お菓子レシピ  


りんごとアーモンドクリームのタルト
(直径21cmのタルト型〔底の抜けるものが良い1台分 200度約45〜50分)
秋のくだもの・りんごを使った風味豊かなお菓子。
とっても簡単なので、ぜひおためしあれ(^^)
生のりんごをそのままのせて一度に焼き上げます。

材料
 ビスケット生地
  薄力粉                  100g
  バター                   50g
  塩                  小さじ1/4
  グラニュー糖(上白糖でも可)      10g
  溶き卵                   30g

 アーモンドクリーム
  バター                    80g
  グラニュー糖(上白糖でも可)      80g
  溶き卵(ここでは全卵を使用します) 2個分
  アーモンドプードル            80g(アーモンドを粉末にしたもの・製菓材料のコーナーに売っています)
 
 仕上げ用
  りんご(手に入れば紅玉が良い)   1個
  あんずジャム              大さじ3(水少々を加えてのばし、火にかけて煮詰める)
  
  手粉(強力粉)             打ち粉用
                   
●準備
   ・バターは使う30分前に冷蔵庫からだし、室温に戻しておく。
   ・薄力粉・アーモンドプードルはそれぞれ別々にふるっておく。
   ・りんごは皮をむき、5mm厚さのくし型に切ります。
   ・卵はよく溶いておく。
   ・あんずジャムに少量の水を加え、小鍋に入れ、火にかけてトロリとなるまで煮詰める。
   ・オーブンを200度にあたためておく。

●作り方
   1.(ビスケット生地を作る)
     ボウルにバターを入れて泡だて器でよく練り、砂糖(10g)・塩を加え、よくすり混ぜる。
   2.溶き卵(30g)を少しづつ加え、よくすり混ぜる。
   3.小麦粉を加え、大体混ざったらビニール袋に入れ、ひとまとめにしてもんでから、冷蔵庫で30分くらい寝かす。
   4.(アーモンドクリームを作る)
     ボールにバターを入れ、泡だて器で練り、砂糖を2〜3回に分けて加えながらその都度よくすり混ぜる。
   5.溶き卵(2個分)を5〜6回に分けて加えながら、その都度よくすり混ぜる。
   6.ふるったアーモンドパウダーを一度に加え、ゴムべらでボウルのまわりから大きくさっくり混ぜる。
   7.(仕上げをする)
     手粉をふった台に寝かしておいたビスケット生地をおき、麺棒でタルト型よりひとまわり大きく(直径21cmよりも
     大きく)のばし、タルト型にしっかりくっつけるように、手で押さえながら敷きこみ、型の上に麺棒を転がしてはみ
     出た余分な生地を切り落とす。
   8.7に6のアーモンドクリームを流し入れ、平らにならし、準備しておいたりんごを放射状に並べる。
   9.温めておいたオーブンで約45〜50分焼く。
   10.焼きあがったら型ごと、金網の上にのせ、熱いうちにあんずジャムをハケでタルトの上面に塗る。

●コツ
   その1 ビスケット生地をつくるとき、材料を全部合わせてもぼそぼそしますが、ビニール袋に入れ、少し揉むとまと
        まります。冷蔵庫で寝かすのは生地をしっとりなじませるためです。
   その2 アーモンドクリームを作るとき、溶き卵はかならず少しづつ加えてください。一度に加えるとバターと卵が分離
        してしまいます。卵を加えるたび、分離しないようしっかりすり混ぜるのもポイント!
   その3 タルト型にビスケット生地を敷きこむとき、どうしてもビスケット生地が破れてしまいますが、気にしないこと。
        破れたところはタルト型からはみ出た余分な生地を使って補い、手で補修すれば良いのです(^^)
   その4 焼いているとき、タルトの表面が焦げそうな場合、アルミ箔をかぶせて調節します。
   その5 熱いうちにタルトにあんずジャムを塗るのは、つや良く仕上げるためです。

  ※今回りんごは”津軽”を使用しましたが、出来ればお菓子作りに向く”
紅玉(こうぎょく)”がおすすめです。
      ・紅玉=鮮紅色の果皮はつやがあり、黄白色の果肉は緻密で詰っている。
            強い酸味とさわやかな口当たりでアップルパイなどの製菓や料理に最適。
    
     しかし、この紅玉は手に入りにくいので、風味の似た”
ふじ”で代用してもかまいません。


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