2001年3月 日記


2001/03/24(土)
 たぶん、この話に反応できる人は、あまりにも少ないと思うのだが、私にとって、とても衝撃的なことなので、書いてしまう。




 この画面を見て「おお!」と思う人はいるだろうか。このゲームのタイトルは「ワンダーハウス」。動作している機種は「MZ−700」というパソコン。
MZ−700とは、80年代にシャープより発売されたパソコン。当時絵を描く事ができる(グラフィック機能を持った)パソコンはあまりにも高価なため、ホビー向けにテキストだけしか出せないが、いろいろゲームも楽しめる機種として出たものだった。

確か当時、グラフィックの出せるPC−8801やMZ−2000が2〜30万以上で、MZ−700が10万以下で出ていた。


 私は当時ユーザーだったが、その中でも相当思い出に残っているゲームが、この「ワンダーハウス」。キーボードでコマンドを打つタイプのアドベンチャーゲームなのだが、なぜ思い出に残っているかというと、「ムチャクチャ難しかったから」。

 ある場所にさしかかる。ここを突破するためには、あるコマンドを入れればいいのだが、それがわからない限りは、一歩もゲームを進める事ができない。それでいて、ゲーム中に出てくるヒントは非常に少ない。
 謎解きを楽しむためのゲームではあったが、当時のパソコンゲームは、みんなこういう感じで、とてもそっけなかった。
 ちなみに、私は当時、クリアできないままであった。それだけに、またやってみたいなあ、などと思ってはいた。


 私は、まだMZ−700本体もゲームも持っているのだが(!)、今回これを再びプレイするきっかけとなったのが、「MZ−700のエミュレーター」。そして「エミュレーター用に、ワンダーハウスが公開されている(当時の製作者の協力によるものらしい)」事であった。

 そういうわけで、今のWinMeパソコン上で、約20年ぶりに、このゲームを再開する事ができた。というわけで、今日はひたすら「LOOK」「SEARCH」などという、アドベンチャーゲームで定番のコマンドを入れまくっていたのであった。


・・・しかし、今やっても、やはり難しい。というか、そっけない。
 でも、それがいいんだよなあ(しみじみ)。



2001/03/23(金)
 今日、「ビデオゲームミュージック」のCDを買った。

 ビデオゲームミュージックとは、1984年に発売された、当時人気絶頂だったナムコのゲームを収録したアルバム。そしてYMOの細野晴臣氏がプロデュース、そして世界初のゲームミュージックアルバムとして出たものという、当時としてはあまりにも衝撃的な内容であり、オールドゲーマーなら、誰もが知っているであろうこのタイトル。今回それが、復刻版として再発売されたのだった。
 このアルバム、当時のゲーマー達はみんな、もちろん私もその例にもれず、聴きまくっていたものだった。

 で、早速聴いてみた。んー、懐かしい。また、懐かしいだけでなく、マッピー、リブルラブルなどは、やはり今聴いても名曲だなと感じてしまう。


 当時は友人達と、このレコード(当時はCDではなかった)について、いろいろ言っていたものだった。
「ゼビウスの前半に出てくるいろいろな音、あの中にマリオブラザーズの音も入ってるぞ(←これは本当。今回もCDで再確認した)」とか、
「フォゾンなんて、どこのゲーセンにも無いからわからねえ〜(出まわり悪かったねえ)」
なんて感じで。

 またこの影響で、ゼビウスをゲーセンでやるとき、ザッパーとブラスターを音楽と同じテンポで撃ったり(←みんなやったでしょう>当時のゲーマー)、まあいろいろ楽しんだものだった。


 というわけで、初めてのGMアルバムとして、歴史に残る1枚だが、やはりゲーマーにとっても、思い出の中にとても深く残っている1枚でもある。

旧ジャケット(左)と、新ジャケット(右)
今回の復刻版では、ライナーの表裏を使って
両方の復刻が実現されている



2001/03/20(火)
 今日は私の誕生日だ!そして、大台だ!
・・・これ以上は言いたくない(さすがにもう誕生日を喜べなくなった)。


 さて、最近の話題といえば、ちまたでいろいろ騒がれている、カプコンアーケード縮小について。最初「カプコンはアーケードから撤退」と報道されたが、「撤退ではなく縮小です!」とカプコンが否定したそうな。

