カナリア貴族の生活(飼育日記2002年)

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2002.12.31

今日から田舎に帰省するので、カナリアたちは家で留守番。
本当は心配だから田舎に連れて帰りたいけど、巣引きしているカゴは動かせないので仕方ない。
元旦の夜か2日の朝には、一度帰ってくるつもり。
水入れの数を増やし、自動給水器も1週間ほど前から取り付けて慣れさせて、餌もあふれるほど入れて準備完了。
トリスタンを隔離したままなのはかわいそうだけど、一緒にして、帰ってきたらルナが毛を全部毟られて真裸だった、なんてことにでもなったら大変なので、仕方ない。

 

2002.12.29

またもやさくらは巣でウンチをした。いい加減にせぇよ〜。

隔離されたトリスタンは退屈なのか、羽をブンブン振り回して踊りを踊っている。
わからん行動だ・・・。

 

2002.12.28

さくらは卵の上に、カレーのように大きなウンチをしていた。抱卵時のウンチなのででっかいウンチ。
仕方ないので汚れた卵を取り出してぬるま湯で洗ったけど、大丈夫かな〜??
イゾルテはこんなことなかったのに・・・。

毛引きをされなくなったルナはイゾルテとのんびり過ごしいる。
なかなか自分で餌を食べず、イゾルテの後を追いまわして、餌をねだり続けている。
その光景は、見ているととてもかわいいけれど、当のイゾルテはうんざり気味だ。

 

2002.12.27

さくらは4つ目の卵を産んだ。
頑張って温めています。
雪之進はすることがなくて退屈なのか、さくらのそばに来て巣の縁に止まり、せっかくさくらが作った巣の巣草を引っ張ったりして遊んでいます。コラコラ〜巣を壊すなよ!

ルナは羽が完全に生えそろい、ミニカナリアのようになったと思ったら、またもや父親のトリスタンの毛引きが始まった。
もう空きカゴがないので、トリスタンをムーンのカゴに入れたら、なんと!!
トリスタンは自分が居候のくせに、突然大きく肩をいからせ、背伸びしてものすごい声でビヨロロロ〜と鳴いて、ムーンを威嚇。
驚いたムーンは小さくなってカゴの隅に追いやられ、それでもトリスタンはやめない。
ムーンは今まで1羽でのびのび暮らしていたのに、仕事に行っている間、ずっとムーンがこんな具合に威嚇されるのかと思うとかわいそうになり、またトリスタンをカゴから出し、仕方ないので携帯用の小さな枡カゴに押し込めた。
人で言うなら3畳くらいの部屋??
でも飛べないし、さぞかしトリスタンは1日中、窮屈だったろうと思う。でも毛引きするんだから、自業自得じゃ。
仕事帰りにとりあえずいつものカゴよりも小さめのかごを買い、家に帰ると、トリスタンは小さなカゴの中で膨らんでフテ寝していた。

 

2002.12.26

さくらは3つ目の卵を産んだので、取りおいていた卵を返して、偽卵を回収した。
だいたい3つ目から真剣に温め始めるらしいので、うまく行けば今日から14日後には3羽の雛が同時に孵る計算。
楽しみだぁ〜。

 

2002.12.25

さくらは今日は卵を産みませんでした。
まさか2つってことはないだろうけど・・・。
トリスタンとイゾルテの2羽目の雛の名前はルナに決定。
ルナの羽はほとんど生え揃いましたが、まだまだ小さく、自分で餌は食べられません。

 

2002.12.24

さくらは2つ目の卵を産んだ。また偽卵とすり替えた。
新しく入れた巣材が気に入ったのか、ほとんどを使って、フカフカのベッドのような産座を作っています。
日中は温めているようだけど、夜は止まり木で寝ていた。
今はまだ偽卵だからいいようなものの・・・ずっとこれなら雛は孵らないよ〜。

 

2002.12.23

朝、さくらが卵を産みました。
さっそく偽卵とすり替え〜。
さすがにわたしは巣引き3回目ともなると、慣れたもんです。
雪之進とさくらの子はどんな子たちなんだろう??かなり楽しみ。

 

2002.12.21

リアは最近デブになってきました。
食欲もすごくて、いつ見ても餌を食べています。

今日も食っちゃ〜

寝〜

食っちゃ〜

寝〜と、
幸せなやつです。

(とても神経が図太くて、カメラを向けても平気です。)

