陶芸プロジェクトが始まった。

レポート その1

どこで満足するかはその時次第、全くの素人なのに頼りはインターネットのみ
スカウトを巻き込んでの、リーダー数名が中心に繰り広げる長期プロジェクトの
はじまりはじまり・・・・・

ミーティング

粘土は、リーダーの一人の知り合いから分けてもらい手に入った。
とりあえず、コネテものを作る。自然乾燥して、後は素焼き工程に入るわけだが、
どんなやり方が、自分たちにぴったりか(簡単か・・につきる)インターネットで探り始める。
結局、キーワードは「七輪」ということになる。
「七輪」といっても、実にさまざまなやり方とそれぞれにノウハウが潜む。
各サイトには、作者の苦悩と喜びと試行錯誤がめんめんと綴られている。
読み進めるうちに、人に「七輪」素焼き、本焼きをしゃべれるほど情報がたまってきた。
しかし、実際にやってないので、なんの実感もない。
「やってみないと始まんないね」
至極あたりまえの結論に至る。

 

スカウトを無理やり巻き込む

ボーイスカウト活動の一環、カブ・ボーイはそれなりの体験、
ベンチャーには焼き物に対するより深い理解と実際にプロジェクトとして発表できる計画を求めて、
そして、リーダーは全く個人的興味本位と探究心で、
一人ではなし得ない推進力をスカウト活動の名のもとに、
個人の思惑をはるかに超えるスピードで、ぐいぐい突き進んでいく。

そして、素焼きの方法も、ましてや本焼きの方法・場所・費用何も決まらないまま、
スカウトを集め土をこねさせはじめた。

 

学校でも、1度や2度は粘土をこねて物を作ったことはあるだろう。
みんな思い思いの形や大きさのものが作られていくのだが、
七輪陶芸であることから、おのずと大きさには限界がある。
ましてや、初めての挑戦だ。
作る工程でのミス(空気が入る・つなぎ目が不完全等)この段階では
あまり気にしていなかったが、後で相当後悔する羽目になるとは、夢にも思っていなかった。

 

まあ、何はともあれ、和やかに製作が進む。全部でかなりの点数だ。
こんなに焼けるのかなあと思いつつ、
全員の作品が出来上がった。後は自然乾燥するのを待つばかりだ。