使いやすい暗室を作ろう(その2)


使いやすい暗室を作りたいと思う。
そのために、今回は、作業の手順を追うこととした。
まず、窓の引き戸を閉めて、外光が入らない様にした上で、作業を行う。
室内には、4種類の光源がある。

1:天井の蛍光灯 すぐつくインバータータイプのシーリング照明
2:セーフグラスボックスの灯り 三角柱を横倒しにしたような形で、 中には100V 10Wの白熱電球
3:親子球 赤い色をした100V 14W/9Wの切替式白熱電球のような電球
4:引き伸ばし機 100V 150Wの写真用電球

作業手順はこんな感じ。
作業手順
手順を元にスイッチ位置を考えてみた。

室内イメージの絵(クリックすると別ウインドウが開きます)

戸棚や窓は、とりあえず全体をイメージしやすくするためにこの位置&大きさとしただけ。
今回は電気周りだけを重点的に考える。

天井に親子球を複数個つけるレール状の電球ソケットを設置。
そしてそのレールソケットへの電気の供給は、A位置の壁から出した「普通の差込コンセントプラグ」で行う。
中間スイッチも取り付ける。

A位置には、普通の差込コンセントと全体の照明のスイッチとを設置。
ここに写真用タイマーを置いて、引き伸ばし機と親子球との電源のオンオフの管理を行う。
天井の照明のオンオフも行う。

入り口入ってすぐの右手に天井の照明スイッチ。
このスイッチは、椅子に腰掛けたままで届く高さとする。
椅子に座ったまま天井のスイッチのオンオフを行う。

シンク正面の天井下の壁面にセーフグラスボックスを取り付け。
その脇辺りにコンセント。


他、必要そうなものとして、
床の近くに暖防具などに備えたコンセント
シンクの近くの壁面にコンセント(お湯用)
天井近くにエアコン用コンセント&穴


小さい部屋の電気だけでも、結構いろいろ考える必要があって、難しいですねぇ。

2006.2.10.


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