ムーンはこんなに大きくなりました。
小松菜が大好きで、全部平らげてしまいます。

昨日1日でこんなにすごい巣を作り上げた、さくら。(左)
雪之進も協力的です。
誰に教えてもらうわけでもないのに、えらいやっちゃ〜

たまに巣に座ってみたりします。

イゾルテと2回目の巣引きで生まれた、雛っぴ。
名前はまだありません。

外の世界に興味を持ち始めたのか、巣の縁から首を出して周りを眺めていました。
でも警戒心が強くて、変わった音が聞こえたり、人が覗き込んだりすると、おびえて巣の中に縮こまってしまいます。
その姿がまたかわいい〜♪
羽もずいぶん生えてきました。
今度は黄色一色のレモンカナリアのようです。

2002.12.20

朝から雪之進とさくらのカゴに巣引きの準備をした。
カゴの四方をダンボールで覆い、巣皿を取り付け、巣草を入れる。
さくらはなんだかうれしそうだ。
夜、仕事から帰ってくると、芸術作品とも言うべき、立派な巣が出来上がっていた。
巣皿の周囲ぐるりを巣草で丸く囲み、とても美しい巣。
巣草は全部なくなっている・・・。
自分で作った巣の上に止まり、さくらは得意気でした。

 

2002.12.19

朝見ると、小さい方の雛が死んでいた。
たぶん昨日のうちに死んだのだろうが、昨夜はずっと母親の羽の下にいたから気づかなかった。
小さく干からびていた。
きっとお腹が空いていただろうね。
夜、近くの公園に行き、前回に死んだ雛を埋めた近くにまた埋葬した。
天国でお腹が空かないように、餌も一緒に埋めた。

赤カナリアのさくらは、ここ10日ほど毎日敷き紙をくちゃくちゃにしては、切れ端を掛け餌の中にせっせと運んでいる。
巣を作ろうとしているらしい。でもそこでは無理でしょう。
かわいそうなので明日、巣を入れてやることにした。

死ぬ者と生まれてくる者。
二者が交差する1日だった。

2002.12.18

小さな雛の足環をしようと思ったが、全然大きくなってない〜!!
まだ小さいので足環は断念。
大きい雛の方はますます大きくなり、羽も生えてきて、その差は3倍。
小さい雛が死なないのが不思議なほどだ。

2002.12.16

小さな雛は頑張っている。
毎日イゾっぴに小さな雛にも餌をやってね〜って言い聞かせているけど、わかってないやろな〜。
大きい方は目が見えるようになったので、ますますあつかましくなった。
1日でも餌がもらえなければ小さい雛はすぐに死んでしまっているだろうから、少しはもらっているのだろう。
わたしにはどうすることも出来ないので、ひたすらイゾっぴにお願いするのみ。

2002.12.14

大きい雛の方に足環を付けた。
2度目なので、もうそれほど緊張はしない。
前回のこともあるので、小さい方はもう少し待つことにした。

2002.12.12

雛の大きさにまた差が出てきたような気がする・・・。
何で同じように育てられないのか。
季節も悪いから、発育不良はすぐに死に繋がるからやばい。
なんとか生き延びで欲しい。

2002.12.8

以前からちょっとオフィーの調子がよくない。
季節外れの換羽なのか羽もかなり抜けているし、下痢しているのかお尻も汚れている。
今のところ餌は良く食べるし、元気なんだけど・・・。
リア王も相変わらず昼からよく寝ています。

2002.12.7

朝、トリスタンとイゾルテのカゴの下に卵の殻が落ちていた。
ひょっとして食べてしまった?!と思ってドキドキしたけど、どうやら雛が孵ったようです。
イゾルテは「わたし何も知りませーん」っていうような顔しています。
雛は2羽孵りました。
今度は2羽とも元気に大きくなって欲しいな〜。
それにしてもまた足環付けが心配の種。

2002.12.1

ムーンが水浴びしていた。
おぉぉぉぉ!!いっちょ前〜!

