![]() |
もしも、ここに書いてある事が、あなたの役にたったなら、ぜひ感想・御意見をお聞かせ下さい。truss@hera.eonet.ne.jp | ||||||||||
トップへもどる | 目次へもどる | ||||||||||
伝統木造の基本 1.木のルール |
書きかけです。 | ||||||||||
1 木造は木を利用した構造体です。 木を使用したではありません。 1 -1 木は自然の生きた材料です。 まっすぐな材料は、ほとんどありません。 曲り・そり・割れはあたりまえ。 まっすぐな木がもしもあるなら、それは山の頂上の生えている1本だけです。 1 -2 曲がりを利用して構造体を造ります。 和小屋の丸太梁は、天然のアーチです。 1 -3 鉄やコンクリートは無機質の材料です。 木は自然の生きた材料です。 組織の固まりの鉄・コンクリートと違って、木は繊維です。 ですから、力の方向性があります。 1 -4 木の力は繊維方向にしかありません。 ですから、継手には方向性があります。 2 材料としての木は弱い 2 -1 だから、相手を利用する 相手のいない配置(力の行き止まり)はダメ 特に、斜材は相手がいなければ、配置してはいけません。 2 -2 垂木は桁から先が相手のいない材料 むやみに軒は出せません。 2 -3 木の断面だけをを大きくしても建物の強度は上がりません。 木をむくらせる。 木を組み込む 木を合わせる お互いに、もたれ合って力を発揮します。 3 たわみは木の座屈 たわませない材料の長さと配置が必要です。 |