軽キャンピングカー ・ 軽キャン 旅行記    (JA3DOM,JJ3GVF)

 
 

 


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    軽キャン旅日記 信州9日間(2006 11月) 

                                    061108〜061116

<信州+養老の滝+赤目四十八滝、走行距離1400Km

 

                旅人 大和2号 松島さんご夫妻  ゆたか号 西 夫婦

第一日目(061108)

 自宅〜熱田神宮〜道の駅志野・織部〜道の駅きらり坂下  走行距離 252Km

走行距離 1400Km

 <昨日より仕込んだ食料は5日分、冷蔵庫も車も荷物で満杯。 8:50自宅出発、307号線・21号線・19号線経由の予定で走る。こちらの思いとは違いカーナビは信楽から25号線方向(西名阪)への道をとった。目的地が変わらない為、カーナビ任せで進む。コースは25号線で関を通過、1号線を通り23号線経由で名古屋に入った。ここから北方向に暫く行くと熱田神宮前に出た。「お参りしよう」と休憩。ここまではユキさんの運転、途中道の駅で休んで交代を進言するも大丈夫と3時間の連続運転ご苦労さん。先ずはお参りを済ませてユキさんの心のこもった作品を頂いた。(なが唐の煮物・菊菜のお浸し・なま節の煮物) 13時運転手交代で出発19号線を東北進。道の駅「志野・織部」で焼物を観賞後車に戻りおやつで一服。道の駅を出て暫く行くと左手に見える山々の頂は白く薄化粧ができている。昨日の嵐の置物らしい。本日のお宿「道の駅きらり坂下」には16:50着 早速散策、菊の展示会があり苦心の作がならんでいた。道の駅本日は定休日、併設されているスーパーも同じでユキさん残念。夕食には一本ついてすき焼きとえびの天麩羅 ごちそうさん。> 

 

 

第二日目(061109)

 きらり坂下(南木曾)〜馬籠〜妻籠〜道の駅大桑〜道の駅奈良井宿〜道の駅みまき   走行距離 188Km

 

妻籠宿
<昨夕は電気の使いすぎで(冷蔵庫・電子レンジ・湯沸し器・ETC)ついにバッテリーがへばってりー。暖房用の湯たんぽは、朝沸かしで夜暖めず使った為、冷えてきて寒い寒い。車の上の夜露が冷えて板状氷が出来ていた、寒いはず。朝起きは例の通り8時、 早速車を日当たりのいい所に移動し電池パネルをたてる。引越し途中の末石さんの奥さんからお声が掛かり互いの車の改造談義、末石さんの車には自作の大きな水タンクを積んでいた。この水は単車の洗車に使用している。ご夫婦は大阪から木曾の開田高原へ引越しされる途中とのこと、こんないい所に住まわれるとは羨ましいかぎり。大変素敵なご夫婦で朝から楽しいひと時、TELと住所の交換をして、又お目にかかれるのを楽しみにお別れした。道の駅出発は11時前、松島さんから聞いた馬籠宿・妻籠宿を回り奈良井宿で遅い昼食を頂いての出発は3時を過ぎていた。今日も道を間違え、立科経由の予定が(142号)松本・上田経由(143号)とかなりの遠回りとなった。道の駅 「みまき」に到着は6時と大きくずれ込んだ。怪我の功名か143号線は山越の道(1300m?)今、真盛り紅葉のパノラマ。道が折れる度にその変化を楽しませてくれた。道の駅の温泉で今日の疲れを癒し、例のとおり一杯とお食事を頂いて・・・お休み。>

 

 

三日目(061110)

 道の駅みまき〜旧軽井沢道〜三笠ホテル(重文)〜旧軽井沢銀座散策〜雲場池園地〜白糸の滝(昼食)〜鬼押岩〜草津温泉白旗の湯〜道の駅草津温泉運動茶屋公園    走行距離 99Km

 