2002.11.30

窓越しに日が当たると、トリスタンと雪之進はビョロロロと鳴き声を競う。
それにつられるようにムーンがグジュグジュ言っていた。
ムーンは雄なのかもしれない。

バサバサ羽が抜けていたオフィーは、やっと抜けるのが止まったようだ。
換羽ってわけでもなかったのね・・・。

2002.11.24

天気がよかったので、ムーンを外に出し、日向ぼっこさせた。
体型もだんだんに大人のカナリアに近づいている。

まだ雛毛がちょっとバサバサ。
ムーンはどっち似だろう??

2002.11.23

朝、トリスタンを元に戻して、ムーンを別にした。
1日中家にいるから、ムーンがちゃんと餌を食べているか観察できる。
水で半日ふやかしたナタネを入れてやったら、美味しそうに食べていた。
イゾルテは3つ目の卵を産んだので、偽卵と入れ替えていた卵を全て戻した。
孵化日は今日から2週間後です。

2002.11.22

イゾルテは2つ目の卵を産んだ。
今度はちゃんとした普通の卵。偽卵とすり替えた。
ムーンはひとりで餌を食べられるようになった。

2002.11.21

今朝、トリスタンを元に戻してみたが、またムーンの羽を引き抜いたので、またしても別居。
しかもイゾルテがまた卵を産んだ。
黄緑色のヘンな色の卵。しかも殻はベコベコで柔らかく、ヒビがはぃつたところからへっこんでしまい、最後には潰れてしまった。
もうわけがわからん。
トリスタンと別居させているからイゾルテが産む卵は無精卵になるだろう。
今度の巣引きは諦めなきゃね。
とにかくムーンが早くひとり立ちしてくれることを祈るだけです。

2002.11.20

朝、ムーンの羽をトリスタンが引っこ抜くのを発見。
痛がってムーンが「ピィーッ!」って鳴いても平気で引っこ抜く。
まだ成長途中のムーンにとっては羽を引っこ抜かれることはかなりの体力を消耗させることになるので
トリスタンを別のカゴに移した。
家が狭い・・・。

2002.11.18

ムーンが巣立ちした。
朝、巣から離れて止まり木に止まった。
おめでとう!!ムーン!!
そして夜はまた巣に戻って、イゾルテの下でぬくぬく寝ていた。
なんて賢いやつ。
と言っても、まだ餌は親からもらっているようだけど。

2002.11.17

1度巣から落ちて学習したのか、雛っぴは巣でおとなしくしているようだ。
トリスタン(父)、イゾルテ(母)は真っ黄色のカナリアなのに、ヒナっぴは何故か一ヶ所だけ茶色と黒のまだらの羽が生えているところがある。
なんか真抜けた感じだ。
ヒナっぴの名前は「ムーン」に決定。

2002.11.15

仕事から帰ってくるとヒナっぴがいない。
カゴ中を探すと、巣から落ちてカゴの隅っこで小さくなっていた。
雛がいないのにイゾルテは落ち着き払って巣に座っていた。
どういうやつだ・・・??

2002.11.14

トリスタン(左)、イゾルテ(手前)、ヒナっぴ(右)の親子3羽の家族写真。

2002.11.11

ヒナっぴは目に見えて大きくなってきました。
身体の半分以上は黄色の羽毛に覆われています。
必死の思いでつけた足環はちゃんと足に嵌っていました。
よかったぁ。

2002.11.9

イゾルテは雛を包み込んで、凍えないようにしています。
そして、わたしの姿を見ると、睨みつけてきます。
ごめんね。イゾっぴ。
雛はまだ性別も何もわからないので、ヒナっぴと呼んでいます。

2002.11.8

生き残った雛は、餌を独り占めして、急に大きくなった。
目もパッチリで、どことなく母親似。
母鳥の腹の下から顔を覗かせている様子は、同じ顔が上下に並んでいて、面白すぎ。
黄色の羽も生えてきました。

