out-door
hike

049 大菩薩嶺 2015.05.02

  

雲取山下山後、
丹波山村の民宿に一泊。
夜は山の幸を満喫させていただきました。

朝食前にまた軽く散歩、
朝も十分すぎるほどの食事をいただき出発。
国道411号を甲州市へと向かう。
丹波山にも登山口はあるがアプローチが長い。

この日中に帰るつもりなので、
一番行程が短い上日川峠へ一気に移動。
狭い所に車が密集していると思ったら、
充分に整備されていて驚いた。
それでも来てる方は多く、
少し離れた第3駐車場へと誘導された。

荷物も少なめで7:50出発。
緩やかな道をウォーミングアップのつもりで進み、
ほどなく福ちゃん荘に到着。
ここで直登の唐松尾根コースと、
緩やかな峠まわりのコースに分かれる。

行きは急登で帰りは緩く進む事にして、
唐松尾根へ。
左手の木々の間から南アルプスの山が見え、
一気に高度を稼ぐ辛さも和らぐ気がする。

右手に大きな原っぱが見えると、
最後の急な登り。
富士山も見えるので気分は上々で、
雷岩まで登り切った。

雷岩は甲州市街への眺望が開けてて、
果ては富士山と南アルプスが一度に見える。
当然休憩している方も多い。
しばし景色に見とれるも、
山頂まではあと少し。

北へ10分も歩かない所に、
木々に囲まれた山頂の碑があった。
以外にも開けてない。
ひと通りの写真を撮って、
早々に雷岩に引き返した。

景色のいいところで腰かけ、
コーヒーブレイク。
昨日壊れたポットで湯を沸かす。
歪み具合が注ぐのに丁度良い。
ただし中にガスボンベを入れることが出来なくなったので、
今後山行きには持ってこれないやろうな。

ゆっくりと景色を堪能し、
稜線伝いに下山開始。
緩やかな勾配なんで絶景のまま進るのが良い。
途中標高2000mの碑があったが、
ここに皇太子さまが来られたのを、
下山後写真で見て知りました。

ものすごく快適に鞍部の大菩薩峠まで進む。
ここには大きな小屋(介山荘)があり、
土産物も充実してた。
恒例のバッジと百名山手ぬぐい、
バッジコレクション用のタペストリーも購入。

小屋の御主人のお父さんは、
深田久弥氏と知人だったそうで、
百名山の選定の相談を受けていたと教えていただいた。

昨日の雲取山でも感じたが、
この大菩薩も整備が行き届き歩きやすい。
子供連れの方も多く、
手軽に絶景を楽しめる人気の山のようやね。

小屋を出ると稜線と別れ樹林帯に入るが、
富士山はチラチラと見える。
少しずつ高度を下げ、
勝緑荘という小屋まで来ると林道があり、
関係者の車両が出入りできる。

後はのんびり進むと、
富士見山荘を越え福ちゃん荘まで戻ってくる。
帰路は舗装路をたどって無事上日川峠に帰還。

駐車場は一杯で、
路肩にも車が溢れてたのに驚く。
しかも乗合バスが4台待機、
あの細い林道をあがってきたんかとまた驚いた。

林道を一気に国道411号まで下る。
さらに驚いたのが、
登山口方面に向かって5台のロードバイクが走って行った事。
タフやと感心しつつ、
上にいるバスとすれ違わないことを祈った。

国道に入ってすぐ、
大菩薩の湯という施設で風呂と飯。
スッキリして甲州市街へ向かい、
帰路に着きました。
帰りの中央道はGW入りの渋滞でしたが、
左手に鳳凰山、
右手に八ヶ岳をじっくり見れたので良しとします。

■行程
往路
上日川峠(約1600m)7:50〜福ちゃん荘(約1700m)
〜唐松尾根〜雷岩(2040m)〜大菩薩嶺山頂(2057m)9:05
約3km1時間15分
復路
山頂〜雷岩〜賽の河原〜大菩薩峠(1897m)・介山荘
〜勝緑荘(約1700m)〜福ちゃん荘〜上日川峠11:30
約5km2時間25分

update 2015.05.07

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