2000年3月 日記


2000/03/28 (火)
 今日、仕事の関係で、難波に夜11時ごろ出かけていたのだが、閉店前の某店に行くと、「サイレントスコープ2」がロケテストで置かれていた。

 まだストーリーモードしかプレイしていないが、第一印象、

「ああっ!やっぱ、やっぱ私が求めていたのはこれなんだぁぁ!!」

 前作にあった、敵を狙撃するという緊張感はそのままでプレイできる。しかも今度は雪山でスノーモービルを追っかけたり、飛行場で離陸直前の飛行機の中から見え隠れする敵を狙う。またもや気分はスナイパー、ああっもう最高!


・・・ではあったが、実は冷静に見ると、何もかもいいわけではない。

 まず、ゲームのシステムは、一言で言うと「前作そのまま」。敵をスコープで狙い撃ちし、ライフオーバーもしくはタイムオーバーでゲームオーバー。
 もちろん、面構成や場面は全く新しいが、「スナイパー気分を味わえる」という基本的なものは変わっていない。またボス戦で頭を撃てば「お前は最高だ!」と言ってくれたり、あまりにも不自然な場所にライフアップねーちゃんがいるところまで同じ。

 また、前作より追加されている要素としては、「通信対戦」がある。2人でプレイすれば、場面によって1Pと2Pのいる場所が別れ、一緒に敵を倒すことになる。そこで協力してもよし、早撃ちや命中率を競うもよしといった感じ。どうも「タイムクライシスII」の2Pプレイと同じらしい(これも実際通信でやってないので、何とも言えないが)。

 というわけで、このロケテを見る限り、新しい要素は全く無いと思う。でも、その変わらない雰囲気と緊張感が面白い。

 というわけで、総合的な私の感想は、

「すでにお約束パターンを作ってしまったが、それがいい」

 といったところ。いわば「グラII → グラIV」と言えるのだろうか。まあとにかく、ゲーセンに出たら、またやり込む事はほぼ決定。



2000/03/25 (土)
 先日本屋に行くと、オールドゲーマーにとっての名作マンガ「ゲームセンターあらし」の復刻版が出ていた。ということで、今日早速購入した。
 それにしても、こいつの中身はブ厚い。何と約850ページ(恐らく4〜5巻分)が1巻となっている。全部で4巻まで出る予定だそうな。

 ちなみに私は当時、コロコロ連載中のものを読んでいた世代。単行本も当時持っていたが、捨てていた。というわけで、復刻と共に、再購入ということになる。

 久々に読んでみると、あの頃と変わっていない。変わらないなんて当たり前なのだが、自分の記憶の中にあった「あらし」が、10年以上たった今読み返してみても、変わらない姿でそこにいる、その当時と変わらない気持ちで読める。なんかうれしい事だった。

 それと共に、あらしはコロコロコミックに連載前、読み切りで掲載され、単行本にも載らなかった「幻の第1話」が存在した。私は連載中の時から読みはじめたので、その第1話は見れなかったのだが、今回の復刻版にはそれが載っている。
 そして、巻末には、当時小学館の編集部で、あらしの担当をしていた人がコラムを書いているが、これを読んで、自分のあらしを読んで熱くなった当時を思い出してしまった。

 まあそういうわけで、オールドゲーマー、特に「炎のコマ」「水魚のポーズ」と聞いて反応する人は、「何も言わずに買え!」と言いたい。



2000/03/21 (火)
 最近発売されたCD「リッジレーサーV」を、先日購入して、よく聴いている。しかし、まさかゲーム発売直後にサントラCDが出ているとは思ってなくて、店頭で見た時はえらく驚いていた。

 曲の方は、全体的に「R4」の流れを引き継いでいて、イメージとしては、静かなようで力強く、また単調のようでメリハリの効いた曲、と言ったところだろうか。やはり車に乗りながらかけると、なかなかいい。
 作曲者に関しては、やはりR4のサウンドスタッフがかかわってるらしい(R4のCDには本名、R5はペンネームで書かれているので、それらしい名前から判断)が、今回は海外の作曲者もいる。しかし、洋楽にはうといので、「マイク・ヴァン・ダイク」って、有名な人なんだろうか?よくわからない。

 また、中にはあの「RARE HERO」の新作(もち作曲は佐野氏)も入っているが、今回は今まで以上にブチ切れた曲になっているので、ある意味聞き応えがあるってところ。

