12.03.17 BRM317京都300
00
2ヶ月ぶりのブルベ。
地図とキューシートの準備は割と早めに終え、
1週間前から天気予報を睨み続けたが、
結局雨の予報は変わらん。
あきらめて前日に、
ゴム手袋とジップパックを購入して、
雨に備える事に。
01
朝。
雨は一旦降って止んだ感じ。
急いで着替えて駅に着くとポツポツ降ってきた。
輪行でJRの最寄り新田駅へ移動。
幸い雨は止んでて、
組み立ててゴール地点のコンビニで水などを補給。
スタート地点に着くとブリーフィングの途中、
話を聞いてると雨がまた降ってきた。
受付でキャスバル(仮)さん・パテラさんと会い、
雨の女王様率いるMMコンビと談笑、
ブルベもさんいん1300も速すぎて、
会えないO合さんがスタッフをされていたので、
車検をしてもらってこれまた談笑。
スタート時はやはり楽しいです。
02
雨の降る中8時スタート。
信号の関係で数台でしばらく進む。
プチブルベでおなじみの四季彩館の横を抜けて、
京田辺へ。
ここでBD−1乗りのドールさんから、
参加者に接触事故があった事を聞く。
気づかなかったが天候も悪いことやし、
気を引き締めて進む事にした。
宇治田原から犬打峠へ向かう。
峠の前に東海自然歩道の東屋でトイレ休憩、
登りの前にジャケットを脱ぎたいが、
雨のため断念、
そのまま走る。
峠への道は、
細くやや荒れているが、
たまに車が通るので要注意。
最後の茶畑が見えるとピークで、
一気に下り!
と行きたいが雨なのでブレーキを引きつつ、
チェックポイントの和束山甚着。
28.0km/9:30
03
ここではひでじさんにチェックをしてもらい、
ほうじ茶の振る舞いを受ける。
茶団子2本と草餅1個補給し、
美味いので茶団子もう1本追加。
お茶3杯いただき出発。
信楽までは淡々と進み、
知らない間に雨も止んで、
御斎峠に到着。
54.1km/11:30
前回気になっていた、
峠の「弘法の井戸」を見る・・・が、
とても飲めそうな水じゃなかった。
04
ここからは激下り。
路面が濡れているので、
気を付けつつ下る。
が、
少し晴れ間も見えてきたので、
一気に伊賀上野に到着。
雨のブルベで時間が押しているとはいえ、
ここでしっかり食べておきたい。
ということで味神館に飛び込みランチ!
63.7km/12:00-12:20
タンタン麺と唐揚げのセットを注文、
キムチ食べ放題なのでこれと一緒に食べる。
辛すぎない卵でとじたスープが温まる。
ドリンクもサービスなのでコーラ1杯飲み完食。
20分のロスタイムの値打ちはあるはず。
05
満腹で出発。
汗で濡れたインナーを乾かすのに、
ジャケットを脱ぐ。
パワー回復には時間がかかるので、
のんびり旧25号を走る・・・
と言いたいところが春一番が吹き荒れて、
思わぬ逆風。
スピードが上がらん。
何とか柘植まで来るも、
今度は霧と雨。
ジャケットを着直して、
伊賀から亀山へ。
雨と霧の中あの砂利道に突入すると、
何じゃこれ!
「泥祭り」や・・・
凹み・ぬかるみを避けて進むと、
前からいきなりダンプ!?
まさに酷道!
泥除けと太いタイヤのおかげで、
何とか無事通過です。
06
加太からは少しペースをあげ、
関到着。
PC1に向かう前に、
関宿に寄ってみた。
雨のおかげで歩く人も少なく、
違った風情を楽しむことが出来た・・・と思う。
関宿から国道1号に入り、
旧近畿600kmでおなじみのサークルKがPC1。
何とか時間内にたどり着いた。
93.5km/14:09
ここは有人チェックで、
差し入れあり。
・・・和束の茶団子!?
