out-door
hike

056 瑞牆(みずがき)山 2016.11.13

増富温泉の民宿にて6時起床。
昔ながらの民宿の雰囲気を堪能させていただき、
スッキリと目が覚めた。

6時半に朝ご飯をたっぷり食べ、
渓谷を戻って瑞牆山荘を通過、
瑞牆山グリーンロッジも通過、
荒れた林道の終点に車を停め、
7時25分出発。

自然公園の一部が登山道と重複しているんで、
はじめは快適。
落ち葉が多く岩を隠しているのに気を付ければ問題なし。
遊歩道と別れた所から少し岩交じりの登山道。

この山域は巨岩が多く、
特に瑞牆山は垂直に立つ岩が特長的。
その合間を縫うように、
不動沢を進む。

沢の流れの豊富な所で水を補給。
昼飯は下山後の予定なんで少な目に汲む。

で、
さあ出発!
と木の橋を渡ろうとするとツルツルに滑る。
凍ってるようや。
手すりは申し訳程度の強度らしいんで、
慎重に渡った。

沢を行ったり来たりしながら、
徐々に高度を上げていく。

車の場所から50分で着くはずの、
不動滝が見えない。
遠いな?
と思ってたらまだ歩き始めて30分やった。

何とか不動滝到着。
岩をえぐった様に流れる変わった形の滝やった。
ここからはさらに勾配がきつくなる。

しかも所々凍ってるんで気を付けて進む。
ロープ場を登りきると「ししくい坂 頑張って」とある。
登ってから頑張ってって遅い!
とぼやいたらその先の登りもキツかった。

地形図を見る限り稜線に出て、
緩やかな勾配を山頂へっていう感じではない。
直下までこのまま進むみたいや・・・

目の前が明るくなると少しだけ期待し、
それを裏切るように延々と登った所で、
不意に富士見平からのルートと合流。

真上を見ると大きな岩が覆いかぶさってて、
そのてっぺんに人影。
まさかこの岩を上ったら頂上?

標識はあと10分。
真上やから鎖かハシゴが最後にあるんやな。
岩の隙間にある合流点から少し眺望が楽しみ、
最後の登り。

すぐ先に大きな岩に鎖。
足場は少ないんで時間をかけてクリア。
すぐ先にハシゴ。
降りてくる方が多く少し待って通る。

そこを抜けると目の前が一気に開け、
山頂到着。
斜めの岩の上なんで怖々標識で写真。
標高は2230mと少し周りより低いが、
視界は良好。

昨日よりややガスが出てるが、
富士山・南アルプス・八ヶ岳・金峰山がよく見えた。
わずかな平場を確保してコーヒーブレイク。
大和郡山のK-Coffeeを沢の水で飲む。
何とも贅沢や。

旅館でいただいた梅大福も、
あんの甘さと梅干しの酸味が美味い。
風もなく暖かい山頂でのんびり良い時間を送れました。

名残惜しいが帰らないと。
まずは慎重にハシゴと鎖をクリア。

キツイ勾配をゆっくり下り、
休憩もそこそこに何とか下山。

風呂に入りたいが、
昔買いそびれた恵那山のバッジを買いに、
昼神温泉へ寄る予定なんで、
須玉インターまで戻って腹ごしらえ。

事前に調べてもらってた店の味噌ラーメンが超美味で満足、
中央道を南アルプス・八ヶ岳・中央アルプスと眺めつつ、
飯田から昼神温泉へ向かいようやく汗を流した。

無事恵那山のバッジも手に入れ、
渋滞の中無事到着、
友人宅で乾杯した後、
電車に揺られて帰宅しました。



小川山林道(1550m/7:30)〜不動沢〜不動滝(1770m/8:10)
〜瑞牆山頂上(2230m/9:30-10:05)
〜不動滝(11:00)〜不動沢〜小川山林道(11:30)

update 2016.11.20

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