お菓子レシピ  


栗の渋皮煮
(出来あがり 約800g)
栗の美味しい季節ですね。
手間はかかりますが、とびきり美味しい栗の渋皮煮をご紹介します。
そのまま食べても、また別のお菓子にアレンジしても。

材料
  
  栗(皮付き)               1kg(鬼皮をむいて約800g)
                 
  重曹(タンサン)            小さじ2

  水                    2リットル
  
  
煮汁
   みりん                 80cc
   水                   4カップ
   砂糖                  200g
   
  しょうゆ                 小さじ2
  
 
                
 
●準備
   ・栗は一晩たっぷりの水につけて鬼皮をやわらかくしておく。
   
●作り方
   1.(栗の皮を剥く)
     果底のへそ(ざらざらしている部分)に包丁の刃を入れ、皮をはがすようにして鬼皮を剥き、すぐに水にとる。
     (渋皮に傷がつかないよう気をつける。
   2.すべて剥き終わったら流水で流しながら栗を丁寧に洗う。
   3.分量の水を沸騰させて重曹を入れ、栗を15〜20分固めにゆでる。
   4.すぐに水にとってさらし、冷めたら指の腹や竹串でスジを取り除き、渋皮をキレイに掃除する。
   5.キレイに洗い、たっぷりの水と共に火にかけ、ひと煮したら(沸騰したら)すぐ水にとってさらす。
   6.(煮汁で煮る)
     みりんを鍋に入れて、アルコール分を飛ばし、分量の水と砂糖を加えて煮立たせる。
   7.さらしておいた栗を加え、紙ぶたをして弱火でコトコト約20分間煮る。
   8.
しょうゆを加えてひと煮して、火を止め、そのまま一晩置いて、再びひと煮してそのまま冷ます。
   

●コツ
   その1 鬼皮を剥く時は固いので気をつけてください。なるべく渋皮に傷をつけないように剥くようにしてください。
        (渋皮に傷がつくと、煮くずれの原因になります。) 
   その2 作り方4で、重曹液で栗をゆでたあと、まわりにもろもろした渋皮ができるので指の腹などでこすりなが
        ら丁寧に掃除する。もろもろした渋皮が残っていると口当たりが悪くなります。
   その3 作り方7,8で煮汁で煮て冷ますことを繰り返すことで、味が均一にしみこみます。味は温度が下がる時
        にしみこみます。丁寧に行ってください。ぐらぐら煮ないように、弱火で。

●応用編
   ・渋皮煮を利用したケーキ等にも応用できます。 
     ex デコレーションケーキの飾りつけなど。  
   
●応用編
   ・広口びんに煮汁ごと入れて、栗が煮汁に完全に漬かるようにして、蓋をし、冷蔵庫で保存する。   


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