10.02.13 BRM213泉佐野200(ノースタッフ)
00
7時前、
輪行にてりんくうタウン駅着。
水分・補給食を購入し、
自転車を組み立ててスタート地点へ。
道中ノースタッフのブルベという事で、
スタートチェックに数名のスタッフさんのみ、
ただし主宰は一般参加で走られるので、
スタート前の雰囲気はいつもと余り変わらかった。
01
申し込みを済ませ8時スタート。
一斉ではなくバラバラに出たので、
大阪府内は渋滞も無く進む。
但し2ヶ月ほどマトモに走ってなかったので、
往路の雄ノ山で既に足が疲れ始める。
ピークを越えると後は平坦なので、
09:10 何とか和歌山の通過チェック到着。
ペースが上がらないのは想定内なので、
水を買い足しレシートをもらってすぐスタート。
ここで10台くらい追い越したと思う。
まあ、
遅いので途中どんどん抜かれていきます。
どうやら登りの脚力は全然なさそうなので、
途中、
距離はあるけど高低差の少ない、
旧道を使えるところは全部使うことに。
桃山の旧道に入ったところで気が付くと、
後ろに8人ほど付いて来てる。
後ろで見てて楽やと思って付いて来たんやな。
調子が悪く20km/hほどで引く形になったので、
「遅いから先に行ってください」
といっても行かない。
開き直ってゆっくり走る事にした。
かつらぎの旧道に入ったところで、
どうもハンガーノックに近い症状。
紀ノ川を見ながらおにぎりとパワーバーを食べて休憩。
大分足(太ももからヒザにかけて)が重い。
02
無理せず18〜9kmで走っていると、
キャノさん一行に追いつかれる。
キャノさんのスタートが遅れたので、
少し後から出発したみたいや。
あっという間に追い越され、
「この先の伊咲亭(洋菓子屋)でまってるで〜」
という言葉を残して消えていった。
この調子やったらここで寄り道したらヤバイで・・・
と思いながらも、
駐車場で手を振る一行に引き寄せられ、
10:30 伊咲亭にストップ。
コーヒーとケーキで休憩する3人を残し、
アーモンドタルトを口に突っ込んで先に出発!
タルトを水で飲み込んで、
九度山町に。
先日ステムを変えたときに下げたサドルが気になり、
ストップして1cm上げる。
少しだけヒザが楽になったが前傾がきつくなる。
足の疲れを無くすのを優先して進む。
03
学門路(かむろ)でいつものオバチャンの店に寄って、
草餅を5個購入。
「関空から榛原まで行って帰るんやろ!」
オバチャンもかなり近畿ブルベが分かってきたな。
「さっきもニイチャンが1人買っていったで!」
その人のことは多分知らん・・・
今日は店内に3人ほど、
近所のオバチャンが集まってて、
楽しそうやったけど、
先を急ぐので別れを惜しんで出発。
何度走っても退屈しないコースや。
寄り道を減らして浮いた時間でペースを落とし、
ゆっくり足をいたわりつつ進み、
11:50 PC1五條病院前コンビニ着。
何とか45分の貯金。
前から気になっていた、
コンビニの裏にある堤防に登ってみる。
思ったとおり五新鉄道の線路敷跡やった。
(昔五條から新宮まで鉄道の計画があったのです)
04
昼はちゃんと食べたかったので、
PCを早々に出発、
国道24号へ向かう。
ここも交差点が地下道なので、
1本東の路地へ行こうと信号を渡ります。
すると後ろに1台・・・
「こっちは正規ルートやないですよ」
『付いて行かせて下さい』
・・・またか。
24号線の長い坂を登った所で、
「ここで昼飯を食うけど?」
『じゃあ先に進みます』
と、
すぐに別れた。
で、
やっぱりアトム食堂。
昼飯のピークの終わりで店内は一杯やったけど、
食べ終わっている方が多いので、
45分の貯金を使ってガッツリ食べる事にした。
スタミナ補給にステーキ丼は決めてたが、
壁に「かす汁あります」!?
・・・この2つで決定!
ステーキ丼はいつも通りの美味さやけど、
かす汁は上品!!