<早起きは三文の徳今日の起床は7時、ユキさんは眠そう。夕べの温泉が効いて良く眠れたはずですが。何しろ今日はユキさん待望の軽井沢観光、時間がたっぷり必要で早々に朝食、出発準備。この白糸の滝道の駅は植込みの横に水設備がありキャンパーにはうれしい所、手洗いも整備されている。9時出発、先ずは旧軽井沢の小道をドラ三笠ホテルイブ、流石に古い別荘地で木々は大きく30mを越す木立の中に旧来の建屋・又モダンな建屋が続く、その奥まった所に旧三笠ホテル(重文)があった。ホテルフロントと各客室には各々暖炉がありフロントのシャンデリア、又100年前とは思えぬ水洗のトイレ。調度品は今ではクスンで見えるが当時では最高のものではないかと思われる。100年前にホテルを利用した人々草津温泉とは? 三笠ホテルを出て軽井沢銀座通りを一寸覗き白糸の滝ハイランドウエイ(有料300円)から白糸の滝を観光。小ぶりながら綺麗な滝を見た。昼食は後部テーブルを使って日向ぼっこをしながらゆっくりと頂いた。休息後国道に出て鬼押岩を観光し草津温泉へ向う。途中立寄ったガソリンスタンドでの情報では軽井沢〜草津温泉間(292号線)の通行は1117日から閉鎖される。例年では今頃は雪で通行出来ない事が多いとのこと。今晩雨になれば明日の通行が危ぶまれると言われた。クワバラクワバラ。草津温泉には16時ごろ到着、観光協会で無料の温泉を教えて頂き向かう。温泉前の駐車場に車を止め(有料500円)白旗温泉に入浴。「いい湯だなー」源泉掛け流し乳糖色の温泉で58℃熱い熱い。前には湯畑があり湯煙を上げている。囲むように旅館・商店があり賑っていて夜の温泉街独特の雰囲気を味わった。今日の宿、道の駅「草津温泉運動茶屋」着いたときもまだ体がほかほか。>

 

第四日目(061111)

 

 道の駅草津運動茶屋公園〜志賀高原〜七味温泉〜道の駅オアシス小布施〜喫茶バド〜北斎記念館〜道の駅信州新町 走行距離 138Km

 

<7時の起床、夜半から降りだした雨は予報通り降り続いている。出発前に取付けた車入口のカサが早速役に立つ、出入時の吹込みが少なくなった。成功。 夕べ道の駅でも言われたが志賀高原では雪の恐れがあり通行できなくなるとのこと、がしかし予定通りに292号線を恐る恐る志賀高原へ向った。8合目位のところから霧で2,3mの視界となった。更に電光七味温泉掲示板は凍結、タイヤチェン着装の指示が出た。ユキさんは戻る、戻ると言い出した。取敢えず路面の凍結を確認しながらそろそろ進む。頂上付近を過ぎたところで一部雪が積もっている、更に進むと前方に車が一台横道から来た。前には行きたくない。暫くして横道の車が先きを進みだした。ほっとして後に続く。志賀高原を越えて下りに入るとガスも少なくなった。「白糸の滝」で得た情報から国道を離れ山田温泉へ向う。細い山道を18Km走行、途中ですれ違った車に先の情報を聞く。「山田温泉へ行くんなら七味温泉へ行きなさい」とアドバイスを頂く。更に細い山道を登る又ガスが出てきた。やがて笠岳峠(山の内町)を通り暫く行くとスイスの山間(行った事は無いが)の様な景色が眼下に広がる。一気に山を下る。谷あいに七味温泉元湯岩風呂があった。温泉は明12日までの営業で春迄閉鎖される。湯は7ヶ所から湧き出した温泉を(各温泉の泉質は異なる)一つにしたもの(内風呂)、岩風呂は95度の噴出湯で其の噴出量は旅館35軒分にもなる。ご主人の話で掛け流し露天風呂の大きさでは長野県一とのこと。湯船には湯の花が一面に浮いていて此処に来ての最高の湯であった。ゆっくり体を温めて次の行程、小布施に向かった。小布施町に入る手前にりんご畑で箱いれ中の農園主にりんごを分けていただく。美味しいりんごをたっぷりと仕入れた。友人の石田さんから紹介されていた小布施の喫茶店「バブ」を訪ねる。落ち着いたクラッシックな喫茶店で雰囲気がいい。ご主人も奥さんもこの雰囲気にぴったりのお人柄。コーヒーとケーキを頂きたまたま隣にいた方(この家の大家さん)から小布施の見所を教えて頂く。近くの北斎記念館で絵画を鑑賞するが時間が遅くなり他の所は次回にと残念する。恵子(石田)さんお勧め、大家の味噌屋さんで味噌を購入。バブの前でルンペン車ゆたか号を見て頂いた。バブに別れを告げて今夜の宿泊先道の駅「ぽかぽかランド美麻」に向かう。ここで大失敗!。雨の降る真っ暗な道をカーナビ頼りに走ると細い山道、10Km以上峠付近で通行止め・・道を聞くにも・・明かりのある一軒屋を見つけて尋ねるも(親切なおばさん有難う御座いました)又も間違い。ついに途中見つけた道の駅「信州新町」に逆戻り。本日の宿となった。>

 

第五日目(061112)

 

 道の駅信州新町〜道の駅長野市大岡特産センター〜道の駅アルプス安曇野〜道の駅みまき  走行距離 124Km

 

