047 武尊山 2014.11.09
8日土曜日。
谷川岳下山後、
宿に向かう前に、
友人と翌日目指す武尊山のバッジを買いに宝川温泉を目指す。
ホントなら登山口近くのキャンプ場で売ってるんやけど、
シーズンオフですべてクローズ。
友人がネットで売っているところを調べてたので、
目指す日帰り入浴施設に行くと、
売ってない・・・
念のため川向いに建つ大きなホテルで聞いてみると、
ホテルの売店にあった!
何ともラッキーなことに無事バッジは手に入った。
奥利根の民宿(スキー宿)にチェックイン、
シーズンオフなんで宿泊客は自分たち1組のみ。
そのせいか元々なのか、
サービスは良く、
食事も質量ともに良かった。
◆
翌朝も出発に合わせて早い時間に用意していただき、
水のペットボトルまで差し入れてもらって出発。
昼から雨の予報なんで、
早く登って早く降りてくる作戦や。
藤原ダム湖から入り、
裏見の滝がある武尊神社の先、
林道の終点まで走って到着。
さあ出発と思ってたら、
シーズンオフのためか、
伐採工事の途中で、
駐車スペースは重機だらけ。
おまけにぬかるんで歩きにくい。
15分程重機が通った後のぬかるみを進み、
ルート分岐点までくれば、
ようやく登山道らしい道になった。
(7時過ぎ)
落ち葉で覆われた快適な登山道はすぐ終わり、
あとは急勾配な木の根道をよじ登る。
土は黒っぽい粘土質。
転ぶと汚れが取れんので、
慎重に進むしかない。
この時点で昨日の谷川岳往復のダメージが出、
脚が上がらない。
先行する友人親子には悪いが、
こまめに休みつつ進む事に徹する。
疲れ果てて稜線に出る。
と言っても木々に囲まれて見通しは良くない。
避難小屋があるが、
少し下った所にあるので寄らない事にした。
木の根道を進むと、
ルート上にビニールテープのマーカーが目につく。
よく見るとトレランの目印らしい。
こんな道を走るんか?
というか走れるんか?
何とか鎖場に着く。
ここからの勾配はさっきよりキツいって事か・・・
鎖・梯子・ロープを使ってよじ登る。
登ると一気に視界が開ける。
天気が悪いので眺望はあきらめてたが、
意外と周囲の山々が見渡せるので良い。
周りの木が低くなり、
頂上が近いかと思わせておいて、
実は地味に長かった。
9時40分ようやく山頂着。
三角点にタッチして、
記念写真を撮る。
360度見渡せる山頂なので、
眺望は非常に良い。
晴れてたら最高やのに・・・
雨はまだ降らなさそうやから、
コーヒーを沸かしつつおにぎりとみかんを食べる。
湧いたころにポツポツ降り始めた。
慌てて飲み、
雨具を着て下山開始。
谷川岳のダメージは、
下りの方が大きく、
太ももの筋肉痛で脚が動かしにくかった。
鎖・梯子・ロープの難所は下りの方が怖いと思った。
ここでようやく他の登山者(男女一組)と会った。
結局この少し後にもう一組(こちらも男女)計2組しか会わなかった。
友人には先行してもらいつつ、
いう事を聞かない太ももをだましだまし一歩ずつ下る。
疲れ果てて登山口に戻ったが、
最後に重機が通った踏み跡の泥に難儀した。
そのまま谷川温泉の町営日帰り温泉施設へ。
リンゴ湯と紅葉に囲まれた露天風呂に癒され、
水上温泉街でソバを食べて帰路に着きました。
<memo>
武尊山(群馬)
2014.11.09
武尊神社林道突き当り 1150m位 6:55
登山口標識 7:10
稜線出合 1700m位 8:00
鎖場取付き 8:50
武尊山山頂 2158.3m 9:40
下山開始 10:05
登山口標識 12:15
武尊神社林道突き当り 12:30
update 2015.04.23