増富温泉の民宿にて6時起床。
昔ながらの民宿の雰囲気を堪能させていただき、
スッキリと目が覚めた。
6時半に朝ご飯をたっぷり食べ、
渓谷を戻って瑞牆山荘を通過、
瑞牆山グリーンロッジも通過、
荒れた林道の終点に車を停め、
7時25分出発。
自然公園の一部が登山道と重複しているんで、
はじめは快適。
落ち葉が多く岩を隠しているのに気を付ければ問題なし。
遊歩道と別れた所から少し岩交じりの登山道。
この山域は巨岩が多く、
特に瑞牆山は垂直に立つ岩が特長的。
その合間を縫うように、
不動沢を進む。
沢の流れの豊富な所で水を補給。
昼飯は下山後の予定なんで少な目に汲む。
で、
さあ出発!
と木の橋を渡ろうとするとツルツルに滑る。
凍ってるようや。
手すりは申し訳程度の強度らしいんで、
慎重に渡った。
沢を行ったり来たりしながら、
徐々に高度を上げていく。
車の場所から50分で着くはずの、
不動滝が見えない。
遠いな?
と思ってたらまだ歩き始めて30分やった。
何とか不動滝到着。
岩をえぐった様に流れる変わった形の滝やった。
ここからはさらに勾配がきつくなる。
しかも所々凍ってるんで気を付けて進む。
ロープ場を登りきると「ししくい坂 頑張って」とある。
登ってから頑張ってって遅い!
とぼやいたらその先の登りもキツかった。
地形図を見る限り稜線に出て、
緩やかな勾配を山頂へっていう感じではない。
直下までこのまま進むみたいや・・・
目の前が明るくなると少しだけ期待し、
それを裏切るように延々と登った所で、
不意に富士見平からのルートと合流。
真上を見ると大きな岩が覆いかぶさってて、
そのてっぺんに人影。
まさかこの岩を上ったら頂上?
標識はあと10分。
真上やから鎖かハシゴが最後にあるんやな。
岩の隙間にある合流点から少し眺望が楽しみ、
最後の登り。
すぐ先に大きな岩に鎖。
足場は少ないんで時間をかけてクリア。
すぐ先にハシゴ。
降りてくる方が多く少し待って通る。
そこを抜けると目の前が一気に開け、
山頂到着。
斜めの岩の上なんで怖々標識で写真。
標高は2230mと少し周りより低いが、
視界は良好。
昨日よりややガスが出てるが、
富士山・南アルプス・八ヶ岳・金峰山がよく見えた。
わずかな平場を確保してコーヒーブレイク。
大和郡山のK-Coffeeを沢の水で飲む。
何とも贅沢や。
旅館でいただいた梅大福も、
あんの甘さと梅干しの酸味が美味い。
風もなく暖かい山頂でのんびり良い時間を送れました。
名残惜しいが帰らないと。
まずは慎重にハシゴと鎖をクリア。
キツイ勾配をゆっくり下り、
休憩もそこそこに何とか下山。
風呂に入りたいが、
昔買いそびれた恵那山のバッジを買いに、
昼神温泉へ寄る予定なんで、
須玉インターまで戻って腹ごしらえ。
事前に調べてもらってた店の味噌ラーメンが超美味で満足、
中央道を南アルプス・八ヶ岳・中央アルプスと眺めつつ、
飯田から昼神温泉へ向かいようやく汗を流した。
無事恵那山のバッジも手に入れ、
渋滞の中無事到着、
友人宅で乾杯した後、
電車に揺られて帰宅しました。
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小川山林道(1550m/7:30)〜不動沢〜不動滝(1770m/8:10)
〜瑞牆山頂上(2230m/9:30-10:05)
〜不動滝(11:00)〜不動沢〜小川山林道(11:30)