紅葉前の九州南部へ行ってきました
九州の食べ物を満喫したツーリングとなりました
鹿児島のキャンプ場では薩摩地鶏の刺身&たたき
阿蘇のキャンプ場では馬刺を嗜む!映画ほたるに影響されて知覧のロケ地巡りも
バイクを買い換えようと思い立って約2ヶ月
さらにバイクを決めて約3週間
ついに納車の日がやってきたので勢い付けて行ってしまいました九州へ!

ナラシついででしたが、ちょっと長距離なので心配!
だってイギリス製なんだもの(失礼かしら・・・)
ま、とりあえず納車の2日後に徳島を出発しました
目指すはAM1:00今治発のダイヤモンドフェリー
途中から予報通りの雨が降ってきましたがニューバイクのウキウキが憂鬱感を打ち消してくれる

乗船手続きを済ませて(プランのおかげでバイクと寝台合わせて3600円也)軒先で待ちました
静かでよく寝れそう!6:00の到着まで一休みです
爆睡のまま大分港に到着、下船してみると霧雨が・・・
予報では昼頃から晴れなので別府でゆっくり朝ご飯
山の方はまだ黒い雲があるモノの下界はすっかり雨上がり
カッパ無しで由布院へ出発しました
しかし山を登り始めて霧雨というか時々本降りに
いよいよ寒くなってきてカッパを着ようとするとブーツカバーがない
どこに?・・・今治港に忘れてきたんやん
悔やんでも状況は変わらないのでカッパだけ着て出発!
カッパを伝って足下へ流れる水がじゃんじゃん靴へ流れ込む〜、まあ慣れれば・・・
結局やまなみハイウェイはず〜っと雨で景色も見えずタンタンと走っただけ
ようやくやんだのは阿蘇の南にある銀河高原ビール工場に着いた頃でした

まだ開店前だったので広〜い駐車場に濡れたものを並べて乾燥タイム!
天気図からいくとココでやんだら最後、もう雨は無いはず
さよならカッパ君!
空は晴れ、路面はウェット状態で五ヶ瀬へ
ここから南下ルートとして狭いが車の少ない六峰街道を選ぶ

北郷という村へ抜けるこの道は途中六つの峠を越えるスカイラインロードだ
走破した後には何とも言えない疲れと同時に達成感が訪れる
結局2〜3台の対向車とすれ違っただけで約60kmの狭い道をクリアしました
そこからひたすら県道、町道を繋いでえびの高原ふもとの町小林へ入る
今日のお宿はすぐ前の山上にあるえびの高原のキャンプ場だ
町のスーパーで買いだし

本日の目玉は薩摩地鶏のタタキ!1パック400円くらいで売ってました
キャンプ場受付を済ましテントを張るとそろそろ夕陽の時間
急いでバイクで山の西側へ走りました

前に見える栗野岳へ沈みゆく夕陽を見ながら
ユッタリとしたひとときを過ごしました
人気の少ない静かなキャンプ場
大きな声で携帯電話で喋ってるバ○女に興ざめながら夕食の準備をしてると
辺りはすっかり真っ暗
と同時に寒くなってきたのでとっとと食ってお休みモードへ!
しかしマグカップを忘れたとはいえ焼酎のラッパ飲みはこたえます・・・
ほどよい寒さのせいか目が覚めると薄明るくなってました

天気良いです〜
ちょっとおニューなので簡単に洗車なんぞをして出発です
坂本龍馬が新婚旅行で寄ったという「塩浸温泉」を通り過ぎ
目指すは真っ直ぐ知覧へ!と思ってましたが
あまりの天気の良さに桜島経由の遠回りに変更
海岸沿いを南下しているとなんとなく”酢”の香りが漂うエリアに
と思ったら酢の工場があるらしいので更に寄り道
看板に従って山を登るとテレビか雑誌かで見たことのあるカメがスゴイ数

見学ができたので話を聞くと数万個のカメが何年もの間眠ってるとのこと
試飲が出来たのでまずは1年モノから 酢だ・・・
さらに飲み比べとのことで5年モノとやらをもったいぶって注がれた 酢だ・・・

桜島をウロウロして桜島フェリーへ乗船、鹿児島へ渡りました
そこからは海沿いに南下を続け今回最南地の知覧へ
何度か来たことがあるがウロウロするのは初めて
特攻隊員が最後の夜を過ごす建物の跡地へ行ってみた
鬱蒼とした森の中にその跡地はあった
この辺りの大木や石段は飛び立っていった彼らも見て触って踏みしめたかもしれない
何とも言えない雰囲気が僕に写真を撮らせなかったよ
ちょっと良い意味で沈んだ心は指宿スカイラインで癒されました

何度通ってもイカした道です
そこからはひたすら北上して今夜のキャンプ場に考えてる阿蘇北麓へ
受付をしようとおじさんの所へ行くと「この季節は予約しないとダメだよ」とか言われた
ちょっと気分悪いぞ
続けて「今日はたまたま1グループ予約が入ってたから開けてたから良いものの」
な〜るほど、そう言う意味ね
広大なキャンプ場に3組だけでした
寂しいので早く寝ました
そうそうココでは買い出しでパックの馬刺セットをGETしましたね

野菜もちゃんとトマトを食べました
朝目覚めると日の出直前、
急いで空荷で阿蘇山頂方面へ出かけました
山を登ってる間ズッと素敵な景色

なだらかな山肌にグリーンの草と白いススキの穂、そこへ差し込む朝日とのハーモニーがありました
山頂への途中にある草千里では思わぬ光景が広がってました
馬が自由に散歩中?なるほどココは山全体が牧場になってるんだねぇ

車が居ない時間には馬も牛も道へ出てくるわけです
人気のない駐車場でのんびり馬を眺めてると心がユッタリしてきます
山頂への最後の一登りは有料道路になってるわけで、入り口のゲートを見ると・・・・・
ゲートオープンは2時間後
別にてっぺんまで上がらなくても、とか考えましたがこんなに天気の良い山頂も貴重なのでは?
とも考え、キャンプ場に戻り荷物をパッキングしてから再度山頂へ!

う〜ん、上がって良かった!火口も周りの景色もバッチリ
初日雨と霧のせいで何も見えなかったやまなみハイウェイへリベンジに向かいました
2日前が嘘のような快晴、やっぱり綺麗な景色だココは!
行きのフェリーに同乗してたバスツアーの名前「秘湯黒川温泉の旅」に少し興味があったので
やまなみから少しはずれて黒川温泉へ
すごい山奥なのにかなり大きな温泉宿群
あわよくば日帰り入浴と思ってたけど立派すぎる旅館しか無かったのでパス
密かに女性人気が高いのか、少人数グループの若い女性客がウロウロしてました
お風呂に入りたい思いが強くなってきたのでマイナー?な「筋湯温泉」に初めて寄ってみました
途中の道がまた良かったですが、ちょっと迷って日帰り用の外湯「うたせ大浴場」に到着

300円を投入して中にはいると確かに「うたせ」だった
長者原のドライブインで、この辺りにひたすら看板に出てくる「だご汁」ってのを頼んでみました

「だご」ってのは甲府の「ほうとう」みたいな厚くて広い麺のことでした
大したこと無かったなぁ
さてバイクのオイルを交換すべく徳島へ戻るために使うのは国道九四フェリー
目指すは関サバで名を知られた佐賀関港
良い店があったらフェリーの待ち時間にサバかアジを食べたかったけど

グッドタイミングでフェリーが・・・
かれこれ2000km走りましたが無事何処も壊れませんでした
さあ、オイル換えたらナラシ完了
全開できます!
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