08.03.16 BRM316名古屋200
浜名湖 向こうのバイパスの先が海
00
3月2回目のロングライドは、
初の名古屋開催の200kmブルベ。
前回MTBでかなりシンドイ思いをしたのと、
今回は正式ブルベやから、
去年使用したクロスバイクで参加する事にした。
車に自転車を積み込み、
土曜21時就寝。
日曜2時起床で奈良を出発した。
名阪国道・東名阪・伊勢湾岸道を乗り継いで知多半島へ向かう。
途中高速道路のパーキングで水分と行動食のチョコを買い、
5時前に集合場所の新舞子の駐車場に到着。
誰もいない・・・1番乗りやった。
オカンが用意してくれたおにぎりを食べてるうちに、
どんどん車が増えてきた。
スタート地点にて
01
6時過ぎ、
自転車を組み少し走る。
今回の自転車 インターマックス アクア'05
後輪のブレーキが鳴くので調整。
準備を整え6時半受付、
ブルベカードに名前を記入してブリーフィング。
PBP参加者の紹介、
主催挨拶などがあり、
車検後7時ジャストにスタートした。
新舞子ファインブリッジを渡ると名鉄新舞子駅、
運悪く踏切が降りて参加者が詰まって渋滞、
10人くらいの集団になる。
しばらくアップダウンが続きバラけたと思ったら、
草木交差点でまた渋滞、
10人くらいでまた並走となった。
普段は周りに比べてゆっくり走るんやけど、
信号が多いので集団に引っ張ってもらい離れずに進む。
付いていくと道に迷わないけど道を覚えない、
帰りのことを考えて後ろを振り向きながら景色を記憶した。
県道46号の衣浦大橋周辺は三州瓦の産地で、
瓦工場が並ぶ少し旧いイイ感じの町並み。
ただお婆ちゃんが道端をのんびり歩くので走行に注意が必要やった。
02
県道50号に切り替わり、
大浜小北交差点で国道247号に出るころには、
並走者は4・5人に減って快適に流していたが、
寺津大明神交差点右折ポイントで渋滞、
また団子状態に戻った。
信号待ちのとき1列は危険なんで、
歩道に皆が退避すると順番がムチャクチャになり、
気がつくと最後尾になっていた。
ここから20kmは信号が少し減ったので、
徐々に集団がバラけて2・3人の方と並走、
三ヶ根山麓のアップダウンを過ぎると目前が開けて、
競艇場を過ぎると蟹洗交差点、
右折してしばらくで54.4kmのPC1、
セブンイレブン蒲郡港町に9時25分到着。
03
今回はすべてレシートチェックなので、
必ず何か買わないとアカン。
トイレを済まして水分と補給食のみ購入、
サッと食べてすぐに出発。
普通PC1を出れば適当に分かれるんやけど、
国道23号に合流する十能交差点で大渋滞、
ここから25kmほど20人位かたまって走る事になった。
確かにペースは上がるけど、
横を走る車にとっては迷惑やろうな・・・
途中東幸町で数人の方と1回分信号を待って進んだけど、
すぐに追いついてまた集団になった。
実走スタッフの方が一人、
この辺りでご一緒したけど、
「これはマズイな・・・」
とため息をこぼしてはった。
04
岡崎小東の交差点の変則信号までで集団は分断、
鷲津・新居を抜け国道1号線へ。
周りが開けると浜名湖が目の前に現れた。
湖を渡って舞阪の並木道を抜けると、
折り返しのPC2セブンイレブン浜松馬郡店に12時3分到着。
舞阪の並木道 折り返し直前
集団走行の影響かレジは参加者で混雑してた。
レシートチェックなので渋滞するレジに並んで、
ピザまんと野菜ジュースを補給、
昼飯を食うか迷ったけど、
せっかくの浜名湖、
ウナギが食いたい!
で、
スタッフの方にリサーチ。
「この辺りでウナギの店ってどこがお勧めですか?」
『う〜ん、国道1号線沿いに走れば幾つかあるけど・・・』
とりあえず道沿いに見つけたら入るか。
05
帰路はすぐ南の国道1号線に戻り新町交差点から来た道を戻る。
浜名湖上の弁天島まで来ると、
<浜名湖料理 はませい>
と書いた料理屋があった。
高そうやけどせっかくやから入ってみよう。
自転車を前に停め、
案内された席に着く。
メニューを見ると予想以上のありえない値段の高さ!
「すいませんが、うな丼単品でお願いします・・・」
時間が掛からないのを確認して注文、
トイレを済ませ自転車から地図を出す。
レジに居た店のご主人と今日のブルベの話をする。
と、
「自転車盗られたら大変なんで中に停めて下さい。」
・・・有難い、
お言葉に甘えて店の中に自転車を持って入った。
席に戻り窓の外を見ると、
次々と参加者の自転車が走っていく。
1号線を続々と通過する参加者
時間が止まったようにのんびりしてるな・・・
しばらくしてうな丼登場、
1匹丸々のっていて、
まぁ〜美味かった。
美味かった が 高かった
肝吸いと香の物とで1杯2100円は効いたけど、
これでしばらくは元気に走れそうや。
06
満腹で<はませい>から再スタート。
しかし帰路は逆風になり思うように進まない。
栄町で信号待ちをしている間に、
土地勘のある方とご一緒になる。
聞くとやはり風に苦しんでおられた。
この方、
地図を見なくても道が分かるようなんで地元の方かな?
