10回目
今日でお稽古も最後、名古屋帯をおさらいした。
クラスで3人くらいが本科に進むらしい。
着付けのお稽古は楽しかったが、やっぱり和裁を続けたいから・・・。
これからは日常でたまに着物を着るようにして、習ったことを忘れないようにしたい。
いつか「仲居頭」から脱却したい。
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9回目
今日1回だけ突然に袋帯。
二重太鼓なんか無理と言うものでしょう!!
もちろん他装。
自分で結ぶなんて金輪際無理!!
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8回目
名古屋帯をおさらいした。
その後、円になって座り、先生がジュースをおごってくれると言うので、ヘンだな〜と思っていたら案の定、本科への猛烈な勧誘・・・。
もちろんきっぱり断った。
先生、着付けのお稽古を1回でも多くやってください!!
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7回目
お稽古のことより、「陽炎の辻」のビデオをセットし忘れたことが、口惜しい!!
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6回目
名古屋帯を自装して、写真を撮った。
わたしの見た目は「仲居頭」らしい・・・。
ショック。
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5回目
名古屋帯の他装、隣の人と結び合いをした。
お稽古ももう半分が終わり、先生は微妙に本科への入学の話をする。
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家でお稽古
名古屋帯が上手く結べないので、家でお稽古してみることにした。
暑いので着物は着ずに、Tシャツの上から帯を結ぶ。
結び方の記憶が怪しいので、インターネットで検索したら画像つきで解説してある親切なサイトがいくつかあり、それを参考にすることにした。
いきなり自装でやってみたが、やっぱり上手く出来ない。
そこで椅子の背に帯を巻いて他装でやって結び方を確認。
それからまた自分にやってみたが何とかできるようになった。
インターネットでは、教えてもらったやり方と微妙に違うけれど、結局結果オーライ。
上手く見栄えよく、解けないように結べばいいのだ。
そう思うと気が楽になった。
お盆休みでお稽古は1週間ブランクが空くので、忘れないようにまた家で復習しなきゃ。(実はもう半幅帯の結び方が記憶喪失〜^^;)
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4回目
今日は名古屋帯の結び方、もちろん普通の着物を着る。
早く来た人から、着物を自分で着るように言われたので、今日は出だしからスムーズ。
しかし名古屋帯は半幅帯のように簡単にはいかなかった。
名古屋帯は半幅帯と比べて、長い、幅広い、よって重い。
しかもわたしの帯は新しい帯で芯が固くてよけいに扱いにくい。
そしてわたしは自分では身体が硬いとは思っていなかったが、自分が思うように身体が動かないのだった。
で、結果として、失敗。
お太鼓が崩れた状態。
うううぅぅぅ〜悲しい・・・。
家で練習するぞ。
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夏祭り
今夜は近くの小学校のグランドで自治会主催の夏祭りがある。
お稽古で習った浴衣と半幅帯を試すチャンスだ。
近所に住む友だちに電話して誘ってみたが、予定があると断られてしまった。
でもひとりでも行くぞ。
電車に乗って出かけていくのは、何かあったとき(帯が解けてしまったときのことだが)コワイ。
歩いていける近所で試すのが一番。
夕方から太鼓の音が響き始めたが、暑いので8時頃に行くことにした。
浴衣はお稽古用に持ってきたものだから突拍子もない赤い色だが夜陰に紛れることを祈ろう。
7時過ぎから浴衣を着始めたが、暑い〜!!
肌襦袢を着た時点で、体型補正のタオルを巻くのはやめることにした。(体型補正はメリハリボディの人が着物の着付けに合った寸胴体型に補整するためのものだから、最近のわたしの体型には必要ないのではないか?)
