018 乗鞍岳 2005.08.29
乗鞍剣ヶ峰を望む
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8月29日(月)朝5時半。
平湯キャンプ場の常設テントにて起床。
乗鞍行き6時45分のバスに乗るために、
大急ぎで撤収・身支度・朝食を行う。
何とか間に合ってバスに乗り込んだ。
休日明けのせいか他に数人しか利用者はおらん。
貸しきり状態で畳平を目指す。
朴の木平で数組のハイカーを乗せて、
途中槍・穂高・昨日登っていた笠ヶ岳が綺麗に見えた。
今日はバスで2,700mまで登れるので、
気負いは全然ない。
okadaは登山靴が合わなかったので、
晴天の今日は普通のスニーカーを履く事にしていた。
一昨年からマイカー規制された乗鞍スカイラインも、
今は快適な貸しきり状態や。
ふと見ると1台、
自転車で登っている人がおった。
すごい!
左奥が笠ヶ岳
01
7時40分畳平到着。
(高度計2,570m)
観光地風の駐車場を後にして山頂を目指す。
やはり手軽なせいか、
本格的な格好の人は少ない。
半分はお花畑(あまり咲いてなかったが)を回ってバスに戻るみたいや。
富士見岳と摩利支天岳の間の稜線を越えると、
目の前に剣ヶ峰が見えた。
直下の肩の小屋傍でトイレを済ませ、
8時10分山頂を目指して出発した。
(高度計2,660m)
笠ヶ岳登山の疲れは残るけど、
思うほどキツく無い登山道を黙々と登り、
8時55分剣ヶ峰到着。
(標高3,026m/高度計2,865m)
証拠写真を撮り荷物を降ろして休憩。
持ってきたリンゴを食っていると、
向こうの山が御岳らしいと聞こえる。
後ろに槍・穂高・笠が見えた。
富士山が見えなかったんが残念やけど、
十分に楽しめる景色や。
三角点と自分の影
標識とJr.・oka・okada
02
続々と登ってくる人々を横目に、
10時の帰りのバスを目指して急いで下る。
9時30分、
小走りに肩の小屋に戻って記念のバッジを買う。
続々と登ってくる人たちの格好は半分くらいは普段着や。
昨日の笠ヶ岳よりも標高が高いのに、
このお手軽感は何か腹立たしい。
何とか9時55分畳平到着。
さっきの自転車の人がおった。
この凄さを分かっているのかいないのか、
オバちゃんがシャッターを押してくれとその人に頼んでいた。
とにかく無事バスに乗り、
不覚にも景色を見ることなく熟睡。
気がつけば朴の木平駐車場やった。
03
平湯温泉にもどり、
朝市でトマトを買ったあと、
名残惜しいが平湯を後にし、
高山で昼飯とお土産を買い、
明日からの仕事のことを思い出さないように、
帰路についた。
access...
■平湯温泉
名神高速を一宮JCTから東海北陸道に入り、
中部縦貫道高山西ICから高山市街をぬけ、
国道158号線を山中に進む。
ただし、
乗鞍登山だけが目的ならば、
朴の木平駐車場の方が158号線高山寄りにあるので便利。
バスは平湯から朴の木平に戻ってから、
スカイラインに入るので、
平湯〜朴の木平往復移動時間も短縮できる。