ペースは自分より少し速いけど、
信号で追いつくので結局一緒に進むことになった。
途中で近畿から参加している方と合流、
2人に引っ張っていただくカタチで気が付くと左手に海、
潮風を感じながら行きと同じ、
PC蒲郡港町のセブンイレブンに15時15分到着。
ここまでかなりオーバーペースで、
足にきている。
ここで携帯食・野菜ジュース・プリンを摂り、
ゆっくり休んだ。
07
あと50数キロ、
蟹洗を曲がると自動車が渋滞、
路肩を走り何台か追い越すと車の中の子供が、
「がんばって〜」
「おーい」
と声を掛けてくる。
追い越されても信号で追いつくので手を振ってみる。
車の中で大騒ぎで、
何度も「キャー」とか「わー」とか言われて、
楽しんでる間に渋滞を過ぎた。
で、
すぐに三ヶ根山麓の登り、
やはりパワーダウンしていて足が回らない。
のろのろ登っているとさっきの近畿の方に、
「お先に!」
と颯爽と追い越された。
もうついて行くパワーが無い・・・
そこを過ぎると幡豆の辺りに、
行きにチェックしていた「エビせんべい屋」が見えたのでストップ。
エビせんべいの店 買ったのはこれだけ・・・もっと買いたかった
ばら売りを期待したが袋売りなので、
一番小さいゲソをプレスしたせんべいを1つ買って出発した。
(ホントはその先の一色町がエビせんべいの名産地やったみたい)
後はマイペースで走れば充分時間内にゴールできる。
08
無理をせず残り25kmを切った所で、
17時に碧南市国道247号沿いのコンビニに入った。
駐車場には中学生らしき少年が4・5人、
体育会系のクラブの帰りか、
なにやら買い食いしてた。
ここでウインナー・トマトジュースで補給、
すると少年の一人が、
「どこから来たんですか?」
と聞いて来た。
・・・ニヤリ、
地図を出して、
『新しく出来た空港知ってる?
そのちょっと北から浜名湖まで行って、
いま戻ってくる途中!』
「え?何キロあるんですか?」
・・・ニヤリ、
『今で175km、
全部で200kmやで。』
「えぇ〜!」
『さっきこの道をいっぱい自転車通ったやろ?』
「うん。」
PC以外のコンビニで休憩すると、
たまにこんなコミュニケーションがある。
09
大浜小北から三州瓦の工場が並ぶ少しレトロな町並みを走る。
壁に大きな文字が書かれた建物がいい感じ、
思わず写真を撮ってしまった。
何の倉庫? 味噌か醤油かな
夕日を浴びて衣浦大橋を過ぎると徐々に新興住宅地に変わり、
アップダウンも多くなってきた。
衣浦大橋 夕日が綺麗
小さな上り下りで、
腹が少し減ってきたので、
携帯食のチョコをかじる。
草木の左折ポイントで、
空腹に勝てず、
ウイダーインゼリーとチョコで最後の補給、
このころにはすっかり日がくれ辺りは暗くなっていた。
10
ここから6km、
上り下りがダラダラ続いて国道155号に出たところで、
もうゴールしたも同然、
と思った途端に駅に入る道を間違えた・・・
引き返して踏み切りを渡り、
橋を渡るとゴールが見えた!
スタッフの明かりを目指してゴール!
・・・と思ったら距離の関係で、
奥にある駐車場の入り口を入って、
駐車場内でゴールになるそうや。
改めてぐるっと回ってゴール!
受付で数人チェック待ちに並んでる。
ブルベカードとレシートを出しチェック。
レシートはカードと一緒に回収していたが、
後日のデータ取りのために返していただいた。
data
走行時間 11時間42分
走行距離 200.50km
平均時速 17.13km/h
one point
■
信号が多いコースで、
ストップアンドゴーを頻繁に行う。
幹線道路に出る交差点や大きな交差点の右折で、
信号待ちが長くなり、
参加者による渋滞が何度か起こり、
直後の集団走行にやや危険を感じた。
■
海に近いコースを走るので、
アップダウンは比較的少ないけど、
良い悪いは別にして、
風の影響を受ける。
この日は帰りに向かい風となった。
■
コンビニは多いので補給は充分可能。
前半の一部を除き鉄道沿線が多いので、
エスケープも容易そう。
■
夕方の自動車の渋滞が多かった。
交通量の多い国道を走るので、
目立つ装備が必要かも知れん。
update 080320