浴衣を着て、必死に帯を締めていたら、汗で浴衣が半分湿ってしまった。
ひぇ〜全然涼しくないよ。
慣れない下駄履きでヨチヨチと小学校に行った。
思ったよりも多くの人が参加していて、踊りの輪は年配者と子供だけで閑散としていたが、夜店はにぎわっていた。
夜店は自治会の人たちが運営しているので値段は良心的。
わたしはカキ氷を食べ、子供に混じって金魚すくいをやった。
子供の頃、わたしは金魚すくいの達人と言われていたが、その腕前は少し鈍ってしまったようだ。
12匹くらいすくったら、ポイが破けてしまった。
もらった金魚はすくうのが下手でベソをかいている子供にやって、30分ほどで帰ってきた。
家に帰って着物を脱いだら極楽〜。
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3回目
今日は普通の着物の着装と半幅帯の自装。
着物の着装に時間がかかる。
着物をやっと着終えた鴇はもうかなり疲労していて、帯を結ぶ余力がほとんどなくなっていたが、歯を食いしばって頑張った。
お稽古の後の着物の片付けも大変。
肌襦袢、長襦袢、着物、帯とあらゆるものをたたみまくる。
わたしは和裁のお稽古で着物や長襦袢のたたみ方を知っていたからよかったけど、たたみ方を知らない人はまごついていた。
Kさんもたたみ方を知らなかったので、手伝ってあげた。
一緒に教室を出ると、Nさんの彼氏が外で待っていた。
先に帰りゃよかった。
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2回目
今日は浴衣と半幅帯の締め方の予定だったが、U先生はまたもや出席確認に手間取った。
そしてやっと授業が始まったが、生徒たちは(わたしを含め)浴衣の着装に手間取った。
浴衣と言っても、肌襦袢や体型補正はするので、結構いろいろ着込まなければいけない。クーラーの効いている部屋でも暑苦し過ぎる。
わたしは着物は結局は慣れだと思っていたから、はじめから美しく着こなすなんて無理だと思って適当にチャカチャカ着た。が、かなりひどい着方だったらしく、先生に襟がはだけすぎと注意されてしまった。(襟がはだけているわけには衣文(襟の後ろのところ)は抜けていない。)
しかし自分で確認しようにも、この教室には姿鏡が無い。
やっと半幅帯の結び方になり、「文庫結び」「花文庫結び」の他装(人に着せてあげる)を教えてもらった。
前回友だちになったKさんは休みだったので、別の曜日のお稽古から振替できていた人と組んでお稽古した。
慣れない帯の扱いで、力が余って爪で手を引っかいて血が出たが(着付けで出血するなんて信じられない。)、なんとか上手く出来るようになった。
本当は自装(自分で着ること)もする予定が、またもや時間が無くなり、次回になった。
次回は浴衣でなく普通の着物の着装と半幅帯の自装をする。
くたくたです。
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1回目
お稽古は木曜日の夜のコースなので、その間和裁のお稽古は休むことになる。
夏の和裁のお稽古は暑いし、針もすぐ錆びるのでちょうどいいかも。
初回のお稽古に持って行く荷物があまりにも多く、本当にこんなに要るの?と思って電話で問い合わせたが、「一応持ってきてください。」ということなので岩のように重くかさばる荷物を持って行った。
お稽古開始の15分前に教室に着いたが、一番乗りだった。
指定された畳敷きの部屋で待っていると、隣の部屋(襖で仕切られているが、何故かその襖が全開状態で隣の部屋の様子が丸見え)では、本科生(通常の月謝払いでお稽古に来ている人たち)のお稽古が始まった。
みんな黙々と着物に着替えている。さすがにみんな手馴れている。
そのうち、初心者コースの人たちがぞろぞろと到着してきた。
隣の部屋の人たちと比較すると、(わたしも含め)誰も彼もが着物に馴染んでいないことが顔に出ているんだよねー。
友達同士や姉妹で参加した人もいたが、たいがいはわたしのようにひとりで参加した人たちだった。
他の曜日に申し込みした人が当日の都合が悪くて振替で来た人もいた。
わたしは偶然隣に座ったKさんと仲良くなった。(Kさんはかなり若いです。)
そうこうしているうちに隣でいきなり高校野球の校歌斉唱よろしく音楽が鳴り始め、本科の生徒がみんな起立して(たいがいの生徒は着付けで立っていたが)歌い始めたではないか〜。
なんやこれ。新興宗教??
