out-door
hike

048 雲取山 2015.05.01

  

今年最初の百名山、
関東の山を登るという事で、
夜駆け朝打ちの強行で行ってきました。
初日は平日(メーデー)なので、
友人okaの子供たちは行かず、
okaと2人態勢。

oka宅を前日夜に出発し、
名神・中央道を経由して、
大月・小菅から奥多摩・丹波山へ。
早朝鴨沢の駐車場に駐車して出発。

小袖乗越に駐車場があると聞いてたが、
進入路が工事中で入れず、
仕方なしに一番下から出発したが、
十数台乗用車が停まってた。

駐車場にいたおっちゃんに聞くと、
実際は他にも進入路があり、
ここまで車で来れるようや。
来たもんは仕方がない、
そのまま進む事にした。

舗装路はこの先にある神社まで続いてて、
途中から登山路に入る。
斜面の途中を削った幅70cm位の道を進む。
段差のない土の道はよく整備されていて、
脚に優しく歩きやすい。

杉の木立の中を延々進むので、
同じところをさまよっている錯覚を覚える。
5日前のブルべの疲れが残ってるんか、
脚が重くすでに汗だくに。

1時間半ほど歩いてようやく堂所、
稜線に出る。
これは退屈な登山になると毒付き始めたが、
木立の間に富士山が見えた途端にテンションが上がった。
思ったより近くに見えるんや。

気持ちが少し上向いた所で、
七ツ石小屋到着。
有人で素泊まりもできる小さな小屋です。
ドリンク・バッジも売っているので、
帰りに寄ろう。

ここから少し登って最初のピーク、
七ツ石山。
鞍部への下りがきついので、
帰りの小屋へは別ルートで寄る事にした。

鞍部のブナ坂からは快適な稜線闊歩。
途中の雲取奥多摩小屋前で富士山を見ながら小休止。
次のピーク小雲取山への登りを越えると、
頂上直下の避難小屋が見えた。

一気に登って頂上!
と標識のそばで写真を撮るも、
人が少ない。
まわりを見るともう少し高い場所が先にあり、
そこに何人かいる。
急いで向かうとそこが頂上。
9時20分ホンマの頂上着。

お決まりの記念撮影を終え飯。
昼飯の感覚やけどまだ朝。
カップラーメンとおにぎりは定番。
しかし選んだカレーラーメンが辛すぎて、
有人に半分食べてもらう羽目になった。

そのあと、
okaがひっかけて鍋をひっくり返し、
そのまま斜面の下に落ちて行った。
歩いて下れそうなんで取りに行ったが、
途中落とした岩が偶然にも鍋に当たり、
さらに下まで落ちて行ったようや。

5分以上待っても戻ってこない。
近くに駐車場で話したおっちゃんが居たんで、
2人の名前を伝えて救出に向かうか?
と思案してたらokaが登ってきた。
手には鍋があったが・・・岩で無残に変形してた。

手では戻らないくらい堅い。
落石の威力を思い知る事になった。
これでジェットボイルを買えると、
okaはほくそ笑んでた。
次回の山行きではもっと早く湯が沸かせるに違いない。

変形した鍋でコーヒーを淹れ、
一服後に下山。

雲取奥多摩小屋あたりまで戻ると、
何か喉が渇き脚が重い。
水を飲んでも治まらないので、
ブナ坂で休憩。

恐らく軽い熱中症、
ブルべで残ったウイダーインがあったので補給。
干し梅の飴で塩分を取り、
七ツ石小屋まで何とか進んでスポーツドリンクを買って飲んだ。
ようやく回復したのでゆっくり進む。

長い道のりを淡々と歩き、
何とか小袖乗越到着。
舗装路にホッとしたが、
鴨沢までまだ結構あった。
14時30分ようやく鴨沢着。
随分時間が経ったがまだ昼過ぎ。

車に乗り丹波山村の中心部へ移動、
ガソリンを補給し道の駅で土産を物色、
民宿に投宿し、
一杯やって風呂に入り、
少し横になると17時。

晩飯まで村を散策し、
食べきれない山の幸をいただいたら、
20時速攻就寝。
明日に備え休息しました。


往路
鴨沢(約550m)5:00〜村営駐車場(小袖乗越)〜堂所6:40
〜七ツ石小屋7:30〜七ツ石山(1757m)〜雲取奥多摩小屋8:30
〜小雲取山(1937m)〜雲取山山頂(2017m)9:20
約12km4時間20分

復路
山頂10:30〜ブナ坂〜七ツ石小屋12:10〜堂所12:40
〜小袖乗越13:50〜鴨沢14:30
約11km4時間

update 2015.05.07

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