今年最初の百名山、
関東の山を登るという事で、
夜駆け朝打ちの強行で行ってきました。
初日は平日(メーデー)なので、
友人okaの子供たちは行かず、
okaと2人態勢。
oka宅を前日夜に出発し、
名神・中央道を経由して、
大月・小菅から奥多摩・丹波山へ。
早朝鴨沢の駐車場に駐車して出発。
小袖乗越に駐車場があると聞いてたが、
進入路が工事中で入れず、
仕方なしに一番下から出発したが、
十数台乗用車が停まってた。
駐車場にいたおっちゃんに聞くと、
実際は他にも進入路があり、
ここまで車で来れるようや。
来たもんは仕方がない、
そのまま進む事にした。
舗装路はこの先にある神社まで続いてて、
途中から登山路に入る。
斜面の途中を削った幅70cm位の道を進む。
段差のない土の道はよく整備されていて、
脚に優しく歩きやすい。
杉の木立の中を延々進むので、
同じところをさまよっている錯覚を覚える。
5日前のブルべの疲れが残ってるんか、
脚が重くすでに汗だくに。
1時間半ほど歩いてようやく堂所、
稜線に出る。
これは退屈な登山になると毒付き始めたが、
木立の間に富士山が見えた途端にテンションが上がった。
思ったより近くに見えるんや。
気持ちが少し上向いた所で、
七ツ石小屋到着。
有人で素泊まりもできる小さな小屋です。
ドリンク・バッジも売っているので、
帰りに寄ろう。
ここから少し登って最初のピーク、
七ツ石山。
鞍部への下りがきついので、
帰りの小屋へは別ルートで寄る事にした。
鞍部のブナ坂からは快適な稜線闊歩。
途中の雲取奥多摩小屋前で富士山を見ながら小休止。
次のピーク小雲取山への登りを越えると、
頂上直下の避難小屋が見えた。
一気に登って頂上!
と標識のそばで写真を撮るも、
人が少ない。
まわりを見るともう少し高い場所が先にあり、
そこに何人かいる。
急いで向かうとそこが頂上。
9時20分ホンマの頂上着。
お決まりの記念撮影を終え飯。
昼飯の感覚やけどまだ朝。
カップラーメンとおにぎりは定番。
しかし選んだカレーラーメンが辛すぎて、
有人に半分食べてもらう羽目になった。
そのあと、
okaがひっかけて鍋をひっくり返し、
そのまま斜面の下に落ちて行った。
歩いて下れそうなんで取りに行ったが、
途中落とした岩が偶然にも鍋に当たり、
さらに下まで落ちて行ったようや。
5分以上待っても戻ってこない。
近くに駐車場で話したおっちゃんが居たんで、
2人の名前を伝えて救出に向かうか?
と思案してたらokaが登ってきた。
手には鍋があったが・・・岩で無残に変形してた。
手では戻らないくらい堅い。
落石の威力を思い知る事になった。
これでジェットボイルを買えると、
okaはほくそ笑んでた。
次回の山行きではもっと早く湯が沸かせるに違いない。
変形した鍋でコーヒーを淹れ、
一服後に下山。
雲取奥多摩小屋あたりまで戻ると、
何か喉が渇き脚が重い。
水を飲んでも治まらないので、
ブナ坂で休憩。
恐らく軽い熱中症、
ブルべで残ったウイダーインがあったので補給。
干し梅の飴で塩分を取り、
七ツ石小屋まで何とか進んでスポーツドリンクを買って飲んだ。
ようやく回復したのでゆっくり進む。
長い道のりを淡々と歩き、
何とか小袖乗越到着。
舗装路にホッとしたが、
鴨沢までまだ結構あった。
14時30分ようやく鴨沢着。
随分時間が経ったがまだ昼過ぎ。
車に乗り丹波山村の中心部へ移動、
ガソリンを補給し道の駅で土産を物色、
民宿に投宿し、
一杯やって風呂に入り、
少し横になると17時。
晩飯まで村を散策し、
食べきれない山の幸をいただいたら、
20時速攻就寝。
明日に備え休息しました。
■
往路
鴨沢(約550m)5:00〜村営駐車場(小袖乗越)〜堂所6:40
〜七ツ石小屋7:30〜七ツ石山(1757m)〜雲取奥多摩小屋8:30
〜小雲取山(1937m)〜雲取山山頂(2017m)9:20
約12km4時間20分
復路
山頂10:30〜ブナ坂〜七ツ石小屋12:10〜堂所12:40
〜小袖乗越13:50〜鴨沢14:30
約11km4時間