 また、私はリッジシリーズではいつも、1曲は超ハマリ曲があった。1は「ROTTERDAM NATION」、2は「GRID」「...DAT DAN DAY...A」「MAXIMUM ZONE」、レイブは「EXH NOTES」「JAZZ MISSION」、R4で「MOTOR SPECIES」。
 で、今回は、「Euphoria」「Junx」てところ。いつも迫力のある曲か、音の奇麗な曲を気に入ってるみたいだな、私。

 というわけで、今日もこのCDを聴きながら、文章を書いているのであった。



2000/03/20 (月)
 さて、今日は3月20日。春分の日という事で祭日だが、私にとってはもう一つ、大きな日でもある。それは、「誕生日」。
 ということで・・・、あーあ、三十路へ一歩手前だよ。とうとうここまで来てしまったんだなって感じ。

 それにしても、この年になると、さすがに家族は祝ってくれない(というか、覚えていない感じ)。まあ、はなっから期待してないし、とある知人から誕生祝いメールは1通だけもらっているので、それだけで幸せなのである。


 しかし、ここでふと考えてみる。このHPの「作者について」というところで書いているが、私は小学校2年の時インベーダーをやって以来、ゲーマーを続けている。ということは、ゲーム暦はもう24〜5年ということになる。
 ここまで行くと、ゲームの歴史まで語れるくらいマニアになってしまった。まあ正直、惰性でゲーマーをやっていた時期も1〜2年くらいはあったが、結局、今も最初ゲームを始めた当初も、「ゲームが好き」て気持だけは変わっていない。


 また、とある書き込み場で見たことがあるが、30を過ぎた人が、「さすがにこの年になると、シューティングのような反射神経を使うものは、ついて行くのが辛い」と言っていた。

 私の場合は、まだライデンファイターズの高速弾にはついて行けるし、LAマシンガンズで敵と一般人との区別は一瞬でわかるので、まだまだ行けるとは思っている(←例えがナニかもしれんが(爆))。
 ただ、これが来年、再来年となれば、どうなるのかという心配は、少なからず持っている。


 まあしかし、例えジジイになっても、ゲームに対する情熱だけは持っているだろう、それでやり続けるだろう、という自信だけはある。



2000/03/17 (金)
 私の職場は、大阪の心斎橋というところにある。ここは大阪の中でも梅田・難波に続く繁華街でもあり、オフィス街でもある。
 だから、昼食を食べるところも多く、おいしくて高い店もあれば、そこそこの値段で量の多い店、リーズナブルな店、もっと安くあげようと思えばファーストフード、牛丼屋、弁当屋もたくさんある。というわけで、昼食には困らない。
 私は、会社の後輩と毎日いろいろな店を回っている。それでも食べ飽きることがないほどであった。

 そんなところだと、一風変わった食べ物屋もある。会社の近くにあるのが、「タイ料理専門店」。ここは昼に「ランチバイキング750円」というのをやっている。それで、私は一度行ってみたいと思っていた。
 しかし、一度行った会社の人は、みんな決まって「もう行かない」と言う。理由はみんな同じ、「食材は悪くはないと思うが、あれは日本人の口にはとても合わない」。

 その噂は本当か?私なら結構合うのでは?と思いつつ、今日行った。会社の後輩を入れて3人で。


 さてここで、ちょっと話は飛ぶが、タイというと、どういうものを連想するだろうか?
 南国の国で、ヤシの木があったりして、ちょうど「ストリートファイターII」のベガ面の背景のような、ああいうもがやはり出て来る。

 店に入った。

・・・その想像していたタイと全く同じ風景があった。南国をイメージして作られた店内、南国の木が所々に植えられてて、椅子や机も、木や竹で出来ている。
 演出としてはいいかもしれないが、正直、見た瞬間引いてしまった。

 まあそれはともかく、今日バイキングとして出ていたメニューは、こんなものであった。

・サラダ(普通の野菜)
・ライス(タイ米)
・タイ風ヤキメシ(やはりタイ米)
・タイ風スープ(日本人が想像しているものとちょっと違う色をしている)
・魚のミンチ肉の天ぷら
・何かよくわからない天ぷら
・何かよくわからない炒め物
・「カレー」と書かれているが、明らかに日本人が思っているカレーとは全く違うスープ
・コーヒー
・デザート

・・・ちょっとためらいながら料理を取っていた。

 というわけで、料理も取って早速食べてみたが、一口食べた瞬間、私は確信した。

「・・・噂は本当だった」

 今まで味わった事の無い甘味と、味わった事の無い酸味と、味わった事の無い食感が口の中で広がっていく。食が進まない。かなりやばい状態であった。
 その途中、一番おいしかったものは?という話になり、私は「コーヒー」、もう1人は「サラダ」と答えた。ちなみにもう1人は、そのタイ料理をモクモクと食べていて、「俺、これは結構行けるよ」と言っていた。強者である。

