out-door
 MTB 

06.09.16 富士山麓/白糸の滝〜河口湖


スタート直前

00
9月は勤務先の社員研修旅行がある。
自転車でどこか走らせてもらうのも、
なんだか恒例化してしまったようで、
何も言われなくても行けるようになってしまった。
今回は台風が近づいている事もあって、
見送ろうかと思ったが、
地図に樹海を抜ける県道があることを発見して、
とにかく自転車を持っていくことにした。

01
9月16日。
今年の旅行は全行程バスなので、
積みっ放しに出来るのは楽や。
しかしずっとバス移動は意外と苦痛や。
昼食・休憩を重ねながら予定より30分遅れて15時30分、
白糸の滝に到着した。


バスから降ろしたばかりの組み立て前

河口湖までは約40km。
2時間半の行程やからすぐにでも出発したい。
が、
「日本の滝100選」の白糸の滝、
見ずに行ける訳が無い。
と、
皆について行ったが意外と遠かった。
囲むように何筋も落ちてくる滝は確かに圧巻やったけど、
更に30分送れて16時に出発する羽目になった。

02
ルートは、
自動車専用道路の国道139号線を避け、
県道71号線を行く。
途中県道75号線と別れ山の中に入って富士の樹海を抜ける予定。
30分。
やや緩い上り坂を進み、
「ミルクランド」なる物産店に到着。
ここのソフトクリームは絶品らしいので、
速攻購入。
写メールを皆に送ろうとした瞬間・・・
コーンから上のクリームを落としてしまった・・・


この直後悲劇が・・・

コーンの中に残ったクリームは確かに絶品やったけど、
それ以上に失望感が大きかった。
桜海老の干したやつを今日の酒のアテに買い出発。

03
道は緩やかな登りが続きペースは意外と伸びない。
75号線と分かれると、
更に人気が少なくなり登りもキツくなってきた。
天候は曇り、
富士山は全然見えない。
周りは牧場が目に付きだした。
おいしい?ソフトクリームもあるはずや。
何か以前走った北海道に似ていると思った。
馬と牛(時々ヤギ)を見ながら上り続ける。
この先に下りがないと到着時間は大幅に遅れるな・・・
どこからが樹海になるのかも分からないまま、
17時、
静岡県から山梨県に入った。


県境にて

「富士河口湖町」とあったが、
昔はここは有名な上九一色村と呼ばれていた所や。
ところどころに「ここは旧上九一色村」と書いてある。
名前を忘れたいのか、
そうでないのか、
良く分からない。

04
富士高原道路の分岐、
富士本栖ホテルを過ぎると、
急激に周りの木々が茂り、
薄暗くなってきた。
明らかに木の密度が違う。
17時45分、
本栖湖を望む展望所を過ぎると真っ暗な道に入った。
どうやら樹海ゾーンに入ったな。


暗い・・・余りにも暗い

日没も近くいつ日が暮れるか分からん。
救いは頻繁通る自動車のライトの明り。
あと、
むっちゃ寒い。
真っ暗な木の向こうを覗く余裕も無い。
幸い展望所から先は延々と下り坂が続いた。
路面に障害物が無いかに気を使いながら、
(ここでトラブったらシャレにならん)
スピードは落とさない。
18時過ぎ、
乗馬センターの建物が見え、
国道139号線に合流した。

05
ほっとしたのも束の間、
日没になり辺りが急に暗くなる。
街灯は所々にあるがやはり暗い。
車からの認知性が悪いので、
とにかく前に進む。
あと5km程やけど長く感じた。
河口湖町役場の明かりが見えたときはほっとしたが、
ホテルの場所が正直分からんかった。
皆にメールを送ると、
現地情報をメールで送ってくれ、
ナビに再現できた。
携帯も便利になったもんやで。
18時30分ホテル到着。
19時の宴会に間に合うように、
大浴場に走った。

one point

■白糸の滝
東名自動車道富士インターから西富士道路を走ると、
国道139号線に合流する。
今回はバスやったけど、
JR富士宮駅から国道139号線沿いに約15km。

■河口湖
中央自動車道の支線の河口インター降りてすぐ。
電車は富士急の終点が河口湖のはず。
関西からのアクセスは悪いと思います。

update 061009

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