば、腸がふさがったり穴が開いてしまい、手術しなければならない場合もある。
 幸いなことに、私は手術とまでは行かなかったものの、その日から入院の目的は「検査」から「治療」に切り替わった。

 治療の方法としては、絶食をし、点滴で栄養補給をする。つまり胃腸を休めることと、薬による治療を行うのである。
 その間は全く食べることができず、また外出も禁止となった。点滴のおかげで空腹にはならないものの、ずっと「食べたい」という意識がついて回る。しかし食べられない、苦しい。こんな状態が約1ヶ月続いた。

 1ヶ月がたってようやく食事が出るようになり、さらに1ヶ月、とりあえず腸の状態は正常に戻り退院となったわけだが、さあこれで好きなものが食べられるかといえば、そうでもない。この病気は再発の可能性があるため、これから「胃腸に負担のかけるものは食べられない」という食事制限を受ける。

 また、この病気は完全な治療方法が発見されていない。つまり、これから一生食事制限を受ける事になる。
 辛いの一言ではあるのだが、仕方がないのだろう。