ベスパで北海道へ行ってきました イタリアンスクーター、ベスパでまったり北海道ツーリングへ 舞鶴発の新日本海フェリーで小樽に上陸、キャンプと釣りを楽しみます 帰りは苫小牧から敦賀へ渡りましたが、運悪く自衛隊と一緒・・・

2005年7月17日
仕事を終えて舞鶴のフェリー乗り場へ!
フェリーが夜中の1:30発なので結構余裕で間に合います
左のミラーが慢性的にグラグラ気味だったので
出発直前に固定用のボルトを増し締めしてみると
根本からネジ切れました・・・・
どうしようもないので右側1本で出かけることに

7月18日
フェリーでは最近定番となってきたちょっと高額なS寝台
2等とは比べるまでもなく快適です
出航時間が時間だけに乗り込んだらすぐに入浴、就寝です

目が覚めると昼前でした



本(徳川家康)読んでたりして


小樽港着は今夜の21:00なので昼寝して本でも読んでたら着いちゃいます
今日は札幌でムラーノつながりの「ブラ金さん」とお食事
春のリベンジとばかりにすすきのの「だるま」へ行く予定です



いつの間にか夕方になってました


北海道、涼しいです

定刻通りに港について開いたゲートから外を見てみると雨が・・・
あ〜、今日はほんのすぐソコの札幌までなのに!
と怒っても仕方ないので暑い甲板でカッパを装着
さすがに暑かった〜

まずは今夜のお宿であるメルパルクにチェックイン
すぐに着替えてすすきのへお出かけしました
初めて乗る地下鉄東西線はガラガラで・・
大通公園駅で乗り換えてすすきの駅に着くと
改札出たところでブラ金さんが待っててくれました
4月以来です〜

「だるま」は春と同様本店も支店も行列が外にまで・・
ブラ金さんお薦めのお店へ行きました



炭火焼きです


はっきり言ってこっちの方が好きです!
ジンギスカンの多くは鉄板で焼くのにココは炭火で直火焼き
これでミディアムくらいに焼いて食べると美味かったです
また是非来てみたいです。ブラ金さんありがと〜
が、ゆっくりしすぎて地下鉄の終電が終わってしまって・・
リッチに(というかコレしかすべがない)タクシーでホテルへ帰りました

7月19日
雨は朝方まで降り続いてたらしく地面が濡れてました
が、遠くの空を見ると青いところも
晴れと踏んでカッパなしで出発です
が、ここで荷物が一つ減ってることに気づきました
キャンプ場用のアルミのイスが無い・・・
フェリーの中へ寄贈してきてしまったみたい
どこかで買わないと

とりあえず富良野へ向かいます
早くに出たわりには車が多く走りにくい・・
街中を走ってるとひときわ煌びやかな建物発見!



ドームです


日本ハムのとこ?
詳しくないマイケル君です・・

夕張からシューパロ湖に沿って北上
桂沢湖を経て富良野へ抜ける予定です
富良野のラベンダーはどんな具合か楽しみ
が、札幌で満タンにしたガソリンがそろそろヤバイ・・
エネオスで安く入れれる僕としてはなんとかエネオスを探さねばと
他のガソリン会社を通り過ぎてるウチにかなりヤバイ状況に
が、空腹の欲求には勝てずフと見つけたセイコーマートで朝食にしました
北海道のセイコーマートにはお気に入りの100円焼きそばや100円スパゲッティがあるので
コンビニ弁当で食事の時は極力セイコーマートです(笑)

中富良野のファーム富田に近づくと既に観光バスが続々と駐車場へ
駐車場も車でいっぱいでした
早朝に来ることが多かったのでちょっとビビリましたが
駐車場の端っこの方にバイクを停めて散策しました
今回はラベンダー満開のタイミングに当たったようで
従業員の人がポプリ作りをしてました



宙づりなラベンダーたち


凄く良い匂いがしてました
当然畑?の方も咲いてるわけで



綺麗でした〜


辺りに漂うラベンダーの香りのせいかなんだかゆっくりしたくなってきたけど
今夜は久々のキャンプなのでファーム富田を後にします

行き先は菅野温泉にある通称鹿の湯のキャンプ場
温泉が楽しみです
と、まあここまで全く出てこないエネオス探しを諦め
次の町美瑛で給油
ガソリン満タンでの航続距離が200km弱しかないため北海道のような所は苦手なのだ