1本いただき本日4本目。
あとは飴をもらってしばし休憩。
BD−1のドールさん、
到着しましたがここでDNF、
エスケープするには、
ここが楽に帰れる境界線ですから賢明な判断かも。
07
ここでパテラさんと遭遇。
雨のためスローペースのようです。
しばし談笑のあと、
先を考え早めに出発。
シャープ亀山工場の横を通り、
フラワーロードを鈴鹿へ向かいます。
ここ、
先が見通せる、
なんとも嫌なアップダウンが続きます。
途中でパテラさんが追い越して行きつつ、
同じ事を言ってました。
08
鈴鹿からは昔の中部300kmで走ったコース、
雨は止んだものの天気は良くないので、
御在所岳がまったく見えず。
ただ、
菰野町の道が新しくなってて、
快適になったのが嬉しい誤算でした。
(スタッフさんは旧道を走らせたかったそうですが)
このあたりでスタッフカー通過。
声を掛けられると何か元気が出ます。
一度走った事のある道なんで、
気楽に走って、
いなべのPC2到着。
136.6km/16:45
09
ここでもパテラさんと遭遇。
スタッフカーも居て、
聞くとDNFが多く、
もう後ろを走っているライダーはいないとの事。
ここが最後尾集団?
まあとりあえず腹ごしらえ、
カップラーメンとポカリを補給。
雨具の内側で濡れた服が日没後冷えると怖いので、
必殺新聞紙作戦!
中日新聞夕刊を買い、
1枚クシャクシャにして内側に放り込み、
保温と吸水効果を期待する。
と、
また雨。
雨具を着て皆を見送り、
最後尾でゆっくり出発。
10
ここからは未知のコース。
キューシートを睨みながら進む。
暗くなってきて、
ルートの確認に手間取る。
不思議な事に路面温度はずっと9度。
冷えると思ってたら意外と快適や。
雨が止んだところでジャケットを脱ぎ、
長い上石津トンネルを抜け、
一気に進んで名神高速が見える所まで来た!
11
ここからキューシートの案内は、
路地のような細い道へ。
暗いと景色が見えないから、
心細くなる。
と、
前方にブルベライダーが一人。
ロストしている様子なので、
関ヶ原はもう少し先と伝えて進む。
民家が並んでそろそろと安心したとき、
前方に3つの陰。
人にしては大きい・・・って鹿?
口笛を吹いたら逃げていったけど、
向かってきたらエラいことやったで。
12
関ヶ原の中心街の信号待ちで、
さっきの方が声を掛けて来た・・・って、
タイムマシーンさんやん?
7時スタートのはずやのに。
聞くとさっきのトンネルで転倒し、
リアディレイラーが壊れてしまったそうです。
リヤは直結され、
進むのが難しそうや。
しかし知人と会うと嬉しい。
と舞い上がってたら道を間違えた!
タイムマシーンさんのGPSで何とか復帰、
関ヶ原のコンビニに到着。
171.8km/19:29
13
迷った時間を考えると、
残り時間は結構厳しい。
でも腹は減るのでまず腹ごしらえ。
コロッケパンとアーモンドチーズ3個、
ポカリで流し込んで完了。
新聞も交換。
結構水分を吸ったようです。
服がシッカリ乾いてる!
お腹も冷えないし、
やはり新聞はイイネ!
申し訳ないけど、
ここでタイムマシーンさんと別れて出発。
と思ったら古戦場が見つからず迷走、
昼間なら楽勝で見つかる所にありました。
ルート復帰する所でまた迷い、
結局タイムマシーンさんに助けてもらい、
ここで再度お別れ。
ホントにありがとうございました。
14
このまま長浜まで国道を行きたいが、
ルートは伊吹を経由する。
ここも昼なら絶景やけど、
夜はただただ暗いだけ。
道端に雪が残ってるのに、
路面温度はやっぱり9度、
怖いが寒くないので、
ここはジャケットを脱いで走ろう!
国道に復帰して、
残り時間と距離を計算すると、
かなりヤバい!!!
必死でペダルを回して、
琵琶湖の湖岸に出たときはホッとしました。
とはいえPC3長浜に着いたのは、
クローズ直前でした。
196.8km/21:07
15
長浜は有人PC、
スタッフはあのかっとびO合さん。
朝の車検でもそうでしたが、
話すのは1昨年のさんいん1300以来です。
差し入れにブラックサンダーを用意してくださってたので、
遠慮なくいただく。
たくさん余ってたので、
携帯食としてあと3個いただいた。
コンビニでトイレを済ませると、
あの三船雅彦さんがイベント帰りに顔を出されてました。
ひょっとして会えたのは自分だけ?
「頑張って」と声を掛けられ少しテンションアップ!
タイムマシーンさんもPCに到着され、
クローズから20分経過したところでスタート。
16
ここからは勝手知ったる湖岸道路、
何も考えずにひたすら走る。
米原〜彦根〜東近江と順調に通過し、
近江八幡のコンビニで休憩しようと思ったら、
何か暗いぞ!
あっ!
