AGA(男性型脱毛症)でお悩みの方へ

AGAとは、成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。
AGAの人は全国で1,260万人、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。AGAは進行性です。何もせずにほうっておくと髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。そのためAGAは早めのケアが大切です。

当院では、AGA(男性型脱毛症)治療薬のフィナステリド錠(プロペシアのジェネリック)1mgの院内処方を行っております。自由診療ですので、保険証は不要ですが、医師の診察なしに処方することはできませんので、
診察室で簡単な問診および服薬についての説明をさせていただいた後に処方いたします。

頭皮の検査や血液検査等は行いません。

1日1回、内服してください。
1日1回、飲む時間は朝でも夜でもかまいません。毎日服用してください。
6ヵ月服用しても抜け毛の進行が遅くならない場合は、医師にご相談ください。

男性成人のみ服用してください。
女性には効果が認められていません。妊婦、妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は服用しないでください。(妊娠中の婦人が本剤を服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。)

錠剤を割って飲まないでください。
妊娠中の婦人が本剤を服用したり、破損した錠剤に触れて有効成分が吸収されたりすると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがあります。なお、このお薬はコーティングされているので、通常の扱いにおいて有効成分に触れることはありません。また、錠剤を割って服用した場合の有効性も保証されておりません。

家族や他の人にあげないでください。

前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師に本剤を服用していることをお知らせください。
フィナステリド錠の成分は、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。したがって、測定したPSA濃度を2倍した値を目安として評価してください。

料金は保険適応外の自費請求分一覧表

フィナステリド錠の効き目がみられるまでには、通常6ヵ月の服用が目安となります。また、服用をやめると再びAGAが進行し始めてしまいます。
効果がみられないからといって勝手に服用をやめたりせずに、主治医の指示通りに服用を続けてください。

併用する外用薬として脱毛症治療剤アロビックス(フロジン)も処方いたします。
アロビックスは頭皮の血流を改善するお薬です。1本30mlで、約1週間分です。主成分の塩化カルプロニウムを、市販薬(カロヤンガッシュ等)より高濃度に含有しています。