HSP Source←なんですか??(笑)

■SSL通信って何?

SSL通信とは「セキュア・ソケット・レイヤー」の略で、通信するときに暗号化をして通信することです。
暗号化して通信をすることによって、データの改竄、傍受を防ぐことができます。

この通信を行っているときは、
 1.アドレスの先頭が「http」ではなく「https」である。
 2.ページ上を右クリック>>プロパティをして「プロトコル」を見ると、
   「HyperText 保護機能付き転送プロトコル (HTTP)」と書いてある
   また、「接続」に
   「TLS 1.0、RC4 / 128 ビット暗号 (高); RSA / 1024 ビット交換」などが書いてある。
 3.右下をよく見ると鍵マークがある。

という特徴があります。(IEの場合)



大体のSSL通信方法
 1.暗号化の通信方法を決める

 2.まずサーバから「サーバ証明書」の取得を行い、なりすましではないのかを確認。

 3.自分のPCで共通鍵とそれに対するを発行し、サーバの公開鍵で「さっき発行した共通鍵」を暗号化して
   サーバに送る。

 4.サーバは自分が持っている秘密鍵で複合化して、相手のPCの共通鍵をもらう。

 5.これで通信可能。通信の時は
   自分→サーバの時・・・サーバの公開鍵でデータを暗号化して送る。
                 サーバは持っている秘密鍵で復元。
   サーバ→自分の時・・・相手の公開鍵でデータを暗号化して送る。
                 自分は持っている秘密鍵で復元。


【言い換えると】
Aさん(自分)とBさん(サーバ)の場合

持ち物(始め)
 Aさん:箱
 Bさん:南京錠B、鍵B、箱
持ち物(通信時)
 Aさん:南京錠A、南京錠B、鍵A、箱
 Bさん:南京錠A、南京錠B、鍵B、箱

  1.どういう方法で暗号化するかを話し合う。

  2.Bさんは身分証明書などで「私は○○○である。」と証明してもらい、AさんがBさん本人だと確認する。

  3.Aさんは「南京錠A」とそれに対する「鍵A」を作成。
   そして作った「南京錠A」を箱に入れて
   Bさんの送ってきた「南京錠B」で箱を閉じてからBさんに送る。

  4.送ってきたものを受け取り、Bさんは「南京錠B」を開けるための「鍵B」で箱を開けて、
   「南京錠A」を受け取る。

  5.通信の時...
    Aさん→Bさんの時・・・Aさんは、データを箱に入れて「南京錠B」で鍵を閉めて送る。
                  Bさんは、持っている「鍵B」で開ける。
    Bさん→Aさんの時・・・Bさんは、データを箱に入れて「南京錠A」で鍵を閉めて送る。
                  Aさんは、持っている「鍵A」で開ける。

※この南京錠は、
  1.誰でも閉めることができるが、鍵がないと開けれないこと、
  2.南京錠の構造が難しいため受け取った「南京錠」から開けるための「鍵」を作ることはできないこと
 が前提の話。




詳しくは日本ベリサリン社の「ベリサイン サーバIDとSSL(セキュア・ソケット・レイヤー)暗号化通信」を参考に・・・