閉まってる!?
1月のブルべでPCやったコンビニが、
改装中らしく真っ暗でした・・・
226.5km/23:00?
このままあの暗い旧道へ行くんか?
と思案してたら、
少し進んだところに自販機があったので、
コーラとブラックサンダー2個でプチ補給。
何とか進めそうです。
17
1月の200kmのときは、
夕暮れ時で幻想的な景色を楽しんだ、
近江八幡の旧道、
深夜に走るとただの暗い道やで・・・
たまに来る対向車の灯りにホッとしていると、
目の前を白い小動物が横切った。
やはり夜中に自転車で走るのは普通やないで。
何とか湖岸道路に復帰、
あとは淡々と琵琶湖大橋を目指し、
PC4橋の傍のコンビニ到着。
251.0km/0:21
18
とにかく腹が減ったので、
チキンステーキとコーラを補給。
ペペロンチーノな気分やったけど、
大盛りしかなくステーキの付け合せのパスタで妥協。
これでまた少し力が沸いてきた。
ここには数人のブルベライダーがいて、
一人装備をかなり見直してたので、
先に出発する事にした。
つまり最後尾じゃなくなったって事です。
草津〜瀬田は入り江が多く大津の街がなかなか近づかない。
ようやく近江大橋をくぐって琵琶湖とお別れ。
瀬田の唐橋を過ぎ南下、
関津峠を必死で越えて、
大石でまたロスト。
コンビニが見えているのに迷うとは・・・
キューシートを冷静に見直して、
通過チェックの大石のコンビニ着。
278.8km/2:17
19
先ほどPC4で点検をしてた方が先に到着してた。
迷ってる間に追い越したんかな?
最後の補給にピザまんとコーラ。
さすがに眠くなってきたので、
カフェイン補給やね。
また先に出発。
鹿跳橋を渡ると川沿いに南下、
この区間が単調で辛い。
県境を越えて京都府に入った辺りで、
霧が出てきた。
前回走った記憶を頼りにしてたけど、
霧に包まれると分からん・・・
迷ってないのに迷ったと錯覚して、
慌てているところにさっきの方が来た。
これ幸いと御一緒させていただき、
しばし2人旅。
20
途中スローダウンした方はいたので追い越し、
御一緒した方が装備を見直すのかまたストップしたので、
後ろから3番目になったところでまた一人旅。
若いニイチャンが事故をおこして道を塞いでたのを通過、
族?らしき集会を横目に、
ようやく天ヶ瀬ダム。
激下りのまま宇治市街に突入。
鳳凰堂は相変わらず分からず仕舞いです。
ここからカムループス通りという、
カワイイ名前の道を行きますが、
名前とは裏腹に長い登りと下り、
最後にヤラシイコースを走るもんやで。
JRの線路をくぐるところで一人迷ってたので吸収、
大久保駅高架まで先導し、
そのあと先行、
つまり後ろから4番目?
で、
そのままゴール。
急いでリンゴジュースを買いレシートをもらうと、
何とか時間内でした。
302.8km/3:47
21
その後すぐにさっき御一緒だった方がゴール、
スローダウンしてた方は間に合いませんでしたので、
最後尾はこの方ということですね・・・残念。
あとはのんびり提出場所のファミレスへ移動、
カードを提出、
メダルの申請、
ついでに次回京都400kmのエントリーを済ませました。
記念に、
「京都三百粁完走」
の栞をもらいました。
なかなか凝ってますね。
流れ解散になったので、
ハンバーグを食べ、
始発電車の時間が来るまでダラダラし、
帰路につきました。
ってこの時まだ新聞をお腹に入れたままやった!
走行距離:キューシート 302.8km
実走 312km
走行時間:19時間47分
装備
半袖ドライTシャツ(モンベル)
長袖ソフトシェル(モンベル)
ゴアテックスレインジャケット(モンベル)
パールイズミレーパン
ゴアテックスレインパンツ(モンベル)
ヒザサポーター(百均)
パールイズミレインキャップ
サイクルウインドジャケット(モンベル)
指きり手袋(ウエパー特価品)
ウインターグローブ(ルイガノ)
裏起毛ゴム手袋(スギ薬局)
手ぬぐい(モンベル)
ウエストバッグ(Jackwolfskin)
フレームバッグ(Jackwolfskin)
防水サドルバッグ(オルトリーブ)
工具類
サプリメント(アミノバイタル)3〜4本
書類関係は小分けにしてジップバッグに入れて保管
update 120401