木造トラスを理解してもらう為に、
勉強会を開催しています

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下記まで問い合わせ下さい。
tel/fax 0742-36-2929
truss@hera.eonet.ne.jp
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木造トラス研究所 by(株)合掌
木造トラス勉強会 
全ての講座は一般の方でも受けていただけます。興味のある方はぜひどうぞ。
平成24年度予定
この仕事を始めてから本当に2人で骨組みの設計から加工までを行って来ました。学者さんや先生が研究した木造ではない、生の造り手でなければ解らない理論を語ります。どんな本にも載ってません。
そして木造について、本当はどうなの?と疑問に思っている方、日本の木造って本当に地震に弱いの?
どうしたら本物の木の建物を造ることが出来るの?と思っている方に語ります。
NO 基本講座 開催月・時間
1
伝統を学ぶということとは?
木造の定義
5月17日(金)
6:15〜8:45
2
継手の原理
伝統木造の基本
6月 日(金)
6:15〜8:45
3
伝統木造の基本
デザイン設計の常識は大工の非常識
10月予定
6:15〜8:45
4
トラスの仲間〜斜材の話
筋交・火打・方杖の本来の意味と使い方
12月予定
6:15〜8:45
5
木組のトラスとトラス
真束トラスと対束トラス
12月予定
6:15〜8:45
6
基本のトラス
キングポスト(真束トラス)の図面の書き方と基本の納まり
翌年2月予定
6:15〜8:45
7
日本の三次元トラス〜隅合掌
日本の三次元斜材〜隅木
大工の道具「さしがね」の話
翌年23月予定
6:15〜8:45
NO 番外・応用講座 開催月・時間
8
つよい木造住宅のつくり方
安全・安心の耐力性・耐久性を伴う設計について 1
9月予定
10:00〜4:30
9
特別イベント〜実際に継手をつくってみよう

土日開催
場所未定
木造で設計するということ〜実例と解説
安全・安心の耐力性・耐久性を伴う設計について 2
11月予定
6:00〜8:30
基本講座・番外・応用講座共に場所は大阪周辺を予定
開催日・場所については、1〜2月前に決定します。
     決まり次第HP上にて告知と会員さんにはメールにて報告致します。
各講座 1,500円/1回 →木造トラス研究所会員の方は1,200円/1回
つよい木造住宅のつくり方および特別イベント 
       未定円/日 →木造トラス研究所会員の方は未定円/日
だいたいの内容
基本講座
NO. 1
伝統を学ぶということとは?
日本にある“伝統”の技は学問として整理される事なく主に“口伝”で伝えられて来ました。なぜその必要があったのか。“伝統”から学んだ木造を考えます
木造の原理
・・RC造・S造とは違う木造の、それも伝統の木造についての定義からはじめます。
継手の原理・伝統木造の基本
・・伝統木造における継手についてその力の伝達方法と使い方など、木造を設計する上で知っておくべき必要な基本の継手に関する構造理論と、形を真似して内容を真似しなかったプレカット加工についてまで。
伝統木造の基本
・・伝統の木造にも当然軸組に関するルールがあります。柱梁を好き勝手に配置しても軸組は完成しません。
伝統木造に存在する暗黙のルール「伝統木造における設計のいろは」を解説します。
NO. 2
NO. 3
伝統木造の基本
伝統木造の基本氓フ続き
NO. 4 トラスの仲間〜斜材の話←H25からNO.5と一緒に行うことになりました。
・・現在使われている多くの筋交・火打・方杖は使い方が違うために十分効果的に使えていないばかりかかえって建物本体に対して危険な使われ方もたくさん見かけられます。斜材という構造補助材の本来の意味と正しい使い方について。
NO. 5 木組のトラスとトラス
・・トラスの技術は外国からの輸入ですが、それを日本の中で消化して日本独自のトラス技術の発達があります。その解説
鉄のトラスと木のトラス
・・同じトラスでも鉄と木とではまったく考え方が変わって来ます。当たり前の目からウロコの解説
真束トラスと対束トラス
・・真束トラス=キングポストトラスと、対束トラス=クイーンポストトラスの、その構造と使い方の違い
基本のトラス
・・もしもトラスを設計するならば、図面はそれが原寸図まで起こせるものでなければ、施工までのプロセスはとても難しく、危険なのものとなります。ここでは基本であるキングポスト(真束トラス)を例としてその基本の納まりを解説しながら図面の書き方を説明します。
NO. 6
日本の三次元トラス〜隅合掌
・・日本で発達したトラスの最高峰の技術が隅合掌であり、これは外国には全くないトラスの形です。その解説
日本の三次元斜材〜隅木
・・この隅木があるから伝統木造において塔や社寺建築は100年どころか何百年もの年月を越えて建っていることが出来るのです。その隅木の効果と構造的意味について
NO. 7
番外・応用講座
NO. 8
つよい木造住宅のつくり方〜2×4工法から軸組を考える 安全・安心の耐力性・耐久性を伴う設計について 1
伝統木造は大工さんによる技術の伝達であったため、その内容が学問的に整理されていません。耐久性と耐力性のある建物を建てたい時にこの2×4の基準を、軸組に使う事でかなりの木造の耐力が向上するのではないかとの思いから、2×4の基準を伝統木造に利用して設計に生かす方法を説明します。
NO. 9
特別イベント〜実際に継手をつくってみよう
合掌の工場見学を兼ねて、実際の材木に墨をつけていただきます。
時間の許す限り、実際に加工を体験していただきます。

