10.02.20 BRM220中部300
00
今回は初の2週連続参加。
最初に公開されたマップを見ると、
海岸沿いを鳥羽に向かう超平坦コース。
これなら重いランドナーで、
風を切り裂いて走れると思いエントリー。
ダメでもエスケープは楽そうや。
ところが渋滞回避等のためコースが2度変更。
いなべ経由で津市街をバイパスで回避する、
少し山側のコースになってしまった・・・
えらいこっちゃ。
01
前週の200kmブルベの疲れが癒えたか微妙なまま、
当日。
愛知県一宮の光明寺公園に集合。
ブリーフィング・車検を済ませ午前8時スタート。
良く見ると隣に三船雅彦氏が!
でも準備が出来ていない間に集団が出て行った・・・
最初は距離調整に逆方向へ往復2.7kmをオープニングラン。
ちゃんと2車線あるサイクリングロードを進み、
折り返しにあるコーンを回ってスタート地点へ。
スタッフの見送りに手を振りさあ出発!
寒さが予想以上に厳しい中、
木曽川の河川敷を南下します。
河川敷には何故か羽虫が大量発生、
顔や服に当って大変でした!
最初は大渋滞でしたが、
川を渡る頃には5・6人のグループに分かれました。
ここから10kmほど、
岐阜県海津市のこの辺り、
「輪中」と呼ばれる水害防止の高い堤防に囲まれた、
海抜0m地帯を走ります。
左に木曽川の、
右に揖斐長良川の高い堤防が見えます。
02
揖斐長良川を渡ると三重県、
桑名市多度町です。(39.6km)
キューシートが示す右折ポイントを曲がると、
多度神社の大きな鳥居越しに、
長いまっすぐな上り坂!
平坦が続いた後にこの坂は圧巻でした。
おまけに雪がちらついて寒い寒い!
(やはり近畿の雨の女王様が参加してるだけのことはある・・・)
緩く長い登りを越え、
下ったところがいなべ市員弁町。
ここで右折ポイントを間違え一度コースアウト。
早く曲がりすぎた様子。
2人ほどついて来たが地図を見るわけも無く立っている。
(何か変やな)
コース復帰までついて来た。
どうやら4人組で走っているらしい。
他の2人が待っていた。
放っておいて進み、
PCの手前、
信号待ちで後ろの方に声を掛けられる。
「いつもHP見てます」
Nさん、
これでお会いするのが3度目とのことでしたが、
覚えてなくて申し訳ない、
物覚えが悪くて失礼をしました。
10:40 PC1のコンビニ到着。(54.6km)
丁度bossさんが出発するところで、
話せずすれ違い。
有人チェックなのでカード提出、
ミルクティとバナナを補給して出発。
03
最初、
鈴鹿山脈に向かって少し走るがスゴイ向かい風。
国道306号に入るとややおさまり、
ここからキューシート1行で40.8km!国道を延々進む。
菰野までは昔歩いた東海自然歩道沿いなので、
懐かしい地名を辿りつつ、
御在所岳を眺めながら快適に進む。
と、
菰野の先で急に道が細く山道になり、
一気に疲れが出た。
なんとか山を越えると四日市市、
宮妻はお茶の生産地なので茶畑が広がっている。
11:54 コンビニで水を補給がてら休憩。
1人昼食を摂っていた参加者がいたので挨拶。
リップクリームを忘れたので購入し塗り、
ウィダーのチョコウエハースとコーラで小腹を満たし出発。
この辺りで足に違和感。
前回サドルを上げたが、
まだ低い気がするのでもう少し上げてみる。
ハンドルは低くなったがいい感じ。
そのまま進む。
40.8km進んだら次は中勢バイパス。(97.3km)
バイパスは苦手や。
緩いアップダウンと風に悩まされる。
途中一度休憩。
持ってきたフライビンズ(塩分補給兼用)と野菜ジュースを摂る。
クローズ時間を気にしていたが、
自作シートの時間が間違っていて、
予定より1時間余裕があることに気付いた。
という事で、
寄り道1回は行けそうやな。
04
バイパスが終わり県道を進み、
津市久居到着。
コースを外れまっすぐに「鰻乃路」へ。(112km程)
ウナギ3切れの並丼を注文、
身は柔らかく皮はパリッとした美味いウナギに、
満足してコース復帰。
久居市街を抜け、
産地である梨畑を抜け、
近鉄の高架を越えたところ、
14:30 PC2コンビニ着。(118.0km)
あの4人組が飯を食べていた。
キューシートを広げてみていたから、
走りながらチェック出来て無いのでは?