 そして私は、店を出た後、すぐ隣のスーパーマーケットに行って食べ物を買った。まさか大阪市内で、「日本の食べ物が恋しい」と感じるとは思わなかった。

 まあそういうわけで、ここは、「本格タイ料理が食べられる店」というわけだ。場所は、心斎橋の東急ハンズの裏からちょっと歩いたところにあるので、大阪で挑戦したいという人は、一度行ってみよう。



2000/03/16 (木)
 今日、仕事帰りに日本橋に出かけていた(←最近こればかりだな私)。
 理由は、明日DVDの「マトリックス」の発売日なのだが、まさか今日、どこかの店でフライング発売してないかなあと、興味半分で行ってみたのだった。

 そしたら・・・、どこの店にも置いてんの。まあビデオの発売日なんてこんなものだなと思いつつ、早速購入。

 というわけで、帰って早速観たのだが、映画の感想を一言で言うと、「コテコテのSFストーリーを、コテコテのSFX映像と、コテコテのアクションで作り上げた、コテッコテのSFアクション映画」

 ストーリーは、SFではよくある「どこまでが偽りでどこまでが現実か」という王道パターン。映像はCGを駆使したり、スローモーションを巧みに使って徹底的に魅せる。そしてマシンガンでドンパチやったりアクションでやたらかっこよく見せたり。どれもよくここまでやったなって印象。

 どれかの要素が中途半端だったら「なんじゃこれは」で終わりそうだけど、ここまで徹底的にやると気持ちいい。というわけで、スカッとさせてもらった。



2000/03/12 (日)
 今日も日本橋に出かけていた。今回は、DVDプレイヤーを買うため。PS2を使ってDVDプレイヤーにしようと思っていたが、いつ入手できるかわからないものを待つのだったら、思い切って買ってしまおうということだった。

 プレイヤーと一緒に映画も買って、早速観た感想、「メチャメチャきれい(涙)」。

 私の買った映画のタイトルは、「ライトスタッフ」「2010年」「アマデウス」。個人的に一番好きなものや、音楽がすばらしいという事で、まず選んだ3本。これが、古い映画にもかかわらず、LDよりもいい画質で観ることができる。んー、やはりすごいものである。

 というわけで、もうすぐ発売予定の「マトリックス」や、古い名作(特に狙ってるのは、チャップリンの映画)を揃えていこうと思う。

 さて、これでPS2の購入はかなり先になるだろう(どのみち、金銭面で不可(泣))。


 ついでに、日本橋でちょっといい話。私は日本橋まで車で行った時、いつも駐車場として使っている場所がある。それは、とあるパチンコ屋。
 ここの立体駐車場での一時預りは、1時間400円と、これだけでも日本橋で一番安いのだが、さらにここでパチンコをすると、駐車料無料になる。もちろん、パチンコで勝ったらもう言う事なし。
 あえて店名は書かないが、日本橋でパチンコ屋は数少ないので、すぐわかると思う。というわけで、大阪人にはおすすめ。

 ちなみに今日、私はここでパチンコをして、最初の500円で一発確変、5連チャンで25000円の勝ち。運のいい1日であった。



2000/03/11 (土)
 今日はちょっと出かけていたのだが、その出先で、サクセスの新作「サイヴァリア」を発見。早速プレイ。

 感想、「俺的大ヒット」

 このゲーム最大の売り「弾をかすらせる事によってパワーアップ」と、もう1つの特徴、「自機を左右(上下)に振りながら撃つと、パワーショットが撃てる」というのがゲーム中、うまい具合に有利・不利な点につながっていて、面白い。

(例えばボス戦では、パワーショットを撃たなければ不利になるが、撃つために自機を振ってると、弾避けがしにくく不利になる。また、弾をかすらせればパワーアップするが、その分危険性も大きくなる、といった具合)

 と共に、敵も「かすらせたくなる攻撃」をして来るものも多数あり、かすらせる面白さと危険ぎりぎりの状態で戦うというシチュエーションがなかなか楽しませてくれる。

 そんなわけで、家の近くにはいったらはまる事だろう。


 そして、出かけた帰り際、家の近くのゲーセンにも入って、「LAマシンガンズ」をプレイ。
 このゲーム、結構弾の当り判定で、画面外ぎりぎりから当たったりして「納得行かんぞ!」というところがあるのだけど、撃ちまくる快感が好きだし、当たり判定については3Dゲーム宿命か、と自分で妥協しつつ、プレイし続けている。
 私がこれで最初にプレイするのは、4面「YOSEMITE」。一番きつい面だが、それだけ撃ちがいもあるので、一番好きな面でもある。

