09.02.14 BRM214泉佐野200
往路 和歌山市のコンビニにて 新車です
00
2009年初ブルベは雨混じりの曇り。
ただし天気は快方に向かっています。
さらに気温は4月並みに高く快適みたいです。
輪行で集合場所に向かいました。
今回は新車(丸石エンペラー)で参加、
キャリア・バッグの装着が間に合わず、
荷物はすべてザックに入れての参加です。
7時半出発地点に着くと、
丁度分割スタートの前半組が出た後で、
申し込みを済まし、
ブルベカード(今年からデザインが変わって水色です)を受け取り、
車検とブリーフィング(走行前の注意事項説明)を受け、
知人と歓談しながらスタートを待ちました。
スタート前 車検中です
01
スタート(大阪府泉佐野市)〜通過チェック(和歌山県和歌山市)
100名を越す参加者を2組に分けてのスタートで、
8時スタートの後半組で出発です。
海沿いに大きな橋を2つ渡りますが、
いきなりここで付属の空気入れを落とし、
拾っている間に出遅れました。
路面は雨の水が残り、
走りにくいのですが、
さすがに泥除けつき、
全然問題ありませんでした。
ただ前を走る自転車の水しぶきだけは、
どうにもならなかったんですけど・・・
雄の山峠の和歌山側下りは、
工事中片側交互通行でスローダウン、
それ以外は問題なく、
通過チェックの和歌山市大垣内ローソンに9時15分頃到着。
予想以上の暑さに、
アンダーのタイツを脱ぎ先に進みます。
02
通過チェック〜PC1(奈良県五條市)
タイツを脱いだ分快適になりましたが、
ザックは重くなり、
さらにお尻に負担がかかります。
実は、
仕事場から出発するために、
前々日から準備していた装備の中に、
あろうことかパッドつきインナーを入れ忘れ、
普通のトランクスと雨具で走ってました。
10時50分頃、
橋本の学文路(かむろ)で休憩、
いつものよもぎ餅屋さんに立ち寄る。
去年の2月のブルベで大雪のとき、
避難させていただき、
ストーブに当たらせていただいた縁で、
毎回寄らせていただいてます。
「ああ、兄ちゃん、餅やな・・・はいこれ!」
言わなくても買うものが分かっているようです。
オバちゃん 相変わらず元気でした
また5月のブルベで寄ることを伝えて出発。
11時15分頃、
奈良県五條市に入り、
PC1が近づいたところに、
前から気になる豆腐屋さんがあり、
今回は思い切って入ってみることにしました。
この看板が気になってました
おばあちゃんが一人で店をみていて、
その場で食べても良いとのことなので、
1丁その場でしょうゆを掛けていただきました。
これで半分の量
美味かったんですが、
冷奴はもっと暖かくなってからの方がエエですね。
国道168号辺りで小雨に降られたけど、
じきに止み、
11時40分PC1到着。
1時間弱の貯金です。
チェックを受けて水を補給したらすぐ出発しました。
03
PC1〜PC2(奈良県宇陀市榛原)
国道24号線を東に進み、
12時過ぎ、
帰路のPC3が見える辺りにある、
「アトム食堂」で昼食。
中はトラックの運ちゃんや作業服を着た方で一杯。
他にもブルベ参加者が1名、
やはりここは外せません。
定食は遅くなると思い、
おでんと小ライス(豆腐が腹に残ってたため)と味噌汁に。
豆腐が腹に残っていたので小ライス
次こそはステーキ丼を食べる事を誓い出発。
24号線を脇にそれ、
明日香に向かいます。
12時40分頃、
途中吉野口の先にある大森末広堂で、
きな粉団子をいただく。
1本70円也
これまた美味!
お店のおばあちゃんと話していると、
参加者の方がすでに数名立ち寄られていて、
どこからどこまで走っているかは、
もうご存知でした。
おまけにあんこのせ草団子を1本ご馳走になったけど、
このあんこも甘さ控えめで美味かった!
