2001年11月 日記


2001/11/25(日)
 今日は、梅田に出かけていた。
 目的は、先日開店したばかりの、大阪梅田「ヨドバシカメラ」。東京の大手が初の大阪進出として、ずいぶんと話題になっているし、ちょっと様子でも見に行ったのだった。

 何でも、開店初日はものすごい人で、長蛇の列ができていたらしいが、今日は列はできていながらも、長時間待たされるほどでもない。ということで、スムーズに入ることができた。

 中に入ると、うわさ通り、とにかく広い。店の端にいたら、向こう側の端が見えないくらいの広さ。それが8階建ての中の5フロアに渡って、パソコン、カメラ、家電、ゲームなどが置かれている。その種類と規模はものすごい。

 また、ここは全てが電気店というわけでなく、各階の3分の1くらいは、ファッションや雑貨売り場になっている。大阪人にわかる言い方で言えば、「プランタンなんばが中にある」といった感じ。
 梅田では、こういう大規模なファッション専門店が無いし、なんばのプランタンも無くなってしまったので、私にとって、こういうところができたのはとてもありがたいと思うのだった。

 ただ、置かれている商品を見ると、種類は多いながら、ここでしか置かれていないものというような珍しい商品などは見当たらない。また、値段も、特別安いわけではない。だから、「規模が大きい」以外は普通といった感じ。

 まあしかし、ソフマップギガストアもできて、まさか梅田で家電やパソコンが買えるようになるとは、えらい時代になったもんだねえって感じ。TVでは、「大阪は、まさに家電戦争時代」とか言ってたけど、日本橋電気屋街だけではなく、どこでも買えるというのは、ユーザーにとってはうれしいことではある。

入り口より撮影 近くのビルより撮影
とにかくでかい



2001/11/24(土)
 今日、ドリキャス版「Rez」を購入した。そして早速プレイ。

 んー、この感覚をどう表現すべきだろうか。一言で言えば「没頭させてくれる感覚」というところだろうか。ワイヤーフレームを主体とし、目まぐるしく動き続ける映像。テクノサウンドのBGM。ショットを撃った時などに出てくる効果音は、「サウンド」というより、「単調な音」の連続で、不思議な感覚で鳴り響く。そしてパッドの振動が、時には効果音のように、時には心臓の鼓動のように静かに響く。
 どの要素をとっても、徹底して「不思議な感覚にさせ、没頭させる」ことに重点を置いて作られている。
 そう、このゲームは「ハマる」というより「没頭する」と言う表現が合う。そんな、不思議なゲームだ。

 まあ結局、「ゲームとして面白いか」となれば、迷わず「面白い!」と言える。というわけで、久々にやり込めそうなゲーム。


 また、このソフトを買ったとき、ゲーム屋の店員が、こう言っていた。
「DC版は、PS2版に負けるけど、音楽は勝ってますよ。DCはヤマハの音源積んでますからねぇ」

 なかなか熱きマニアっぽい発言をしてくれたので喜んでしまった私。まあ私は両方プレイしたわけではないのでわからないが、そういうことらしい。
 だが、私としては、VGAを使ってパソコンモニターのハイレゾで見られるDC版の方が、映像としても勝っていると思うのであった。



2001/11/21(水)
 最近、私が好きな雑誌が2冊ほどある。それについて書いてみる。
 ちなみに、ゲームとは全く無関係。実は私、最近はゲーム雑誌を買ってなかったりする。


 1つは、「JAF MATE」という本。

 これは、本屋に置いているものではなく、車のロードサービス(車の事故や故障が遭った時に駆けつけてくれるところ)であるJAFの会員になったら、毎月送られてくる雑誌。

 内容としては、JAFというだけあって、「事故を起こさないための心構え」など、ドライバーにとって安全とは、また快適なドライブとは、についての記事や、車に関係した、例えばF1の記事などを載せている。ちなみに今月の12月号は、季節柄、雪道での運転についての特集が書かれている。
 車に乗る者にとって、意外と知られていない事や忘れているような事がいつも書かれているので、これらの記事は非常に役に立つ。ページ数は約60ページと薄いが、内容は非常に濃い。

JAFの会員は年間2000円となっているが、はっきり言って、ドライバーならこの雑誌だけのために2000円払っても損はないと思っている。というわけで、「実用性に富んだ雑誌」と言ったところ。



 もう1つ、これはちゃんと本屋に置いている。「旅」という雑誌。

 内容は、タイトルが全てを物語っている、旅についての記事を載せた雑誌。毎月、何人かのライターがいろいろな旅行をして、その手記を載せている。
 それを読んで、ちょっとした旅行気分も味わえたり出来る。言ってみれば、「癒し系の雑誌」といった感じ。

 特に今月は、「夜行列車に乗った旅」を特集している。私は、旅行はいつも車で行くのだが、これを読んで、たまには列車旅行もいいものかな、などと、近く計画を立ててみたいと思ってしまう。




 あと、最初にも書いたが、最近私はゲーム雑誌を買っていない。買わない理由としては、最近のゲーム雑誌は情報だけで、いま挙げたもののように、情報以上に楽しませてくれるものが無いから。
 だから、立ち読みで記事をパラパラと読めばそれで十分になってしまう。正直、寂しい事ではある。



2001/11/04(日)
 いつの間にか、ここからリンク張られてるんですけど。
 んー、個人ページならまだしも、企業が運営するところなんだから、連絡の一つでも欲しかったなと思うところ。それとも、単純に張られたのを喜ぶべきか。
 まあ、なにはともあれ、そちらから来た方、楽しんでいただければ幸いです。


 で、近況。
 先日、「AKIRA」のDVDを購入した。値段は9800円と、DVDとしてはえらく高いものだが、メイキング等を収録したDVD1枚と、絵コンテを全て収録した本が付いていたりと、特典があってなかなか楽しませてくれる。

 というわけで、久しぶりに映画を観てみる。この映画は、公開されてからもう13年経つが、今観てもスケールの大きさ、クライマックスでは徹底的に破壊しまくる迫力、そして音楽、どれもすごいものだと、改めて感心させられる。

 私は、AKIRAについては映画から入って、後になって原作を読んだのだが、今回のDVDをきっかけに改めて原作を読み直してみると、映画よりはるかにスケールが大きく、またアクションも映画よりさらにふんだんに盛り込まれていて、また改めて驚かされてしまう。
 映画は、この原作を2時間に納めた結果、盛り込めなかった要素が多数見られるが、やはり映像としての面白さがあるため、原作、映画共に好きではある。


 ちなみに私、アニメーション作品で特に好きなのが、この「AKIRA」と、あと「オネアミスの翼」。AKIRAは先ほど挙げたようなスケールの大きさが、オネアミスは、全編に描かれた非常に細かな人間ドラマが気に入っている。

 発売されているメディアに関しても、AKIRAはレーザーディスク2種類(ノーマル版とスペシャル版)、オネアミスにいたってはレーザーディスク3種類(ノーマル版、スペシャル版、TVサイズ版)にDVDスペシャル版、さらにはCDビデオ版も買っている。そして現在、オネアミスのDVDノーマル版は買うかどうか迷っているところ。
 まあ、ファンとはそういうものである。