定番のポイントで・・


さてさて、木も見たことなのでゆっくりとキャンプ場を目指します
なんとなく空が暗くなってますが、なんとかテントを張るまでは降らないで〜

鹿追の街で本日最後の給油を済ませて山の中へ
キャンプ場への道は9kmほどのダート道があるのが心配
タイヤが小さいので不安定&振動でバイクが壊れそうで・・(笑)
が、なんと心配のダートが約半分の4kmくらいしか無い!
助かりました〜
たぶんオフバイクに乗ってた頃なら残念がってたに違いないんですが
乗り物変われば思いも変わるって感じでしょうか

無事テントを張り渓流釣りに出かけます
狙うはオショロコマですが



こんなの釣れました


しかしこの後大雨が・・・
キャンプ場の通路が川のようになるくらいスゴイのが来まして
ロクにご飯も食べれないまま寝床に
でも森林浴効果が高そうで気持ちよかったです
おやすみなさい〜

7月20日
雨はあがってました!
が、跳ねた泥でテントがドロドロ・・
モヤがかかるくらいの湿度もあって乾く気配がないので
そのまま畳んでしまいました



菅野温泉の出口です


ちょっと乗り入れさせてもらいました〜
と、ここらへん(朝のウチ)までは曇り空だったのが
しばらくすると大雨に
なんだか今年の夏は雨の当たり年かなぁ

さて今日の宿泊地はサロマ湖にあるキムアネップキャンプ場
何でそこかって、食べ物が旨いキャンプ場だからです
近くに水産系のスーパーが何件かあって
ホタテだのホッケだの毛ガニだの盛り沢山です!
早い目についてじっくり調理するのがココでのお薦めスタイルかなぁ



乾燥中〜


あ〜、晴れて嬉しい
荷物とテントを広げて乾燥全開!
みるみる間にテント系の薄いものが乾いていっております
最近のここはやたらと蚊が多くて敬遠がちだったけれど
今回はほとんど蚊がいないッス

とりあえず乾いたテントをたててシュラフの乾燥中に買いだし!
さてさて今日はどんなものが置いてあるのやら
気になったのはホッケの開きと毛ガニです
もちろんホタテは基本なので書くまでもないかと
全部買っちゃいました・・

炭は買ってないのでガスコンロで焼きまくりです



ホッケです


なかなか焼けないのが玉にきずですが
チビチビやりながら暗くなる頃には酔っぱらい〜
後始末も面倒なくらい飲んだのでそのまま寝てしまいました

7月21日
今日は晴れるのか?
朝一はなんとか太陽の気配があります



朝陽〜


ちょっとヒンヤリしたけど日差しは嬉しいな
今日は新しく世界遺産に登録される知床を回る予定
サロマ湖からはひたすら東へ向かいます
天気が良くて気持ちいいので半ズボンで走ってます



前にも荷物積めるんです


が、暖かいのも平野部だけで知床横断道路を登り始めるとちょっと・・・
履き替える訳にもいかないので寒いけど半ズボン〜
寒い寒いと感じながら走ってたけど
夜になって気づきました
モモから下がスッゴイ日焼け・・
温泉浸かるのが痛かったです
横断道路を羅臼側へ降りるとすっかりお腹がすき
またもやセイコーマートの焼きそばで昼食
野菜食ってないなぁ・・・・

今夜は屈斜路湖畔でマッタリ過ごします
川湯の銭湯で暖まってから
いつも寝床にしてる砂湯のキャンプ場へ行ってみると
やけに人が少ない
というか、テントが2つしか張ってないという・・
静かに過ごしたかったけどあまりに寂しいので
和琴のキャンプ場も覗いてみることに
さすがに人気のあるキャンプ場だけに人が多い!
が、寂しさを逃れてきた心情的には
賑やかしさが暖かみに感じてしまったりして(笑)
湖際のエリアがあいてたんで張っちゃいました
あ〜、落ち着く
家が出来ると落ち着くモンです
隣のファミリーが常識のある人であることを祈っております

7月22日



朝です


今日は連泊を決め込んで日帰りツーリング
かなり荷物が軽くなるので好燃費に期待しつつ太平洋を目指します
メインイベントはいつも寄ってる釧路の和庄市場
最近では具を載せるお店まで固定されてきた勝手丼を食すことです
若干東の厚岸辺りから徐々に釧路を目指すと



昆布干してました


地名が昆布森というだけのことがあって沢山干されてました
さてさてお腹もすいてきましたよ〜



毎度の勝手丼


あえて安い目に仕上げてみました(笑)
温かいご飯ってのがまた微妙なコンビネーションを奏でております
やっぱり美味かった〜
お店の人や自分のテンションに任せて注文してると
案外高いものについたりします
自分の意志でしっかりと欲しい物を載せましょう