レシートチェックなので、
ポケットティッシュと水を補給して出発。
貯金は1時間。
足はまだ大丈夫や。
10kmほどで松阪市街。
路地を抜けるコースを迷いながら見つけて進む。
ここで帰路の三船雅彦氏とすれ違う。
速い!!
ここからたくさんの方とすれ違い、
挨拶を交わしながら進む。
皆にパワーをもらう様に、
テンションを上げて進む。
(実は追い風でもありました)
05
JRと近鉄を高架で越え、
松阪から伊勢へ、
近畿の600kmコースを逆行するように進む。
近畿ブルベの馴染みの面々も次々にすれ違います。
伊勢の郊外でbossさん発見、
車の陰で挨拶は不十分でした。
道幅が広がり、
建物も増えて伊勢市街に入っていきます。
伊勢市駅前でキューシートの交差点名を、
真面目に探しすぎてコースアウト。
道なりに外宮を目指すとPC方面にいける様や。
高速道路をくぐるとコンビニの看板が見え、
16:25 PC3コンビニ到着。(156.2km)
スタッフの方に、
PC2のレシートを渡してチェックを受ける。
休憩中の方に久居での寄り道を見られたみたいで、
「どこに向かってたのですか?」
と聞かれ、
『ウナギ食べにちょっと』
と笑いながら答るしかないです。
ここで例の4人組の話が。
ライトは光量の足らなさそうな1灯装備らしい。
本当に大丈夫か?
06
ウィダーインゼリーを飲んで折り返しの伊勢神宮へ。
伊勢神宮の五十鈴川の鳥居前、
自転車置場に到着。(157.8km)
他に到着していた参加者は2人。
どうやらスタッフはいないようで、
写真撮影は必須では無いみたい・・・
とりあえず、
おのおの適当に写真を撮る。
何か食べようか・・・
と思うがまだまだ観光客が多い。
とりあえず赤福を買おう!
並んで待つと、
目の前でオバチャンが大量買い・・・
「あと2つで〜す」
と店の方が言ったときに自分の前に2組待ってた・・・
売り切れかいな!?
仕方ないので割高やけど、
残ってた2個入りの箱を3つ買う。
参加者のうち1人、
やはり買いそびれて2個入りを買っていた。
小径で参加されているこの方、
PCでは水分補給のみ、
あとは寄り道しながら走っているとの事。
ブルベを楽しむ人がここにも!
この方に松阪の寄り道ポイントを一つ教えてもらい、
伊勢市駅前で別れました。
07
17:00 帰路につく前に、
少しだけ腹ごしらえ。
駅前のたい焼き屋に、
ブルベライダーが4人ほどいたのをチェック済。
「たいふく」でたい焼き1個購入。
柔らかい皮でしたが、
程よい甘さが疲れに効きます。
「今日は自転車がたくさんはしってるけど、
何かあるの?」
『一宮から伊勢神宮を往復してるんですよ』
「えっ、今から帰るの?気を付けてね」
こういう会話もブルベの楽しさの一つやね。
08
17時過ぎ伊勢市出発。
松阪で腹ごしらえと思って走り出すと、
渋滞と向かい風で全然進まない。
このままでは・・・
と松阪寄り道を断念、
フライビンズと水を補給、
防寒着を着込んで、
10km先のPC4(PC2と同じコンビニ)で補給することにした。
PCまで走る間に日は完全に暮れ、
寒さが急に厳しくなってきた。
今回の装備は・・・
上:モンベル速乾長袖ハーフジップシャツ
モンベルフルジップソフトシェル
モンベル軽量ウインドブレーカー
メット下に手ぬぐい
180℃イアウォーマー
インナー+薄手山用防寒手袋/モンベル防水手袋
下:スキー用タイツ
モンベルGOA-TEXレインウエア
ミズノブレスサーモ靴下+靴下カイロ
トレッキングシューズ+モンベルシューズウォーマー
なので上半身が少し頼りない。
コンビニで少し追加装備しておこう。
と色々考えていると、
牛丼屋の看板。
寒いコンビニの軒先で飯を食うより・・・
と迷わず店に入り、
18:50 ネギ玉牛丼と味噌汁で補給。
暖かいご飯が疲れた体に沁みました。
09
店を出てすぐ、
17:15 PC4到着。(192.9km)
防寒装備の追加で、
新聞・・・丸めてお腹に空気層を作り断熱
使い捨てマスク・・・口周りの防寒
靴下カイロの効き目が切れたので張替え、
行動食を少しと食後の濃いミルクティーで補給完了。
ここでNOJIさんと会いました。
先に行ってたはずが、
伊勢でキャットアイ(道路に埋まってる反射材)
を踏んでタイヤトラブルがあったそうです。
時間的にはまだ大丈夫、
ゆっくり走るとおっしゃりながら先行されました。
10
装備を整え出発。
新聞は断熱が効きすぎて少し暑いくらい。
マスクはメガネが曇るので、
口とアゴを覆うと良い。
久居市街でサイクルショップの前を通ると、
「頑張って!」
と声を掛けられました。
有り難いことです。
県道から中勢バイパスへ入るところでコースアウト。
5分ほどロスして何とかコース復帰。
夜のバイパスはさらに苦手。
黙々と走るだけです・・・
10kmのバイパスが終わって国道306号線、
1行40.8km区間に入ります。
いきなり長いダラダラの登り。
おまけに少し向かい風。
(間に合うんか?)
