韓国食料品の店に行く。
店につくと、長テーブルのまわりにある椅子に座るように言われる。
いったい何が始まるんだろう。
日本語がいやに流暢なおばさんがデーブルの上に載っているキムチなどの商品について、マシンガンのように説明をはじめた。
普通の白菜キムチ、海鮮の入ったキムチ、鱈の内臓のトウガラシ漬け等々・・・
そしてわたしたちツアー客に次々に試食するように勧める。お茶まで出てきた。
うわ〜うさん臭い!
最後に、さあ買って〜っ!て言う感じで言われて、値段を聞くと、た、高い!!
キムチが1パックで2500円だって〜ぇ??!!
日本でもそんな高いキムチないぞ!
そう思ったけどまわりの人はなんだか5個も6個も買っている・・・
わたしも断りきれなくて、とりあえずあまり日本で見たことがない鱈の内臓のトウガラシ漬けの瓶詰めを2つ買った。
えらい出費や〜これって絶対に、ぼっている。(注:ぼる・・・高く値段をふっかけていること。)
観光地にありがちな箱入りの御菓子なども売られていたが美味しそうにないので買わなかった。
とにかく、なによりもまず高いのよ〜
一時期、会場に人を粗品でおびき寄せて羽毛布団とかをすごく高く売りつける、あくどい商売があって、社会問題になったけど、アレを思い出した。
う〜ん、やっぱり最後の買物の締めは空港の売店、免税店や!!
この時点でもまだ人に手渡すお土産の不安が残る。
最後の店は、アメジストの採石・加工・販売をトータルでやっているから中間マージンがなくて安い、という触れこみの店に行った。
だだっ広い部屋に口の字の形にショーケースが置かれ、観光客よりも多くの店員が獲物(わたしたち)を待っていた。
なんせわたしたちよりも人数が多いので、目をつけた客は2人がかりで挟み撃ち〜!!すごいよね、このパワー!!
商品の数も半端じゃない。見ているうちに目がチカチカしてきた。
アメジストは紫色の水晶のこと。色が地味なので元々自分では買う気はなかったけど、デザインがシンプルで色が綺麗な石で気に入ったものがあったので、母親へのお土産にペンダントを買いました。
ここでも結局罠にはまってしまった・・・
ははは、まあいいや、みんな旅の思い出だものね。(無理やり自分を納得させる。)
挟み攻撃を食らったNは、ピンキーリング(小指に嵌める指輪)を2つ買っていた。