お腹もふくれたので和琴のおうちへ戻りましょう
早く帰って釣りに出かけたいのだ
釧路湿原の横を走っていて良い感じの林道を発見
絵になると思っただけで走りたい訳じゃないんですが・・・



林道です


ということで絵にしただけで去りました

途中弟子屈のAコープに寄って晩ご飯の買い出し
テントへ格納してすぐに釣りへ出かけました
が、案外川がない・・・
基本的に山奥なんでいくらでも釣り場があるだろうというのが甘かった
唯一水量の多い川が釧路川だったりするわけで
なんとか釣りの出来そうな場所を探して釣ること約30分



3匹です


小さいけど食べさせて頂くことにしました
まだまだお昼の時間帯なので



洗濯してたりして


天気が良いからすぐに乾きそう
ちょっと時間がはやいけど夕食の支度にかかります
まずは弟子屈での獲物



生ラム肉


これがなかなかの美味!
これはうちの近所じゃ売ってないよなぁ
やっぱラムは焼きだ

でお次は厚岸での獲物



牡蠣


厚岸の牡蠣はミルキー
なんといっても本州の人間的には季節はずれの牡蠣
半生で頂きましたがなんとかお腹は大丈夫みたい
美味さを誰かに伝えたくておとなりの青年にもお裾分け
喜んで頂けました〜
今夜はキャンプ最後の夜なので
夜空をじっくり噛みしめながら床につきました
明日も晴れると良いなぁ

7月23日

朝ご飯にはスクランブルエッグをバターロールに挟んでみました



牛乳もセットで


なかなかのもので(笑)
一手間掛けると美味いよね〜
で、朝食後焼き網を綺麗にしようと空焼きしてると
輻射熱のせいでストーブが溶け落ちるという・・・
さらによりによって溶け落ちた五徳がテント内に落ちて穴あけちゃいました
ま、よく使ったテントだから落胆はしなかったけど
ちょっと寂しかったなぁ
ストーブは今年買ったばかりのだから悔しい
今後は使い方に気を付けようと学習した和琴でした



パッキング完了


今日の行き先は帯広
前出のニッサンムラーノ関連のオフ会に参加です
食事は私お気に入りの屋台村にして頂けて楽しみ〜
今夜はビジネスホテルなので久々の布団です

無事みなさんと合流出来て夕食へ
まずは十勝ビールのお店でジャブを打ち
屋台へ



串揚げやさん前


このお店前に陣取っていろんな屋台からテイクアウトで食べまくりです
北海道最後の夜が非常に楽しいものになりました
ありがとおムラーノなみなさん〜

7月24日

帯広と言えば六花亭
開店時刻に合わせて攻めてきました



ケーキさん


朝から食いまくり
尿酸値と共に血糖値まで上がりそうで・・・
北海道は私にとって体に悪いのだ
でもストレスは明らかに解消されるわけで・・・・・

で、この日はラリー北海道の最終レグ
整備エリアとして使われてる何とか言う公園で軽く見物



並んでますな


こういうの見るとインプレッサとか欲しくなってしまうんだなぁ
一応ダートラ経験はあるマイケル君だったりします
このラリー北海道の後にWRCのラリージャパンが開催されます
かなり触発されたので
もしかしたら見に来るかも
やっぱ世界最高峰を生で見るってのはいいですよね

この日は苫小牧から敦賀行きのフェリーに乗船する日
ゆったりと南下しつつ港を目指します
と気になる缶コーヒーを発見したので撮っておきました



甘かったッス・・


北海道の湧水で一番お気に入りの羊蹄エリアへ向かいます



突き当たりを左に曲がるとすぐ湧水


水分補給用に積んでたペットボトルの水を捨て
湧水を注入!



冷え冷えダス


雑味のないスッキリした水です
コレでフェリーの中も快適に過ごせます

少し無謀かと思いましたがせっかくなので小樽でも見に行こうかなぁ
と、ニセコから北上
晩ご飯を回転寿司屋のトッピーで済ませて軽〜く散策
少し人混みが凄かったですが
この町を歩いてるとなんか旅に来たなぁって感じがする
町の様子はかなり変わったけどね・・・

あんまりゆっくりも出来ないので
20時頃小樽発
高速で苫小牧に着いたのは22時頃だったかな
はっきり言って遅いバイクなので・・

無事苫小牧に着くと
自走で来てたらしいラリーマシンが数台
結構壊れたまま走ってきたようです
すごいパワーだ

う〜ん、ラリージャパン見に来たいなぁ

おわり
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