2002.11.6

嫌な予感。
朝、巣を覗くと1羽が既にぐったりしていた。雛が死んでしまった。
発育が悪いことが気になっていた方の雛が死んでいた。
そしてその日のなり足環は外れていた。
孵化せず雛が圧死しないように空間を作るためにそのままにしておいた卵のうちの1つも割れていた。
たぶん、これはわたしの予想だけれど、雛の足環を気にした親が、足環を取ろうとして雛を小突き回しているうちに卵の1つが割れ、弱った方の雛は死んでしまったのだろう。
もう1羽の方はもうずいぶん大きくなっていたし、足環をはめるのもやっとというぐらい成長していたから、親も諦めたのか、無事に生き延びていた。
こんなことなら足環なんてはめるんじゃなかった。
同じ日に生まれたからといって、なにも杓子定規に同じ日に足環をはめる必要なんてなかった。小さければ、もっと大きくなってからはめればよかった。
後悔してももう遅い。
ゴメンね、雛ちゃん。名前も付けないうちに死なせてしまって。
そして割れた卵からは、生まれる寸前の雛が見えた。
何かの事情で雛に孵化する前に死んでしまったのだろう。
夜、近くの公園に雛と卵を埋葬した。

2002.11.5

意を決して、朝から雛に足環をはめることにした。
巣に手を入れ、雛を掴む。カナリアの雛を触るのは初めてなので緊張しまくり。
見ていたよりも意外に大きくなっていたので驚いた。こんなんで足環がはいるのだろうか・・・。
雛をもつ左手も、小さな足環をつまんだ右手も、あまりの緊張でアル中患者のようにぶるぶる震えて、足環に足がなかなか入らない。
四苦八苦してやっと1羽完了。
2羽目の雛は1羽目と比べるととても発育が悪く、半分くらいの大きさしかなかった。しかも足や手羽がぐにゃぐにゃしてもつれている感じ。大丈夫だろうか。
カナリアには生まれた雛に平等に餌をやるとか、平等に育てるとかいった意識がないようだ。アピールの強い雛に餌をやってしまうらしい。
だから餌をもらい損ねて弱った雛はますますアピールする力がなくなって、また餌がもらえず、どんどん弱っていくという悪循環になる。
2羽目は小さかったし、2つ目の足環付けだったので、初めてのときと比べて今度はすんなり完了した。
足環をはめることが、わたしにとって最大の重荷になっていたのでほっとした。

2002.11.4

朝からさくらが水浴びしていた。
太いやつだ・・・。

2002.11.3

神戸のカナリアクラブの総会に行った。
品評会は、この前のと比べるとちょっと規模は小さいがメンバーはほとんど同じ人。^^;
以前にオフィーリアをもらった人に、雪之進のお嫁さんの「さくら」を譲ってもらった。
それから足環も2つ譲ってもらった。
トリスタンとイゾルテの雛たちに足環をそろそろはめないといけないのだが、怖くて触れない。
誰か足環はめてくれ〜っ!!

2002.10.30

今日も孵らなかった。
これ以上雛の孵化日が開くと、雛の大きさに差ができて、後から生まれた雛が育たない。
ちょっと心配。

2002.10.29

3つ目の卵が孵るかと思ったが、物事は予定どおりには進まない。
昨日生まれた雛たちは、今日も元気でした。

2002.10.28

今朝、卵2つが孵りました。
朝、世話をしようと鳥かごの底をみると殻が落ちていました。
イゾルテは何もなかったような顔で、巣に居座っていましたが、こっそり覗くと、2羽の雛がうごめていていました。
トリスタンやイゾルテを驚かさないようするため、双眼鏡で遠くから雛を観察しました。
元気に大きくなって欲しいです。

2002.10.27

トリスタンとイゾルテの卵が孵化する日がそろそろだ。
イゾルテは相変わらず、神妙な顔つきで卵を温めている。
わたしは気が気じゃない。

2002.10.23

イゾルテは、毎日頑張って卵を温めています。
巣引きの気が散らないように、前面を除いてカゴの周りをぐるりとダンボールで覆って、他のカナリアが見えないようにしてあります。
隣のカゴにはリア王とオフィーリアがいます。

隣の様子が気になるのか、トリスタンはダンボールの隙間から、いつも隣のカゴをのぞいています。

2002.10.22

新しい環境に慣れたのか、朝から雪之進がビョロロロと鳴いた。
むちゃくちゃ、音痴だ。
笑ってしまう。

2002.10.20

今日は何ヶ月も前からずっと楽しみにしていた、カナリアクラブの総会の日。
わたしが会員になろうと思っている「日本国際カナリー倶楽部」の総会は東大阪市立文化会館で行われました。
10時〜正午受付となっていたので10時過ぎに着くように車で出かけました。
会場近くの大型電器店の駐車場に車を停めて会場に行くと、もうあちこちからカナリアが集まって来ていました。