 まあ私は、こういうHPやっていながらも、これを結構冷静に受け止めてるというか、「ああ、やっぱりねえ」て感じ。


 個人的には、19XXが発売され、猛烈にはまっていた時期は「次のカプコンシューティングを楽しみにしてるぜぇ!」て感じだったが、それから2〜3年の動向を見ていると、「もう出さないな」と思わざるを得なかった。
 そして1944・・・。このゲームでほぼ100%あきらめたって感じ。


 私は、シューティングメーカーで一番好きなのは、やはりカプコンだったりする。最初のバルガスからガンスモーク、セクションZ、エグゼドエグゼス等々。独特の雰囲気と、「なぜそこまで連射にこだわる」というくらい、徹底的に撃たせるゲームシステムが好きだった。
 19XXは私の場合、その系統を引き継いだゲームだったのではまったと言える。

 これからは、それがほぼ確実に出なくなるというのは悲しい事ではあるが、まあシューティングはカプコンだけではないし、他メーカーでもいろいろなプロジェクトが動いているようなので、その辺を楽しみにしたいところ。



2001/03/18(日)
 んー、もう3月も後半になるねえ。今月は、もうすぐ春だというのに雪が降ったり、わけのわからん天候だった。

 それはともかく、私の方はここ1〜2週間ほど、ただひたすらに「ファンタシースターオンライン」をやり続けていた。

 最初、オフラインをプレイしている時は「すぐクリアしてオンラインをする事になるだろうな」なんて思っていたのだが、まあこれが、オフラインだけでかなり長く遊べるので、なかなかオンラインまで行ってない。

 でも、今までオンラインは一度だけ、チャットだけ参加してみた。
 PSO上のチャットはどんなものかと思っていたら、文字だけのそれとは違い、実際に動き回りながら、いろいろなアクションもできるので、なかなか面白い。というわけで、これだけでもなかなか楽しめる。

 というわけで、PSOでは「T.Tsukasan」という名前で出ているので(『Tsukasa』なんて名前はありふれてると思ったので、ちと付け足した名前にした)、どなたかお会いしましたらよろしく〜。



2001/03/04(日)
 今日、天気予報では大雨と言っていたのだが、大外れ。実際は雲がほとんど無い快晴だった。
 私は今日、天気予報を信じて一日中ドリキャスでもやっていようと思っていたのだが、こんな天気のいい日に家にいるのはもったいないと思い、またもやドライブへと出かけた。

 行ったのは、今何かとうわさになっている、大阪の新名所「ユニバーサルスタジオジャパン」

・・・・この時点で、分かる人は「?」と思うだろう。そう、USJは今日の時点で、まだ開幕していない(3/31予定)。
 つまり、開幕したら大渋滞でとうてい行けないような所なので、まだ開幕していなくて人のいないUSJを、ちょっと見学にでも行こうという考えなのだった。

 で、早速行って、車で周りを回ってみる。アトラクションは外からは少しだけしか見えないが、いろいろ規模の大きそうなものが並んでいて、楽しみな感じ。
 ちなみに、この場所では、数は少ないものの、車や人は結構いた。ここは本当にUSJ以外何も無いところなので、みんな私と同じ目的で来ているようだ。

 そこで、どこかで駐車でもして見に行ってみようかと思ったら・・・、駐車場が無い。車や人が少ないので、路上駐車しようと思ったのだが、もう今の時点で、警備員がいたるところで見張っているため、路上ではまず不可能。
 そこで、警備員の人に「駐車場ありますか?」と聞いてみたら、「USJに設置しているところしかないですねえ。ちなみに1日2000円です」

・・・停めるのはやめて帰った。

 まあ、もともとこの場所は港と工場地帯なので、一般の駐車場が無いのはしょうがないのだろうが、1ヶ所しか無いってのは、さらに大渋滞になるだろうねえ。

 というわけで、結論、
「USJは、絶対車で行かない方がいい」

5分だけ路上駐車して、
かろうじて撮影した入場門。
人が少ない状態で撮れるのも、今のうち