木造トラス実測←H25度は取り止めです。

NO.10
木造で設計するということ 安全・安心の耐力性・耐久性を伴う設計について2 
・・木造に於いてその耐力を上げる要素は、加工技術よりもむしろ構造デザインが占める割合が比べものにならないくらいの多さを占めています。にもかかわらず、多くが木造のルールを無視し、小手先の補強で逃げるその場限りの設計が多いのです。
材料が弱いからこそ、設計には技術が必要です。その設計手法と考え方について。
設計事務所の為の概算見積の手法 特別2日間集中講座→H25年度からは取止めになりました。
・・予算管理を伴う設計の条件として必要なことは、自分で設計した物件の概算見積もりが自分で出来ることです。
この概算見積もりの方法を1日目は解説し、2日目は例題に沿って御自分で拾い出し、値入れし、積算まで行っていただきます。
NO.11
コストを伴う設計手法→H23年度からは取り止めになりました。
・・今や、積み上げ式の予算の立て方と設計ではお客さんに満足してもらうないことは明白です。
工務店に見積もりする前に自分で設計する物件の大枠を掴みながら設計する為に何に気をつけるべきなのかについて
NO.12
骨組を痛めないリフォームのコツ→H23年度からは取り止めになりました。
・・修理に伺うと、リフォームさえしなければ…という建物や、あまりな安易な補強に憤りを感じることも少なくありません。建物は骨組みがしっかりしているから住めるのであって、傾いた我が家に住みやすく綺麗になっても危険で安心して住めないんです。
本屋を痛めない増築のルール
・・ここに増築したら必ず雨が漏るだろうという増築によく出会います。ちょっとした事なんですが…。そのちょっとの話です。
NO.13
大工の道具 『さしがね』の話→H23年度からは基本編NO6の講座と一緒に行います。
・・伝統工法である木造の担い手である大工さんの道具「さしがね」について解説します。
NO.14
これまでの勉強会の足跡
期間 場所 参加人数
12 H24.4〜H25.3.1 大坂周辺の会場 3名〜15名
11 H23.4〜H24.3.3 大坂周辺の会場 5名〜15名
10 H22.3〜H23.3 大坂周辺の会場 5名〜15名
9 H20.7.19〜H21.8 御影公会堂 5名
8 H19.5〜H19.11 山 野 建 築 計 画 研 究 所 9名
7 H19..2〜 岡文右衛門一級建築士事務所 10名
6 H18 (株)木匠 6名
5 H.17〜H18 合掌事務所など 約4名〜7名
4 H16 橋本健二建築設計事務所 約7〜10名
H13.12〜H14.8 神戸HDC・町コミュニケーションなど 約10名
2 平成13年秋〜平成14年夏 光安義博&アリトエMYST 7名
1 平成13年秋〜平成14年夏 (有)菅家設計室 5名
トラス勉強会風景
読物
木造と
木造トラス
伝統に学ぶ