東北や九州からも会員の人がカナリアを持って集まってくるそうです。
ここでカナリアを部門別に分けて品評会が行われるのです。
会員の人が持ってきたカナリアは1匹ずつ竹篭に入れられ、机の上に部門別に並べられます。
ひとりで20羽以上のカナリアを出品する人もいるので、そういう人は支度に大忙しです。

だいぶ準備が進んできました。

隣の会場では「泉州飼鳥会」の会合が行われていました。
カナリア以外のセキセイインコや十姉妹、ボタンインコ、文鳥などの会です。

「泉州飼鳥会」で見つけた、珍しいピンクのセキセイインコ。
突然変異?!って度肝を抜かれたけど、美容師の会員さんのイタズラ(染色)とか。
なーんだ・・・。

カナリアの方の会場はすっかり準備が整いました。

いよいよ審査です。
太陽光線の下でカナリアの色や形を審査します。
カナリアを見比べながら、順位を付けて並べていきます。
うーーん・・・作業はあくまで原始的。

審査員の数は複数で、みんなでいろいろ相談しながら順位を決めています。
たまに意見が対立することも・・・。

やっぱり好みの問題??

順位が決まりました。
これはいちばんの名誉、赤カナリアの無覆輪無地オスの一等の鳥。
この鳥を自分の手で生み出した人は、一年間の苦労が吹き飛んだことでしょう。

結局、会が終わったのは夕方5時前でした。
会に入会して、足輪(リング)も注文しました。
そして九州から来た会員の方から、赤カナリア有覆輪無地オスの鳥を購入しました。
この鳥はコンテストでの成績は、赤カナリア有覆輪無地オス部門では21位だったけど、なんかかわいくて〜。
一目惚れってやつです。
名前を雪之進と名づけました。
本当は雪之進のお相手も欲しかったけど、お金が足りなくて買えませんでした。残念。

2002.10.16

夜、家に帰ってそっと覗くと、巣に座って卵を温めながらイゾルテが寝ていた。
かわいい〜。

2002.10.15

順調に行けば、今日は4つ目の卵を産むはず。
しかしイゾルテはすっかり巣に居ついて座り込んでいるので、卵の数がわからん。
もし卵が有精卵なら、この調子だとヒナが孵るかもしれない。
駄目だったときに失望するのが嫌だから、あんまり期待しないようにしようって思っているけど、どうしてもワクワクしてしまう。
頑張れイゾルテ!!

2002.10.14

今日は早起きをした。
朝イチで見たときはまだ3つ目の卵はなかったが、気づかないうちに増えていた。
マジシャン、イゾルテ!!
卵も3個になり、さすがに真面目温めようと思ったのか、イゾルテは今日は巣に座っていることが多くなった。(ように思う。外出していたからわからない。わたしが帰ってきたときだけフリをしていたのかもしれない。)

朝のうち、巣にいるイゾルテを踏んづけたりしていたトリスタンは、説教を食らわしたら、夕方はおとなしくしていた。
よしよし。

リア王とオフィーリアは新婚生活を楽しんでます。

2002.10.13

今日もまた寝坊してしまった。
8時半頃、鳥かごの覆いを慌てて取ると、
卵が2個になっていた。
暗闇の中、場所を間違えず、ちゃんと巣に卵を産んだイゾルテに脱帽です。
それにしてもまだ巣作りを止めずに、新聞紙やら巣草をかき集めているのはどうしたわけだろう・・・。
湿った新聞紙を巣に持ち込むのは趣味だろうか?