<周囲を高い山に囲まれた長野県は場所による気候の違いに驚く。車での移動範囲が広く場所によって雪、一寸走ると雨、雲の隙間のある方向へ走ると晴れている。信州新町は土砂降り、雨道を南に向かう。安曇野に近づくと雨が止み光が射してきた、西の山を見ると雪化粧が出来ている。今日はかなり冷える。 神戸から急遽キャンピング援護隊(お世話になります)松島さんが出てきてくれる事になり、道の駅長野市大岡特産センターで到着を待つ。無線で呼び出しをかける。高速道路を飛ばしているとの応答が入り一安心。暫くして高速道路を下りたとの連絡があり誘導を開始した。しばしのコンタクトで到着。連絡には144MのSSB使用による。了解度はよく後で聞くと最初のコンタクト場所とは約100Kmの距離。 早速松島さんの車で昼食を頂く。次の行程をどこにするか周囲の山を見渡すと北側西側の山は雪で白くなっている。隣車の地の人に上高地はと聞くと通行止めとのこと。行き先は晴れていて雪の見えない東側、結局道の駅「みまき」を再度訪れた。ここから見る浅間山は雪で真っ白。二日前の山越えは夢のようである。寒さも2日前とは違い真冬を感じる。早速温泉で体を温め。鍋物を頂く。夜半・朝方の冷えは・・・湯たんぽの他にホカロンも用意して寒さに備えた。>

 

第六日目(061113)

 

 道の駅みまき〜長門牧場〜女神湖〜白樺湖〜休憩所伊那丸(ビーナスライン)〜諏訪湖間欠泉〜道の駅花の里いいじま 走行距離 132Km

 

ビーナスラインより長門牧場<今日は詳細を決めず諏訪湖方面に向かうことにした。松島さんは途中女神湖、白樺湖を通るルートを設定して県道40号線で高原に向かう、やがて高度は上がり長門牧場に到着する。牧場内に売店があり、千代さんユキさんは乳製品を購入する。ここから見る山々は(穂高方面)雪に覆われて美しい。買い物が済み道に戻ってさらに進むと女神湖に着く。この湖は「人造湖ですよ」と松島さん。ここで筒井さんの奥さんに頼まれていた白樺の皮を倒木より剥ぎ取り入手(押し花の材料となる)、立ち木からの皮むきは気が咎める。一息入れて白樺湖に向かう。白樺湖到着は12時を過ぎていた。昼食をこの湖畔で頂く。それにしても前に来たときは(1010過ぎ)「紅葉真只中だったのに」と松島さん。今は枯葉一枚も付いていない。ここからの道をビーナスラインに切り替えた。前は有料道路だったが今は無料となっている。暫く道を登ると八つ岳と真下に白樺湖の見えるポイントに着く、美しい。ここでビデオ撮影、休憩中の方に山の名前を聞いてみると「こんな所の写真を取るのは勿体無いもっと上がれば360度のパノラマが広がるよ」と教えてくれた。絶好のドライブライン更に登ると先ほど教えてもらったポイントに着く。ここから見る山山は今まで聞いた有名な山ばかり、手に取るように見える。左手方向に八ケ岳その右に富士山。右手を見と槍ケ岳・穂高等の北アルプス・中アルプス・南アルプスが一望。こんな景色を見られるとは幸せ。晴天で空気の澄んだこんないい条件はめったに無いのでは。名残惜しいが出発、開放感のある絶景を見ながら山を下り諏訪湖に着く。諏訪湖の間欠泉を観光。間欠泉は機械で動いているように丁度一時間間隔で0分に噴出する偶然とはいえ不思議。この湯でゆったりと足湯をし、近くの「たけや味噌館」を見学する。ちょっと遠いが温泉のある道の駅にナビ設定して走行、暫く行くと道間違い。時間が遅い為、行き先を近くの道の駅に変更、国道153号線を走る。5時過ぎには真っ暗になり7時前に道の駅「はなの里飯島」に着く。急いで夕食、ここには温泉は無い。>

 

第七日目(061114)

信州平谷 道の駅花の里いいじま〜信州平谷〜どんぐりの里いなぶ〜月見の里南濃  走行距離 202Km

 

 <道の駅が開くのは9時、一寸待って出発開店を待つが残念今日は定休日。信州は雪の為豊田方面へ出発する。信州平谷で休憩し、どんぐりの里稲武で昼食。ここで今回始めて食堂に入り、ユキさんの希望で信州ソバを食べる。ソバは戸隠高原で本物の戸隠ソバを食べる予定だったが雪の為中止となり、ここで帳尻を合わせることになるとは。食後観光協会で教えて頂いた近くの公園で紅葉を楽しむ。更に民族博物館を見学後、道を三重の方にとることにした。豊田市から名古屋市内、更に岐阜市内と交通量の多い道を通過して岐阜県道の駅「月見の里南濃」に到着はPM7時を過ぎていた。名古屋市内の通過は丁度帰宅ラッシュに掛かり到着時間が大幅にかわった。夜は熱々の鍋物で一杯を頂き寝支度。今日の仕事しまいパソコンでの日記書きをしている。> 