 プレイすると、中盤くらいで下手して3ダメージ受けてしまったが(この店では4ライフに設定されてる)、この時はうまい具合にコンボがつながり続けた。ボスのところで×50まで行き、クリア時の得点は、4面だけで500万。

 さすがに、×30くらいまで行った時は緊張して「繋がれ!繋がってくれぇ!」と心の中で叫び続けていた。まあ久々に、このゲームで思いっきり熱くなってしまった。



2000/03/05 (日)
 今日は日本橋へと出かけていた。

 ここでCD屋に行って見つけたのが、格闘ゲーム「ギルティギア」のサントラ。周りからいい評判を聞いていたので、以前から探していたものだった。
 帰ってから早速聴いていたが、噂通り、ギターの音がガンガン来る気合いの入ったサウンドで熱くなった。
 また、ライナーノートを見ると、プロデューサーがこう書いている。

「俺がまず考えたことは、単なる『ゲームサウンド』ではなく、本物の熱いロックを聞かせたい、ということ。
(中略)
サウンドはゲームの添え物じゃない。ゲームの要素全てが何かを語らなければならない。」

 そういう、自分のやりたい事をやろうと突っ走る意思は、ある意味好きだし(ゲーム屋としてはナニかもしれないけど)、その意思が曲に思いっきり出ていて、俺的にはかなり好印象だった。

 ということで、今回は大きな収穫、て感じ。


 あと、4日に発売したPS2は、もう嵐の過ぎ去った後のように無くなっていた。どの店も「PS2売り切れ、次回入荷未定」のはり紙ばかり。

 私の方は、最近、DVDで「マトリックス」などの映画を買いたいなあと思っていたり、店頭でデモっていたPS2のDVD再生は、思ったより奇麗(というか、画質は十分なもの)なので、今月末に手に入ればいいなあと思っている状態。
 だからといって、今回も並んだりするつもりはないが。



2000/03/03 (金)
 明日はPS2発売日である。今日はその発売前夜ということで、各店ともすでににぎわっているのだろうかと思い、仕事帰りに日本橋まで足を延ばしてみた。

 行ってみると、専門店の前ではやはり、人だかりができている。ちなみに日本橋で大型店のソフマップでは、「発売は朝7時から、予約は一切受け付けず、また並ぶのは午前0時以降にしてください」と、店員が必死に呼びかけてる(だから並んでいるのではなく、集まっている状態)。
 中では、すでにPS2発売の準備で定員は大忙しの様子。やはり、すごいものである。


 今回の事については、周りの評判もものすごかった。例えばテレビでは、「PS2はものすごいリアルな映像のゲームだけでなく、DVDも観れる。そして将来的にはインターネットもできる予定がある。まさにゲーム機を越えた電気製品。これによって革命が起こる!」などと、ものすごいことを言ってた。
 また自分の周りでも、会社の上司が「PSをドットコムで予約しちゃったよ」と言ってたり、まあすごいものである。

 まあPS2が何であれ、結局私の場合、ゲーム機購入は「欲しいゲームが出れば買う」だけなで、今のところ買う気全くなし。
 まあDVDも魅力なので、欲しいDVDタイトルか、自分にとってのキラーソフト(今のところ、グラ4かシルフィード)が出れば買うだろうってところ。


 それにしても・・・、みんなそんなにリッジVやストEX3がやりたいのか?並んでまでDVDプレイヤーが欲しいのか?て思っていたりもする。

#まあ、WIN2000を発売日に買って失敗した奴が言っても説得力無いが(爆)



2000/03/01 (水)
 昨日の日記で「2000年のうるう年による誤動作はほとんどない」などと書いてたけど、ニュース見たら、まさか公共機関などで出てるとは思わなかった。
 ん〜、まさかこんな簡単な定義をプログラムしてないとは・・・、と思ったという。


 ついでに。最近、何気なしにgooの検索で、「19XX」て打ってみたら、このHPのトップページがいきなり引っかかって来るのがわかった。3000件以上がヒットするが、その3番目くらいの候補として出て来るので、えらい目立つやん、て感じで驚いてた。

 最近、カウンターの上がり方が、若干ながら増えてる(といっても、1日に3〜4カウント増くらい)のは、そのせいだったのかもしれない。