と思って走っていると、
目の前の自販機のあかりの前に人影。
NOJIさんや。
たまらず休憩。
コーラを一口。
やっぱりブルベにはコーラやな。
しばらくすると坂の下から数人やって来る。
同じように自販機で止まったのは、
4人組。
中々頑張るやん。
11
彼らを残しNOJIさんと出発。
ペースが違うので徐々に離れていく。
でも近くに誰かが走っているだけでも心強い。
少し気持ちが軽くなって進む。
鈴鹿郊外でライトのバッテリーを交換するNOJIさんを抜き、
登りで押している方を抜く。
四日市を抜け菰野の山を下ったところで、
22:30 コンビニ休憩。
缶じゃないホットコーヒーと、
ウィダーチョコウエハースで補給。
店内にテーブルがあったので、
暖かいところで休憩できたのが有り難かった。
12
ここからPC5まではフラットと思ってたら、
意外と登り基調。
15kmほどなのにペースが上がらず、
疲れも出てさらに自販機で2ストップ。
固形物が欲しくなってきた・・・
40.8km区間を終えるとしばらく走って、
23:30 PC5(PC1と同じ)到着。(256.3km)
暖かい物を食べようと思い、
スープパスタのカルボナーラ味を購入。
おにぎり1個と合わせてお腹にシッカリ納める。
しばらくしてNOJIさん到着。
お互い無事ここまで来れた事を喜ぶ。
とはいえまだ少し登りを残しての50km、
時間に余裕を持って0時過ぎに出発。
13
いなべから多度へ、
最初の登り。
意外と短くピークの交差点に到着。
スピードに乗りT字路を間違えずに右折。
往路アップダウンが多かった印象だが、
復路は下り基調。
少しの登りとたくさんの下り、
あっという間に大鳥居をくぐり山ゾーン終了。(270.3km)
まだ0時半過ぎ、
なぜか小腹が空いたので、
コンビニで休憩。
ヘルメット+マスクをしたまま店に入ると、
定員さん変なモンを見る目をした・・・
缶コーヒーと行動食のウィダーチョコウエハース。
あとは川沿いのフラットコース35km。
14
揖斐長良川を渡りまず岐阜県。
輪中はコース沿いに街灯が光り、
車の通行も皆無で、
星も綺麗。
北斗七星を頼りに北へ進む。
木曽川を渡っている最中、
情報板の気温が2度から1.9度に。
気温が下がってるんや・・・
あとは河川敷をゴールまで。
夜の河川敷は辛い。
景色が単調な上、
対向車線の自動車のヘッドライトで道が見えなくなる。
自転車やと思ってハイビームを落としてくれない。
距離感も無く走っているうちにまた小腹が空く。
何箇所か集落の中を通っていたのを思い出し、
そこにある自販機で缶入りコーンスープで一服。
名鉄の踏切を越えるとようやくゴールの実感、
国道をくぐって公園までがウイニングロード、
白く光るゴールのテントが見え、
2時55分、
ゴール到着。(305.5km)
ほとんどの方がゴール済みで、
駐車場の車はまばらでした。
15
PC4・5のレシートを提出し、
最終チェック。
メダル申請をして無事完了。
程なくしてNOJIさん到着。
お互いの完走をたたえてしばし談笑、
眠い目をこすりながら帰路につきました。
おしまい。
走行距離:キューシート305.5km(メーター309.12km)
走行時間:18時間55分
平均時速:16.15km/h(16.34km/h)
one point
・厳寒期のブルベは余裕を持ちつつ、寒くなる前に早めに進む。
・直前でコースが変わったので、キューシートにミスがあった。
事前に地図チェックも必要やな。
update 100306