2003レースレポート3・4戦

 第3、4戦は6月7日(土)梅雨入り前の良い天候の中、5名と参加人数は少なかったものの
楽しく行われました。

 午後2時までと限られた時間での開催であったので、第3戦は2次予選をやめ、決勝をタイム
アタック順位グリッドでの一斉スタートで行いました。

 決勝は村本選手、島田選手、矢野選手、今里選手、池之上選手、の順位でスタートしたが、
スタート直後永遠の師弟である矢野選手と島田選手が意地のぶつかり合いで接触し、それに
巻き込まれた後続の池之上選手が早々とエンストしリタイヤ。
 その間に先頭の村本選手と二人のバトルをすり抜けた今里選手が、リードを広げる展開とな
った。
 その後も矢野選手と島田選手のバトルが延々と繰り返され、とうとう矢野選手がマシントラブ
ルでリタイヤし、レースの行方が決まってしまった。
 先頭の村本選手がそのまま他を寄せ付けず逃げ切ってゴール、好調今里選手もノーミスで
走り終えて2位、島田選手が3位という結果となりました。

 第4戦は、タイムアタックを5周タイムを2回計測で行い、決勝を勝ち残り方式で10周レースと
し、1−2位対決のみを15周レースで行いました。
タイムアタックの成績は第3戦とほぼ変わらず村本選手、島田選手、矢野選手、池之上選手、
今里選手、の順となりました。
 
  決勝もタイムアタック順がそのまま結果であらわれる展開で進行し、池之上選手と今里選手
の対決は池之上選手が序盤で奪った約20mのリードをそのまま逃げ切る展開でゴール。
矢野選手と池之上選手の対決もほぼ同様の展開で矢野選手が勝利。
島田選手と矢野選手の師弟対決は前半の激しいバトルを制した弟子の島田選手にまたもや
軍配があがった。


 
 最後のレースである決勝戦で本日一番の好レースが繰り広げられました。
前半はいけいけどんどんの村本選手が徐々にリードを広げ、15周レースということもあってか、
島田選手は抑えて走るという展開でしたが、師匠の矢野選手のアドバイスがあったのか一か
八かの賭けで給油をしない決断をし、10周頃から島田選手が猛然と追い上げ、とうとう15周目
に突入したところで村本選手を抜き去りました。
しかしそこで負けじと抜き返そうとした村本選手のマシンが島田選手のマシンに乗り上げ一時
中断となった。

残り約半周、皆が息を呑んで見守る中、同時に並んで再スタート直後にあっと驚く出来事がお
こりました。
 なんと村本選手のマシンの右前輪タイヤがコロコロと川に向かって転がって行くではないか。
村本選手は走行不能となり島田選手があっさりとゴールし、1位を勝ちとった。
  
 村本選手はまたやってしまったかという感じで悔しがっていましたが、惜しくも2位という結果
になり、楽しい1日の幕は閉じました。



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2003年度成績表

3・4戦写真
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