out-door
 MTB 

06.08.05 信楽-MIHO MUSIUM-


おなじみ信楽狸

00
土曜日。
伊賀で仕事やけど午前中で終わるのが分かってたので、
車に着替えと折り畳み自転車を積んで行った。
どこに行くかはその時の気分で決めればええやろ。
昼。
上司と昼食を取り、
行き先を信楽に決める。
MIHO MUSIUM(ミホミュージアム)が変わった建築と聞き、
そこを目指す事にした。

01
伊賀から車で30分ほどで信楽陶芸の森に到着。
駐車場で着替えて自転車をセットする。
8月の昼やからかなり暑い。
天気は晴天。
水分に注意して出発。
信楽の中心地をしばらく走ると分岐。
ずっと案内看板があるから楽勝、
と思っていたらどんどん山の中に入って行き、
気が付けば上り坂や。
峠の上?
と思ってピークに到着しても、
看板には「すぐそこ」とも書いてない。
下り坂を全て抜け切った集落に、
やっと入り口の看板があった。
ここまで余裕で10kmはあったで・・・

02
この集落、
どこかで見た覚えがあると思ったら、
2003年7月に東海自然歩道で歩いた、
田代っていう集落やった。
平日しかバスが走ってなかったはず。
田代集落の外れに「高原の郷」っていう物産品店があり、
そこを右折するとミュージアムやけど、
そこからがまた長い・・・
玄関ゲートがあったと思ったらとんでもない坂道を登る。
車が余裕で走る横を、
とうとう「押し」で登ってしまった。
そんな山の上やから自転車で来る人も少なく、
駐輪場があるわけもなく、
ガードマンに特別に建物の日陰に停めさせてもらった。

03
ミュージアムはチケットを発行する管理棟と、
展示棟に分かれており、
2つの棟は谷を一つ挟んで橋とトンネルで結ばれている。


管理棟内部 ルーバーが心地良い

行き来は徒歩か電気自動車で、
乗ってきた自動車では敷地内は走れない。
設計はI.M.ペイで、
雰囲気は日本ではないみたいや。
電気自動車も気になるが、
ここは歩きで行こう。
天気も良く外はかなり暑かったが、
トンネルの中はひんやりして快適。
トンネルの先に橋が架かり、
向こうに展示棟の入り口が見えた。


トンネルの向こうに橋 ワイヤーが美しい

展示は山の斜面に合わせてか、
地下に配置されているので建物の全景は見えなかった。
太いワイヤーで吊られた橋も凄い迫力や。
中に入ると石で囲まれた壁は明るく快適や。
展示されているものはアジアの宝物やけど、
さすがに分からんかった。

04
ショップで民芸品を少し買って展示棟を後にする。
混んでいたので電気自動車を諦めてまた歩く。


展示棟入り口 建物全体が見えない

谷を越えて山を潜る。
管理棟で少し涼んで出発。
帰りは下りやから問題なし。
「高原の郷」に寄ってみたがあまり気になるものがなかった。
峠まで少し登り信楽まで一気に下った。
陶芸の森手前の信楽焼き店で、
湯のみを買って帰路に着いた。
花火大会が多い日やったから、
あちこちで渋滞に巻き込まれた。

one point

■信楽
三重県側からやと伊賀上野から国道を通るコースと、
阿山から県道を通るコースが代表的。
伊賀上野からの道は幅の狭い登り坂が続くので、
阿山から入る方が快適。
滋賀県からやと大津から天ヶ瀬経由で入るコースと、
草津から入るコース、
貴生川から登るコースが代表的。
今回帰りは和束経由で奈良に行ったが、
この道も狭かった。
電車は貴生川から高原鉄道でいけるが、
ミュージアムへのバスがあるかは未確認。
(あると思う)

展示棟内部の写真は、
残念ながら電池切れで撮影できませんでした。
どうぞ現地にて確かめて頂戴。

update 061009

top home