お菓子レシピ 


草もち(よもぎもち)
(直径5cmくらいのもの 12個分)
春の香りいっぱいの草もち。
暖かくなってきて、近くの川の土手などに可愛い姿で生えているよもぎを使います。
おうちでも簡単に作れます。ぜひ試してみてください♪

材料
 
  だんご粉                 250gg
  水                     1カップ 
 
  市販の粒あん              300g(加糖のもの。ゆであずきではなく、粒あんを使用します)
  
  よもぎ                   40g(葉先の部分のみ。茎は取り除く)
  塩                     
少々
  重曹(タンサン)             小さじ1/2
  

●準備
  ・よもぎの葉の部分をちぎっておく。
   ・すり鉢・すりこ木を用意しておく。
   

●作り方
   1.よもぎは塩少々とタンサン1/2を入れた熱湯でさっとゆで、色が鮮やかになったら冷水にとる。
   2.しばらく何回か水を替えながらさらし、灰汁(アク)を抜く。
   3.よもぎの水気をしっかりしぼり、包丁で細かく刻んですり鉢(下に濡れぶきんを敷いておくとすり鉢が動かずに済みます)に入れ、
     繊維が無くなるまでよくすりつぶす。
   4.ボウルにだんご粉とぬるま湯1カップを入れ、菜箸3〜4本で混ぜて大体水分をいきわたらせてから、手で耳たぶくらいの硬さに
     なるまでよく捏ねる。
   5.大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、たねを適当な大きさにちぎり、平たくのばして(ここでは形は気にしなくて良いです)お湯に落
     とし、浮いてきてから1〜2分経ってからざるにとって粗熱と水気を取る。
   6.
大体の粗熱が取れたらキレイなふきんに包んで一つにまとめ、よもぎの入ったすり鉢に入れ、すりこ木でついて餅によもぎを混ぜ
     ていく。上下をしっかり返しながらつくとよもぎがまんべんなく混ざります。
   7.さらに体重をかけながら手でしっかりと捏ねる。全体がムラなくなめらかになったら手をよく濡らして12等分にして丸める。粒あん
     も12等分して丸め、くっつかないようにぬれぶきんの上にのせておく。

   8.もちを1個ずつまな板に置き、めん棒で直径8cmくらいに丸く伸ばし、粒あんを1つのせ、もちを伸ばしながら包み、指先でつまむ
     ようにしながらもちの合わせ目をくっつける。合わせ目のほうを下にしてもりつけて出来あがり♪

●コツ
   その1 よもぎは丁寧にすりこ木ですりつぶしてください。繊維が残っていると口に入れたときに口当たりが悪くなります。
   その2 作り方5で、もちをゆでざるにとって粗熱を取る時は、もちを重ねずに広げると早く熱が取れます。
   その3 作り方6で、すりこ木でついてよもぎをもちに混ぜる作業は、ここできれいに混ざらなくても良いです。作り方7の手で混ぜる時
        にキレイに混ざるようにすればOKです♪
   その4 もちは手にくっつきやすいので手に水をつけながら作業すると扱いやすくなります。

●応用編
   今回、私はあんを包んでしまいましたが、かしわ餅のようにあんをはさんでも見た目が可愛いです。
    ・よもぎもちをころころの一口大に丸めて、あんを絡めて食べても美味しいです。
    ・一口大のよもぎもちをあんみつなどに添えても♪  


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