1本80円也
きな粉団子より草団子のほうが高かったのが恐縮ですが、
ホントにご馳走様でした。
あとは高取〜明日香〜桜井と抜けて、
問題の忍坂(おっさか)。
4km続く直線の登り坂です。
新しい自転車で上るのは始めてで、
少し心配していたんですが、
前のクロスバイクよりも軽いギヤがあるので、
何とか上りきり、
忍坂頂上付近 中央奥に見えるのは多分 額井岳(大和富士)
緩い下り坂を降りたところのPC2に、
14時20分頃到着。
この間でかなりザック重量が腰とお尻に負担を掛けていて、
鈍い痛みが続いていました。
PC3のスタッフさんと橋本の草もちを食べました。
美味い。
あんこが絶妙。
少し疲れが癒されました。
04
PC2〜PC3(奈良県五條市)
クローズ(15時)の少し前に出発、
自走スタッフの2人と一緒にしばらく走ります。
忍坂を一気に下って桜井のクリーンセンターの坂道を登ります。
ここは野犬出没ポイントですが、
幸いこれまでに遭遇した事がありません。
割と長い登りなので出会うと厄介やといつも思います。
今回も無事通過、
何とか明日香まで戻ってこれました。
ここで後続を待つ自走スタッフさんと別れ、
2人ご一緒に吉野口〜五條を走ります。
疲れがピークになりペースが落ちたので先行していただき、
のんびり走り、
最後の奈良テクノパークの急勾配の登りを越えて、
16時10分頃、
PC3に到着しました。
ここで唐揚・ドーナツを補給、
アミノ酸を飲んでしばし休憩、
夕方というのにそれほど寒くなさそうなので、
軽装で進むことにしました。
05
PC3〜通過チェック(和歌山県和歌山市)
日没が近い夕暮れ時は、
視認性が悪く自動車とのトラブルに気をつけて、
早い目にライトを点灯して走ります。
悲しい事にこの時間になると、
行きに立ち寄った店がほとんど閉まっていて、
寄り道が極端に減り、
楽しさが半減します。
その分距離が伸びるので、
気が付くと和歌山の通過チェック、
19時前です。
予定より大分早く着いてしまいました・・・
この間九度山兄井で1度、
携帯食を食べに小休止しただけでした。
この区間 唯一の途中休憩中
最後に雄の山を越えないとアカンので、
充分に補給します。
通過チェックポイント みなさん最後の休憩中
ゴール前にあの峠越えが残っているのは、
いつ参加しても憂鬱です・・・
06
通過チェック〜ゴール
少し寒くなってきたので、
ウインドブレーカーを着込んで、
コンビニ裏の細い路地道を出発。
JR布施屋(ほせや)駅を越えたところで川沿いに登りますが、
痛恨のギヤチェンジミス、
フロントが重いままなので坂の途中でストップ、
やむなく押して登りました。
Wレバーは早い目のギアチェンジが必須だと、
痛感しました。
紀ノ川を渡り山に向かって走ります。
危険ポイントのコンクリート側溝蓋が空いている部分を通過、
2年前ここにタイヤを落として夜中にパンクした事は、
未だに忘れられません。
徐々に勾配がついてきたので、
民家の明かりが残っているうちにウインドブレーカーを脱ぎ、
登りに備えます。
旧道から県道に入り、
暗闇の中ゆっくり進みます。
普段ならこんなところ一人で絶対に走らんやろうな・・・
たまに通過するJR列車のあかりが眩しく思えます。
さてしばらく走ると前面に壁のようにヘアピンが見えてきます。
始めから押すつもりで工事信号を通過、
先行していた数名が前を押して進んでいます。
カチャカチャと音が聞こえるのは、
みなさんビンディングペダルの金物を、
靴底に装着しているからですね。
自分はトゥークリップなので軽登山靴、
良いのか悪いのか、
「押し」の時は?快適に進めます。
時間を掛けて雄の山峠を越え、
暗くなった下りを飛ばします。
今回急造装備のため、
ハロゲンライトのブラケットが緩く、
走っている最中に下を向き続け、
補正するのに苦労しました。
何とか大阪府側に下りきり、
広い府道に戻ってきたら、
ようやくゴールが近い実感が沸いてきます。
南海の踏切を越え、
2つの橋を歩道で渡って、
20時45分ゴール。
ブルベカードをチェック。
署名して提出したら完了!
09初ブルベは何とか完走できました。
ここで差し入れのカップラーメンとコーヒーをいただき、
一息つきました。
07
終了後の寄り道
クローズ時間(21時半)が過ぎ、
ゴール撤収後、
スタッフカーに自転車を搭載していただき、
そのまま堺の大浜へ。
魚市場の天ぷらやで軽く打ち上げ代わりに食事。
貝汁をすすり、(殻は足元に捨てます)
くじら・アナゴを始め7〜8品食べて締め、
1人2000円以下でおさまりました。
自転車をここで下ろしていただき、
スタッフの一人、
キャノさんと自走で大阪に向かいます。
途中玉出でキャノさんの馴染みのバー「タクリーノ」にまた寄り道。
ライブの後で、
まだたくさんの方がおられましたが、
ここは自転車乗りが集まるバーで、
しばし楽しく時を過ごす事が出来ました。
ここですでに日付が変わっていました。
200km走った後なので、
疲れも出て眠くなってきた・・・
早々に店を出て、
大阪市内を抜け、
キャノさんと別れた後、
事務所に戻り、
シャワーを浴びた後、
ビールとチューハイを1本ずつ呑んで、
寝袋に入って爆睡しました。
Onepoint
やはり暗くなってから雄の山峠を走る場合、
LED1灯では暗すぎます。
自分はハロゲン1灯追加し、
下りだけ2灯で走る事にしています。
橋本〜五條周辺に寄り道ポイントが大分増えました。
寄り過ぎないように注意したいですね。
あとは中間点で幾つか欲しいです。
それと夜間営業しているところ。
走行距離:210.6(+16.7)km
走行時間:12時間45分(ブルベ中のみ)
平均速度:16.5km/h(ブルベ中のみ)
update 090222