2002.10.12

仕事が休みで朝寝坊して、8時頃カゴの覆いを取ると、なんと!!
イゾルテが卵を産んでいた。
カナリアの卵は初めて見たが、気持ち悪い色。
鶉卵みたいに斑があって色もちょうどそんな感じ。大きさは長さが1.2センチくらいで幅が1センチくらい。
あんな小さな身体からこんな大きな卵が生まれて来るなんて、すごいことだ。
卵を産んでもまだイゾルテは巣作りしてる。
湿った新聞紙を巣に持ち込むのはやめろっつーの!
トリスタンはのんきに水浴びしていた。男ってこうなのよね。

2002.10.11

仕事から帰ってくると、巣がどんどん出来上がっている。
たまにイゾルテは巣の座り心地を確認するかのように、巣の中でもぞもぞしている。
トリスタンもそわそわして、イゾルテにねだられると、一生懸命に餌をやっていた。

2002.10.10

イゾルテは誰に教えてもらったわけでもないのに巣草と新聞紙の切れ端を巣に運び込んで器用に巣を作っていく。
カナリアの飼育マニュアルの本がないので、わたしはインターネットでいろいろ探し回って、カナリアの巣引きの知識を集めまくった。
でも季節外れのこの巣引きは、結局、思考錯誤になりそうな予感。
隣のカゴのリア王とオフィーリアは、すっかり主役の座を奪われた感じ。
出来のよい、長男夫婦が今まで話題の中心だったのに、突然イマイチの次男夫婦に子供ができたら、きっとこんな感じだろう。

 

2002.10.9

1日で巣草やら鳥かごの下に敷いてある新聞紙の切れ端やらをかなり巣に持ち込んでいた。
隣にいるリア王たちはいつもと同じ調子。
トリスタンとイゾルテが巣引きに専念できるように、ダンボールで鳥かごの3面を覆った。

2002.10.8

オフィーリアを分けてもらったカナリアおじさんに電話で相談してみた。
秋に巣引きする勘違いカナリアもいるとのこと。
せっかくなので巣引きさせれば?とおじさんが言うのでそうすることにした。
会社から自転車で10分くらのところに鳥の餌の問屋さんがあり、しかも値段は小売の2割引なので、いつも昼休みに餌を自転車で買いに行く。巣皿だの巣草だの、巣引きに必要なものもそこで買い込んだ。
鳥かごにセットするとイゾルテは早速巣作りを開始した。

2002.10.6

なんとトリスタンとイゾルテがいちゃいちゃしていると思ったら、いきなりのH!
繁殖は春って本に書いてあったのに〜!!
色ボケしてるんでしょうか。
マニュアルに書いてないことが起こると、どうしていいかわかりません。

 

2002.10.1

10月の第3日曜日にカナリアクラブの品評会がある。
今日、その案内が来ました。
いろいろなカナリア部門に分かれているようなので、当日はきっと会場に何百羽ものカナリアが集まるのだろう。
今年、このイベントに出かけてクラブに入会する予定。そして来年、リア王やトリスタンの子供たちが生まれたら、わたしも是非出品してみようと思います。

2002.9.15

リア王は、買ったときには貴族を思わせるような素晴らしい赤色のカナリアだったが、この夏の換羽で全ての羽が抜け変わり、ただのオレンジカナリアになってしまった。
だが性格は相変わらずの高飛車で、いつも姿勢良く止まり木にとまり、他の鳥の様子を睥睨しているように見える。
リア王はわたしにいちばん慣れていて、朝は新しい餌が交換されるのを待っている。
彼がが好きなオーツ麦の餌を水入れの縁に置いてやると、わたしの行動を観察していて、すぐさま取りに来る。賢いやつだ。実はわたしがそうするように餌で釣って訓練したのだ。
オフィーは相変わらず亀のように猫背で姿勢が悪い。しかしオフィーは4匹のカナリアの中ではいちばん目が大きくて器量よし。始終チッチッと鳴いていて愛想がいい。
隣のカゴの黄色カナリアのトリスタンは、同じカゴの中にいるメスカナリアのイゾルテよりもオフィーのことが気になるのか、オフィーの行動にあわせて止まり木を上下している。そしてビロビロ鳴く。
オフィーはトリスタンの鳴き声にまるで合いの手を入れるようにチッチと鳴くので、トリスタンは余計に調子に乗ってビョロロロ鳴く。
トリスタンとイゾルテはまだ飼い始めてから20日ほどしか経っていないので、わたしのことを怖がっている。
餌の交換のたびにセミのようにカゴにへばりつき、かわい気がない。
毎日、朝6時にはカゴにかけてあるカバーを取り外し、カゴの掃除、餌や水の交換。そしてわたしが野菜を食べない日でも彼らには小松菜かシロナを欠かさずやる。