 

 

第八日目(061115)

 道の駅月見の里南濃(岐阜)〜養老の滝〜四日市のジャスコ駐車場〜赤目温泉山水園〜道の駅宇陀路室生 走行距離 155Km

 

養老の滝 <流石に信州と中部の違い、昨夜の泊まりは暖かく湯たんぽは隅に押し出されていた。足湯の開くのを待って早速入る。隣の若いご夫婦川崎さんからお声が掛かる。この近くの美術館に絵画の鑑賞に行く途中で通り合わせたとのこと、先ほど大和2号での「もちを焼く」と云う話し声が聞こえたらしい。車の改造に興味をお持ちで足湯を終り、大和2号・ゆたか号(ルンペン車)を見て頂いた。特にソーラーパネルに興味を持たれ松島さんからの資料を見て喜んでおられた。又後に川崎さんの車を見せて頂いた。未だ部分的だったがガス台は引き出し式で旨く工夫されている。又後部には冷蔵庫・ワンちゃんゲージがあり次なる改造が楽しみな車である。車にはワンちゃんもいてユキさん「ジーナ」ちゃんを散歩に、と引いたがワンちゃんが主導で引かれていた。川崎さんとお別れして近くの養老の滝観光に出かける。仕事の関係で大垣には良く通ったがこの滝を訪れるのは初めてである。この滝は日本の滝100選に入っていて高さ・水量・景色は想像していたよりも全て良かった。駐車場でコーヒーを頂き次の赤目四十八滝に向かう。国道一号線・二十三号線は渋滞で思ったよりも時間が掛り途中ジャスコの駐車場で一服、渋滞続きで赤目についたときは5時を過ぎていた。近くの温泉山水園で入浴し、二日分の汗を流す。明日は赤め四十八滝の観光を予定している。

 

第九日目(061116)

 道の駅月見の里南濃(岐阜)〜養老の滝〜四日市のジャスコ駐車場〜赤目温泉山水園〜道の駅宇陀路室生  走行距離 101Km

 

赤目四十八滝 <就寝前に降りだした雨は朝には止んでいた。8時過ぎ計画通り赤目四十八滝の観光に向う。道中は往復で3時時間、更に岩道の登りが多い。ユキさんの足でどこまで行けるのか? 松島さんご夫婦とユキさんが先行する、カメラ片手に景色を撮りながら後を追う。渓谷に水の音が響き大小の滝が姿を現す。木々の紅葉・岩の苔 しばし自然に溶け込む。一時間ぐらい登った所で3人の姿が見えてきた。ユキさんも無事に中間点まで歩いていた。ここから奥へは次の楽しみとして帰途につく。駐車場で買ってきたヘコキ饅頭(薩摩芋の餡入り)とコーヒーで一息入れ、次の観光地室生寺へ向かう。途中、野菜の青空市場があり急ブレーキ、明日からの生活用野菜を買うわ買うわ・・・室生寺には昼前に着く、紅葉(観光・お参り)の時期で人出は多い.ここには西国33ヶ所参りで2回は訪れているはずが微かに来たような気がするだけでほとんど覚えていない。何の為のお参りだったのか、もっとも10年以上は経っている。・・お参りの後は近くの駐車場で松島さんご持参のステーキ焼肉・うなぎの蒲焼で旅行最後の豪華な食事を頂く、更に道の駅針で温泉に入り滝めぐりの汗を流した。松島さんとはここでお別れして帰途に着く。 続き・・帰り道25号線の渋滞は7Kなり、一本松のインターチェンジを出てわき道に入る。これがなんと通行止めの狭い道路、引き返せず無理やり走る。夜道で狭い。ママヨで走り遂に次のインターまで漕ぎ着けた。松島さん曰く、高速で帰ります・・・。お疲れさんでした。

 

                     8泊9日 総走行距離  1392Km    

 

今回は信州の紅葉を楽しみに前半は2人旅、後半は大和2号の応援を得えて松島さんご夫婦との4人旅、楽しい旅行となった。松島寛さん千代子さんお世話になりました。

楽しい出会い・・開田に引越された末石さんご夫妻 奈良の川崎さんご夫妻・・喫茶バブでの一時 夜中に道を教えて頂いた小母さん。ETC 沢山の方との出会いに感謝。

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