<<日常の世話について>>

(1)毎日すること

1)水・エサの交換・・・食べ残しても毎日とりかえます。特に夏場は傷みやすいので注意!

2)温度・湿度のチェック
・・・乾燥と急激な温度変化には特に気を付けなければいけません。乾燥していたら霧吹きで応急処置しましょう。霧吹きでしゅっしゅとかけるともそもそ動くヤドカリはかわいいですよ。乾燥砂の場合は霧吹きは別の容器に移したヤドカリだけに浴びせ、飼育ケースの中には濡らした海綿などを入れて湿度を保つようにします。
気温が20℃をきるようになればヒーターの準備をしましょう。
また暑すぎても弱ってしまいますので、夏場締め切った暑い部屋などに置かないように注意します。仕事などでどうしても日中留守になる場合は気温が上がる時間からクーラーがかかるようにタイマーでセットするとか(電気代が気にならない方はもちろん一日中エアコンで温度調節していただけば良いですよ!)、保冷剤やペットボトルに水を入れて凍らしたものを利用するなど少しでも涼しくなるように工夫してみて下さい。

3)糞のチェック
・・・毎日砂を洗うワケにはいかないので、糞を見つけたら取り除きましょう。ピンセットでつまみ出すというのが今のところ主流の方法ですが、何か良い案ありましたら教えて下さい!



(2)毎週すること


ヤドカリ健康チェック・・・毎日見ていれば特に週に一回と決めてすることもないですが、一応。
アメリカのHermiesという愛好家グループでは週に1度くらいの割合で、ストレスコートというアロエベラ入りの水質改善剤を含んだ水で入浴させる方が多いようです。1匹ずつじっくり観察しながら入浴させれば、おかしなところがないかもよくわかるでしょう。ストレスコートについてはQ&AのページのQ.10やQ.13のところに載せていますのでご覧下さい。



(3)毎月すること

砂の状態チェック・・・これも(2)と同じく、毎日見ていれば特に日を決めてすることでもないのですが...。
季節に応じて適当な時期に砂を洗います。毎月1回と決めてやってもよし、もっと洗ってもよいし、冬場など活動が極端に少ない時は数ヶ月洗わなくても大丈夫です。要は、必要な時に洗えば良いということです。
困るのは砂にもぐっているのがいるとき。どこにいるかわかっていれば、その部分をそっとしておき、他の部分をとりだして洗うこともできますが、私の経験からは、ダニがわいたとか、カビが出たなんていう非常事態でなければ、無理矢理洗わないでもよいと思います。
脱皮しそうなヤドカリを察知して、早い目に別荘(脱皮用に別の飼育ケースを準備しておく)に移してやることができれば、脱皮も落ち着いてできるし、砂洗いも気にせずできてよいのですが、なかなかその辺は難しくてうまくいきません。
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