隣の部屋の初心者クラスの生徒はみんなきょろきょろしていた。(そりゃあするだろう。)
鳴り響く音楽の歌詞を聴いてみると、どうやらこの着付け学院の学院歌のようだ。
清く正しく美しく〜と、タカラヅカの歌みたいな内容の歌詞だった。
へーこんな歌を歌わされることになるのはいややな〜。
そのあと引き続きテープの指示に合わせてお辞儀のお稽古になった。
いよいよ新興宗教の色が濃くなっていく。そのとき先生が3人やってきて、境の襖を閉めたので、その後本科生が何をやったかはわからなくなった。
一番年配の山田五十鈴みたいな(山田五十鈴を知っている人も、もう少ないと思うが)U先生がメインで、後の2人は比較的若く補助の先生だった。
U先生は事務手続きに疎く、出席確認(たった15人くらいしかいないのに)に15分以上を要した。
その後も休んだときの連絡の仕方だの何だのと着付けと関係のない連絡事項に10分くらい費やし、やっとマネキンの胴体部分を使っての着物の説明になった。
肌襦袢着て、紐で締めて、胴体補整(メリハリのある体型をタオルを巻いてずん胴体型に変える)、長襦袢着て、紐で締めて、着物を着て、紐で締めて、伊達〆を締めて、帯を締めて、帯揚げを締めて、帯〆を締める。
U先生の説明に合わせてどんどんマネキンに補助の先生が着付けていく。
わけわからんよ状態。
複雑過ぎるのでノートを取るのはすぐに諦めた。
それにしても体型の補整とか面倒くさそう〜と思っていたら、
「こういう作業が大変なので、装道の着付けでは補正下着を使って、長襦袢は着ずにこの補正下着に長襦袢に見えるように袖だけをマジックテープで付けます。長襦袢に似せた襟だけを首に巻きます。」
と言って、U先生は自分の着物の下を見せた。
ううむ・・・。着物の販売等一切ないとか言っていたが、通常の着付けはかなり面倒だと思わせて、装道の補正下着を買わせるように話をもって行くんじゃなかろうか。
最後に伊達〆と帯揚げと帯〆を服の上から身につけて結び方を習ったが、教室を出た瞬間忘れてしまった。
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前準備
和裁のお稽古が進むにつれて、着物はどんどんたまっていく。
しかし着付けが全く出来ないため、文字通り箪笥の肥やしとなっている。
その状況を打破すべく、ついに着付けを習うことにしたのだった。
フリーペーパーに載っていた、3ヶ月10回、1万円ポッキリの装道着付学院主催、わたしのように全く着付けを知らない人対象の初心者向けコースは、教室の場所も通勤途中の駅前にあり、通うのが苦にならないだろうと言うわけで、そこに決めた。
電話で申し込みの後、お金を支払いに教室に行くと、着物を着た人たちがうろうろしていて(おそらく講師の先生たち)なんだか独特の雰囲気。
事務室は商品だの何だのがごちゃごちゃしていて(後で知ったことだが、装道の着付には独自の道具を使う。)狭苦しい。
お金を支払って受講証とパンフレットをもらった。
パンフレットには着付けのお稽古に必要な、さまざまな小道具を用意するようにと書いてある。
●は初日の持ち物です。 ※着物の販売などはありません。
●筆記用具(持っている。)
●きもの(自分で縫った着物の中から、化繊の一番汚れの目立たそうな着物を選んだ。)
●名古屋帯(お稽古に使うような帯はなかった。仕方ないので一番使う頻度が少なそうなものを選んだ。)
●足袋(買いに行った。でも履き方がわからない。)
●タオル2〜3本(冠婚葬祭のお返しでもらうような高級タオルより、景品でもらうようなタオルがいいらしい。持っていなかったらどうしようかと思っていたら、みいちゃんがくれた。)
●肌襦袢(和裁のお稽古を始めたときに最初に縫ったものがあるが、それは血まみれなので新しいものを買った。)
●裾よけ(いわゆる腰巻。肌襦袢とセットで買った。)
●長襦袢(自分で縫ったものを使用する。)
●伊達〆(すぐ伊達巻と言ってしまう。帯の下に締める物。買った。)
●腰紐2〜3本(新しいものを買った。)
●帯板(帯の前に入れて帯を平らにする。買った。)
●帯枕(帯のお太鼓を膨らませるのに使う。買った。)
●帯揚(帯の上部の飾り兼腰紐隠し。買った。)
●帯〆(帯を締める物。買った。)
●仮紐(腰紐とどう違うかと思って聞いたら、同じとのこと。だったら腰紐3〜4本って書けば?また買いに行くのが面倒なので家から1本持ってきた。)
●襟止(クリップのようなもの)(洗濯バサミでもいいように思ったが、どういうものか見当もつかないので、とりあえずお店の人に聞いて買った。)
○ゆかた(お稽古で縫ったものが5枚あるが、そのなかから一番派手になっているものを選んだ。)
○半幅帯(家にあるものを持ってきた。)
○袋帯(お稽古で縫ったものを使用。)
田舎にたいがいの小物類があるが、こっちで着物を着るようになったときにいちいち持ち運びするのが面倒なのでこの際買うことにしたらえらい物入り。(購入費用を安く上げるため、堺筋本町の船場センタービルの問屋街まで土曜日に買いに行った。)
これだけの先行投資をしてしまうと着付けをモノにしないわけにはいかない。
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