きめが細かく具もたくさん、
寄って正解。
05
さて、
疲れた足でどこまでいけるか分からんが、
13:00頃出発。
国道を離れるといきなり工業団地の登り。
まだステーキ丼は力に変わらないのでゆっくり進む。
越えると一気に下り飛鳥までは平坦な快適コース。
今回公開された飛鳥までの迂回路も、
信号が無く快適。
問題なく飛鳥駅前到着。
ここからは登り基調のアップダウンが続く。
で、
とうとう忍坂。
ヨロヨロと上り始めるが、
登坂車線が始まるまでにギヤを使い果たし、
散々考えたが歩いて足を休める事にして、
2斜線区間の真ん中で自転車を降りた。
歩く筋肉は違うもので、
勾配が緩くなる信号の手前まで歩いて回復。
あとはPCまで緩い下り、
途中で復路につくキャノさん・ミホさんとすれ違い、
クローズ15分前、
14:45 折り返しPC2榛原篠楽コンビニ到着。
意外にもたくさんの方が残ってた。
06
榛原のPCでは食事をせず、
プリンとコーラで補給。
近畿ブルベ主宰のO氏が、
小径車で一般参加されていたので、
少し話してクローズの15時少し前に出発。
足は依然不調なので、
忍坂までの緩い登りはゆっくり走ります。
途中誰ともすれ違わないので、
どうやらPC2に居る方々が最終グループのようです。
忍坂を一気に下り、
高取までは調子良く進みます。
喜んだのもつかの間、
吉野口辺りでペースダウン。
工場団地への登りは諦めて押しました。
ここでOさんと合流、
そのまま一緒に、
16:35 PC3五條住川町コンビニ到着。
07
ここでまたまた最終グループ集合。
小腹が空いたので、
パスタとおにぎりで補給。
日没前に防寒着をチェックしていると、
みなさん既に出発済み。
クローズ(17:04)の5分前に、
最後尾で出発しました。
五条市街は長く緩やかな下り、
足を温存しながら距離を稼ぎます。
帰り道、
残り時間の事を考えると、
今回の実走距離が210km、
PCのクローズ時間は200km完走をベースに計算されているので、
10km多い分最後に時間が足りなくなる。
行きと同じペースでは時間が足りない!
行きの「寄り道」に使った時間を差し引けば、
何とかたどり着けるか?
足の具合が悪いので、
その分遅いがどうなるか、
考えた末、
急ぐ(巡航25〜26km/hくらい)と、
途中で足が回らなくなる(巡航18〜19km/h)ので、
少しだけペースを落として(巡航22〜23km/h)、
足をだましだまし走る事にした。
08
何とか橋本まで戻ってきたところで、
いきなり後ろからキャノさんとミホさんが現れた!?
何で???
と聞くと、
五條の鮪屋で休憩していたらしい。
「このペースではゴールは微妙やなぁ」
としばし会話を交わして二人は先行、
ホントに最後尾や・・・
まあ、
慌てても足は最後まで持たないので、
さっきのペースを守る事にした。
内心、
去年のBRM214近畿200kmのペースと、
周りの暗くなり方を比べて、
やや遅かったので少し焦ってはいましたが・・・
五條〜和歌山の中間点過ぎにあるコンビニに、
Oさん一行(3台)発見。
これも何で???
と思ったが、
この方達のペースでいいなら多分大丈夫、
(足が無事なら・・・)
と少しだけ安心しながら追い越し、
最後尾脱出です。
09
170km辺り、
あれだけ重かった足が嘘のように回りだしました。
漕ぎ方に問題が有ったようです。
(ここまでダンシングをほとんど使わずに漕いでいたと思います)
足が回ればこっちのもの、
どんどん進みます。
通過チェックのコンビニの看板が見えたときは、
本当にホッとしました。
19:20 通過チェック和歌山コンビニ到着。
着いた時、
ここにも10名くらいは居たと思います。
程なくしてOさん到着。
19:30が安全圏と思ってますので、
もう充分時間はあります。
Oさんは1時間半あれば戻れるとおっしゃいましたが、
足がまた動かなくなるといけないので、
濃〜いミルクティとプリンを補給して、
少し早い目に出発。
最後の雄ノ山峠に向かいます。
10
雄ノ山は、
さすがに2つめのヘアピン手前で潔く押しました。
漕いでも押しても進んでいればブルベはゴール出来る、
初心に帰って押しました。
ピークを越えると長い下り、
一気に進みましたが見事に踏み切りにつかまりました。
府道に出るとあとは橋を2つ渡るだけ。
この辺りで足は完全に売り切れ、
巡航20km/hぐらいしか出てなかったと思います。
で、
無事りんくうのコンビニに到着。
21:06がレシートの時刻でした。
ゴールにトイレが無いのでトイレを済まし、
いつものゴール地点へ。
キャノさん・ミホさんが待っていて、
何とかゴールできた報告。
で、
レシートをまとめカードを記入して、
無事ゴールとなりました。
せっかく苦労してゴールしたので、
思い出の意味も込めて、
メダルを申請、
スタッフの方にお礼とお別れを告げ、
帰路につきました。
※写真は・・・余裕が無かったので後半はありません!
走行距離:210.6km(メーター216.18km)
走行時間:13時間06分
平均時速:16.07km/h(メーター16.50km/h)
one point というか反省点
・走らずにブルベに参加しない
・走り続ければとりあえず時間内にゴールできる(これ大事)
update 100306